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「マクロビオティックガイドブック」 塾生さんの感想文より
先日、「マクロビオティックの陰陽がわかる本」を読んで 塾生さんの感想文 の記事を書きましたが、もう一冊本を読んで感想文を送ってくれた塾生さんがいます。
文章を書くのがお好きなようなので、そのような方はどんどん書かれたらよいと思います。
それは、文章を書くことで「内面を発散」させることができるからですね。
そして、書きながら自分の心を自分で客観視できる面があります。
反対に、文章を書くのは苦手という方もおられます。
それも陰陽なので、決して引け目に感じないで、「じゃあ、どこで陰陽バランスを取っているのかな?」と考えてみましょう。
面白い自分を発見できるかもしれません。
では、もう一つの感想文をご紹介しましょう。
<Ki(141-2)さんからの感想文>
「マクロビオティックガイドブック―体と心をはぐくむ食養生―を読んで」
幸せコース 第14期 142₋1 Ki
「食べる」こと
ずっと「美味しそうだなあ、食べてみたいなあ」とスマホの画面から見ていたむそう塾のお料理。一度で良いから食べてみたいと、試食会に参加した。
緊張しながら、むそう塾のドアを開ける。「こんにちは」と声をかけると、あたたかい笑顔で出迎えてくださった。初めて伺ったにもかかわらず、あまりにも家庭的な雰囲気で「ただいま」と言いそうになる自分がいた。
中川さんが、だし巻き卵や唐揚げを目の前で作ってくださり、五感をくすぐる。美風さんが、お茶碗にふわっと温かいごはんをよそってくれる。「おかわりしてね~」「たくさん食べてね~」と声をかけてくださりながら、食卓にできたてのお料理が並ぶ。小食を心がけていた私だが、今日はたくさん食べようと意気込んでいた。
でも、胸がいっぱいで、すぐお腹もいっぱいになってしまった。
マクロビを知ってから、常に心がけてきた「腹八分目」に、「よく噛むこと」(20頁)。内心は、もう少し食べたいな、噛むの面倒だな。そんな気持ちが渦巻いていた。
「マクロビのルーツは、日本の伝統的な和食」(6頁)とあるが、お料理を食べるときの雰囲気は、どのようであったろう。家族で囲炉裏を囲み、今日の労をいたわる温かな空気が流れていたのではなかろうか。22頁に記されている「グローバルな視点からのバランス」にある、健康的な膨張(陰)の「くつろぎ」「おだやか」「おもいやり」に当たる雰囲気である。
「食事中、一番食べているものは空気です。」と言っていた人が以前いて思わず、笑ってしまった。でも、そうかもしれない。楽しく、美味しく食べれば、おのずと腹八分目になり、よく噛んで味わいたくなるのだから。
そして、陰陽の動き方やバランス(12・13頁)。「陰陽は、絶対的な中庸の状態はなく、必ず少しどちらかに傾いています。」「バランスがとれているというのは、一定限度の「揺れ」のある状態です。」とある。また、「二つの性質がほどよく保たれているなら、それらは穏やかでゆったりしたものになります。」ともある。
相田みつをさん曰く、「一番わかっているようで一番わからぬこの自分」なのだから、食養生で心身を整えたいときは、信頼できる人に客観視してもらう方が良い。また、時にブレブレになるのが人間なのだから、楽しく会話しながら食べることで、支えあい精神が生まれ、穏やかに日々を送れるのであろう。
「健康に良い物を食べる」ことと「心が喜びながら食べる」ことが乖離しないで、共にあると、体も心もきっと元気になっていく。
「料理する」こと
40頁からは、マクロビの基本の食事のレシピが載っている。
先日のむそう塾でのこと。中川さんが、味噌汁をある温度まで温めてほしいとスタッフの方に伝えていた。私は、おそらく味噌を溶かす温度だろうと思った。念のため、中川さんに伺うと「皆さんに出すタイミングです。」と。「そうかあ、料理はできあがりの陰陽ではないのかあ。食べる人の体や心が、中庸になることが大切なんだ。私の考えは、いつもできあがりの段階で止まっていたな」と反省した。
それからは、食べる相手のことをよく考えて作るようになった。お料理は、作る人と食べる人のキャッチボールのようだ。力が湧きたつような強さを欲しているのか、すーっとしみ込むような優しさを求めているのか。
試しに、味噌汁の温度を中川さんのように調整して家族に出してみた。顔がほころんでいる。子どもの味噌汁は、適温で味わえるようにいつもの半分の量でよそってみる。おかわりして、また温かい味噌汁が味わえるように。
食べる相手のことを考えて料理すると、「美味しかった」「ありがとう」という言葉が返ってくる。さあ、明日はどんなキャッチボールになるのかな。
***
<マクロ美風より>
Kiさん、感想文をありがとうございます。
全体を通して、今のあなたのお気持ちがすごくよく分かります。
なぜなら、私も過去に同じような気持ちになったことがあるからです。
おそらく、マクロビオティックを始めた人なら、誰でも感じることだと思います。
その後そのまま続ける人と、自分のやりやすいように変えてしまう人、離脱してしまう人に分かれますね。
私はそのどれでもなく、マクロビオティックの根源を知ろうと思いました。
その結果、解釈を深めることによって、陰陽を楽しむことができるようになりました。
Kiさんの文章から感じるのは、教えられたとおりに忠実に実行されようとしているのですが、現実を目の前にしてその対応に苦慮しているところだと思うのです。
私はむそう塾を始める前に、そのような人にいっぱい出会って、その苦しみもたくさん共有してきました。
でも、それではマクロビオティックの奴隷になっているだけではないのかな?
マクロビオティックは楽しいものだったはず。
そんな視点で勉強し直しました。
そこで出された結論が、今むそう塾でお伝えしているマクロビオティックです。
***
「中庸のマクロビオティック」
これがむそう塾のマクロビオティックです。
では、中庸ってどんなこと?と思われるでしょうね。
すでにKiさんも答えを出されておりますが、それは頭で理解したところだと思うのです。
ですから、これからそれを日々の生活において実践してみるのです。
陰陽は絶対的なものではないので、絶えず揺れ動いていますが、たとえていうなら、柳の木を思い浮かべてください。
(むそう塾のある京都の川端通りには、柳の木がいっぱい並んでいますね)
台風などで強い風が吹くと、柳は枝を揺らせて幹をしならせます。
そうやって陰陽バランスを取ろうとしているんですね。
その動きがあってこその中庸なわけです。
つまり、臨機応変に弾力のある対応ができてこそ、中庸といえるのです。
決して陽性一辺倒でもなく、陰性一辺倒でもなく、陰陽を上手に行き来するのがマクロビオティックなんですね。
そして最終的には、それらの過程が楽しくて、その結果も楽しいと思えるのがマクロビオティックということです。
ですから、苦行でもなく、忍耐でもなく、楽しくなければどこか間違っていると考えてもよいのです。
腹八分目にすることも、よく噛むことも、楽しければ実行すればいいし、いやなら他の方法を考えればよいのではないでしょうかね?
これらは個人差があるので、他の人に押し付けるのはよくありません。
「その個人差は陰陽的に何を意味するのかな?」と考えるのがマクロビオティックです。
***
中川さんのお料理に対する姿勢は学ぶことがありすぎて、この私自身が一番学びたくて「むそう塾」を開いてくれるようお願いしたほどです。
ちょっとしたところにも、ハッとするような気遣いがあって、その心意気に惚れることもしばしばです。
そんな中川さんのお料理の世界を、これからいっぱい吸収して、どんどん楽しんでみてください。
その結果、知らず識らずのうちに陰陽が身についてきますよ。
美味しいということは、陰陽バランスも影響するのだということを知ったら、Kiさんはすごくお料理が上手になりますよ。
楽しいですね。こんな陰陽の使い方って。
さあ、これからは、頭で知った陰陽を、実生活で確認していきましょう。
あ、どこまでも楽しくね(^_-)-☆
なお、むそう塾のサイトに「マクロビオティックの盲点」というコーナーがあります。
そこには、あなたにぜひお読みいただきたい記事がズラズラ並んでいますので、どうぞご参考になさってください。
(マクロビオティックガイドブック 体と心をはぐくむ食養生)
「マクロビオティックの陰陽がわかる本」を読んで 塾生さんの感想文
むそう塾の「幸せコース」では、ご指定の本をお読みいただいて、感想文をお願いしています。
これは強制ではありませんので、任意に提出していただければよいものです。
15日に授業が終わったばかりなのですが、もう感想文を送ってくださった塾生さんがいます。
陽性さんですねぇ(^^)
ご本人の許可を得ましたので、全文を掲載させていただきますが、感想文を提出したら、全部記事にされてしまうというわけではありませんので、残りの方々はご安心を。
<Ki(141-2)さんからの感想文>
「陰陽が分かる本」を読んで 幸せコース第14期 142-1 Ki
アトピー疑いになった1歳過ぎの娘、自分を戒めたくなる経験をした私。
行きつけの天然酵母のパン屋さんで、ある一冊の本に出会う。その本から「食べ物には陰陽があり、人間には動物性は合わない、植物性が合う。」と、私は読み取った。晴天の霹靂だった。肉や魚、卵、乳製品を摂らないなんて。
試しに、娘とともに植物性のみの食生活を送ってみる。すると、娘のアトピーはみるみるうちに良くなった。私は、「自分を戒めたい」と思っていたので、食を制限することで自分を律した気がしていたし、体調も良くなった。
ところが、半年経った頃から心身ともに不調を感じるようになる。しかし、奇跡的に体調が良くなった実感から妄信し続けた。きんぴら牛蒡や小松菜の胡麻和えを毎日のように食べた。しょっぱい日々を送った。
今思えば、偏りのあることをしていたと分かる。やれ陰性だ、やれ陽性だと決めつけ、心身の声を無視していた。
あるマクロビオティックの先生が、「あなた方は、自分を陰性だと思っているでしょ。でも、講演会に来れたということは中庸なのよ。」という言葉がリフレインする。そう、元気な人はだいたい中庸よりなのだ。少しだけ陽性だったり、ときに大きく陰性に傾いたりするだけ。自分の感覚に素直になれば、たまにブレても中庸になれる。
と、中庸な空気が流れるむそう塾に通い始めて感じるようになった。
この本には好感がもてる。マクロビオティックを捉え間違えることがなさそうだ。陰も陽も肯定的に捉えている。また挿絵で出てくるyinくん、yangくんにも親しみが湧く。yinくんの吹き出しには「答えは1つじゃないよ」「あなたはどう思う?」「おもしろい答えがあったら教えて!」yangくんは「みんなも考えて」「いろんな答えがあっていいんだよ」と読者に話しかけている。この言葉こそ、陰陽調和、マクロビオティックではないか。
例えば、こんな一文がある。(51頁)
『「砂糖は陰性で悪いもの」と思いがちですが、冬山(陰)で遭難し、食べ物がない空腹の状態(陰)では、チョコレートが命を救うほどのエネルギー源(陽)となることもあるのです。陰陽の判断において、善悪の価値観は手放しましょう。』そう、これだ。陰陽=善悪ではないということ。ひとたび、善悪の判断になると、短絡的、否定的な捉えになる可能性がある。私はマクロビオティックを単眼的に判断していた。
ある人は言った。「花は、自分をゆるめて咲くのです。」と。「えっ、そうなんですか、頑張って頑張って力強く咲くのだと思っていました。」と心の中で反応した自分がいる。
陽(つぼみ)極まって、陰(開花)を生ず。(定理11/31頁)
信念(陽)をもちながら、柔らかい心(陰)で生きていけるよう、精進していきたい。
***
<マクロ美風より>
他のところでマクロビオティックを学んでおられたとはいえ、素晴らしい理解力です。
実に陰陽を正しくとらえておられます。
最初に動物性を抜いて体調がよくなるのは、誰にもあることで、その後体調が思わしくなくなるのもよくあることです。
本当はここで仕切り直しをした方がいいのですが、多くの人はそのまま突っ走ってしまいます。
正しいと思いこんでいるからですね。
でもまあ、そうやって体験して学んで行くのもよしと考えるなら、それでいいのですが、中にはかなり偏ってしまう人がいるのが問題です。
世の中には色々な体質や健康状態の人がおられるので、その状態に合わせて陰陽を調節するのが本来のマクロビオティックなのです。
でも、動物性排除一辺倒のようになっているのは、少し違うと思いますね。
動物性を摂った方が中庸になれる人もいるからです。
早くもKiさんはそのへんのことがご理解できていらっしゃるので、これからの変化が楽しみですね。
31ページには戦争のことも出てきます。
今までは戦争を例に話しても、どこか他人事のような雰囲気があったのですが、今年は違いますね。
ぜひ陰陽で考えてもらえたらと思います。
お花を例にして、陰陽を身近に考えてくださいましたね。
あなたらしい解釈です(^^)
頑張り屋さんなんですね。
環境の陰陽を、自然界の景色とともに考えるようにすると、あなたに良い陰性が増えてきますよ(^_-)-☆
(マクロビオティックの陰陽がわかる本)
お弁当投稿が始まって8年3か月が経ちました #musobento
2014年2月。
お弁当の写真をTweetした塾生さん。
そこからお弁当投稿の波が起きました。
今なお続くお弁当投稿。
ここから多くの人のお弁当が素晴らしくなりました。
中川さんとの二人三脚で、たくさんの学びを得てくれました。
頑張ってくださった先輩の皆さん、ありがとうございます。
そして、それに続いてくださっている皆さん、先輩たちが残してくれた素晴らしい財産がサイトの「きょうの100点お弁当」に残っています。
しっかり学ばせてもらいましょう。
<追記>2022.5.20
100点をもらえなかった人のお弁当を見ると、とても勉強になります。
なぜ100点でなかったかの理由が書いてあるからです。
懐かしい過去記事をご紹介しておきます。
落ち込みそうになったら、この記事を読んで仲間がいることに気づいてくださったら嬉しいです。
・むそう塾生みんなの共有財産が誕生!「むそうべんとう」#musobento 2014.3.22
・お弁当投稿を大画面から見るとこんな効果が! 2016.11.19
・京料理人 中川善博とお弁当投稿指導(OBENTERS™) 2016.11.25
・お弁当投稿のビフォー&アフター(番外編) みんな最初は下手だったのです 2018.9.5
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 京料理人 中川善博 撮影:マクロ美風)
この写真は、中川さんのお嬢さんと3人で夕ご飯を食べに行き、お嬢さんのお話を嬉しそうに聴いているところです。
服とお顔が同じ色なのは、日焼けではなく、アルコールのためです(笑)
お洋服は麻でうさとです。(この色がお気に入りなんだとか)
器用で宝物のような腕に照明が当たっていて、中川さんにピッタリの写真が撮れたのでした。
あの頃もiPhoneだったけど、何代目だったのだろう?
お味噌汁のお出汁を変えたらお子さんがおかわりしてくれた!
きょう、塾生さんからいただいたiMessageで、とっても嬉しいことがありました。
味噌汁は出汁をかえたら、娘がおかわりしまくります。
からっぽになるまで。
口のサイズに具の大きさも合わせたら、具まで全部食べます。
ほんのちょっとのことで変わりますね。
\(^o^)/\(^o^)/
おめでとうございます!
よかったですねぇ。
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幸せコース1回目の授業で、お出汁のとり方をお教えしました。
早速ご自宅で復習してくださったそうです。
偉いですね。
すぐ復習というのが一番力がつきます。
それにしてもお子さんの味覚が素晴らしい!
ちゃんと自然の美味しさを知っています。
体に必要なものを知っています。
こんなふうにお子さんが喜んでくれると、お母さんも作るのが楽しみになりますね。
こういうお知らせをいただくと、私も本当にうれしいです。
むそう塾をしていてよかったと思います。
(5/15 幸せコースのときのお食事 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
「中川式小豆玄米ごはん」とお子さんの反応 炊きあがりの注意点
5月3日に開催した「第11回 小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」は、多くの塾生さんから感動の投稿メールをいただきました。
その中でも、お子さんの反応が素晴らしく、やっぱりお子さんの感性は本物だなと思います。
なぜなら、お子さんは美味しいと感じないものは食べないからです。
単に好き嫌いの問題ではないのです。
もし、ご主人やお子さんで、この小豆玄米ご飯を食べたくないとおっしゃる場合は、過去に「まずい玄米ごはん」を食べさせた経験がある場合です。
プレーンな玄米ご飯より、この「ジェネレーション2」の小豆玄米ご飯は、さらに中庸寄りになっていますので、陰陽の体調の違いを乗り越えて、ご家族みんなで食べられます。
もし、玄米嫌いの人がおられたら、ぜひ「白米の小豆ご飯だよ〜」といって召し上がってもらってください。
きっと分かりません(^_-)
【お子さんの反応】
では、投稿文からお子さんの反応を見てみましょう。
【Hさん】
炊き上がりはもちろんジャーで保温していたご飯も冷めたご飯もふんわり柔らかくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
小豆玄米嫌いの息子は最初はイヤイヤな感じで食べていましたが、「美味しい!」と残さずモリモリ食べてくれるようになりました。
やっぱり!
講座のときに、「きっと息子さんも食べてくれるよ」と話していたのでした。
息子さんは、小豆が嫌いなのではなく、「かたい小豆」が嫌いだったということですね。
味覚が発達している息子さんらしい反応です。
頑張って受講されてよかったですね!
【Kさん】
お茶碗によそうと、初めて娘が寄ってきて食べ始めた。
「小豆も米も美味しいよ。おこげも甘い。」と言ってくれた。
食べたいと思ってもらえたことが何よりうれしかった。
よかったですねぇ。
お嬢さんが小豆も玄米も美味しいと思ってくれて、おこげの味まで感じ取ってくれているのが驚きです。
玄米が入るようになったら、徐々に体調も変化してくれるでしょう。
【炊きあがったときの小豆の理想形】
小豆玄米ご飯が炊きあがったとき、小豆がどんな形になっているのが理想的かというと、小豆が最大限に膨らんでいて、しゃもじが触れたらホロリと崩れる状態です。
炊きあがった時にすでに小豆が割れて、でんぷん質が飛び出てしまっているのは行き過ぎです。
なぜなら、ご飯のまわりに小豆のデンプンがまとわりついて、ザラザラ感が出てしまうからです。
ですから、お鍋からジャーに移すときも、しゃもじでこねないように、上から順に最小限のしゃもじ数でそっと移しましょう。
お鍋の中で混ぜないようにしてください。
こんな感じで膨らんでいたらOKです。