先日の授業の放課後に、塾生の“おたに”さんが『ささがき牛蒡をみてほしい』と、牛蒡を2本持参されました。
彼女は、「参加型お弁当講座1」で習った「黒毛和牛の時雨煮」の復習中なのです。
このお料理では「ささがき牛蒡」を作りますが、これが案外難しいのです。
『動画も観たのですが、速くてよく分からなくて……』とのこと。
わかります。中川さんの手の動きは本当に早いですからね。
ということで、マンツーマンのレッスンが始まりました。
写真はおたにさんの手の動きを指導しているところです。
では、動画でその場面を確認してみましょう。
<ささがき牛蒡のポイント>
・牛蒡を浮かせない
・手首から先だけ動かす
・牛蒡の角を削る
動画の最後に、中川さんが貴重な絵を描いて、牛蒡のどこに包丁を当てるのかを説明していましたが、手に隠れて見えないのでカットしました。
動画の途中でも話していますので、じっくりと中川さんの言葉を聴き取って、復習の参考になさってください。
おたにさんは「自由人コース」でお菓子を習ったのですが、こうしてまだ出来ていない技術を習得するために、時間を設けたのでした。
有意義な時間だったと思います。
新幹線で遠くから通われているのですから、少しでも多く持ち帰ってくれたら嬉しいです。
なお、過去のささがき牛蒡の動画も紹介しておきましょう。
【京料理人によるささがきごぼう 1本の場合】 2019.8.16
【京料理人によるささがきごぼう 5本の場合】 2019.8.16
【ささがき牛蒡の切り方(3本)】 2019.1.20