マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ

お料理の上手な習い方 「<保存版> お料理上達の秘訣10か条」とともに

以前私は「<保存版> お料理上達の秘訣10か条」(2018.2.7)という記事を書きました。
これを読んで、あなたの場合はいかがでしたか?
心当たりはありましたか?
もしあったら、即刻それを改めましょう。
せっかく作ったお料理がまずい出来上がりになると、作った人もそれを食べさせられる人も不幸ですし、食材にも申し訳ないですからね。

よく、お料理本を見たり、ネットを検索してお料理を作る人がいますが、その場合はお味見が出来ませんね。
DVDやオンラインでの通信教育でも同じことで、遠隔地の方にお料理の味や香りを味わってもらうことはできません。
ですから、お料理は実際に食べて味わって、触って、五感で感じ取ることが一番上達する近道なのです。

むそう塾では「舌覚え」という言葉を使っていますが、お料理の全行程でお味見をしたり、触ったり、香りを確認したり、とにかく大忙しです。
メモを取ったり写真を撮ったりしている暇はありません。
というか、そのどちらも禁止です。
そんなことをしている間に、お料理の重要なポイントを見逃してしまうからです。
教室ではとにかくガン見すること、これを徹底しています。

よく、子どもが小さいから無理、あるいは遠いから無理といって、お料理教室に出かけることをためらう人がいるのですが、むそう塾の場合は授業がひと月に1回なので、遠くからでも通ってくださいます。
北海道からも九州からも、東京からも、飛行機や新幹線で、あるいは泊りがけで京都までいらしてくださいます。
お子さんと一緒に京都まで来て、むそう塾の近くの託児施設に預けて授業を受ける塾生さんも多いです。
それはやはり、京都まで来なければ得られない料理技術があるからです。

しっかり味見をして、その味を再現すること。
それが料理を習うということです。

この写真は、今日の講座で茹で具合や絞り具合を確認しているところです。
これはとても大事なことで、直接お味に影響します。

 
 

また、次のような写真もあります。
みんなで鱧の体表のぬめり具合を確認しています。
ぬめり取りがしっかり出来ていないと、後々骨切りの時まで影響するからです。

*   *   *

こんなふうに手で実際に触ってみて、やっと伝わることがお料理にはたくさんあるのです。
先日、むそう塾生のアイリスさんが次のようなコメントを寄せてくれました。

今までは、作ってみたい料理があっても、作る気力がなく
料理の本を眺めては、頭の中で妄想を膨らませていました。
なので、家には料理の本がたくさんあります。

むそう塾に通うようになり、妄想ではなく、現実に料理を作るようになって
気づくと料理の本はほとんど見なくなっていました。

仕事か疲れて寝ているかの生活に彩りを与えてくれ、ストレスを感じる事が
少なくなりました。
むそう塾とご縁ができて、本当に良かったです。

嬉しいですねぇ。
美味しいお料理を作れるようになってくることで、ストレスが減ってくるのですから、素晴らしいことだと思いませんか?
そういえば、アイリスさんは教室でもせっせと味見をしていました。
ストレスフルな人が多い今の時代にあって、お料理の影響がこんなところに出るとは、多くの人は思わないでしょうが、むそう塾ではちゃんと分かっています。
お料理をすることも、美味しいものを食べることも癒やしになるからなんですよね。
そして、満足感でいっぱいになるから、ストレスが減るのです。

一人でも多くの人が、お料理の持つ力を知って、美味しいお料理が作れるようになってくれたらいいなと思っています。

 
 

(湯葉とう 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾」)

 
 

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カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント

熱中症対策として「食べる水分」の重要性 マクロビオティックの視点から

連日の猛暑ではありますが、お陰様でむそう塾生の皆さんは上手にこの暑さに対処できているようです。
それは何よりも、三種の神器(玄米・味噌汁・糠漬け)を摂っていることが大きな要因だと思いますが、とりわけ水分補給の水分の内容が良いと思われます。

私が昔マクロビオティックを習った時、陽性な玄米ご飯とおかず、それに水分は控え目でしたから、そんなマクロビオティックをしていたらきっとこの猛暑では体調がつらいことになっていたと思います。
とりわけ陰性野菜や果物への拒否感は、マクロビオティックを始めた頃の私には強くあって、それが何年も頭から離れませんでしたから、その経験をもとに、むそう塾では陰性を上手に取り入れて行こうと切り替えたのでした。

幸いにクシ・マクロビオティックで学んだ中川さんと深い内容のすり合わせが出来たので、陰性なマクロビオティックと陽性なマクロビオティックのどちらにも偏らない中庸のマクロビオティックを目指すことが出来ました。
その結果、むそう塾独自の玄米ご飯の炊き方が今でも開発され続け、この猛暑でも抵抗なく美味しくいただける玄米ご飯がむそう塾生の中心にあります。

そして、なんといっても、上質の汁物が日常的に生活に取り入れられ、お味噌汁やお吸い物はもちろんのこと、数々のスープや汁沢山のおかず類から得られる水分が、「食べる水分」となって体に蓄積されているのです。

この「食べる水分」には液体だけでなく、夏野菜や果物がとても良い水分を含んでいるので、陰性だからといって敬遠した食生活をしていると、この猛暑では環境に適した食べ方とはいえません。
水分には尿になって外に出てしまう摂り方と、細胞に吸収してもらえる摂り方がありますが、熱中症対策としては常々細胞内に届く水分の摂り方をしておく必要があります。
その一つが「食べる水分」なわけです。

夏には必要性があって水分の多い野菜や果物(代表的な一例としてトマト・胡瓜・茄子・桃・スイカ・メロンなど)が出回っているのですから、それらを日頃から取り入れるメニューをむそう塾では教えて来ました。
単純に旬のものをいただこうというだけですが、これが健康のためにはとても大事なのです。

夏には汗をかきますから、汗で失われる成分を体内にあらかじめ蓄えておくだけでなく、補給もこまめにしましょう。
よくマクロビオティックでは、子どもは陽性なので塩分はあまりいらないといわれますが、そのとおりにして塩分を著しく少なくして育てている人は要注意です。
子どもは大人以上に汗をかくことが多いので、そんな理論に振り回されず、子どもの活動量に合わせて塩分を補ってあげましょう。
子どもは麺類が好きなので、麺を食べながら麺つゆをゴクゴク飲むくらいでちょうどよいのです。

 
 

(ラタトゥイユ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

これは今、むそう塾の上級幸せコースでお教えしている「ラタトゥイユ」ですが、ここには体に吸収される水分だけでなく、ビタミンもカリウムもマグネシウムも含まれています。
さらにむそう塾生は消化吸収のよい玄米ご飯を食べていますので、マグネシウム不足になることはまず考えられません。
汗とともにマグネシウムやカリウムなどのミネラルが体外に出てしまいますが、特にマグネシウムが不足すると、熱中症のときに吐き気・けいれん・めまい・こむらがえりなどの症状が出てきます。

陰性が必要な今の時季には、しっかりと陰陽バランスを考えた上で陰性を摂り入れましょう。
それが本当のマクロビオティックです。

 
 

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甘いものをやめるまでの1か月の変化 マクロビオティックの指導現場から

昨日「1か月間の甘いもの断ちをしてゲットした桂剥き美人のまな板 マクロビオティックの指導現場から」という記事を書きましたが、ご本人からコメントの他にメールもいただきました。
そのメールがまた素晴らしいので、こちらで記事にさせていただきます。

<Ryokoさんからのメール>

美風さん、こんにちは。
Taです。

ブログ記事、読ませていただきました。
ほんの一ヶ月の事ですが、甘いものへの意識が変わったかな〜と感じました。

一ヶ月前は、甘いのも・お菓子は、毎日とって当たり前。
一切食べないなんて想像できないので、減らす感じでやっていこうと思っていました。

美風さんから、
「減らすのではなく、一切食べない!
我慢ではなく、体調の変化を感じて、自分で、食べる・食べないの選択ができるようになるといいよね。」
と、アドバイスをいただきましたが、正直、その時は、意味がよく理解できなかったし、
それはキレイごとで、現実は、我慢でしかないと思っていました。

でも、甘いものをやめることができたらいいな〜との思いはありましたので、とりあえずやってみようと思いました。
アドバイス通り、玄米ご飯、お味噌汁、糠漬けを、しっかりとるようにしました。
最初の数日は、甘いもの食べたいな〜と思う事もありましたが、我慢といった程のものではなく、食べずに過ごすことができ、
その後は、自然と、甘いものを食べずに過ごせるようになりました。

大好きな甘いものを、全く食べずにいれるなんて自分でも驚いています。
玄米・お味噌汁・糠漬けのパワーなのか、
美風さんの言葉のパワーなのか、
むそう塾マジックなのか、、、、、よくわかりませんが。。。
むそう塾生ならば、普通の事なのかもしれませんが、私にとってはものすごい変化です。
大好きな甘いものが食べれないのに、なんだかとても嬉しい気持ちでもあります!

それと時期を同じくして、桂剥き投稿がありました。
桂剥きの授業では、誰よりもできていない自分にものすごい劣等感がありましたし、とても不安でした。
とにかく、中川さんと美風さんの教えの通りにやってみようと思いました。
中川さんのご指導と、みんなの頑張りにプッシュされ、必死になった一ヶ月間でした。
思うような桂剥きにはたどり着けませんでしたが、劣等感からは少し開放され、達成感がありました。

もともと、何かに取り組むとき、後でやろう。明日から頑張ろう。と、後回しにしてしまうところがありましたが、
今回は、時間があれば、桂剥きしたり、包丁砥ぎをしたり、動画見たり、と、動ける自分がいました。
そして、結局は、睡眠時間をだいぶ減らしてしまったのですが、体調を崩すことなく桂剥き投稿を終える事ができました。

こじつけのような感じもありますが、
桂剥き投稿に集中できたのは、精神的にも肉体的にも、甘いものを断った影響が大きかったと感じています。

まさか自分が、甘いものをやめれると思っていませんでしたし、
桂剥き美人に選ばれるとも思っていませんでした。

むそう塾で習う事は、今の段階では、分からない事の方が多いですが、
とりあえず信じてやってみようというスタンスで進んでいこうと思いました。

またいつ甘い物への欲求が復活するか分からないので、放課後にこっそり美風さんに報告しました。
でも、ブログの記事になってしまったので、継続して続けていかなくちゃ! 頑張ります。^^

これからも、ご指導よろしくお願いします。

*   *   *

<マクロ美風より>

なんともチャーミングで、清々しい文章ではありませんか!
素直な心がそのまま文字に表れていて、素晴らしい文章だと思いました。

この中で彼女は、「とりあえず信じてやってみようというスタンスで進んでいこうと思いました。」と書かれています。
これですね。まずは信じてみる、そしてやってみる。
そうしたら結果が出せたのです。
これが陽性な人の判断と行動です。
陰性な人はこの真逆になりますから、いつまでも達成感を味わうことができず、不満だけが増えて行きます。

大好きな甘いものが食べれないのに、なんだかとても嬉しい気持ちでもあります!」というのがいいですねぇ。
彼女は甘いものが癖になっていただけなのだと思います。

桂剥き投稿に集中できたのは、精神的にも肉体的にも、甘いものを断った影響が大きかったと感じています。

甘いもの(陰性)を断った結果、全体的に陽性さが増して、陽性の代表である集中力が活躍してくれたおかげですね。
ですから、ここ一番というときには、これからも甘いものを控えると良い結果につながりますよ。

最後に、Ryokoさんが甘いもの断ちに苦労することなく成功したのは、玄米とお味噌汁と糠漬けをしっかり摂ってくださったからです。
特に玄米を充分に摂ってくれたことで、糖質の補給が出来ました。
そして、お味噌汁と糠漬けで、甘いもの時代に沢山失われていたミネラルの補給が出来ました。

これからは3か月を目標に甘いもの断ちをしてみて、体や思考がどんなふうに変化するかを楽しんでみてください。
そして、それを体や精神面で確認出来たら、その逆も実験してみるのです。
つまり、甘いものを摂ったらどんなふうに変化するのかを確認するのです。
甘いものの種類、量、質などを、一つひとつ観察していくのです。
そうしたらあなたは、立派に陰陽を理解したことになるでしょう。

そして、たまにはおつき合いで甘いものを食べても大丈夫ですよ。
きっとその甘さにビックリすることでしょう。
もう、あなたにとってその甘さは当たり前ではなくなっているからです。
ここまで行ったら大丈夫。
もうあなたは甘いものから自由の世界です。

こうして、一つずつ真の健康を勝ち取って行ってください。
マクロビオティックの真髄である、健康で真の自由人として生きるために。

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行)

 
 

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1か月間の甘いもの断ちをしてゲットした桂剥き美人のまな板 マクロビオティックの指導現場から

先日、幸せコースの放課後に嬉しい報告がありました。
土曜クラスで桂剥き美人に輝き、まな板をゲットされたRyokoさんが、1か月間甘いものを断てたと報告してくれたのです\(^o^)/
そして、甘いものを断っていないと、桂剥き投稿のあの回数はこなせなかったとも。

ちなみにRyokoさんは、28日間のうち25回桂剥き投稿をしました。
塾生番号 113-2 がRyokoさんです。
「第10期幸せコース桂剥き投稿回数まとめ」 2018.7.7
そして、その内容が見事だったので、桂剥き美人に該当したのでした。
「2018年度(第10期)幸せコース桂剥き美人を発表します!」 2018.7.8

これにはその前の伏線があります。
幸せコースの第1回目の授業で提出してくれた食事日記に対して、私が甘いものについて次のようなアドバイスをして、その結果、彼女は甘い物断ちを実行してくれたのです。
彼女は大病を患った後だったので、私からのアドバイスは厳しいものになります。
参考までに私がRyokoさんにしたアドバイスと、彼女からのお返事を載せておきましょう。

*   *   *

<マクロ美風からのメール>

Taさん

こんばんは。
食事日記のお返事をさせていただきます。
3週間頑張ってくださって、ありがとうございました。

まず一番最初に言わなければならないこと。
それはやはり甘いものです。
3週間の間に甘いものがなかった日は3日しかありませんでした。
ということは、18日間は甘いものが入っているわけです。
これが反対で、3週間の間に甘いものを食べた日が3日だったら、
大拍手するところでした。

真剣にこの癖に取り組まないと、病気の再発があると思います。
いや、もう刻々と進んでいるのかもしれません。
自覚していないだけかもしれません。
死ぬよりはマシと考えて、甘いものには一切距離を置く姿勢を
確立しましょう。

職場では病気の再発をしたくないから、甘いものは食べない宣言をし、
甘いものはいただかないようにしましょう。
お付き合いより命の方が大事なのですから。
あなたは病気を抱えていることを忘れないでくださいね。

でも、すごく感心したことがあります。
それは、ちゃんと出汁をとって、お味噌汁を作っていることです。
そして、玄米ご飯を炊いてくれたことです。
この力は計り知れないものであり、あなたが3週間の間に感じた
色々なことは、全部が玄米や出汁の効果です。

玄米の食べ方が足りないと、間で甘いものが食べたくなるので、
しっかりと最低200gは食べておきましょう。
それから、3食とも玄米ごはんだと重く感じるような時には、
夜を時々麺類にするといいですよ。
7月には麺三昧の授業なので、楽しみですね。

それからあなたの偉いところは、煮物をよく作っておられることです。
お若いのに偉いですね。
お母さんがお料理好きだったのかな?
この煮物の効果は、あなたが病気を抱えつつも体力がある土台に
なっていますね。
素晴らしいことです。

それから、水分のとり方ですが、職場が空気の乾燥する環境なら、
一口ずつ口に含むように摂るのは大丈夫ですよ。
ゴクゴク飲まないようにして、噛む感じで飲んでください。
これが体に吸収される飲み方です。

これから陰陽でお料理をしたり、体に合わせて食べるようになると、
ご自分に安定したパワーがついてくるようになります。
そして、少々のことで影響を受けなくなったら、また自由な食べ方が
出来るようになります。
それまでは、つらいでしょうが頑張ってみましょう。

甘いもの絶ちは最初は大変に感じるのですが、そのうちに平気に
なりますよ。
味覚って変わるものだから。
玄米をしっかり食べていると、そういう変化を敏感に感じるように
なります。
今回あなたもそれを感じましたね。
素晴らしい!

今回はこんな感じでした。

以上です。

マクロ美風

*   *   *

<Ryokoさんからのメール>

美風さん、

こんにちは。
食事日記のお返事、ありがとうございました。

今までの人生で自分の食事に真剣に向き合った事がなかったので、
こうして食事日記を書くことで、何を食べ、飲んでいるのか、知る事ができました。

ただ、それが、身体にいいことなのか、よくないことなのか、判断できませんでしたが、
美風さんからのお返事で、とてもよくわかりました。

甘いもの。
これでも減らしてこの回数と量なので、過去の食生活では、身体にとても負担がかかっていたのだとあらためて感じました。
そして病気の原因は全てとは言わないまでも、甘いものが大きいのだと、はっきりとわかりました。

「分かっていても、やめられない!」なんて言ってられないので、
せっかくこうして、むそう塾で学ばせていただいているので、
真剣に取り組んでいきます。一番の課題になりそうですが、頑張ります。

毎日甘いものをいただく事は、普通の事と思っていましたので、
そんなにカラダに悪い物と言う認識はありませんでした。
知らないって怖いですね。

玄米とお味噌汁。
はい。今できることは、玄米ご飯をしっかり炊いて食べること。
お出汁をとってお味噌汁を食べること。だったので、できるだけいただくよう努めました。
といっても、玄米ご飯は大好きで無理なくいただけますし、
ちゃんとお出汁をとったお味噌汁は、今までいただいていたものとは別物でとても美味しく、欠かせないものになりました。

今後は、玄米ご飯200gを意識して、
甘い物への意識も変え、もう一歩進んでいきたいと思います。

母はお料理嫌いで、お料理が苦手で、
名前のあるちゃんとしたお料理を作る事はなかったけど、
お総菜や、冷凍食品など、食卓に並んだことはほとんどありませんでした。
私もその影響か、お料理は下手で苦手ですが、
やはり母の作ってくれたような物を作る傾向にあるみたいです。
そして、煮物が好きなので、よく作るのかもしれません。
美風さんに指摘されるまで気づきませんでしたが。

これからむそう塾で習うお料理を、食卓に加えていける事が楽しみです。
麺料理はほとんどしないので、7月の授業が楽しみです。

水分の飲み方のアドバイスもありがとうございました。
体に吸収される飲み方を意識します。

今後は、食べ方、お料理を学んで、体に合わせた食べ方ができるようになったら
またどんな変化があるのか楽しみです。
そして【安定したパワー】を手に入れたいです。

食事日記を見ていただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

Ta

*   *   *

<マクロ美風より>

Ryokoさんの食生活で一番の問題だったのは、次の点です。

毎日甘いものをいただく事は、普通の事と思っていましたので、
そんなにカラダに悪い物と言う認識はありませんでした。
知らないって怖いですね。

でも、これは彼女だけの問題ではなく、日本中(いや世界中)で甘いものへの認識は似たようなものでしょう。
でも、甘いものは確実に体調に影響します。
お酒を飲むと酔う現象で陰性さを確認できますが、甘いものも同じく陰性なので、酔う状態とは異なった形で体に影響しているのです。
どちらも組織をゆるめる働きに変わりはありません。

ですから、Ryokoさんが甘い物断ちをして桂剥き投稿に臨んだのは、大正解だったわけです。
これから目標を達成しようとするときは、陽性の力が必要だからですね。
甘い物のような陰性はその後で、自分へのご褒美として摂ればよいからです。
でも、彼女は、1か月間のうちに、甘いものへの欲求度がガラリと変わったので、このまましばらく続けると思います。
彼女の体調とともに、これからの変化を楽しみにしているところです。

 
 

(桂剥き美人に選ばれたRyokoさん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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玄米っ子って本当に静か マクロビオティックの凄さを実感します

昨日は満足コース金曜クラスの授業日でした。
“晴”さんが赤ちゃんを連れて遠くから来てくれました。
4月25日に産まれたお嬢ちゃん(iちゃん)を連れて、この前と同じ大きなスーツケースを引いて来てくれたのです。
4.5Lの圧力鍋を持参されての練習なので、こんなに大荷物なのでした。

むそう塾生“晴”ちゃんのお子さんは、しっかりと陽性をもらって産まれて、お母さんより陽性です。
眉毛のラインが妊娠中に穀物をしっかり摂ってもらった証拠ですね。
穏やかで良い角度です。
(玄米っ子は本当に安定している マクロビオティックの食べ方って凄いなあといつも実感する)

授業が終わって、中川さんがiちゃんを抱っこしました。
(おや? この人誰だろう? 聞いたことのある声だなあ)

(あは ちょっと面白いかも)

(かなり面白いぞ 抱き方も上手だし^^)

私がマクロビオティックを習い始めた時に、「玄米を食べているお母さんから産まれたお子さんは静かで子育てがしやすい」というのを聞かされ、「本当かなあ?」と思ったものです。
その頃はまだ半信半疑だったのですが、むそう塾で玄米の炊き方を習って、出産して、その赤ちゃんを教室に連れて来てくれる度に、「やっぱり玄米っ子って大人しいなあ」と実感するのでした。

iちゃんは夕方抱っこをせがむくらいで、夜はぐっすり寝てくれるとのことで、晴ちゃんは寝不足にもならず、ものすごく体力があって、頼もしいくらいでした。
iちゃんは見事に玄米っ子の典型で、赤ちゃんが教室にいることを忘れてしまうほどの静けさです。
息子は、「ああいう子なら5人くらいいても平気だね」なんて言っていました。
誰に抱かれても笑顔が出てくるので、嬉しくて私もついつい抱っこしたくなります。

帰宅してから、晴ちゃんがお写真を送ってくれました。

足が可愛くて可愛くて。

クラスのみんなも笑顔が絶えません。

とても嬉しい一日でした。
晴ちゃん、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。

 
 

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