先日、幸せコースの放課後に嬉しい報告がありました。
土曜クラスで桂剥き美人に輝き、まな板をゲットされたRyokoさんが、1か月間甘いものを断てたと報告してくれたのです\(^o^)/
そして、甘いものを断っていないと、桂剥き投稿のあの回数はこなせなかったとも。
ちなみにRyokoさんは、28日間のうち25回桂剥き投稿をしました。
塾生番号 113-2 がRyokoさんです。
「第10期幸せコース桂剥き投稿回数まとめ」 2018.7.7
そして、その内容が見事だったので、桂剥き美人に該当したのでした。
「2018年度(第10期)幸せコース桂剥き美人を発表します!」 2018.7.8
これにはその前の伏線があります。
幸せコースの第1回目の授業で提出してくれた食事日記に対して、私が甘いものについて次のようなアドバイスをして、その結果、彼女は甘い物断ちを実行してくれたのです。
彼女は大病を患った後だったので、私からのアドバイスは厳しいものになります。
参考までに私がRyokoさんにしたアドバイスと、彼女からのお返事を載せておきましょう。
* * *
<マクロ美風からのメール>
Taさん
こんばんは。
食事日記のお返事をさせていただきます。
3週間頑張ってくださって、ありがとうございました。
まず一番最初に言わなければならないこと。
それはやはり甘いものです。
3週間の間に甘いものがなかった日は3日しかありませんでした。
ということは、18日間は甘いものが入っているわけです。
これが反対で、3週間の間に甘いものを食べた日が3日だったら、
大拍手するところでした。
真剣にこの癖に取り組まないと、病気の再発があると思います。
いや、もう刻々と進んでいるのかもしれません。
自覚していないだけかもしれません。
死ぬよりはマシと考えて、甘いものには一切距離を置く姿勢を
確立しましょう。
職場では病気の再発をしたくないから、甘いものは食べない宣言をし、
甘いものはいただかないようにしましょう。
お付き合いより命の方が大事なのですから。
あなたは病気を抱えていることを忘れないでくださいね。
でも、すごく感心したことがあります。
それは、ちゃんと出汁をとって、お味噌汁を作っていることです。
そして、玄米ご飯を炊いてくれたことです。
この力は計り知れないものであり、あなたが3週間の間に感じた
色々なことは、全部が玄米や出汁の効果です。
玄米の食べ方が足りないと、間で甘いものが食べたくなるので、
しっかりと最低200gは食べておきましょう。
それから、3食とも玄米ごはんだと重く感じるような時には、
夜を時々麺類にするといいですよ。
7月には麺三昧の授業なので、楽しみですね。
それからあなたの偉いところは、煮物をよく作っておられることです。
お若いのに偉いですね。
お母さんがお料理好きだったのかな?
この煮物の効果は、あなたが病気を抱えつつも体力がある土台に
なっていますね。
素晴らしいことです。
それから、水分のとり方ですが、職場が空気の乾燥する環境なら、
一口ずつ口に含むように摂るのは大丈夫ですよ。
ゴクゴク飲まないようにして、噛む感じで飲んでください。
これが体に吸収される飲み方です。
これから陰陽でお料理をしたり、体に合わせて食べるようになると、
ご自分に安定したパワーがついてくるようになります。
そして、少々のことで影響を受けなくなったら、また自由な食べ方が
出来るようになります。
それまでは、つらいでしょうが頑張ってみましょう。
甘いもの絶ちは最初は大変に感じるのですが、そのうちに平気に
なりますよ。
味覚って変わるものだから。
玄米をしっかり食べていると、そういう変化を敏感に感じるように
なります。
今回あなたもそれを感じましたね。
素晴らしい!
今回はこんな感じでした。
以上です。
マクロ美風
* * *
<Ryokoさんからのメール>
美風さん、
こんにちは。
食事日記のお返事、ありがとうございました。
今までの人生で自分の食事に真剣に向き合った事がなかったので、
こうして食事日記を書くことで、何を食べ、飲んでいるのか、知る事ができました。
ただ、それが、身体にいいことなのか、よくないことなのか、判断できませんでしたが、
美風さんからのお返事で、とてもよくわかりました。
甘いもの。
これでも減らしてこの回数と量なので、過去の食生活では、身体にとても負担がかかっていたのだとあらためて感じました。
そして病気の原因は全てとは言わないまでも、甘いものが大きいのだと、はっきりとわかりました。
「分かっていても、やめられない!」なんて言ってられないので、
せっかくこうして、むそう塾で学ばせていただいているので、
真剣に取り組んでいきます。一番の課題になりそうですが、頑張ります。
毎日甘いものをいただく事は、普通の事と思っていましたので、
そんなにカラダに悪い物と言う認識はありませんでした。
知らないって怖いですね。
玄米とお味噌汁。
はい。今できることは、玄米ご飯をしっかり炊いて食べること。
お出汁をとってお味噌汁を食べること。だったので、できるだけいただくよう努めました。
といっても、玄米ご飯は大好きで無理なくいただけますし、
ちゃんとお出汁をとったお味噌汁は、今までいただいていたものとは別物でとても美味しく、欠かせないものになりました。
今後は、玄米ご飯200gを意識して、
甘い物への意識も変え、もう一歩進んでいきたいと思います。
母はお料理嫌いで、お料理が苦手で、
名前のあるちゃんとしたお料理を作る事はなかったけど、
お総菜や、冷凍食品など、食卓に並んだことはほとんどありませんでした。
私もその影響か、お料理は下手で苦手ですが、
やはり母の作ってくれたような物を作る傾向にあるみたいです。
そして、煮物が好きなので、よく作るのかもしれません。
美風さんに指摘されるまで気づきませんでしたが。
これからむそう塾で習うお料理を、食卓に加えていける事が楽しみです。
麺料理はほとんどしないので、7月の授業が楽しみです。
水分の飲み方のアドバイスもありがとうございました。
体に吸収される飲み方を意識します。
今後は、食べ方、お料理を学んで、体に合わせた食べ方ができるようになったら
またどんな変化があるのか楽しみです。
そして【安定したパワー】を手に入れたいです。
食事日記を見ていただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
Ta
* * *
<マクロ美風より>
Ryokoさんの食生活で一番の問題だったのは、次の点です。
>毎日甘いものをいただく事は、普通の事と思っていましたので、
>そんなにカラダに悪い物と言う認識はありませんでした。
>知らないって怖いですね。
でも、これは彼女だけの問題ではなく、日本中(いや世界中)で甘いものへの認識は似たようなものでしょう。
でも、甘いものは確実に体調に影響します。
お酒を飲むと酔う現象で陰性さを確認できますが、甘いものも同じく陰性なので、酔う状態とは異なった形で体に影響しているのです。
どちらも組織をゆるめる働きに変わりはありません。
ですから、Ryokoさんが甘い物断ちをして桂剥き投稿に臨んだのは、大正解だったわけです。
これから目標を達成しようとするときは、陽性の力が必要だからですね。
甘い物のような陰性はその後で、自分へのご褒美として摂ればよいからです。
でも、彼女は、1か月間のうちに、甘いものへの欲求度がガラリと変わったので、このまましばらく続けると思います。
彼女の体調とともに、これからの変化を楽しみにしているところです。
(桂剥き美人に選ばれたRyokoさん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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・塾生のきょうの100点お弁当
・陰陽を感じる日々の暮らし
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材
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美風さん、こんにちは。
記事にしていただき、私ごとでとても恥ずかしいですが、
むそう塾に通うようになり二ヶ月、こうして自分にいい変化があり、とても嬉しいです。
過去に、甘いものをやめよう、減らそうと思って、何度もできずにいたのに、
こうして自然にやめれる事が出来て、とてもビックリしています。
それでもたった一ヶ月。もう大丈夫という段階ではないので、
引き続き、甘いものから距離を置いて、
自分のカラダとココロの変化を観察していこうと思います。
そして大丈夫となったら、自分で選択して、
特別な日や、特別なお菓子を楽しめるようになりたいです。
桂剥き美人でいただいたまな板は、桂剥き投稿を頑張ったご褒美でもあり、
甘いもの断ちに挑戦したご褒美にもなりました。
とっても嬉しかったです。本当にありがとうございました。
Ryokoちゃん、こんにちは。
本当によく頑張りました。
そして、見事な1か月間でした。
でも、まだ京都通いが始まって2か月しか経っていないんですよね。
これから、どんなふうに変化されるのか、今から楽しみです。
なお、素晴らしいメールもいただいたので、別記事にてご紹介させていただきました。
http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=76144