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お子さんに新型コロナウイルスの説明をする医師の言葉が参考になります

新型コロナウイルスに関する記事が多くて、申し訳ないのですが、今日はお子さんのいらっしゃる方に向けた記事のご紹介です。
大阪で開業されている三浦直樹医師の書かれた記事なのですが、子どもは大人より注意して情報を伝えるようにしなければいけないので、そのことが会話調に書かれていて参考になります。

 
 

【もし、あなたがウイルスさんだったら?】2020.4.10

久しぶりに長文の投稿をさせていただきました。
あまりにも現場で混乱している方が多かったり、三浦的?な視点からの意見を投稿してほしいと希望される方が多かったので。

私はとてもシンプルに考えています。
例えば最近、春休みや休校措置のため、お子様の患者さんも多く、お子様からもコロナウイルスに関して質問をよく受けます。
子どもはシンプルなので直球で聞いてきます。

『なんでコロナになるの?なんでなる人とならない人がいるの?』
というものが多い。
私も子どもに難しい理屈をいっても仕方ないので、シンプルに答えます。

『もし、○○ちゃんがコロナウイルスさんだとしたら、どんなところが住みやすいと思う?
ウイルスさんも、住みやすいところや、住みやすい人のところを探して行くんだよ。
こっちの人より、こっちの人の体の方が住みやすいかな?とか、この人の体は住みにくそうだな?って。

だから、ウイルスさんにはかわいそうだけど、ウイルスさんが住みやすいお家や体にならない様に気をつけようね。
ウイルスさんに元々いた場所に戻ってもらって、ウイルスさん、いい子にしておいてねってお願いすればいいから』などと言うお話しをします。

次に『そのために○○ちゃんが自分で出来そうな事は何かな?』という質問に変えて、まずは自分で出来る行動を促していきます。
そうすると、子どもたちは自分から、うがい、手洗い、マスク、お掃除、換気などと、たくさん言ってくれます。

周りに無理やりさせられても楽しくないし、免疫力も上がらない。
自主性を持たせて、行動が免疫力アップにつながるというイメージを持つことも大切ですから
『ずっと元気で楽しいこといっぱい出来るように、みんなでがんばろうね。○○ちゃんならきっと上手に出来るから』

『でもね、仮に病気になったとしても、その人が悪いことをした訳じゃないんだよ。病気になるときは、色んな事が重なってしんどくなっちゃうこともあるから。
からださんがウイルスさんにお願いして出ていってもらう時にも、熱がでたり、吐いちゃつたり、おなか痛くなっちゃう事もあるからね。

病気は罰ゲームじゃなくて、からださんをキレイにしてくれたり、これからちょっと気をつけてって、教えてくれるチャンスでもあるんだよ。
ウイルスさんや、ほかの病気さんも、おからだの掃除が終わったら、かしこくしてくれるから。
出て行ってくれたら、お友達と同じように、バイバイ、ありがとうって言ってあげてね』

と、いうようなお話しをして終了(実際はもっと色んな例え話もするのですが)
子どものほうが思考がシンプルで説明も楽なのです😊

親や周囲の過剰な不安・恐怖・心配も、子どもに良い影響をもたらさないので、心配より安心感や信頼のエネルギーで包んであげる事が大切ですね(^ ^)
大人がしてあげられる範囲内で、生活習慣や生活環境を整えてあげれば良いと思います。

 
 

 
 

三浦先生は西洋医学一辺倒ではないお医者さん(むしろその逆)なので、言葉の端々にその視点が表れているのを感じて、安心できるのではないでしょうか。
今一番大事なことは免疫力を下げないことなので、お子さんに対してもその姿勢を貫くことが大事です。

ウイルスさんが住みやすいお家や体にならない様に気をつけようね。

周りに無理やりさせられても楽しくないし、免疫力も上がらない。

病気は罰ゲームじゃなくて、からださんをキレイにしてくれたり、これからちょっと気をつけてって、教えてくれるチャンスでもあるんだよ。

このあたりは小さいうちから子どもに教えておきたい内容でもあるので、お子さんをお持ちのかただけでなく、お子さんに接するお仕事の人にも共有したい内容だと思いました。
そのうえで、親もウイルスとの共生を考えられたら、もっと気持ちが楽になると思います。
どうかマスコミの流す一方的な情報に踊らされませんように。

 
 


(中川式油淋鶏 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: 新型コロナウイルス, からだ | コメントする

腸内細菌が変われば便が変わる 食べ物を変えれば体が変わる

先日、むそう塾生の“おたに”さんが嬉しい報告をしてくれました。
以前私が記事にした内容でお料理を作ったところ、お子さんの便がものすごく変わったというのです。
そうでしょうそうでしょう、ちゃんと腸内細菌が変化したってことなんですよ〜。

以前の記事はいくつかありますが、次の2本を主に参考にしてお料理を作ると、確実に変化します。
だって、人間は食べたもので出来ているから当然なのです。
そして、お通じは食べたものの領収書なわけです。

免疫力を高めるための食事法と暮らし方(新型コロナウイルスを意識して)  2020.3.27
納豆を食べるときの注意点 本物の発酵か? 大豆は? 2020.3.29

 
 

そういえば、先日美容室に行った時、「小さいお便り」と「大きいお便り」の話をしたら、美容師さんにものすごく感動されてしまいました。
(え? マクロビオティックでは当たり前のことなんですけど・・・)
でも、一般的にはそんなことを意識しないで暮らしているのでしょうね。

その美容師さんには小さいお子さんがいらっしゃるそうなので、お便りを意識した生活をされたらいいなあと思っています。
子どもは体調が悪くなるのも良くなるのも早いので、大人より答えを見つけやすいから、勉強にもなります。

新型コロナウイルスで戦々恐々としている今は、案外、腸内細菌のことからマクロビオティックを理解してもらえるチャンスかもしれません。
いつもお通じと対面しながら生きると、確かな指針が自分の中にできてくるのがわかるはずです。

たとえば、むそう塾の上級幸せコースで教える「玄米あらめビーフン」は、繊維質たっぷりで海藻も摂れておすすめのお料理です。
あとはきのこ類をせっせと摂って、太陽に当たりましょう!

 
 

(玄米あらめビーフン 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(盛付の極意を習うおたにさん)

 
 

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カテゴリー: 食べたもののようになる, 新型コロナウイルス, からだ | コメントする

自分には料理があって本当に良かった 塾生さんのコメントより

「きょうの100点お弁当」の記事に素敵なコメントがありましたので、共有したいと思います。
ちょうどこういう内容の記事を書こうと思っていたところに、塾生さんから同じ内容のコメントがあったので、とても嬉しくなりました。

 
 

<おたにさんからのコメント>

美風さん
記事にしていただきありがとうございます。
素敵な作品と言っていただき、本当に嬉しくて胸が熱くなります。

先の見えない不安な毎日ですが、料理をすることに精神的にも肉体的にも支えられています。

先日夫に、これから先社会が大きく変わっていく中で、仕事もどうなるかわからないし、どう生きていけばいいのかわからないと話したところ、「いままで家族の健康を考えて一生懸命料理をしてきて、それはすごく良いことだからそれを続けていけばいいと思う。」と励まされました。いままでやってきたことをちゃんと認めてくれたようでとても嬉しかったです。

自分には料理があって本当に良かったと思ったと同時に、もっと学びたい、お料理が上手になろうという気持ちがさらに強くなりました。
今日一日を大切に、これからも頑張ります。


 
 

【不安になったら】
不安になるとどんどん不安が大きくなって、何も手につかなくなったり、うつになるほど思い悩んでしまったり、果てしなく不安のループに落ちてしまう人がいます。
それを想定して、私は早い段階からいろいろな記事を書いて発信していますが、それでも周りの人の影響を受けて不安になっている人がいますね。

そんな時には、ぜひ
体を動かしましょう。
外に出ましょう。
お料理を作りましょう。

特にむそう塾生の皆さんには、美味しいお料理の作り方をいっぱい伝授してありますから、まずはお料理を作りましょう。
材料を切ったり焼いたり煮たりしているうちに、不思議と不安が和らぐのを感じることでしょう。
それはお料理に集中(陽性)できたからなのです。
つまり、陽性の時間を経過したので陰陽バランスが変わったのです。

また、煮物は良い陰性の力を持っていますので、コトコトと煮ることによって癒やされます。
煮物の湯気を見ながら癒やされた体験をお持ちの方はとても多いはずです。

不安というのは陰性です。
特にコロナ問題は大きな陰性なので、そんな時には体を動かす行動(陽性)を取るのが陰陽にかなっているのです。

そして、そのお料理内容も免疫力アップを考えていれば、もっと理想的ですね。
コロナ問題は打つ手がないのではなく、自分たちに出来ることがあるのですから、せっせとそれを実行しましょう。

お料理をすることは、精神面に大きく貢献してくれることを、改めて見直すことになるでしょう。

 
 


(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 おたにさんの作品)

 
 

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カテゴリー: 新型コロナウイルス, からだ, こころ・想い | 2件のコメント

免疫力の低下を避けるために

新型コロナウイルスのために、自粛・テレワーク・休校・収入減・失業など、気持ちが暗くなるニュースばかりが続きますね。
その上、マスク2枚配布のニュースにはため息が出ますし、1世帯10万円の支給も申告が必要で、収入減を証明せよとの話。
さらに、所得制限もあるとか。

いやいや、申告制にしたら窓口に人が押し寄せて、よけい感染しやすくなるでしょと思ってしまいます。
ネット申告が可能なのかな?
それに、窓口になった部署の人の仕事量を思うと、もうめまいがしそうです。
どうか最小限の仕事で済みますように。

そんなニュースの毎日にさらされていると、人はしらずしらずに免疫力を低下させてしまいます。
ですから、つとめて明るいニュースや気が晴れる方向に舵を切った方がよいのです。

・コロナ対策として、自分でやれることはすべてやる。
・自分の体力や体(免疫力)を信じる。
・根拠がなくても自分は大丈夫だと思いこむ。
・もし体力に自信がないなら、今からでもいいから頑張る!

その上で、笑顔になれるような時間の使い方をするのがベストです。
在宅でストレスがいっぱいの人もいるでしょう。
そうなのです。
人は家にこもっているとストレスが増える生き物なのです。

ですから、免疫力アップのためにも外に出ましょう。
ストレスは生み出さないように工夫しましょう。

そんなこともあって、私は連日呑気な記事も書いているのです。
ちょうど今は桜の季節。
美しい花を眺めていると心がほぐれますね。
美味しいものを食べると、自然に笑顔になりますね。

だからこそ、私は笑顔になれるお料理を、今こんな時だからこそ伝えたいと思っています。
コロナは長期戦になるかもしれません。
そうしたら必ず自粛の反動が来ます。(これも陰陽なのです。)

こんな時でも不安に翻弄されないで、自分を見失うことなく生きられるために、まずは食事を見直しましょう。
お料理は自分でやれることのトップです。

幸いにむそう塾のお料理は、マクロビオティックの陰陽で健康を追求するための料理方法です。
こんな時こそ、陰陽を知って対策に役立ててください。
備えあれば患いなし、といいますが、お料理力の差がものをいう時かもしれません。
共に頑張りましょう!

 
 


(大阪府にて 中川善博iPhone撮影 2020.4.2)

 
 

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カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 新型コロナウイルス, からだ | コメントする

「表土とウイルス」 船橋真俊氏の文章より新型コロナウイルスを考える

ネットの普及により、今の人は本を読まなくなったと言われる。
そしてまた、SNSの台頭により長い文章はスルーされやすいとも聞く。
しかし、昨日の記事もそうだが、多くの文字数を使わなければ伝わらないことがある。
次の記事もそうだ。

ーー表土とウイルスーー 2020.3.28

 
 

本当のところ、ウイルスって怖がるものなのか?
やっつけるものなのか?
敵なのか?
(私はかねがね共生するものと思っている。)

そこの大事なところを、素晴らしい文書力で教えてくれる記事なので、ぜひ頑張って全体を読んでほしい。
(『吾輩は猫である』を思い出しながら。)
読み終えた時には、新型コロナウイルスへの認識が変わっているかもしれない。
海水を見直すかもしれない。
そして、自分は何をするべきかが見えてくるかもしれない。

むそう塾生には、常々腸の中のことを伝えているので、、この文章を読んでイメージしやすいものがあると思う。
特に下記の「ウイルスの身になって考える」や、「海水と粘膜」の部分では、深くうなずいてくれるに違いない。

COVID-19は、人類が集団的に先送りしてきた課題を、たまたま顕在化してくれる立役者に過ぎない。」というメッセージを、深く理解できることが一番の解決方法のように思う。

 
 

ーーウイルスの身になって考えるーー 一部抜粋

私はウイルスである。名前はまだ無い。生まれてみたらウイルスだった。ウイルスというのはどうも自分一人では生きられないか弱い存在であるらしい。しかも生物なのか物質なのかさえはっきりしない。しかし私の面倒を見てくれる大家がいる。どうやら動物と言うらしい。我々一族がうまく繁栄していけるのも、ひとえに大家さんのおかげ…大事にしなくては。傷つけるなんてとんでも無い。ちょっと体の中を間借りして、仲間を適度に増やして外に出ていければそれで十分なのです。何なら大家さんの迷惑にならないように、おとなしいやつを選んで増やさせていただきます。むしろ我々の力を利用して強くなってもらえたならこれに勝る幸甚はありません。
(※進化の過程で、ウイルスによって新たな能力を獲得した生物種がいることがわかっている。また人間の皮膚常在菌や腸内細菌にも多様なウイルスが共生しており、人間の健康状態を支える一因とみなされている。)
それにしても最近の大家は体調が悪い。あちこちに病気を抱えているし、我々の天敵、免疫細胞もいまいち頼りない。何でも自然界では、この動物が増えすぎて困っているらしい。ここでどこからともなく声が聞こえる。
「弱い奴から殺していいぞ…」
私は驚いた。大家を殺すなんてとんでもない。いかに弱って病気だらけの大家でも、なんとか共に生きる道はないものか。声は続く。
「ウイルスよ、それはお前の独りよがりというものだ。この自然界には掟がある。お前もその中で生きている。病弱な動物が増えすぎたらどうなる?動物は、つまるところ植物を食べて生きている。植物はこの世界の物質循環を支え、地表の生き物を共存させている。そして植物が健全に再生するには、動物に食べられて消化管を通る必要がある。生態系の成長を駆動するリン酸・カリウムや微生物叢のタイムリーな分配と供給には必要なことだ。特に世界の陸地のおよそ4割を占める乾燥・半乾燥地帯では、強く健康な動物が群れをなして草原を駆け巡っていないと、徐々に砂漠化が進行する。お前にはこの世界の精巧なバランスを崩す権利はない。自然の掟に従え。」
わかりました、わかりましたよ。これまでなるべく大家に迷惑かけないようにしてきましたが、最近の大家は弱すぎて何が迷惑になるのかも良くわかりません。私なりに色々変化してみて、より良いバランスを保てるように頑張りますよ。
ちょうどその頃、大家が一斉に殺された。何でも人間という種に飼われた、家畜という動物だったらしい。その大家の大家とでもいうべき人間が、森を切り開いて動物を増やす施設を作り、その中にぎゅうぎゅう詰めにしていろいろな薬を使ったりしたらしい。どうりで大家は苦しそうだったわけだ。それにしても、我々一族ももはやバラバラだ。最近の子供たちは親に似ても似つかない。どうにかここから出ていく方法はないものか….そうだ、その人間とやらにちょっと乗っかってみよう。
どうやら大成功だ。人間の体内は凄まじく快適。邪魔するものが何もいない。こりゃ元の大家より弱いぞ。うーん、新しい大家を殺すのは忍びないが、自然の声も聞いたことだし、それにこの人間という奴はなかなかしぶとい。いくら死んでもキリがないぐらい大勢いるし、我々が咳やくしゃみで感染することを知ると、距離をとって拡散を防ごうとする。それならしばらく暴れても絶滅しないから問題ないだろう。少しの間だけ、この地球上で天下を取った気分を味わわせていただきますぜ。人間が打つ手がなくなったら、こちらも新しい大家として敬意を表して、穏やかな付き合いをさせていただきますぜ。何しろ、オレたちに史上初めて名前をつけてくださった大家様ですからね。
そこでまた自然の声が聞こえる。
「それでよい。人間も動物も植物も同じ命。微生物はさらにその祖先となる命だ。おまえたちウイルスの使命に変わりはない。おまえたちはそうやって、太古の昔から、全ての生き物たちの進化を支えてきた立役者なのだからな。気づいていないかもしれないが、その人間という種のゲノムを作る際にも、おまえたちの祖先が色々な遺伝子配列を組み込んで世話を焼いてくれたのだよ…」
人獣共通の宿主域を持つ新興感染症が生まれる典型的なシナリオを、自然界のウイルスの立場から人間の言語に訳してみたが如何だったろうか。彼らは暴君でも殺戮者でも無い。生態系の中で確固とした役割を受け持った、地球生命圏を支える謙虚な一員なのである。それを暴走させている根本的な要因は、どこにあると思われるだろうか?
ウイルスの多くは動物の呼吸器や消化管から排出される。その行き着く先はどこだろう。すぐ足元、自然界には土壌が広がっている。重力のある地球上でウイルスが必ず降り立つことになる土壌の表面で何が起きているか、ミクロの世界に分け入ってみよう。


 
 


(大阪府にて 中川善博iPhone撮影 2020.4.2)

 
 
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