夫の事務所のスタッフの実家では筍が取れるそうで、毎年この季節になると筍をを持ってきてくれる。
今年もいただいたので、包丁を入れたらこんなにも綺麗な並びが。
自然とは何と美しいものだろうか。
この規則正しさにしばし見惚れてしまった。
夫の事務所のスタッフの実家では筍が取れるそうで、毎年この季節になると筍をを持ってきてくれる。
今年もいただいたので、包丁を入れたらこんなにも綺麗な並びが。
自然とは何と美しいものだろうか。
この規則正しさにしばし見惚れてしまった。
たった今、宅急便が届いた。
? 何も頼んでいないけれど・・。
差出人のお名前を見て、なんだろう?と思った。
開けてみると、!!!
彼女にはお母さんがいない。
学生時代に亡くなってしまった。
泣き虫の彼女は危なっかしくて見ていられない。
ついつい私は娘のように彼女に口出しをする。
うるさいだろう。
面倒くさいときもあるだろう。
それでも何だかんだと頼ってくれる。
私に怒られながらもついて来てくれる。
もうすぐ母の日だからお花を贈ってくれたんだね。
当日は私は京都で授業があるから。
ありがとう。
可愛い娘よ。
グスン
私がマクロビオテッィクを知ってから一番納得したのは、「食べない効果」でした。
それは、「断食」や「少食」という修行僧のような世界を思わせる言葉とは裏腹に、実は「空腹の快感」を教えてくれたのでした。
それまで満腹が幸せ感につながると思っていた私には、空腹に快感があるなんて知らなかったのです。
過去にも「究極のグルメとは?」という記事で書きましたが、断食明けに口にするものが最高の美味しさだとはっきり言い切れます。
ところで、「細胞が自分を食べる オートファジーの謎」という本を読みました。
・出版:PHP研究所
・著者:水島昇
著者の水島氏は2011年現在で東京医科歯科大学の教授をされており、酵母から哺乳類へとオートファジーの研究を展開されているかたです。
ここには断食や少食の実行で感じていたことが、細胞のレベルで書かれていてとても納得しました。
後々の研究のために実験内容を細かく書いた本なので、楽しい読み物としてお薦めする本ではないのですが、食べないことの快感をもっと知りたかった私にとっては面白い本でした。
この本の中に興味のある文章がありますので写真で掲載します。
207Pにある次の文章の一部が、先日私がTwitterで呟いた内容です。
<引用開始>
寿命の研究は現在盛んに行われているが、大きな注目を集めているのがカロリー制限による寿命延長効果である。
これは、線虫、ショウジョウバエ、マウスなどの多くのモデル生物で確認されている。驚くべきことに、出芽酵母のような単細胞生物でも、カロリー制限によって分裂回数などを伸ばすことができている。
カロリー制限は完全な絶食ではなく、普通の食事の六〇%程度のカロリーに抑えるというのが一般的な方法である。しかし、この程度の弱い飢餓でもオートファジーが誘導されることが線虫やマウスの実験からわかっている。
<引用終わり>
断食についての記述もあります。
<引用開始>
最近は週一回食事(固形物)をとらず、水分のみをとる、いわゆる「プチ断食」というのが世間で流行しているようだが、線虫の研究から確かに断続的なカロリー制限でも寿命延長効果があることがわかっている。その場合、オートファジーが関係するかどうかはまだ不明である。
地球上では依然として飢餓が深刻な問題である一方で、先進国では過栄養による健康障害が問題となっている。過度の食事がさまざまな悪い効果を及ぼすことはよく知られた事実であるが、オートファジーを不活性化することで新陳代謝を抑制していることもその一因である可能性もある。少なくとも細胞レベルで見た場合、過剰な栄養は新鮮さを損なうといえるであろう。
<引用終わり>
マクロビオテッィクをしている者は、常に細胞のことを意識して食生活や体のことを考えていますので、この最後の一文には深く納得します。
>少なくとも細胞レベルで見た場合、過剰な栄養は新鮮さを損なうといえるであろう。
つくづく食べ過ぎを戒めたいと思う本でした。
腸の状態がその人の健康を左右することに、最近は多くの人が薄々気づくようになって来たような感じがします。
それはその類の本も多く出版され、商品も販売されているからです。
しかし、中には怪しい商品もあり、それを使うことによってかえって腸の働きが弱まると思えるものまであります。
人間にはもともと自然治癒力が備わっているのですから、それを最大限に引き出せば良いのであって、それをせずに安易に何かの方法に頼るのはおすすめしません。
そこで、現実的にはどうしたらその自然治癒力を高められるのかということです。
方法は何通りもありますが、一番簡単で効果的なのが食べ物を見直すことです。
多くの人は一日3回のお食事をし、毎日それを繰り返します。
この繰り返すというところが一番効果的で、他の方法のようにわざわざ感がありません。
ここをターゲットにして食の改善をすることが最も健康への近道となるわけです。
日本人で繰り返す食べ物といえば主食です。
それもご飯。
それを見直して玄米ご飯にしてみる。
たったそれだけのことでも、あなたの腸は雄弁に体調を物語ってくれます。
今まで気にしなかったであろう腸との対話。
これが玄米ご飯では可能になるのです。
むそう塾では、そんな自然治癒力を高めるための入門として、玄米ご飯を白米のように軟らかく炊く独自の方法と指導法を確立しています。
一度京都にお出でいただくだけで、後はご自分で炊いた玄米ご飯を写真撮影してメールで送っていただくだけです。
それを「玄米炊飯投稿」(略称:玄米投稿)と呼んでブログに掲載し、玄米ご飯をなぜ軟らかく炊く必要があるのかを懇切丁寧にご指導しています。
そこには教える方も教わる方も愛なくしてたどり着けない場面が多々あります。
なぜなら玄米は白米より炊き方が難しいので、その難しさに挫折してしまいそうになるからです。
でもむそう塾では、ご縁のあったかたにほんまもんの健康を手に入れてほしい一心で、この講座を開いています。
聞きなれないでしょうが、「愛クラス」とはそんな講座です。
なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
* * *
【講座名】
・「玄米ご飯の炊き方秘伝 第71回愛クラス」
・「玄米ご飯の炊き方秘伝 第72回愛クラス」
【開催日】
・2013年5月26日(日)
・2013年6月23日(日)
【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
【内容】
・2回の炊飯デモ&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物・三年番茶)
【特典】
・ブログによる「玄米投稿」の写真指導付
(パスポート取得者の投稿期間:5月26日開催→6月5日までのうち3回まで)
(パスポート取得者の投稿期間:6月23日開催→7月3日までのうち3回まで)
・「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)
【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:45 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
15:00~17:30 玄米炊飯デモ&試食/圧力鍋の手入れ法/お米・お塩の診断
17:30 記念撮影・解散
18:00~20:00 マクロ美風との懇親会
【定員】
各10名
【受講資格】
・飲食店/お料理教室関係者を除く一般の方
・パスポート取得者の再受講もOK
【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用している玄米とお塩を少々(診断用)
【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません
【受講費】
26,250円(消費税を含む)
【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内
【申し込み方法】
2013年5月6日(月)21:00よりHPの予約システムから
【締切】
定員になり次第
【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)
【お問い合わせ】
こちらから
(玄米の筍ご飯 炊飯&写真:中川善博)
<第150次 むそう塾 パスポート取得者>
Ki(70−7)さん
<寸評>
◆中川善博より
恐れいりましたの一言ですね。 なんという学習能力でしょうか。
あなたの2回の投稿は普通の若い衆の何十回分の学習がなされています。
食べにくい玄米ご飯をここまで食べやすく炊ける腕を身につけられたご自分を褒めて上げて下さい。
私は道をお示ししただけです。あなたの学ぶ姿勢と意志の力の賜物です。
これからはこのレベルの柔らかさのご飯をずっと召し上がって下さい。
米が変わったり環境が変わって、工夫の域を超える疑問が出たときはいつでもメールでご質問下さい。
常に私はお傍に居ります。
おめでとうございます。
◆マクロ美風より
やはり、私の勘は的中しました。
きっとKiさんが一番早くパスポートを取得されると思っておりました。
愛クラスが始まる前にパソコンやデジカメの練習をされ、玄米投稿がスムーズに出来るように努力をされていたKiさん。
「若い者に迷惑をかけないため」とおっしゃって。
それがどうでしょう。
たった2回の玄米投稿で、一番最初にパスポートに到達されました。
72歳にしてこの快挙!
正直なところ、私の気持ちは「若い者は何をしてるんだ!」と叫びたいです。
愛クラスの開催日からもう三日目を迎えました。
この間にこれだけの開きは、人生に換算すると大きいです。
Kiさんの人生に対する真摯な姿勢に、私も中川さんも学ばせていただきました。
ありがとうございます。
息子さんもさぞかしお喜びになられることでしょう。
これからもまた、お会い出来る機会がありますように。
おめでとうございます!
<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。