中川式糠漬けについて(講座のご希望も含む)

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中川さんの糠床は、今こんな状態です。
昨日は暖かかったので2樽増やしました。
60リットル容器で7個になりました。
これがさらに熟成して、もっと美味しくなってからご予約いただいた方々に発送します。

40年近く一級の糠漬けを管理し続けた実力は、そのままむそう塾の糠漬け講座に反映されて、塾生の皆さんのお宅でも同じ糠漬けが出来るようになっています。
ところがこの管理が実に難しいのです。
ちょっとしたことが原因で死んでしまったりするからです。
それで、来る日も来る日も糠漬けの相談メールにフォローのお返事をする中川さんです。

それは、この糠漬けの乳酸菌で腸を元気にして、真の健康を手に入れて欲しいからです。
健康は腸から。
そのためには発酵食品を。
我が家の息子もこの糠漬けがアトピーの改善に大いに貢献してくれています。
大事に大事に育てた糠床が、嫁ぎ先でも元気でご家族の健康に貢献して可愛がってもらえますように。

今年は例年より気温の低い日が多いので、糠床の状態が少し遅れ気味です。
これからの気温次第でグングン変化して行きますけどね。

ところで、糠漬け講座を受けたーいという人はまだおられますか?
あと一日だけなら追加開催が可能です。
講座内容はこちらに準じます。
日程は6月22日(土)ですが、ご希望者はコメント欄に受けたいよ〜って書き込んでください。
パスポート取得者でないと受講できないので、現在玄米投稿中のかたはパスポートが取れるまである程度待ってあげたいと思います。
が、しかし、果たしていつまで待てる席が確保できるかどうか分かりません。
ある程度のところでご縁のあった方だけに絞らせていただくことになるかと思いますが、その場合は何卒ご容赦を。


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糠床の塩加減の目安として時間があります。
当然のことながら夏と冬では漬かり時間が異なります。
写真の糠漬けは10時間漬けたもの。
一見すると生の胡瓜のように見えますが、しっかり漬かっているのです。
これが発酵の力です。
発酵していない糠まぶしの塩漬けとは旨さが違います。

 


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玄米ご飯の炊き方秘伝 受付日のご案内

「玄米ご飯の炊き方秘伝(第71回・第72回 愛クラス)」の受付を、5月6日(月)21:00から開始します。
講座内容は第70回愛クラスに準じます。

「これから開催予定の講座案内」でご確認ください。

 

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(玄米ご飯 by 中川善博)

 


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味覚における慣れの恐ろしさ

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(福ZEN iPhone撮影)

写真のお料理は、昨日の愛クラスでお出しした福ZENです。
一度のお食事でこのおかずの量は多いのですが、中川さんのお料理の味を楽しみに来られる方のために、色々なお味を盛り込んであります。
この時にいただいたお料理の美味しさが忘れられずに、幸せコースを目指す人もいらっしゃって人気の福ZENなのです。

ところがこのお料理を味が薄くて水っぽく感じたと感想を述べられている人が昨日いらっしゃいました。
それで納得!
彼女の体調がよく判りました。
かつて私も歩んだ道ですから(笑)
つまり塩分慣れしてしまっているんですね。
私がこのことをハッキリ自覚したのは、初めて中川さんのお料理をいただいた時でした。
それから何回も何回も中川さんのお料理をいただきに京都まで通いました。
そして中川さんの塩分濃度でお料理をしてみました。
するとやっぱり予想した体調の変化があったのです。

古い記事ですが、ここに書かれていることを再認識した出来事でした。
お酒をいただくから濃い味が美味しく感じる。 → 濃い味のお料理が並ぶからお酒がほしくなる。
この循環のなかにいると、いつしか体が本来求めていない味を美味しいと感じてしまいます。
ここが体調のバランスが取れなくなる始まりですね。
つまり塩分は薄い方にも濃い方にも慣れるのです。
この慣れが後々体調不良の原因になったりしますので、ぜひ本当のお味が判別できる体調でいてください。
「生活習慣病」というのはまさに言い得て妙な名前なのです。

濃い味も薄い味も、その結果の体調も経験したマクロビオテッィクの先輩として、後輩に一番伝えたいことです。

 


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他者の命をいただき過ぎない生き方がマクロビオティック

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(牛頬肉の朴葉焼き;小松庵 高島屋新宿店13F)

先日のお蕎麦屋さんで息子が頼んだ一品です。
アルミ箔の下には熱源があって、それが朴葉の上の朴葉味噌とお肉を冷めないようにしています。
朴葉焼きって飛騨地方の郷土料理ですが、こうしてお蕎麦屋さんで眺めていても味わいがあって良いものです。
朴葉の殺菌作用を利用したお料理は沢山ありますが、この場合は器として朴葉を使っています。

マクロビオテッィクの陰陽で考えても、味噌と葱がお肉の消化を助けて理想的ですね。
本当はお酒をいただく人のための一品でしょうが、息子がお肉を食べたいというので注文しました。
若者にはお肉を食べたい時があるものなんですよね。
そんな時には出来るだけ上質のお肉を少量にしましょう。

自分が穏やかに生きるためには、他者の命をいただき過ぎないことが大事です。
他者の命とは動物性・植物性を問いません。
出来るだけ少ない殺生で自分が生きられるようにすることが、本当のマクロビオテッィクの生き方です。
ですから、貪るように食べたり、グルメに走ったりするのはマクロビオテッィクの生き方とは言いません。
いっぱい殺生をしておいて、自分だけ長生きしたい、健康でいたいなんて身勝手というものです。

自分の命を保つために最低限の量を感謝していただく。
このことを忘れてしまうと、精神的にも肉体的にも醜くなります。
きちんとメリハリをつけて暮らすこと。
そのメリハリとは即ち陰陽ということになります。
日常と非日常のけじめをつけて、毎日ご馳走を並べるというより、氣の通ったお料理を少量いただきたいものです。
陰陽のある暮らし方を中心軸に据えて、心穏やかな日々を重ねたいですね。

 


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薔薇の花をありがとうございました

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きょうお花が届きました。
沢山の薔薇がビッシリと頬を寄せあっていました。
お送りくださったクラスの皆様、ありがとうございました。
皆さんのお顔が次々と浮かんできて、お心遣いにウルッとしてしまいました。
お部屋が薔薇の香りにつつまれて、とても幸せです。

 


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