2008年5月に中川さんとお料理教室を始める意志を固めてから6年目。
翌年幸せコースがスタートしてから5年目。
少しずつ進化して来たむそう塾ですが、今週からまたちょっと進化します。
むそう塾ではお料理だけでなく、洗い物からお掃除に至るまですべてを含めて会得してもらうことを目指していました。
それはお料理が上手になるためにも、洗い物とお掃除は欠かせないからです。
しかし4年間塾生さんの行動を見ていると、なかなか手早く洗い物を済ませられない人も多く、お料理の進行に遅れが出る場面も多々ありました。
そこでじっくりとお料理に専念してもらう環境を整えるため、洗い物とお掃除をしてくれるスタッフさんを採用することになりました。
このスタッフ制には、3つの目的があります。
【1】むそう塾の講座において、洗い物に費やす時間を減らすこと。
【2】中川さんや私が洗い物をする時間を減らして、それぞれのするべき仕事の処理量がアップするようにすること。
【3】スタッフさんが洗い物の合間に中川さんの手元を見て、お料理のスキルをアップできること。
具体的には私もアドバイスにまわったり、写真を撮るチャンスが増えます。
【3】については、多くの塾生さんがこれを希望したいであろう特典ですね。
ちょっと中川さんと話をしていたら、「私が塾生なら、東京からでも無報酬でもいいから手元を見たい」と行動する内容だそうです。
スタッフの条件は手早いことが求められます。
そこをクリアした麗可さんとnicoさんのお二人が、後輩のために応援してくれることになりました。
このお二人は授業中はいつも早く作業が終わって、みんなを待っているだけのゆとりがありました。
なぜこんなことをするのか?
それは誰が頼んだのでもなく、自発的に自分の人生をより良くしようと頑張ったお二人に報いてあげたかったからです。
中川さんや私の主張する考え方に共感して、日々の生活の中でマクロビオテッィクを意識して、氣を良くするために努力されていました。
その頑張りを評価してあげたかったのです。
無から有を生むように、道なきところに道を作る生き方を、これから一緒になって歩んで行きたいと思います。
なお、不毛な詮索がされないように、スタッフの条件を記しておきます。
・実力 上級幸せコース修了レベル
・内容 講座開催日において材料や鍋などを洗う・近所の買い物
・時間 11:00〜18:00
・日当 1日5,000円
・昼食 あり
・交通費 なし
これからは麗可さんとnicoさんのうち1名が教室に詰めます。
皆さんの大先輩が後輩のために応援してくださるのですから、洗い物を流しに置くときには、必ず「◯◯さん、お願いします」と言葉を添えてください。
また、料理中に道具類を下げてくれる時には、「ありがとうございます」とお礼を言ってください。
これらは社会人として当然のマナーですから、書くまでもないことなのですが、念のため書いておきます。
<麗可さん 2−1 1期上級幸せコース修了>
麗可さんは元々はお片づけは苦手だったのですが、「マクロ美風の家事アドバイス講座」でグングンと片づけることの快感を味わい、ついにはお掃除が大好きな人になりました。
今では「趣味はお掃除です」と言えるくらいになりました。
そして、時々自発的に、教室のお掃除やお鍋洗いを奉仕活動として行なってくれました。
そこには「むそう塾にお世話になっているからお礼の気持で」という純粋な心しかありません。
その無欲の心が何とも素晴らしく心打たれました。
(長所と短所:手早い サッパリした性格 荒っぽい)
<nicoさん 30−6 1期上級幸せコース修了>
口数は少ないのですが、コースに在籍中はいつも最後の流し掃除まできちっと済ませて、その手際の良さに「いつもの行動が反映」されているのが分かりました。
幸せコース、上級幸せコースと進むにつれて、実生活でも「氣」の存在を大切にするようになって、運気もアップして来ました。
むそう塾と関わることによって、もう一段アップさせてあげたいなと思っています。
麗可さんとともに、時々教室のお掃除やお鍋洗いをしてくれました。
(長所と短所:丁寧で手早い 綺麗好き 引っ込み思案)