第216次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第216次 むそう塾 パスポート取得者>

Ta(91−1)さん

<寸評>

◆中川善博より
毎回ドキドキしながら炊飯されているのがよく判りました。
メモをしないでしっかり目で見て耳で聴いて鼻で嗅いで記憶するのですよと言っててもメモを取ってしまう人が跡を絶ちません。あなたも少しその仲間でしたね。
記憶が消えないうちに何度も炊いてくださいという私のハッパに応えてくださいました。
連続して炊いたら微調節が楽になるのです。
ふうわりピピカシャンが実現したのでパスを差し上げます。
おめでとうございます。
これからはぶれないように、まずは100日パスポートレベルの御飯を食べ続けてください。

◆マクロ美風より
ついにやわらかくてふっくらした中川式の玄米ご飯が炊けるようになりましたね。
ずっと憧れ続けた愛クラスにやっと来られて、こうしてパスポートを取得することが出来ました。
この玄米ご飯をご主人様に押しつけることなく、あなたが美味しそうに召し上がってください。
そんなお母さんの口元を見て、必ずお子さんたちが食べたがる日が来るでしょう。
そうしたらお子さんたちのお通じもよく観察しながら食べさせてあげてください。
まずは母子で。ご主人様はご主人様のお気持ちが前向きになってから。
そんなふうにゆったりとした気持ちで玄米ご飯を楽しんでください。
マクロビオティックに盲信的になるのではなく、どこまでも楽しくて美味しいことを基準にしてください。
また京都でお会いしましょう。


玄米ご飯 塾生作品 マクロビオティック京料理教室 むそう塾1

 
 

(中川式玄米ご飯 塾生作品 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

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カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 2件のコメント

第215次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第215次 むそう塾 パスポート取得者>

Ya(91−2)さん

<寸評>

◆中川善博より
お見事でした。あなたの「やるだけやったら、なるようになる」というさっぱり感がよく出た作品でした。
そうなんです。正しくデモを持ち帰って完コピしてくだされば数回の投稿でパスはお渡し出来るはずなのです。
ジャーも揃えて万全ですね。あとは飽きずに美味しい玄米ご飯を食べ続けてください。
ブレたらまた愛クラスに来てください。お近くなのですから。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
あなたの魅力は何といってもその明るさでしょうか。
そして愛くるしいうえに笑顔が爽やかで思わず引き込まれます。
さらにさらに大人のお色気があって、なんて素敵な女性なんだろうと感じました。
お話をしてみるととても決断力があって気持ちの良いこと!
こういう人が炊く玄米ご飯ってきっと美味しいに違いないと思いました。
そうしてその通りになって、こんなに素敵な玄米ご飯が炊き上がりました。
朝日を浴びて輝くご飯はあなたそのものです。
これからこのレベルの御飯を召し上がって、本当の体力を身につけてください。
もっともっと人生が楽しくなりますよ。


マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品

 
 

(中川式玄米ご飯 塾生作品 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

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中川善博のお弁当とむそう塾のお弁当講座誕生のお話

先に二つの記事をアップしました。
お食事の質と内容は睡眠時間に影響します
外食の良し悪しと家庭料理の大切さ
今回はそのお弁当編です。

今はコンビニをはじめとしていたる所にテイクアウトできる食べ物があって、お勤めをする人でもお弁当を持たないで出かける人が多くなりました。
でも当然のことですが、そのような商品は競争に打ち勝ってなおかつ採算が取れないといけないので、ことごとく原価を抑える傾向にあります。
そうすると質の低下が著しくなってしまいます。

私はマクロビオティックのお食事で大切なことは、一番に質であり、その次が量であると伝え続けて来ました。
その最初の質が問題であるお弁当は、たとえ安くても手を出さないのが健康を守るためのセオリーです。
そして、安いから買うという購入態度は断固として排除すべきことで、良い質の商品を提供してくれるところから購入する姿勢を確立しなければ、本当の健康は遠くなります。

そんなことを踏まえてお弁当を見てみると、一番質が良いのは手づくりであることに気づかれることでしょう。
しかし、手づくりのお弁当が体に良いことを知っていながら持参しないのは、自分で作れないか作れる人がそばにいないかのどちらかです。
お弁当というのはご飯を炊けたらおにぎりが作れますから、まずはご飯を炊けるようになれば良いのです。

その次がおかずです。
おかずで悩んでいる人はとても多いのですが、実はお弁当の特徴をよく把握していない人が多いのです。
お弁当はご家庭でのお食事と違って、時間の経過による変化が頭に入っていないと無残になってしまうことも少なくありません。
これを踏まえていないお母さんが作ったお弁当で、通学カバンを汚したとか、教科書にシミがついたとかいう話を時々聞きます。

むそう塾にはお弁当投稿というのがあって、Twitterで毎朝京料理人中川善博から直伝でお弁当全体のアドバイスを受けられるコーナーがあります。
もちろん、マクロビオティックの陰陽を踏まえたアドバイスです。
しかも無料です!(゚д゚)!
もうこんな信じ難いことをするむそう塾って一体何なんでしょう?
それはひとえに塾生さんとそのご家族の健康を願ってのことなのです。

そもそもこのお弁当投稿は、中川さんがお嬢さんや息子さんに作っていたお弁当があまりにも素敵だったので、それを教えてほしいという声に動かされて始まったものでした。
その記事は「中川善博から娘へのお弁当」としてサイトに転載されています。
かつてExciteブログに書かれていたものですが、とても参考になるのでサイトのリニューアルに伴って移動しました。

中川さんのお弁当で何に驚いたかというと、あのお弁当がいつも一人分だけ作られていたという事実を知ったからです。
そんなことが果たして可能なの?
その真実を知りたくてお弁当講座まで開催されました。

たとえば2005年1月11日のお弁当にはこんなことが書かれています。
今から10年前ですね。
お嬢さんはこの頃ストイックなマクロビオティック料理に関心があったそうです。
【今日から学校が始まり、また毎朝の弁当職人の復活である。 しっかりマクロビ心を根付かせた娘にはいい加減なものは持たせられない。 なかなか楽しい毎日である。 日々是修業也。 雑穀米、梅干し、里芋含め煮、人参グラッセ、堀川牛蒡きんぴら、水菜胡麻和え、おからの焚いたん、畑菜とお揚げさんの焚いたん、焼き椎茸金山寺味噌田楽。】

 
 

中川善博から娘へのお弁当 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川善博から娘へのお弁当 2005.1.11

むそう塾では幸せコースの授業でもお弁当についてお教えしますが、その後にお弁当に挑戦する人も多く、その到達点はおせちに行き着きます。
こんなにお弁当に力を入れているお料理教室はとても珍しいと思います。

お弁当は人の心と心をつなぐものなので、とても重要な位置づけになるはずなのですが、今はそこがないがしろにされていると思います。
それはお母さん自身に伝えるべき母の味がないか、お仕事を持って忙しすぎるお母さんが増えているためでしょうか?
いえ、お弁当の真の価値を分かっていないのだと思います。
お弁当がどれほど健康と心身の安定に貢献してくれるか、ひいては人間関係を良好にしてくれるか、そのことを深いところで理解していないのだと思います。

本当のお弁当の力を知ったなら、作らずにはいられなくなると思います。
でも、まだまだ面倒臭さや義務感で作っている人が多いのでしょう。
それではなかなか美味しいものが出来ません。
そんな人には次の記事をお読みいただきたいです。
過去記事になりますが、大切な言葉があるのです。

お弁当とは自分を持って行ってもらうことである。(2013.4.9)
お弁当とは「自分」を持って行ってもらうもの(2014.8.19)

お弁当についてはまだまだ書きたいことがあります。
ぜひ違う角度からお弁当を掘り下げたいと思います。
きょうはもう時間がないので、また書きますね。

 
 

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第214次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第214次 むそう塾 パスポート取得者>

Ku(91−3)さん

<寸評>

◆中川善博より
いちからやり直す。という強い覚悟で受講してくださった愛クラスでしたね。
美味しい玄米ご飯が食べたいという思いのたけを訴えてくださって気持ちよかったです。
少ない投稿回数で無駄打ちの無い理想的な進化を見せてくださったのでパスポートを差し上げます。
これからもお体からの通知票としてお通じチェックを一生続けてください。
ブレないように100日まずは食べ続けましょう。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
ご両親様の健康のことを思われて愛クラスを受講されたあなたが、こうして初期の目標を達成されたことがとても嬉しいです。
まずはあなた自身が美味しく笑顔で玄米ご飯を召し上がっていたら、何かしら良い方向への体調変化があります。
おそらく疲れにくくなるでしょう。
そして精神的にも知らず知らずのうちにプラス思考が出来るようになります。
そんなあなたの変化がご両親を動かしますので、それまでご両親には玄米を勧めないでくださいね。
まずは元気のお手本になってしまいましょう。

次はお味噌汁と糠漬けを制覇しましょう。
体調が激変しますよ。

 
 

中川式糠漬け マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(むそう塾三種の神器の一つ 中川式糠漬け 料理:京料理人 中川善博)

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お料理の力を借りて生き直すむそう塾生

昨日上級幸せコースの復習投稿をされたFuさんのメール文を読んで、一つのお料理が持つ力というのを感じて胸がいっぱいになりました。
つらかった過去の記憶を、美味しさが上書きして塗り替えてくれました。
Fuさんはお父様との記憶が暗い影を落としていて、それがずっと彼女の精神面の壁になっていました。
これから少しでもその壁がもろくなってくれることを望んでいます。
とても個人的な内容のメールなのですが、お世話になったむそう塾に少しでもお役に立てるのならと公開を快諾してくださいました。

<Fuさんのメールより>

中川さん

こんばんは。
南瓜の含め煮の復習を致しました。
ご指導をよろしくお願い致します。

1日おきか2日おき位に作って、ほぼ毎日頂いています。
その時に、何度か調味料や◯◯を入れるタイミングを間違えたり、等分の仕方や皮の剥き方、煮崩れなどの失敗を重ねました。
その時はガッカリしましたが、後日作るときの気づきにもなりましたし、何度も作ることで覚書が頭に入ったり、自分なりの手順ができました。
毎日の様に頂いても、家族みな、飽きることなく美味しく頂いています。
Aバージョンの味付けも、Bバージョンの味付けも、どちらも好評で、娘は大半(満腹の時以外)お代わりをし、主人も(男性ですが)よく食べます。
私は、頂く度に、自己主張し過ぎることも、控えめ過ぎることもなく、ほかのお料理に寄り添ってくれるようなお料理に感じます。

小学生の頃、ひとりお留守番の毎日でした。
夕方、母が仕事から戻るまでに何かお手伝いしようと夕食を作る時に、南瓜の含め煮をよく作りました。(多分、1番よく作りました)
母が戻ると、歌を歌いながら一緒に作った温かい想い出があります。(その時によく歌ったのが「朧月夜」で、Twitter名の由来です)
一方で、そうして作ったお料理を、些細な事をきっかけに父が激怒して暴れ、卓袱台をひっくり返すような(実際はテーブルでしたが)悲惨な夕食になり、泣きながら後片付けした哀しい想い出もあるお料理です。

お教室の日、中川さんにこの南瓜の含め煮を教えて頂き、母との想い出はより温かく大切に思え、父との想い出は、雪がとけるように消え始めて、帰宅する時に、とても嬉しくて幸せな気持ちになると同時に、この南瓜の含め煮を食べて、生き直すんだという気持ちになりました。
そして、自宅で復習する度に、心が癒されていくように感じます。

南瓜の種類や大きさによって、食材の等分の仕方やお鍋の中の様子が変わるので、毎回難しさを感じますが、何度も練習して、中川さんのお味を完全コピーできるようにしたいと思います。

大好きなお料理を中川さんに教えて頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。

Fu

 
 

南瓜の炊いたん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(南瓜の炊いたん 塾生作品 マクロビオティック京料理教室  むそう塾

<マクロ美風より>
Fuさんの文章を読んで、このお写真をじーっと見つめていると、煮汁があなたが過去に流した涙のように思えました。
きっともっとたくさんの涙を流したことと思います。
でも、むそう塾生となって今は心身ともお元気になってきました。
幸せコースの頃に比べてずいぶん明るさが増してきました。
そしてとても偉いのは、どのお料理も真剣に復習をされて投稿をされていることです。
何度も作って投稿されるその姿勢は、必ずあなたのお料理が美味しくなるだけでなく、あなた自身の精神面を解放してくれるでしょう。
そのことがご家族様との関係もベストな方向に導いてくれます。
お料理から人間関係が改善されるって素敵ですね。
お料理って凄い力を持っていますね。

この南瓜の含め煮を食べて、生き直すんだという気持ちになりました。

嬉しいです。あなたがこのように前向きに考えられるようになったことがとても嬉しいです。
一緒に生き直しましょう!

 
 

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