連日「マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座」の記事が続いていますので、この辺で他のお話を。
昨日、「素敵なご夫婦」という記事を書きました。
そのご夫婦には大人の世界があって、本当に良い氣を感じたのです。
会ったこともないのにその人のことが分かるか、と言われそうですが、これが分かるんですねぇ。
むそう塾生にはこういう素敵なご夫婦が何組かおられます。
ご主人様が人格者の場合は、奥様が実力以上の生き方ができます。
反対にご主人様が今ひとつだと、奥様はその力を存分に発揮できない生き方になる可能性があります。
良いご主人様に恵まれた奥様は、とても穏やかでノビノビ感がありますが、そうでないご主人様の場合は奥様に不満が多く、どこかにビクビク感があったりします。
女性はそれほどに男性の影響を受けるのです。
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ところで、男女の間に限らず、誰かに何かをしてもらった時って嬉しいですよね。
よく引き合いに出されるのが、ソファーでうたた寝をしていたら、家族が毛布をかけてくれて、目が覚めた時にほんわかした気持ちになって、かけてくれた人の愛情を感じるというものです。
この「思いがけない」ことって、かなり効果があって、私も今までの人生でいっぱい経験しました。
それはそれは嬉しいものです。
さらに感動的なのが「思いやり」です。
相手に何かをしてもらっただけでなく、その背景にその人の思いやりを感じ取れると、大袈裟ですが「生きていて良かったなぁ」「その人とご縁があって良かったなぁ」と思えます。
そしてまた、「今度は私もそんなふうにその人にしてあげよう」と思えてくるのです。
根底にこんな想いを持てる人間関係って最高に素敵ですよね。
今回の家事アドバイスでも、そういう人間関係の端々がビシビシ伝わってきます。
何かを決断するとき、「自分の希望ばかりを主張するのではなく、相手は何を望んでいて、自分はどこまで譲歩できるだろうか?」という視点で考えられたら、もっともっと人間関係がうまく行くのになと思える場面が多くあります。
昨日の記事に登場した「素敵なご夫婦」のKaさんのメールには、ちゃんと陰陽を意識していたことが書かれてあってとても嬉しかったです。
具体例として参考になりますので、引用させていただきます。
>陰陽の理解度はまだまだですが、それでも昨日の夫との家具選びに陰陽が役立ちました。
>お店の方に、これはどちらにしますかと聞かれる場面では、心の中で「ここは出しゃばらず、陰性でグッと我慢」と思って、先に夫に選んで貰う間を作るように心掛けました。
>そのおかげで夫の満足度も高かったのかなと思います。
>家事講座の最初に、そこに住む主の気持ちを無視してはならないと教えて頂けたことで、2人が使うものだという認識を忘れないでいられました。
>そうやって相手を尊重することで夫を大切にしていきます。
この前のメールには次のような文章がありました。
いいですねぇ、このお気持ち。
>私達夫婦も一生ものの、安心して使えるよい買い物が出来ました。
>決めたあとは2人とも大仕事を終えたような感じでしたが、夫の表情にも満足感があり、真剣に選んで付き合ってくれた夫にもとても感謝しています。
>素敵な夫婦と言って頂けてとても嬉しいです。
>この気持ちを忘れないで夫を大切に致します。
もうKaさんご夫妻のこれからのお幸せが目に見えるようですね。
そして、やっぱり夫婦っていいなぁと思うのです。
一人で生きるのもいいけど、こんな人間関係を築けたら夫婦になるのも悪くないのではないでしょうか?
独身主義の方、ちょっと揺らいでみませんか?(笑)
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(真鯵のお造り 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
素晴らしい盛り付けですねぇ。
ゾクゾクします。
真上から見てみると。
(真鯵のお造り 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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