<必読>「第5期満足コース」持ち物のお知らせ

「第5期満足コース」は5月25日(金)・5月26日(土)からスタートしますが、最初の授業は現時点での実力を把握するための実技チェックを行います。
チェック内容は全部で8項目です。
1 玄米炊飯
2 一番出汁取り
3 出汁巻き玉子
4 桂剥き
5 刻み
6 盛付け
7 糠漬け
8 包丁砥ぎ

上記のチェックをするための持ち物は次のとおりです。
1 玄米・塩・圧力鍋・ふうわりさんなど玄米炊飯に必要なもの
(教室と異なるカセットコンロの場合は持参 教室のコンロ ガスボンベは不要)
2 包丁
3 砥石(浸水したものを持参すること)
4 糠床(味見用)
5 出汁巻き玉子用に使い慣れたフライパンを持参しても良い

※玉子・昆布・鰹節・大根・盛付け用のお料理は教室で用意します。

 
 

 
 

(中川式出汁巻き玉子 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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マクロビオティックの陰陽についての感想文(10) 文字で理解しようとするのではなく、感じること、気づくこと 

マクロビオティックの陰陽の考え方を知ってもらうために、むそう塾では幸せコースの最初に指定本を読んでいただいて、その感想文を提出してもらっています。
今回は今年10回目の記事になります。

<Yu(94-4)さんの感想文より> 抜粋 5/23提出

【指定本1】
愛クラスを受講した後、2016年3月7日にパスポートをいただいた時、中川さんの<寸評>に「そこには宗教も動物愛護も無い、ただ宇宙の秩序にそっと寄り添うという優しさがあるのです。」と書かれていました。
その時から、“宇宙の秩序”という言葉がずっと心に引っかかってました。当時、わかりたいという気持ちから、指定本2「マクロビオティックの陰陽がわかる本」を読んでみましたが、読んだ内容が読んだ端からすっと頭を通り過ぎていってしまい、難しいなとモヤモヤした気持ちが残りました。
なので、今回、指定本1から読み始めてみると、何だかスイスイ読み進むことができて、最初の「陰陽入門の手引き」の後半にある、―宇宙的宗教観とは、どういうことかと言えば―(P7~)に、ずっと気にかかっていた言葉、“宇宙の秩序”のことが、とてもわかりやすく書かれていて、すごく嬉しくなりました。もちろん、理解できたと言えるにはほど遠く、書かれたいる内容が身体の表面にふんわりまとわりつくぐらいで、身体にストンと落とし込めた感覚はまったくないです。でも、この部分は何度も何度も読み返したくなります。

この指定本1を読み、頭の中が刺激され、本に書いてあった通り、読み終えて「嬉しくなってわくわくして来ました!」(P23) ただ、一方で、もっと身体の芯からわかりたいという欲求も、すぐにウズウズとし始めました。

【指定本2】

指定本2からは、世の中の事象や自分の行動も含めて、常に陰陽で見ること、常に問い続けることの楽しさや大切さが伝わってきました。
その中でも、驚きを感じたのが、戦争と平和も陰陽で見ることができることです。読み進むと、戦争と平和があるのは必然なのかと、辛い気持ちになりました。
『「戦争を無くすためにはどうすればよいか?」。マクロビオティックの大きなテーマでもあります。』と書かれています。マクロビオティックがそのことをテーマにしていること自体が、私にとっては大きな希望だと感じました。

この本では、陰陽の見方の5つのポイントが紹介されていますが、私は、「陰陽は目的をもって見ていきましょう」というポイントが一番苦手なのかなと思っています。問いをたてたり、目的を見極めることが苦手だと感じているからです。だから、物事を陰陽に当てはめることがなかなかすっとできないのかなと思います。

*   *   *

<マクロ美風より>

あなたは物事を点で見つめる癖がおありのようなので、パスポート取得時の寸評を中川さんの分と私の分をもう少し載せておきましょう。
<中川善博より 抜粋>
投稿中に想いというか感じ方が少しずつ変わってきたのを自覚されていますか? 
着心地の悪いジャケットを1着脱いだような感覚があなたには今あるはずです。 
それが無双原理を元に調えた陰陽料理の心身への影響です。
そこには宗教も動物愛護も無い、ただ宇宙の秩序にそっと寄り添うという優しさがあるのです。

<マクロ美風より 抜粋>
色々ご病気を経験され、もう手術は受けたくないと思って愛クラスを受講されたYuさんは、当然ですがあれこれと過敏になっておられました。
しかし人間の身体は常に正しく働くように設計されていますので、もっとご自分の生命力や身体の力を信じて、少し冒険的に生きてみましょう。
その一つがマクロビオティックの陰陽で物事を考えることと、陰陽を踏まえたお食事法です。
すでにたくさん入ってしまったお薬で身体は弱っていますので、これからは鉄火味噌や糠漬け、そしてお味噌汁や玄米ご飯で陰陽バランスを整えるようにしましょう。

いかがですか?
今から2年前、中川さんも私も、あなたの体と考え方が陰陽的に見て著しく偏っていたので、なんとか中庸に近づいてほしいと思っての寸評でした。
寸評は常に、健康になってもらうためにはどうあれば良いのか、という視点で書いていますので、あなたには考え方の偏りを和らげてほしいと思って書きました。
中川さんの文章からもそれがにじみ出てきますね。

それから2年。今はこうして宇宙の秩序を学ぶために幸せコースに通われる決意をされました。
それだけでもあなたにしてみれば勇気のいることだったと思います。
その勇気をしっかり受け止めて、「むそう塾に通って良かった」と心から思ってもらえるようにサポートさせていただきますので、ご安心ください。

*   *   *

指定本2より1の方があなたに合ったようですね。
本には相性があるので、2冊ご紹介したのはそのためです。
ここでは一緒にお返事しますね。

この指定本1を読み、頭の中が刺激され、本に書いてあった通り、読み終えて「嬉しくなってわくわくして来ました!」(P23) ただ、一方で、もっと身体の芯からわかりたいという欲求も、すぐにウズウズとし始めました。

この本では、陰陽の見方の5つのポイントが紹介されていますが、私は、「陰陽は目的をもって見ていきましょう」というポイントが一番苦手なのかなと思っています。問いをたてたり、目的を見極めることが苦手だと感じているからです。だから、物事を陰陽に当てはめることがなかなかすっとできないのかなと思います。

身体の芯からわかりたい欲求が出て来られたのですね。
バンザーイ\(^o^)/
そんな内面の変化があっただけでも、この本を読んで良かったですね。
今が学び時かもしれません。

その一方で「問いをたてたり、目的を見極めることが苦手だと感じているからです。」と書かれていますが、そんなことはありません。
これはまだ陰陽がヨチヨチ歩きだからです。
本を1冊読んですぐ陰陽を当てはめられたら、誰でももっとマクロビオティックを理解してくれるでしょうが、馴染みのない考え方なので、すぐには当てはめられないだけです。
これから幸せコースで、色々な場面で陰陽をご説明しますから、そういう現実から陰陽を感じてみてください。

文字で理解しようとするのではなく、感じること、気づくこと。
これに尽きます!

最後に戦争について触れておきます。
戦争は二元的(善悪)な見方をしている限りなくならないでしょうね。
しかし、マクロビオティックでは、一元的(陰陽)な見方ができると戦争はなくなると考えています。
ですから、そういう見方ができる人が増えれば良いだけなのですが、なかなか増えてくれませんね。
詳しくは「無双原理&盛付コース」で、無双原理を深く考えると理解できるようになりますよ。

*   *   *

<2018年度の読書感想文>
マクロビオティックの陰陽についての感想文(9) 善悪で判断しないことが大事 2018.5.24
マクロビオティックの陰陽についての感想文(8) 子どもの陰陽を間違えないように 2018.5.23
マクロビオティックの陰陽についての感想文(7) 人は食べ物で体調がこんなに変わるのか? 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(6) 無双原理より甘いものに関心が行く現実 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(5) むさぼりの心が減った結果こんなことが 2018.5.21
マクロビオティックの陰陽についての感想文(4) 技術は小手先のものではなく心そのもの 2018.5.20
マクロビオティックの陰陽についての感想文(3) 日常の陰陽に気づくこと 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(2) 陰陽は相対的に考えましょう 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(1) 砂糖の影響は大なり 2018.4.30

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会出版)

 
 

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カテゴリー: 幸せコース感想文 | 4件のコメント

マクロビオティックの陰陽についての感想文(9) 善悪で判断しないことが大事

マクロビオティックの陰陽の考え方を知ってもらうために、むそう塾では幸せコースの最初に指定本を読んでいただいて、その感想文を提出してもらっています。
今回は今年9回目の記事になります。

<Ni(117-3)さんの感想文より> 抜粋 5/23提出

【指定本1】
具体的な生活の中での応用としては、「自分や家族の体質が健康であるかどうかを見分けるのは、毎日の排泄物を見れば良い。」というのは、玄米ご飯を食べ始めただけで、実感しているところです。シンプルに体が喜んでいるのが分かります。

具体的な対応としては、「どんな生物でも、一つ一つが陰陽をもった小さな宇宙である。食物も一部だけを食べるのではなく、陰陽すべてをいただいて、陰陽のバランスがとれるような自分の命をいただくのである。」、「人はどこか具合が悪くなれば、すぐに何が不足しているのだろうかと思って、取り入れることを考えます。これは大きな間違いであって、「何が過剰になってバランスを欠いたのだろう?」と反省することの方が重要。」という部分が印象的でした。

「食事の時間は命をいただく時間だと考え、食に関わったあらゆる自然の恩恵・動植物の命、人々の労働に対して感謝の意を表す。本当に空腹を感じたときに食べるのが正しい食事時間です。」というアドバイス通りに、一食、一食を大切に、本当においしいと感じられるものをいただくことが大切だと思うと同時に、体調に応じて、無理に3食機械的に食べる必要もないと思いました。

「減塩、減塩と言われ、闇雲に塩気の抜いた人は陰気な発想に傾く」という記載からも、自分の体の求めるものを、きちんと摂ることが重要だと理解しました。

【指定本2】
定理3の陽は求心、圧縮性をもち、陰は遠心、拡散性をもつという説明はとても分かりやすいです。
また、定理6の「一つとしてこの世界に固定的なものはなく、例え固定的に見えても、それは陰陽の変化の一瞬の均衡を単にカメラで捉えたもの。」定理7の「絶対的陰、又は絶対的陽なるモノは存在しない。」という記載からも、固定観念に囚われない生き方や、感じたこと、教わったことを素直に受け入れる吸収力が重要だと再認識しました。

陰陽の見方の5つのポイントも、その時々の状況や目的に応じて、柔軟な判断が必要であるという、当たりまえのようで、実は大切で難しいことだと思います。また、陰陽を善悪と捉えないというポイントも、知らず知らずのうちに偏った価値判断をしていたかもしれないと気づかされました。

*   *   *

<マクロ美風より>

あなたはマクロビオティックとは無縁な暮らしをされていたのですから、たまたま入った料理教室で、いきなり読書感想文をと言われて面食らったことでしょう。
それでもこうして、きちんと2冊の本を読んで、感想文もお送りくださったことに感謝を申し上げます。

今は健康的でどこも悪いところはないので、美味しいお料理を習うだけで十分だと思いますが、このマクロビオティックの考え方は、あなたがされているお仕事のなんらかの場面でヒントになってくれることがあると思います。
それは、マクロビオティックはお料理だけでなく、すべての分野に当てはまる考え方だからです。
そんなふうに、もう一つの視点をもつ生き方っていいですね。

以下、あなたが感じられた箇所に若干のコメントをさせていただきます。
まず指定本1について。

「自分や家族の体質が健康であるかどうかを見分けるのは、毎日の排泄物を見れば良い。」というのは、玄米ご飯を食べ始めただけで、実感しているところです。シンプルに体が喜んでいるのが分かります。

あなたは4月21日に玄米の炊き方を習ったのですから、玄米を食べはじめて1か月しか経っていません。
それでもこうして体の反応を確認できて嬉しいですね。
これからもっともっと実感出来ることが増えてきますよ。
お楽しみに♪

「人はどこか具合が悪くなれば、すぐに何が不足しているのだろうかと思って、取り入れることを考えます。これは大きな間違いであって、「何が過剰になってバランスを欠いたのだろう?」と反省することの方が重要。

ここがとても大事なところですね。
人は食べ物も情報も過剰になって心身の健康を損ねてしまうことが多いからです。
本当は吐き出す(整理して捨てる)ことの方が大事なのですが、人間というのは際限なく取り込みたい生き物のようです。
ここで一線が引けるととても生きやすくなるのですが、その判断基準になるのが陰陽の考え方でもあるのです。

体調に応じて、無理に3食機械的に食べる必要もないと思いました。

そうなんです。
3食食べる日があってもよいし、まったく食べない日があってもよいのです。
先ほどの「際限なく取り込みたい生き物=人間」は、ついつい3食食べたがるのですが、体の陰陽バランスから考えると決してそんなことはなく、むしろ2食くらいの方が体調が良くなる環境の人もおられます。

「減塩、減塩と言われ、闇雲に塩気の抜いた人は陰気な発想に傾く」という記載からも、自分の体の求めるものを、きちんと摂ることが重要だと理解しました。

世の中には減塩が必要な方もおられますが、多くの場合はお塩の質が問題です。
むそう塾ではお塩について徹底的にご指導していますので、皆さんがご自分に合ったお塩で健康になって行かれます。
お塩の問題はとても奥が深くて、お料理抜きには語れません。

*   *   *

次に指定本2について。

定理3の陽は求心、圧縮性をもち、陰は遠心、拡散性をもつという説明はとても分かりやすいです。

ここが陰陽でとても大事なところなので、ご理解いただけて良かったです。
感想文の中で、「陰陽のポーズについて、今まで持っていたイメージでは、立ち上がって両手を空に向かって伸ばすのが陽性で、しゃがんで縮こまるのが陰性だと思っていました。」と書かれていましたが、この定理3で考えるとはっきり理解できると思います。

陰陽を善悪と捉えないというポイントも、知らず知らずのうちに偏った価値判断をしていたかもしれないと気づかされました。

西洋から来た考え方は善悪で物事を考えてしまいますが、それをすると陰陽は正しく判断できなくなります。
私たちはついつい善悪で判断する癖がついているので、それだと暗礁に乗り上げてしまう問題が出てくるのです。
そんな時マクロビオティックの陰陽の考え方は、一元的に物事をみて解決につながって行きます。
だからこそ、これからの時代に必要な考え方だと言えます。

*   *   *

<2018年度の読書感想文>
マクロビオティックの陰陽についての感想文(8) 子どもの陰陽を間違えないように 2018.5.23
マクロビオティックの陰陽についての感想文(7) 人は食べ物で体調がこんなに変わるのか? 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(6) 無双原理より甘いものに関心が行く現実 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(5) むさぼりの心が減った結果こんなことが 2018.5.21
マクロビオティックの陰陽についての感想文(4) 技術は小手先のものではなく心そのもの 2018.5.20
マクロビオティックの陰陽についての感想文(3) 日常の陰陽に気づくこと 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(2) 陰陽は相対的に考えましょう 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(1) 砂糖の影響は大なり 2018.4.30

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会出版)

 
 

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子育てにおける3本の柱 子どもが動物性を食べない理由

「マクロビオティックの陰陽についての感想文(8) 子どもの陰陽を間違えないように」の記事にいただいたコメントのお返事が長くなるので、こちらで記事にしてお答えします。
他にも子育てで同じような悩みを抱えた人がいらっしゃると思いますので、共有したいと思います。

<きよさんからのコメント>

美風様

たくさんのメッセージ、ありがとうございました。ありがたく、また、心痛く受け取りました。娘のこと、私のみていない時間に思いをはせることを忘れていました。確かに、彼女は学校で非常に頑張っています。うちとは別人のじゃりン子チエのようなチャキチャキの感じみたいです。そして、非常に自分の気持ちがはっきりしていて、外では少し押さえているようですが私にはとても自己主張がはっきりしています。彼女の基準は明確で、楽しいか楽しくないか。確かに学校は、いけばそれなりには楽しんでいるようですが、モチベーションが上がるほどは楽しくないようです。なぜなら、すでにやることが決まっており、ワクワクがほぼ無いからです。本当にダラダラとなるのも、無理ないですね。私が何とかしてやろうなんて思うまでもなく、彼女なりにきちんとバランスを取っていたのですね。娘の方が陰陽のバランス感覚は私よりはるかに持っていると頭でわかっていたのに、実生活に落とし込まれていませんでした。私も、うちではできるだけ口を出さずに好きなようにさせようと思って努力はしているのですが、先に予定が詰まっている時などはついイライラして強くあたってしまうことがあります。でも、彼女なりにバランスを取っているということを肝に銘じて、常にホッとできる場所であるようにしたいと思います。自然の中にいると別人のような輝きを発する彼女に、自宅にいても少しでもそのような心地よさを味わえるようにしていきたいです。そして、そのためには私自身を整えておく必要があることも肝に銘じておきます。

食事に関しては、私の動物性食材を使った料理のまずさもあると思います。なぜなら、私自身もほとんど食べないので、まともに練習してこなかったということもあります。ただ、2〜3歳の頃は、割と好きだったように思います。私が出すお肉やお魚、たまにお店で食べるものも食べていました。いつの頃からか、欲しがらなくなりました。保育園では、かなり食事には気を使って丁寧に作って下さって、バイキング形式でみんなで好きなだけそれぞれがお皿に盛って食べるのですが、いつのころからか動物性のものはおつきあい程度にほんの少したべる感じになっていきました。卒園して、お弁当になり、我慢して食べなくても良くなってからは、ほぼ欲しがらなくなりました。何かの集まりや、お友達同士で外食などの時、地元で比較的評判の美味しいお店でも、みんなが食べていて「おいしそう」と手を伸ばすのですが、一口か二口でもういらないといいますので、本当に必要ないのかなとも思います。ただ、私がむそう塾に通おうと思った理由の1つは、この子が美味しいというお肉やお魚の料理を何とか作れないかと思ったことなのです。沢山は食べなくても良いし、欲しくなければ食べなくても良いのですが、陰陽の調和のとれた、きちんと作られた動物性のお料理も嫌がるかな?という思いがあります。それでも受け付けなければ、そういうものと思えば良いのですが、単に味や体への負担が原因なら、これから大きくなる子どものタンパク源が植物性のみというのは大変な間違いをおかしてしまうので、そこをしっかり学び、習得したいとおもっています。もちろん主人に喜ばれることは間違いないと思いますし。

色々な事がなんとなく ちぐはぐ で、うまく廻っていないという感覚がどうしてもぬぐえず、何とかしたいと思いむそう塾に申し込みました。私も家族も、陰陽という視点で巡る世界に心地よく巻き込まれたいなと思います。

今回の感想文提出でとても大切な視点に気付かせて頂いて、ありがとうございました。
これからまだまだ、たくさんの事に気付き、変わっていけることを楽しみに思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。

*   *   *

<マクロ美風より>

きよさん、こんにちは。
こちらからお返事しますね。

彼女の基準は明確で、楽しいか楽しくないか。

素晴らしいですねぇ。
これです! これが一番大事なのです!
私のブログの過去記事に「子育てにおける3本の柱」というのがあります。
(ブログを引っ越したため、読みにくくなっていてすみません。)
2005年9月8日の記事ですが、今もまったく同じ考えです。
その中には次のようにまとめてあります。

「小学生の時 : 世の中には楽しいこととそうでないことがある」
「中学生の時 : 大事なこととくだらないことがある」
「高校生の時 : 自分に出来ることと出来ないことがある」

ですから、お嬢ちゃんは理想どおりに育っているではありませんか!
何も心配することなく、笑顔で見守ってあげても良いと思いますよ。
しっかりとご自分を持った、素晴らしい大人になってくれると思います。

*   *   *

次に動物性のお料理についてですが、ただ単にお嬢ちゃんは味覚が敏感なのではないかと思うのです。
その敏感な味覚に合うお料理がまだ彼女の前に登場しないだけなのではないでしょうか?
むそう塾にも子どもさんの好き嫌いに悩まれるお母様が何人もいらっしゃるのですが、中川さんから習ったお料理を復習したら「食べてくれてビックリしました!」という反応があちこちから届きます。

先日も「鳥南蛮うどん」の復習をしたところ、それまで鶏肉を食べてくれなかったのに食べてくれたと、大喜びで報告がありました。
また、これは糠漬けですが、それまでお母さんが漬けた糠漬けは食べてくれなかったのに、中川さんの糠床に入っていた糠漬けは食べてくれたというご報告もありました。
他にもしじみのお味噌汁を美味しいとおかわりしてくれたとか、カラスガレイのお煮付けを骨までしゃぶって食べてくれたとか、たくさんの事例があります。
上級幸せコースで習う唐揚げやラーメンは、ご主人様たちの反応もすごくて、教えてよかったなと思えるメニューです。

お味噌汁嫌いのお子さんに悩んでおられた塾生さんでも、中川さんに習った一番だしでお味噌汁を作ったところ、ゴクゴク飲んでくれたという報告もたくさん届いています。
それから、質の問題があります。
お子さんは本能的に「体によいもの」「体に悪いもの」を感じ取っているのですが、その能力が高いことが考えられます。
先の感想文に書かれていた文章がそれを裏付けていると思うのです。

京子さんのお子さんのように自主保育ではありませんが、うちの子も山の中の少人数の保育園で育ちました。時計のない、おもちゃのない、文字や数字のない、しかし自然の中でたっぷりと体を使って五感を働かせて遊び、自由に絵を描き、大きな声で歌い、春はお散歩で野草をたくさん摘んできて食べ、夏は毎日川で泳ぎ、秋は育てた野菜の収穫や山からの自然の恵みの採集、冬は山から木を切り出してきて薪割りとたき火、そんな幼児期を過ごした彼女は私よりずっと感じることが得意です。

ね? そう思うでしょ?
お子さんは理想的に育っているのです。
お母さんよりピカピカの本能なのです。

これから大きくなる子どものタンパク源が植物性のみというのは大変な間違いをおかしてしまうので、

そんなに深刻にならなくても大丈夫ですよ。
子どもの好みは成長するにつれてコロコロと変わりますし、汁の中に動物性が入っていて、それを美味しいと食べてくれれば何も心配はいりませんしね。
たとえば、幸せコースで習う「筑前煮」は、煮汁がとても美味しいので、きっとお嬢ちゃんが喜んで召し上がってくれると思います。

きよさんの視点は、今はお肉やお魚に行っているようですが、今月習った一番だしのお味噌汁をお嬢ちゃんは飲んでくれますか?
ここには良質の動物性が含まれていますので、お肉やお魚をたとえ食べなかったとしても、そんなに心配することはありません。
お味噌だって昔から「畑のお肉」と言われて、タンパク質が豊富な大豆から作られているものですからね。

マクロビオティックの考え方では、動物性は絶対摂らなければいけないものではなく、必要があれば摂るというスタンスです。
ですから、私から見て、お嬢ちゃんはなんの問題もなく、失礼ながらお母さんの方が一般常識(これがクセモノ)に毒されているのではないでしょうか?
これからは中川さんの手で美味しいお料理をお伝えしますから、どうぞ忠実に再現してみてください。
きっとあなたが納得のできる結果になると思います。

お子さんのために、一生懸命子育てをされていて偉いなあと思いました。
その姿勢は後悔を生みませんし、納得して進んで行けるので良いと思います。
安心してむそう塾で学んでください。
ご一家の笑顔が増えますよ。

 
 

(玄米あらめビーフン 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: 幸せコース感想文, 子育て・野口整体・アトピー | 2件のコメント

マクロビオティックの陰陽についての感想文(8) 子どもの陰陽を間違えないように

マクロビオティックの陰陽の考え方を知ってもらうために、むそう塾では幸せコースの最初に指定本を読んでいただいて、その感想文を提出してもらっています。
今回は今年8回目の記事になります。
マクロビオティックの陰陽についての感想文(7) 人は食べ物で体調がこんなに変わるのか? 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(6) 無双原理より甘いものに関心が行く現実 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(5) むさぼりの心が減った結果こんなことが 2018.5.21
マクロビオティックの陰陽についての感想文(4) 技術は小手先のものではなく心そのもの 2018.5.20
マクロビオティックの陰陽についての感想文(3) 日常の陰陽に気づくこと 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(2) 陰陽は相対的に考えましょう 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(1) 砂糖の影響は大なり 2018.4.30

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<Sa(115-2)さんの感想文より> 抜粋 5/21提出

【指定本1】
今回、この本を読み、知れば知るほど全てに通じ、これに沿って生きられるということは、自分と家族と、自分に関わる人とそして全ての生き物に本来の幸せ、喜びと調和をもたらす考え方だなあと思いました。

この本からは、ミクロの世界から宇宙という壮大な世界まで、全て陰陽という調和の中にあるのだというイメージ、感覚を強く受け取りました。

頭で考えることの多い私が、考えれば考えるほど良く解らなくなるこの陰陽という世界、本来苦手なはずなのですが、解らないけどおもしろくてとても興味がありました。今回むそう塾に通わせて頂くことになり、より、陰陽という考え方、バランスを取るという感覚を必要とする場に通える事になったことは、まさに最も私の苦手な、そして今の私に必要な場所に導かれたと思い、大いなる力に感謝しています。また、それも陰陽なのかな・・なんて、思っています。

思い返せば、今まで45年の間に色々な経験があり、喜んだり悲しんだり、必死になったり・・良く解らないなりに調和を取ろうとしていた自分にクスッと笑ってしまいますね。
今でも、すぐに心配したりイライラいしたり、一生懸命何かとバランスを取ろうとしている自分がいます。

【指定本2】
こちらは、事例がたくさん載っていて、とてもおもしろかったです。
自然界の中の陰陽、行動の陰陽、味の陰陽、とにかく本当に全てに行き渡っているのだと改めて驚き、興味深かったです。ひとつのものの中にも陰陽があり、目的を持って使い分けるのだということ、つまり、目的が変われば同じものをみても陰陽は違うということですよね。そして同じものも立場が違うと陰陽が逆転する・・。ここでも改めてバランス、調和が目的なのだと知りました。
これは、本でいくら勉強しても身につかないはずです。生活の中で感じながら身につけていくものなのですね。

私が陰陽という考え方に惹かれる理由が大きく2つあり、そのひとつは子育てです。
頭ではのびのびと子どもらしく自由に育って欲しいと思いながらも、後から思えばどうでも良いことで口を出したり、自分の物差しで子どもをみて判断したり、小さな事でイライラしたり、何とかもっとおおらかにできないものかと、常々思ってきました。
もっと勉強して、目に見える現象に惑わされることなく、その奥にある陰陽という視点でみて判断し行動できるようになりたいです。

娘は、食事はどちらかというと体を冷やすものを欲しがります。
動物性のものは、基本受け付けません。お出汁も野菜出汁を好みます。
体としては陽性に傾いているのかと思いますが、行動はのんびりを行きすぎてダラダラとしたり、朝が弱く、きちんと起きはしますが、起きてすぐは全然エンジンがかかりません(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。そして、どうやったらそんなに時間をかけられるのかと思うほど、マイペースというか、何というか、私にはとても陰性な行動が多いように見えます。
本の中に時間は陽性、空間は陰性という項目がありました。
のびのびと時間を気にせず、空間の中で生活していた保育園時代と一変して、時間に区切られ時間に追われる小学校生活は一気に陽性に傾き、きついんだなあと思いました。
行動の陰性さを食事で改善しようと思っても、彼女の好みからしてなかなか難しく悶々としていました。でも、この本にもあるように陰陽は全てにあてはまることなので、他にも何かうまくバランスをとれることを考えたいと思います。また、むそう塾で教えて頂けるお料理を私が習得できれば、大きな力になってくれることと思います。

もう一つは私のアトピーを含めての病気と健康という観点からの興味です。
4年前にアトピーを発症してから、食べ物の体への影響というものを否応なしに、しかも食べてすぐに感じられるようになってからは、本当に必死でした。ただただ自分の体の声を聴き、ひたすらに料理、掃除、体のメンテナンスと修行のような毎日を過ごし、必ずいつか改善するという思いだけで真っ暗なトンネルを手探りで歩いていたように思います。でも、食事や生活で改善できるという漠然とした信念があり、それで乗り越えることができました。
4月のカレー講座に参加させて頂いた時、本当に何年ぶりかに飛行機に乗りました。以前、体に何の不都合も感じなかった頃は、良く仕事で飛行機にも乗り、新しい刺激を受けて帰ってきていました。そんな、ずーっと過去の事を思い出しながら、重力を感じて空から下を見た時、一つ一つの小さな家、その中に本当に閉じこもらざるを得ないようにして過ごした数年を思い、今、解放されて、どこにたどり着くかわからないけどどこかに向かって飛び立っていけているということに、涙が出ました。
この環境や生きるサイクルも、陰陽の調和しようとする力の上に成り立っているのですね。
無理矢理にでも飛び立ってみようと思わせてくださった、中川さんや美風さんには本当に感謝しています。

食べ物で性格も考え方も変わるなんて以前の私では信じられませんでした。でも、こうやって全ての物事がつながっているとわかれば、当然の事なのですね。
同じ世界で生きているのに、この考え方を知ってからは別の世界に来たように感じます。同じ景色も違って見えますね。とてもおもしろいです。
ついつい感覚よりも思考が先立ってしまう私ですが、変わりたいという気持ちを持ち続けて感じてみることを意識していきたいです。いつか、意識しなくても自然とそうなれたらその時はまた違った自分になっているのかなと思います。

*   *   *

<マクロ美風より>

まずは指定本1から。

この本からは、ミクロの世界から宇宙という壮大な世界まで、全て陰陽という調和の中にあるのだというイメージ、感覚を強く受け取りました。

はい、そうなんですよ。
身近なミクロの世界では、先日あなたが手にされた糠床の微生物も陰陽の世界で生きています。
ですから、陰陽のことを考えながらお世話すると、ご機嫌に育ってくれるはずです。

思い返せば、今まで45年の間に色々な経験があり、喜んだり悲しんだり、必死になったり・・良く解らないなりに調和を取ろうとしていた自分にクスッと笑ってしまいますね。
今でも、すぐに心配したりイライラいしたり、一生懸命何かとバランスを取ろうとしている自分がいます。

あなたが今まで一生懸命生きて来られたことが、良く伝わって来る文章ですね。
実は私もマクロビオティックを知る前は、宗教や哲学に人生の悩みの答えを求めていました。
でも、マクロビオティックの陰陽の考え方で行くと、とてもスッキリと分かりやすく整理できて、生き方がグンと楽になったのです。
それまでの経験を後から陰陽で考えてみれば、「ああ、あの時にはさっさと前に進めばよかったのね」とか、「あのことは問題にすらするべき内容ではなかったのね」とか、「あの人にはサヨナラ言って正解だったのね」などと、後から納得出来ることも多くて安心したものです。
ですから、これからあなたにも、そんな整理期間が訪れて、心の大掃除が出来る日が来ると思いますよ。
楽しみですね。

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次に指定本2について。
あなたのお気持ちをブログを読んでくださる方も共有出来るように、多くの部分を掲載させていただきました。
誰でも陥る部分がありましたので、そこを指摘しておきますね。

のびのびと時間を気にせず、空間の中で生活していた保育園時代と一変して、時間に区切られ時間に追われる小学校生活は一気に陽性に傾き、きついんだなあと思いました。

おっしゃるとおりです。
お子さんはきつい環境に置かれたのです。
でも、それが合う子と合わない子がいます。
あるいは耐性とでもいいましょうか、合わないと感じ取っていても、その場をやり過ごせる子もいます。
そこはすごく個人差がありますよね。
ちなみに我が息子は、保育園時代は毎日楽しそうに遊んでいましたが、小学校に上がると別人になって、目から輝きが消えました。
そして、すっかり猫背になってしまいました。
そんな子もいるのです。

娘は、食事はどちらかというと体を冷やすものを欲しがります。
動物性のものは、基本受け付けません。お出汁も野菜出汁を好みます。
体としては陽性に傾いているのかと思いますが、行動はのんびりを行きすぎてダラダラとしたり、朝が弱く、きちんと起きはしますが、起きてすぐは全然エンジンがかかりません(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。そして、どうやったらそんなに時間をかけられるのかと思うほど、マイペースというか、何というか、私にはとても陰性な行動が多いように見えます。

ここにこの感想文のポイントがありますね。
視点は2つあります。
1 あなたの動物性料理がまずい。
2 お嬢さんは陰性ではない。
この前提で考えてみたらどうなりますか?

子どもは大人より陽性ですから、往々にして陰性のものを好みます。
しょっちゅう動き回る子どもが体を冷やすものをほしがるのも当然ですね。
そんなお子さんがまずい動物性料理を食べたがらないのも当然です。
しかし、美味しいと感じる動物性料理なら手を出して来ることが考えられます。
マクロビオティックでは無理に動物性を食べさせることはしませんが、もし不味いのならそれを改善した方がご主人様との関係でも良いかと思います。

次に、ご自宅でのお嬢さんの行動を観察して、お嬢さんは陰性だと判断されていますが、私はむしろ、お嬢さんにはしっかりした判断基準があって、興味の湧かないものにはその気にならないだけではないかと思うのです。
つまり、今のところ、小学校生活がそんなに楽しくないのかなと思います。
誰でもそうですが、楽しくないものには準備だってノロノロしたくなります。
あなただってそんな経験はありませんか?

それなのに、お子さんの行動の一面をとらえて陰性だと判断するのは早合点かなと思います。
事実、(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。という文章がありますしね。
もちろん、私は生のお子さんに接したことがないので、たったこれだけのことで判断するのは危険なのですが、こういう見方も出来るということでご参考になさってください。

それから、これが一番大事なことなのですが、しっかりとご自分をもっておられるお子さんが、陽性な環境の中で長い時間を過ごしているのですから、相当頑張っておられるのです。
その息抜きとしてご家庭でゆっくりしているのが、あなたの見ているお子さんの姿です。
24時間のうちあなたの知らない時間を、あなたは思いやっていないことになります。
それではお子さんが可哀想ですね。

この例は働き蜂のお父さんたちにも同じことが言えます。
ストレスフルな状態で昼間働き、ご自宅に戻ってホッとし、休日にはゴロゴロして過ごしていると、家人から粗大ゴミ扱いされる世の夫たちも同じですね。
どちらも家では陽性の反作用として陰性を求めるのです。
これが陰陽バランスですね。
ですから、お嬢ちゃんもご家庭では陰性を求めているのです。

ここで大事なあなたのお役目があります。
外で疲れて帰ってくるご家族のために、あなたは家の中を砂漠のオアシスにする必要があるのです。
オアシスとは、まさに良い陰性を指します。
長旅に疲れた渡り鳥が、海や湖のほとりで羽根を休めるのと同じように、あなたも空間もオアシスであるように努力することです。

あなたがそういう視点に立てれば、ご家族様は24時間の中にある陰陽をうまく使いこなせるようになります。
親はどうしても子どもに多くの期待をしてしまいがちですが、最終的には「生きているだけでいい」のです。
子どもに何かを求めるのではなく、その子が存在する意味を自分に問う方が自分の成長につながります。
私は今も自分に問い続けています。

*   *   *

空から下を見た時、一つ一つの小さな家、その中に本当に閉じこもらざるを得ないようにして過ごした数年を思い、今、解放されて、どこにたどり着くかわからないけどどこかに向かって飛び立っていけているということに、涙が出ました。

これこそが陰陽なんですよ。
陰陽は絶えず変化しているのですから、あなたはそろそろ外に向かっていくサイクルに入ったのでしょう。
春の来ない冬はないように、朝の来ない夜はないように、これこそが宇宙の営みであり、私たちは宇宙とともに生きているのです。
このことに気づくことがマクロビオティックの陰陽を知るということです。

食べ物で性格も考え方も変わるなんて以前の私では信じられませんでした。でも、こうやって全ての物事がつながっているとわかれば、当然の事なのですね。

性格も食べ物で変わりますよ。不思議でしょうが。
食べたものの波動がそのまま細胞に取り込まれるのですから当然ですよね。

同じ世界で生きているのに、この考え方を知ってからは別の世界に来たように感じます。同じ景色も違って見えますね。とてもおもしろいです。

面白いでしょう?
私はこの考え方に出会ってから、毎日が楽しいし、人生がとても分かりやすくなりました。
そして一番大きいことは、不安がなくなりました。
それはお金や物に執着しないからです。
すべてを受け入れて生きて行く覚悟が出来ました。

そうすると、とても心が穏やかになって、平和になるんですよね。
ぜひこの感覚をあなたにも味わっていただきたいと思っています。
長い記事になってしまいましたが、あなたにどうしてもお伝えしたいことばかりですから、うまく伝わったら嬉しいです。

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会出版)

 
 

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