検索結果: 美風ゼミ

「マクロビ井戸端会議」の原点と「美風ゼミ」について

きのう私は、なかなかさんのブログ「マクロビという考え方」の過去の記事を拝見していて、思わず涙がこぼれました。
過去の記事は次のとおりです。
マクロビ井戸端会議
マクロビ井戸端会議、始まります
マクロビ井戸端会議の運営方針
マクロビ井戸端会議のコンセプト
*    *    *    *
次の順序で読み進みました。
マクロビ井戸端会議

マクロビ井戸端会議、始まります

マクロビ井戸端会議レポート(1)

大森英櫻先生    ← ここで泣いたのです。

マクロビ四天王のそれぞれ
*    *    *    *
私がブログを始めたのは、2005年8月15日です。
その前の2005年8月4日に、「マクロビ井戸端会議」が産声をあげ、記念すべきその場所に座っていました。
ちなみに、私のハンドルネームはその場所で決まりました。
恩師、大森英櫻先生が亡くなったその日が、奇しくも第1回目の「マクロビ井戸端会議」の日だったのです。
このことが、私はとても意味のあることだと思っているのです。
私は、「大森先生の到達されたマクロビオティックを正しく伝えること」は、あの場所にいたものの使命であるように思っています。
大森先生がマクロビオティックにかけた情熱は、強烈なイメージで私の心に住んでいます。
そして、その生活ぶりは、なかなか真似のできるものではありません。
桜沢先生も大森先生も、「質素な暮らし」を実践し、マクロビオティックでダイナミックな人生を送りました。
これが本当のマクロビオティックです。
だからこそ、夢中になれるのです。
*    *    *    *

 

8月4日という日を思うと、私はいつも、マクロビオティックの本当の素晴らしさをきちんと後世にお伝えしたいと思います。
そんな想いで「マクロビ井戸端会議」に参加して来ました。
足かけ2年。
その間にマクロビオティック界の状況は、どんどん変化して来ました。
特に最近では、次のような点が気になります。

・目に余るお金儲けに走ったマクロビオティック
・外見だけに注目したマクロビオティック
・理論を忘れたマクロビオティック
・簡単、お手軽だけを売りにするマクロビオティック
・どう考えても納得のいかない特定商品の販売に力を入れるマクロビオティック
*     *     *     *
「マクロビ井戸端会議」で、体調のすぐれない人の悩みなどを聞いているうちに、どうしても声を大にしてお伝えしたいことが沢山出て来ました。
しかし、「マクロビ井戸端会議」の禁止事項には、「先生にならないこと」「生徒にならないこと」というのがあります。
みんな平等で、ただお喋りをするだけが目的の会ですから、このように運営しています。
となると、ここでは、私が一方的にお話することは許されません。
そこで、かねてから、「マクロビ井戸端会議」の発展形としてのお勉強会を作りたいと思っていました。
それを形にしたのが、「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」です。
そして、その「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」のフォローアップ講座として、「美風ゼミ」が7月12日から誕生します。

でも、この「美風ゼミ」。
実は、「マクロビ井戸端会議」の発展形として、「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」以外でも開催したいと思っています。
それは、深刻な悩みを抱えている人、体調不良の人が余りにも多い現実を知っているからです。
ちょっとした考え方のヒントを私が投げかけ、それを元に各自が自分の頭で答えを出す場を作りたいと思いました。
このようにして、「ゼミ形式で学ぶマクロビオティック」を、「美風ゼミ」で実践してみたいと思っています。
何はともあれ、明後日の「美風ゼミ」を開催してみて、それから必要性のある地域に展開して行けたらいいのかなぁと思っています。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 15件のコメント

マクロビオティックのブログを書いて18年 出会いと陰陽に感謝

私がマクロビオティックを知る前は、いわゆる体に悪そうなものは使用しない生活をしていました。
農薬や添加物を避け、調味料もかなり厳選していました。
独身の頃から糠漬けも漬け、一番だしもひいてお料理していましたし、和食中心の食生活で、甘いものもそんなに多く食べませんので、いたって健康人でした。

ところが、結婚して生まれてきた長男は、生後間もなくから湿疹があって、どんどんその範囲が広がっていきました。
毎日血だらけになる衣服と寝具を洗いながら、私も寝不足と子育ての疲れが極限状態に達し、何度この子を殺して私も死のうと思ったことか。

ある日の朝、仕事に出かける夫に、「あなたが帰ってくるまでに、私とこの子の命があるか分からない」と言ったこともありました。
かろうじて残っていた理性が私を犯罪者にしなかっただけで、現実は地獄でした。
その頃、新聞にアトピーの子どもと母親が無理心中した記事が載っていましたが、他人事とは思えませんでした。

 
 

今のようにネットがある時代ではないので、頼るのはもっぱら活字です。
何年も一進一退を繰り返しているうちに、夫の知人が1冊の本をくださいました。
愛知県の医師が書かれた本で、「マクロビオティック」という言葉を初めて知りました。
巻末にマクロビオティックを教えている教室が載っていたので、すぐ電話をして、翌日から通いました。

私が感動したのは、「陰」と「陽」というものの見方があるということでした。
それまで知らなかった世界に、私は夢中になって、大森英櫻氏の「正食医学講座」を受講しました。
これが私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
来る日も来る日もマクロビオティックの本を読み、大森英櫻氏の他の講義も欠かさず受講する日々でした。

また、他のマクロビオティック指導者の講義も受けて、同じマクロビオティックでも微妙に存在する温度差も感じ取りました。
中には180度真逆の見解を述べる指導者もいて、本当にビックリしたものです。
でも、それが私の勉強を深めることになったのですから、何が幸いするかわかりません。
九州・大阪・四国・愛知・静岡にも出入りして、東京では学べなかったことも補えました。

 
 

***

2005年8月4日。
恩師大森英櫻氏が亡くなりました。
この日は、マクロビオティックの仲間と伊豆の温泉旅館にいて、訃報を知りました。
大森先生の講座でよく会場になっていた旅館です。
その日はちょうど、ブログを始める話をしていて、ハンドルネームを決めているところでした。

たくさん教えてもらった陰陽のことを、このまま私の中に閉じ込めておくのではなく、誰かのお役に立てるようにしようと思いました。
それで、2005年8月15日からブログを始めたのです。
ちょうど今日で丸18年経ちました。明日から19年目になるんですね。

今もまったく当初の気持ちは変わることなく、ブログを通じて交流することもできるので、書き続けてきてよかったと思っています。
そして、振り返ると、必ず誰かに助けられている自分がいます。

一番最初は本をくださった人。
マクロビオティックや陰陽を教えてくださった先生たち。
ブログを始める手ほどきをしてくれた仲間。
ブログを読んでくださった人たち。
「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」に集まってくださった人たち。

そして、2008年7月から一緒に「むそう塾」を始めてくださった中川善博さん
「むそう塾」に通ってくださった皆さん。
今も「むそう塾」に通い続けてくださる皆さん。
人はいつも人に助けられていることを、改めて感じています。
ですから、私も誰かを助けてあげたいです。恩返しをしたいです。

 
 

外は台風7号が京都に接近しているようで、風雨が激しくなっています。
長く生きていれば、良いことも悪いこともありますが、それがそもそも陰陽なので、その陰陽の波をサーフィンのように楽しみながら乗り越えたいと思っています。

陰陽に助けられ、陰陽に恋をしているマクロ美風でした。

 
 

(うざく 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

動物性を排除することや、食べ物だけがマクロビオティックではありません。
あくまで陰と陽のバランスを取ることが目的です。
肉体的にも、精神的にも。

 
 
カテゴリー: 体験談 | コメントする

マクロビオティックでもお魚は食べたほうがよい話 青森の例

きょう、青森に住む女性(Aさん)から相談メールが届いた。
メールの文章は簡潔に書かれていたので、もう少し詳しく把握しないとアドバイスが的確にできないと思い、お電話を入れた。
結果的に2時間近く話しただろうか?

お住まいのこと、お隣さんのこと、お子さんのこと、ご自身の健康のこと、マクロビオティックのこと、お料理のことなどなど。
話は尽きないほどいっぱいあった。

私は過去に2回青森を訪れている。2008年5月と7月だ。
この頃は「美風ゼミ@秋田」「美風ゼミ@仙台」「美風ゼミ@新潟」「美風ゼミ@青森」などで東北方面でもお世話になった。
そのすぐ後、京都でむそう塾を始めたため、他県に行くことがなくなった。

しかし、Aさんは私のブログをよ〜く読んでいてくださって、記事の内容をよく把握されていた。
驚いたのは、「青森は三方が海に囲まれた土地なのだから、お魚は摂った方がいい」と書いた記事をしっかり読んでいてくれていたこと。
マクロビオティックのブログだから驚いたそうだ。

青森で私は、「厳しい寒さを乗り越えるには、むしろお魚は必要」と話してきたのだった。
沖縄には沖縄の、北海道には北海道の、東北には東北の郷土料理があって、それこそが一番大切にされるべきお料理だと話し、そんなことをブログにも書いていた。
だから、その大事なことが伝わっていて、本当に嬉しかった。

 
 

***

ところで、むそう塾には青森から通われている人がいると伝えて、町名をお教えしたら、なんと、自転車で行けるくらいの近さだった。(もちろん、塾生さんの許可を得てお教えした)
広い青森で、そんな近くにむそう塾生がいるなんて、なんというラッキーなことだろうか!

さらに、Aさんはブログ上からその塾生さんのお料理を知っているとのこと。
ちゃんと「お弁当投稿」の記事を読んでいてくれたのだ。
だから、初めてお話ししたのに、グングンと具体的な内容の会話ができた。

私たちは一歩前に踏み出すと、そこで風が起き、その風が次の動きを呼び込んでくる。
Aさんは私にメールを送ることによって、悩んでいたあれこれの問題に対する解決法を見つけ、確実に次のステップに移行した。
そして、ご近所であるむそう塾生とも連絡がとれた。

私のマクロビオティックの第二の師匠は、「偶然は、その時心に抱えている問題に対する直感的解答なのである。」と言い切る。
Aさんがこの直感的解答を、どのようにこれから活かされるのか、とても楽しみにしている。

 
 

***

あ、そうそう。
Aさんは、マクロビオティックの料理教室に通ったことがあるそうだ。
そして、「私って、もどき料理ばかり作って来たなあと思う」と話しておられた。

そうなるのがよく分かる。
しかし、もどき料理は本来のお料理と陰陽が変わってしまうのが問題だ。
お肉のかわりに、お魚のかわりに植物性の食材が使われれば、植物性の影響が体に及ぶからだ。
大事なことは、食材の陰陽を素直に体のために役立てること。

そして、その食材の美味しさに感動して、感謝していただくこと。
これが一番健康への道になると思っている。

Aさんとお目にかかれる日が来てくれますように。

 
 

(タラの芽の天ぷら 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

旬の食材をいただくのが、一番健康のためになる。

 
 
カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, こころ・想い | 4件のコメント

マクロビオティックと夫 そして私との距離感

久しぶりに埼玉の自宅に帰ると、夫に会うのも新鮮な感じがする。
夫からは色々な人の近況を聞いたり、世の中の出来事に対する考え方を話したりするのだけど、ある意味で私の対局にいる感じ(笑)

彼は歴史が好きなので、本があれば退屈しない。
新聞もテレビもお友達なので、情報源は私と大きく異なる。
大晦日にはずっとボクシングを観ていたし、あとはゴルフ番組が流れていた。

ふと夫がロータリークラブで仲良しだった人の話をする。
もうその人は息子さんに事業を引き継いで、悠々自適の生活をされているのだけど、一つだけ不満があるという。

奥さんがなんでも一緒を求めるのだという。
TV番組も一緒に並んで同じものを観て、その感想を話したがるのだそうな。
出かけるのも一緒。

だから、ご主人は、私たち夫婦の距離感を「理想的じゃあないか」と羨ましがるのだとか。
夫に「理想的だと思う?」と聞いてみたら、「まあまあいいかも知れないね」と言うので、「私みたいのがずっと家にいたら、片付けにうるさくていやになるかもね」と言ってみた。
すると夫は、「それはあるだろうね」とすんなり(笑)
だから、埼玉に帰宅したら、あっちこっち散らかっているけど、何も言わないことにしている。

話の中で夫はこんなことを言っていた。
「僕がお母さんと結婚を決めたのは、明るくてお料理が上手だったから」とか、「ああ、この人だったら一生美味しいものを食べられるなあ」と思ったとか、「でも、途中からあらららってなってるけど(笑)」なんて言葉もあった。
(へ〜、そんなの初耳)
(途中からあらららはゴメン)

私がむそう塾を始めてから不在の日が増えてしまったことを謝ると、「いや、いいのさ、豪華な宝石も毛皮もタンスも買ってやれないから、せめて自由にさせてあげてるだけ」と言う。
私は別に豪華な宝石や毛皮がほしいわけではなく、一度もそんなものをおねだりしたことはないのに、夫の口からはそんな言葉が出てくる。
きっとそれらを買うことが男の甲斐性だとでも思っているのだろう。

彼はきっと「男」として筋を通したいのだと思う。
だから私は感謝して、彼の好意に甘んじている。

今日は今年初めてのゴルフに出かけた。
一緒に資格試験を勉強した友達と一緒に。

今月中には、伊豆の川奈に泊りがけで行くゴルフの予定がカレンダーに書いてあった。
このホテルはお料理が美味しいし、景色もいいので、いつか私を連れて行ってあげたいと言っていたっけ(笑)
富士山を眺めながらするゴルフが最高に気持ちが良いそうな。

夫は今年歳男。
猪突猛進のイノシシとは似ても似つかぬ羊のような人。
丑年の私の方が強情かもね(汗)

でも、何よりも嬉しいのは、マクロビオティックに深い理解を示してくれることだ。
マクロビオティックの本を買って積んでおくと、夫の方が先に読んでしまうこともしょっちゅうだった。
膨大な量の本なのに。
お料理よりも考え方に興味を持ったようで、日本CI協会の単発講座もいくつか自発的に受けてくれた。
当時は大森先生もご存命だったので、大森先生に惹かれたらしい。

だから、私がどんなに遠くまで受講に行っても文句は言わなかった。
むしろ、講座の話をしてあげると面白そうに聞いてくれた。
実は、学んで来たことをこうしてアウトプットできるのは、力をつける上ではとても有効で、私がマクロビオティックの学びを深める上でも夫は貢献してくれたと思う。

私が「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で全国を飛び回っても、文句一つ言わないで気持ちよく送り出してくれた。
今は「むそう塾」のために京都滞在が長くなっても、先ほどの「自由」の認識でいてくれる。
ありがたいことだ。

このまま健康をキープして、好きなゴルフに行けるよう応援してあげたい。
ちなみに、夫は玄米ご飯が大好きな人だ。
今では動物性のものもいただくけど、3週間玄米ご飯とごま塩とお味噌汁で過ごした時が、今までで一番体調が良かったそうな。
納得。

 
 


(ねじり梅 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

中川さんが舞扇の見本として並べました。
横用です。

 
 

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
中川式糠床のご注文方法(2018年度の場合)
2018年中川式糠漬け(じゃい安Direct)のご注文方法
中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

 
 
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い | コメントする

むそう塾での上手な学び方 時は金なり

むそう塾は他のお料理教室とは大きく違うところがあります。
それは、教えた内容に関して常にフォローがあるということです。
フォローの内容は実に多岐にわたり、お料理の技術面はもちろんのこと、体調や精神面のこと、お仕事やご家族のことなど、ありとあらゆることを相談されます。
それに対して、中川さんと私がそれぞれお返事をして行くのですが、これが実に時間のかかる作業なので、「こんなに大変なことは他では真似しないだろうねぇ」といつも話しています。

しかし、お一人おひとりの人生と向き合い、その人にとって最高の人生を歩んでいただくべく、中川さんと私の持てるものすべてを投入して、塾生さんとともに歩んでいます。
ただのお料理教室ならそこまですることはないでしょうが、むそう塾はマクロビオティックの考え方を取り入れた料理教室なので、当然のことながら生き方や暮らし方や生活全般のアドバイスが必要になるわけです。
マクロビオティックはお料理だけではないので。

そもそも私がむそう塾を始めようと思ったきっかけは、マクロビオティックの食事法を実践して、体調不良になる人がたくさんいることに驚いたことと、マクロビオティックの食事法を実践しようとして、人間関係が暗礁に乗り上げる人の多さに驚いたことにあります。
当時は全国各地を歩きながら「美風ゼミ」や「マクロビ井戸端会議」をしていたのですが、そこにはマクロビオティックで悩んでいる人が多く来られて、さながら相談会のようになることがありました。

それで、そんなマクロビオティック難民の受け皿を作ろうと思って、むそう塾を立ち上げたのでした。
ですから、あらゆるご相談にお答えするのは、むそう塾の創立精神でもあるので、昼夜を問わず対応しているわけです。

*   *   *

ところで、むそう塾でお料理を上手に学ぶには、最低限の道具を揃えるのが一番です。
遠隔での指導には写真や動画の力を借りるのが効果的なので、塾生さんにもそのようにお話ししていますが、なかなかその趣旨を理解してもらえない人が多いですね。
そのために、一番無駄になるのは双方の時間です。
時間の大切さを知っている人は少なく、延々と時間が無限にあるかのように生きている人もいます。
勿体ないですね。

「時は金なり」という言葉がありますが、まさに時間は有効に使うものです。
自分の時間を大切にする人は、相手の時間をも大切にしますね。
それは時間がお金を生むことを知っているからです。
自分のお金を使うことには敏感に反応するのに、自分の時間を無駄にすることには無神経な人が多いのは面白い現象なのですが、案外本人はそのことに気がついていません。

ということで、私はお金にケチになるのではなく、時間にケチになれと言いたいです。

*   *   *

むそう塾では、写真や動画が綺麗で簡単に処理できてスピーディに送れるので、MacのパソコンやiPhoneの使用をおすすめしています。
特にMacの画像の鮮明さは、お料理の出来上がりを判断する上で命綱のようなものです。
この2つを揃えるだけで、どれほど時間の短縮ができて、お料理の腕が上達するかは、iPhoneのiMessage機能を使いこなすことで大きな差となってきます。
よく、メールで質問するからいいわと思う人がおられるのですが、メールは答える人がパソコンの前まで行かなければなりません。

しかし、iMessageだと手にしているiPhoneから直ちにお返事が出来るので早いのです。
たとえば中川さんが仕込み中でもお返事をすることが可能なのです。
特にお料理の途中で、これ間違っていないかな?と思って、iMessageで確認を求める人は失敗を防げますし、材料も無駄になりません。
また、お料理の工程で不安なところを動画に撮って確認をしてもらえば、正確な判断をもらえるので間違って覚えることがなくなり、美味しく仕上がることになります。

また、器を買いに行ったお店で悩んでいる時、写真を添えて「どっちがいいですか?」と質問することもできます。
あるいは、お魚屋さんから、八百屋さんからお助けiMessageを送ることも可能です。
こんなに便利なツールを使わないのは、大きな損だと思いませんか?

多くの文字を費やすより、何十秒かの動画の方が正確に伝わるのですから、これを使った方が双方ともに良いと思えませんか?
授業では、包丁砥ぎや桂剥き、それに出汁巻きなどで動画が大活躍です。
それを可能にするのがiPhoneなのです。
Androidを使っている人はこの恩恵をうまく受けられず、とても損をしていますね。
携帯電話なんてみんな同じでしょ、と思っている人もいるのですが、今はかなりその差があります。

むそう塾で効率よく学ぶためには、騙されたと思ってMacとiPhoneに変えてみてください。
その画像の綺麗さや、指導の速さと便利さに驚かれると思います。
その時に思うのです。
「ああ、私はなんて時間を無駄にしていたのだろう_| ̄|○」って。

明日から4月です。
時間を上手に使える人になって、新しい生き方をしてみませんか?

 
 

 
 

(京都御苑の桜 中川善博がiPhoneで撮影 2017.3.30)

 
 

+ – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
中川式糠床受付方法のご連絡(2017年度の場合)
中川式糠漬け(じゃい安)のご注文方法
中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント