育てる=我を捨てる

子供を育てる
植物を育てる
動物を育てる
糠床を育てる
環境を育てる
玄米ご飯を炊く 
  ・
  ・
すべて相手を知ることから始まる
「敵を知る」
これは戦いのイロハだけれど
「育てる」ことも同じだ
自己中心的な生き方は「育てる」から程遠い
己を忘れて相手の身になれること
それが「育てる」には必要だ
そんな気持ちが少しでもあったなら
玄米ご飯がふっくら炊き上がる
糠床も上手に維持できる
               *    *    *    *
先日もこんな話をしてくれた塾生さんがいた。
ご主人が炊く玄米ご飯がなかなかふっくらしない時、「玄米をコントロールしようとしない方が良い」と妻がアドバイスした。
すると見事に玄米がふっくらとした!
玄米ご飯がふっくらしない時、ご主人が赤ちゃんをお風呂に入れようとしたら、赤ちゃんは泣いた。
しかし、玄米ご飯がふっくらしてからは、赤ちゃんは泣かない。
これは見事な例だね。
自分本位の考え方をしている限り、皮肉なようだが物事は自分の思いどおりにはならない。
我を捨てた時に初めてまわりが上手く動き出す。


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むそう塾の願い

体に美味しい玄米ご飯が炊けて
細胞に沁み渡るお味噌汁が作れて
魂を目覚めさせる糠漬けが漬けられて
あと一品のおかずが作れて
一緒に美味しいねって言える家族がいる
そんな人になってほしい
ただそれだけ
だけど
これがなかなか出来ない人が多いんだなぁ


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糠漬けいろいろ

「中川式糠漬け」を伝授して、糠床のタネを渡し始めてから2ヵ月近くが経ちました。
その間にさまざまなご質問が中川さんに寄せられています。
多くはとても基本的なことです。
それほど皆さんにとって糠漬けなるものが未知の世界なんですね?。
ハンバーグを食べたことはあっても、本物の糠漬けは食べたことがない人が多いですね?。
日本人として悲しいことです。
たとえば天ぷらを自宅で揚げなくても、天ぷら屋さんに行けば食べられます。
しかし、自宅で糠漬けを漬けないからといって和食のお店に行っても、美味しい糠漬けが出て来るのは稀です。
お料理屋さんですら糠漬けをちゃんと管理していないところが多いです。
おかずは沢山並んでいるのに、お漬物が貧相だと何とも悲しくなります。
以前私が横浜に住んでいた時、ある鰻の美味しいお店がありました。
・ご飯は炊きたて
・鰻はもちろん割きたて
・お漬物は食べ頃の糠漬け
このどれかがなくなると営業終了です。
その上、土用の丑の日は営業しないというお店でした。
ここの糠漬けが天下一品でした。
意外な小料理屋さんで、女将さんが漬けている糠漬けが美味しかったりします。
古?い呑み屋さんのおつまみに、美味しい糠漬けがあったりします。
本来糠漬けはポピュラーなものなんですが、だんだん食生活の変化と共にその味を知らない人が増えて来てしまったのですね。
悲しいなあ。。。
*    *    *    *
ちなみに私は高校1年から自炊していたので、高校生の時から一人で漬け物を漬けていました。
しかし、真夏でも30度近くになる日が数えるほどの北海道・十勝だったため、塩漬けがメインでした。
20代になって関東で暮らすようになってからは、糠漬けに挑戦しました。
ところが、茄子だけは難易度が高かったのです。
時間の経過とともに変化する色のために、様々な工夫をしました。
食べ歩きで得た情報も大いに参考にしました。
そんな私が中川式の漬け方を伝授してもらったら、あら不思議!
綺麗な色がずっと持続するではありませんか!
そして何より美味しい!
これはぜひ幸せコースでお伝えしたいと思って、カリキュラムに入れました。
糠漬けに含まれる乳酸菌は、健康のために欠かすことの出来ないものです。
マクロビオティックでも発酵食品の摂取を最重要項目にしています。
発酵食品というとすぐ乳製品を思い浮かべるのではなく、日本人に最も合った発酵食品=糠漬けで摂取してほしいと思います。
そして、その糠床を維持出来る人になってほしい、というのがむそう塾の願いです。
さあ、糠漬けで腸美人になりましょう♪
<昨年の中川式糠漬けの写真をどうぞ>
どぼづけ(2009年7月16日)
迷える糠ドコニストへ(2009年7月22日)
茄子のどぼづけ(2009年7月26日)
Asさんの茄子(2009年8月1日)


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「第2回 ふんわり会」のお知らせ!

涙あり、笑いありで、真剣に人生を考える場「ふんわり会」。
再会のご希望も多いので、第2回目を開催します。
楽しい時間を過ごしましょう。
これに伴い、「第1期幸せコース修了者対象のお料理会」は延期にさせていただきます。
必読記事「第1回 ふんわり会」が終わりました
*    *    *    *
イベント名
「第2回 ふんわり会」
◆開催日
2010年6月27日(

◆会場  
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18 地図はこちら
◆内容
ただただ、ひたすら話し合うだけ。
これがまた最高に充実するんです!
保証します!

プログラム
・11:00         開場
・11:30?12:30 昼食(福ZEN
・12:30?13:00 自己紹介
・13:00?15:00 ふんわり会
・15:00?15:30 ティータイム(本蓬餅+日本茶)(お菓子は変更の可能性あり)
・15:30?17:30 ふんわり会
・17:30        解散

◆定員
14名
◆参加資格
むそう塾の受講者番号がある人で、愛クラス既受講者
お子様
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません。
                     
参加費
10,000円
参加費の支払期限
自動返信メールが届いてから7日以内  
お申込み
5月26日(水)10:00から

◆締切
定員になり次第
キャンセル料
・入金前:なし
・入金後:1,000円(ご返金に伴う振込手数料は頂きません)     
◆お問合わせ
マクロ美風の下記アドレスまで (コピーしてお使いください)
form★bifu.co.jp (★を@に置き換えて送信してください)
◆企画・責任
中川善博およびマクロ美風
<受付までの流れ>
(1)
申込みフォームから申し込む。
(携帯電話からでも申し込めます)
(2)申込フォームから送信して頂くと、直ちに自動返信メールが届きます。
(自動返信メールが届いて初めて仮受付になります)
(3)参加費を振り込む。(7日以内)
(自動返信メールに振込先が記載されています)
(4)ご入金を確認してマクロ美風からメールをお送りします。
(受付完了)
もし、上記 (2)の自動返信メールが届かない場合は、下記の点が考えられます。 
 
メールアドレスの入力間違い。
 携帯電話からのお申込みで、受信拒否設定をしている。
→この場合は、拒否設定を解除してください。
 セキュリティソフトの関係で、迷惑メール扱いになってしまうことがあります。
→「削除済みアイテム」のご確認をお願いいたします。

上記A・Bの場合は、再度、申込みフォームから申込みし直してください。


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神聖なる時間

ただいま自宅で主婦をしています。
お天気も良いので、家事がはかどります。
でも、家事ってエンドレスなんですよね。
次から次へと私の仕事が出て来ます。
でも、いつも告知記事ばかりになってしまっているので、皆さんに申し訳ない思いがあって、ちょっとの間こうしてパソコンに向かっています。
実は私は体を動かしていると、書きたいことがひらめいてしまうのです。
お皿を洗ったり、洗濯物を干したりしていると、「あ、こんなこと書きたい!」と次から次へと飛び出して来ます。
そんな私ですが、玄米ご飯を炊く時だけは違います。
いつも新鮮な気持ちで、祈りにも似た気持ちでお鍋に向かいます。
別に意識してそのようにしようと思ったわけではないのですが、何度も炊いているうちにフッと気づくと、そんなふうにしている自分がいたのです。
玄米ご飯を炊くためにお鍋の前に立って、火加減や湯気の状態を観察していると、自然に心が落ち着いてきて、あたかも祈りを捧げているかのような気持ちになって来ます。
短い時間ではありますが、自分を見つめる最高の時間になります。
そうして炊き上がった玄米ご飯には、最高の感謝の気持ちが湧いてきます。
半分以上の月日を京都で過ごす私には、こうして家事を出来る時間はとっても貴重なものです。
長年立ち続けた定位置とでもいうのでしょうか。
嬉しい気持ちも悲しい気持ちも、台所はみんな知っています。
だから「台所は主婦の祈りの場所=教会」なのかも知れません。
今日もこれから玄米を炊きます。
私の心を映してくれる玄米に、感謝と幸せの気持ちを込めて。
この一粒一粒のお米が、家族の健康を司ってくれますように。
早苗が無事に育って、実り多き年になりますように。


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