炭水化物抜きダイエットの弊害

ああ、また来られました。
炭水化物抜きダイエットで体調を悪くした人が・・・。
私のブログを見てくれた人からメールがあったのですが、炭水化物抜きダイエットをされて、いま過食と嘔吐の繰り返しなのだそうです。
このような人が実に多いですね。
ダイエットにも色々な方法がありますが、炭水化物を抜くのは主食を抜くことですから、マクロビオティックの陰陽から考えても骨抜き状態になるということです。
主食がなければ肉体も精神もグラグラになるのは当然です。
先日「ご飯の量」という記事を書きました。
これはマクロビオティックをしている人だけでなく、白米を召し上がっている人にもぜひ実行してほしいことなんです。
ご飯はおかわりして食べる。
これで初めて主食としての役目を果たせるのです。
同じく過去記事で「炭水化物ダイエットから玄米ご飯への軌跡」があります。
いま記事を書くためにもう一度読み返したのですが、あの頃のYaさんを懐かしく思い出します。
あの後Yaさんは「第2期 幸せコース」を受講され、来年の「第2期 上級幸せコース」にも来られる予定です。
その間に彼氏もできて、今は毎日グングン明るく笑顔がはちきれんばかりの人になっています。
幸せコースももう一度復習のために受講しようかな?という勢いです。
と同時にお肌がすっごく綺麗になって、とにかく表情がイキイキしています。
美人度が増して来ました!
恋をすることの素晴らしさを彼女は身をもって教えてくれています。
日本人はやはりお米を食べてこそ日本人なのです。
パンでもパスタでもないのです。
主食があって副食がある。
このけじめのある食生活を大事にしてこそ、日本人の崇高なる精神もあるのです。
そのことにもう一度想いを馳せてほしいなと思います。
お腹が空いたらご飯。
それも玄米ご飯ならなおよろし。


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おっぱいの味(母乳育児)

赤ちゃんは可愛いです。
でも、それはご機嫌な時だけ。
ひとたび泣き出すと、状況は一変します。
特に初めてお子さんを育てる場合にはオロオロするばかりです。
そんな人のためにちょっとアドバイスを。
乳質の判定というのをご存知ですか?
<乳質の判定 5段階>
最良(1)・・さらっとしていて、透明で青みがかっている。さっぱりした甘味で大人が飲んでも美味しい。
良質(2)・・片栗粉を溶いた後の上澄みのような質感。
普通(3)・・とろみがあり、甘味が強すぎる。米の研ぎ汁のような色。
悪質(4)・・黄味を帯びていてしょっぱかったり、甘味が全くない。どろっとしている。
最悪(5)・・膿状。酸味・渋味があり不味い。
*   *   *
私は初めての出産を39歳で経験したのですが、授乳にトラブルが出て桶谷式の乳房マッサージに通いました。
そのベッドの上で涙を流しながら、出産後の精神的に不安定な時期を味わった経験があります。
何歳になっても初めてのことは初めて。
当然ですが幼稚園のこどもと同じように、知らないものは知らないのです。
本来はおっぱいが自然に理想的な状態で出てくるはずなのですが、歪んだ食生活をしていると、これが理想のおっぱいから離れてしまうんですね。
今ならひと言でいえます。
脂肪を少なめにして穀類とお野菜の多い食事が理想だと。
これってマクロビオティックそのものなんですね。
マクロビオティックをしていても赤ちゃんが大変な時には、お母さんの食べたものをちょっとチェックしてみましょう。
次のようなものを食べなかったですか?
<乳質を悪くする食べ物>
1 揚げ物、天ぷら等、脂っこい食べ物
2 餅、赤飯
3 牛乳、チーズ、ヨーグルト等の乳製品
4 菓子、果実等の甘い物
5 鶏卵
6 ピーナッツ等のナッツ類
7 牛肉、豚肉、鶏肉等
8 たけのこ等あくの強い物
9 ジュース、コーラ等の炭酸飲料、清涼飲料水
10 インスタント食品
*   *   *
ああ、思い当たることばかり・・・。
なんて人もいることでしょう。
でもね、神経質にならなくてもいいのです。
このような物をご主人と一緒に笑顔で食べてしまっても後悔しないでください。
赤ちゃんの機嫌が悪くなる原因がつかめるだけでも、とーーーーっても楽なことなんですから。
お母さんが口にした物でおっぱいの味が変わるということを知っていれば、赤ちゃんの気持ちがよ?く理解できますよね。
泣く理由。
それを知ることは育児の質を高めます。
漫画ですが次にご紹介する本はとても参考になります。
育児中の方にはぜひ読んでいただきたい本ばかりです。
「美健の冊子」
なお、記事中の乳質に関する項目は、こちらの「おっぱいはえらい!!」から抜粋しました。
参考になりますよ?。
私が息子を育てている時には「おっぱいだより集」「続・おっぱいだより集」をバイブルのように読んでいました。
ここには先輩ママの体験がビッシリ詰まっていて、この本なくして私の孤独な育児は成り立たなかったくらい参考になりました。
当時はまだ顧問の山内逸郎先生(岡山大学教授)がご存命で、先生のコラムが励みになったものです。
以後、妊娠した人には出産の前祝いとしてこの本を贈ったものです。
現在はこちらから入手できそうな感じですね。
この「母乳育児サークル」さんの活動が、どれほど私を救ってくれたことか。
こうして長い年月を経ても受け継がれていることに、身震いするほどの感動を覚えます。
さすが京都ですねぇ。
どうか、不安な育児から少しでも安心できる育児になってくれますように。


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家具屋さん

私は小さい時から家の内外を綺麗にすることが好きだったようです。
ようだと書くのは、それが当たり前だと思っていたのですが、夫に「それは異常なくらい綺麗好きな性格だ」と言われて、そうかなぁと思ったからです。
そういう夫は私の目から見ると、お掃除が苦手な片付けられない人の部類に入ります。
もちろん、夫は反論しておりますが(笑)
ですから当然インテリアにも相当こだわります。

そんな私なので、家具を選ぶ時には用意周到に準備をして、選びに選びまくります。
ところが先日息子と一緒に銀座に行った時、家具屋さんの前を通ったので、「椅子買おうか?」と息子に言ったら、息子も即座に「うん!」と言ったので、突然家具屋さんに入りました。
というのも、息子の椅子が以前から座面の布が破れて中身が見えていたので、そろそろ買い替えなくちゃと思っていたからです。
それに私のパソコンの椅子も欲しかったのです。
今はリビングの一角に小さなテーブルと椅子(ダイニングセット)を置いて、その上にパソコンを置いているのですが、パソコンをする時間が半端じゃなく長くなってしまったので、この椅子では姿勢に負担がかかって腰に悪いからです。
京都との往復で引くキャリーバッグも、腰に負担をかけます。
老体を保護するためにもパソコン用の椅子を買いたかったので、突然ですが良いチャンスだと思いました。
*   *   *
ということで椅子売り場で担当してくれた女性はとても優秀な店員さんでした。
よく気がまわるかたで、私が要求することを何とか実現しようとあらゆる方法を模索してくれます。
携帯電話であちこちに連絡をとりながら、可能かどうかを探ってくれるのです。
それも無理はありません。
私は椅子の形を変えるように要求しているのですから。
椅子の命は間違いなく背もたれと座面です。
そのどちらもが満点の椅子なのですが、狭い我が家では肘掛けが邪魔なのです。
デザインと耐久性の問題を考えても、肘掛けの取り外しは可能と思えるのですが、アメリカ製のその椅子は私が知らないタイプのネジを使っていて、通常のドライバーでは外せそうにもありません。
それをあれこれ思案していたら、担当の方がその椅子を持って我が家にやって来てくれることになりました。(感激!)
昨日その女性が銀座から車を運転して埼玉県の我が家まで来てくれました。
やはり私の想像どおり、ほんのちょっと椅子のほうが大きいのです。
こんな時にはテーブルを買い換えましょうということも出来ます。
しかし、その女性はひと言もそれを口にしませんでした。
それどころか、帰りに東京ハンズ銀座店に寄って、その椅子に合うドライバーを調べて購入してくれたのです。
そして今朝彼女から電話がありました。
「土曜日にお店に行って、実際に試してみます」と。
きょう明日はお仕事がお休みだというのに、電話をくれた彼女を偉いなぁと思いました。
私がもし営業職なら、きっと彼女と同じ行動をとったと思います。
しかし、今はそのような積極性のある人が少ないので、彼女の仕事ぶりがとても目立ったのだと思います。
お陰様で気持ちよく、納得の行く対応をしていただきました。
このような人なら夫の事務所でも採用したいなぁと強く思ったことでした。
と同時に、彼女ならどんな企業でも採用してもらえるだろうとも感じました。
*   *   *
なお、このネジは調べた結果「トルクス」と呼ばれるもので、アメリカで開発されたものだそうです。
一般的には「ヘックスローブ」と呼ばれていて、ヨーロッパではこのネジが主流になって来ているそうな。
「アップル社のコンピュータ、Macintoshには古くからのこのトルクスねじが使用されている。」という一文を見つけて、なぜか少し嬉しくなった私でした。
日曜大工に興味のある方には、すでにお馴染みのネジなのかも知れませんが。
こうして何かを調べていると、思わぬことを知ることがありますよね。
これがまた楽しいのです。
また少し椅子の知識が増えました。



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結婚するために客観視をしてみよう

何だか結婚に関する記事が続きますが、真剣にご相談を受けることが多いので、私の体験や考えがなんらかのご参考になるならばと思って書いています。
先の記事で私が箇条書きにしたことは、日常のちょっとしたことなのですが、一緒にいると気になるであろうことばかりなんです。
それでも敢えてそれを書き出したのは、私は一人暮らしが長くて自由気ままにしていたので、もう一人の生き物(笑)が同じ空間に存在することを、どれほど受け入れられるか自信がなかったからです。
たまにお茶を飲んだりお食事をしたり、学校で勉強をする時に見ていた姿くらいでは、わからない部分が多かったからです。
それでも、この人(夫になった人)は真面目な人だなぁという印象は持っていました。
お洒落や華やかさとは無縁の人でしたが(失礼)
私は私で学校に行くにもかかわらず、いつも服装はバッチリ決めていたので、「お金持ちの奥様なのかなぁ?」とその人(夫になった人)に思われていたそうです(大笑)
実際の私は、まだ将来がよく見えなくて、貯金も少なくなってきて、本来なら不安いっぱいの頃でした。
でも、なぜか明るさだけは昔からあったように思います。
いつも私のまわりには男性がいてくれて(ホントナノ)、楽しい思いをさせてくれました。
そのお陰で、男性の気持ち(ある時には本音)を知ることができ、良い体験をさせてもらったなぁと思います。
ところで、昔から私はよく相談を受けるタイプでした。
法律の勉強をしていたときにも、受験生仲間から悩み事の相談が多くて、「よろず相談所」を開いたら繁盛するだろうねぇと言われたほどです。
実は夫もチラッと相談をしてきた一人でした。
物事を解決するためではなく、その立場に立った場合の私の意見を知りたかったのでしょう。
私は腹を割って話すタイプなので、こんなことが多いのかも知れません。
でもね、自分のこととなるとほとんど相談をしないのです。
だから結婚を決意するときにも箇条書きが登場したわけです。
*   *   *
自分を客観視することは難しい面もありますが、これは絶対するべきだと思います。
客観視して良い点は、感謝の気持ちが湧いてくることです。
うっかりすると私達は自分一人で生きているように錯覚しますが、必ず他人の力があってここに存在しているわけです。
そのことに気づいて判断を誤らなくなるのが客観視の優れた点だと思います。
まず結婚に関していえば、いかに自分が高望みをしているかを思い知るはずです。
自分の現実を忘れて、男性にばかり理想を求めているのが浮き彫りになります。
それを知ったら「そこそこの男性」でも結婚対象にあがって来ます。
自分は一体どれほどのものか?
それを知って謙虚な気持ちとともに結婚相手を決めたら、かなりうまく行くだろうと思います。
以前、日々の不平不満ばかり口にする人に、ある方法でご自分を見つめてもらいました。
そうするとお顔つきが変わって、まるで別人のように柔らかな表情になりました。
第三者もそのようにおっしゃって、写真でもその違いが確認されました。
これなども客観視の好例です。
客観視の一つとして「内観」というのがあります。
過去にもそれをしていただいたことがあります。
何人も体験されていますが、その中のお一人のことがこの記事に書かれています。
記事では最初の「陰陽2−8さん」です。
この「陰陽独り立ち講座」は効果がありましたね?。
もちろん、ちゃんと取り組んだ人だけですが。
ちゃんと取り組めば変われるということは、「家事アドバイス講座」も同じですね。
どちらも私は死ぬほど(大袈裟ではなく)大変ですが(笑)


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私が結婚を決意した時

こちらの記事のコメント中、“るき”さんに対するお返事です。
長くなるので記事にさせていただきました。
私がある男性の存在が気になって決断を迷った時、次のような方法をとりました。
まず、相手の長所と欠点を箇条書きにするのです。
それから、自分の良いと思えるところと悪いと思えるところを箇条書きにするのです。
そうすると、自分のことが客観的に見えてきて、相手に要望ばかりしていることが明らかになって来ました。
申し訳ない。。。
それでも相手の欠点と思えることが減るわけではありません。
そこで、私との関係で私が個人的に嫌だと思うことを相手が直せるかどうか聞いてみたのです。
そうしたらいとも簡単に答えが帰って来ました。
すべてイエスです。
それで私はスッと気持ちが軽くなって、結婚することにしました。
今でもあの時のことは、真正面から話しておいて良かったと思います。
私の考え方と夫の考え方の相違点がはっきりして、以後何かを決める時にトラブルがないからです。
それに予測もかなり的確に出来ます。
*   *   *
私がなぜ上記の方法をとったのか?
それは、迷うということは、良い点と悪い点があるわけだから、良い点を増やせば解決出来るのではないかと考えたからです。
あるいは、悪い点が増えれば終止符が打てるとも考えられます。
それらを漠然と迷っていても時間の無駄のように思えて、スッキリと答えを出したかったからです。
私と夫の間には、燃え上がる炎のような恋愛感情があったわけではありません。
なんとなくちょっと存在が気になった程度かな。
二人が法律の勉強をしている時に知り合ったクラスメイトだったので、戦友という感じでした。
国家試験に向けてお互いに励まし合う仲間でした。
そしてお互いにどん底だったように思います。
結婚したとき夫は、「今は好きでなくてもいい。これから好きになってほしい。」と言っていました。
息子がもう小学生になっていた頃、夫に「どうして私と結婚したの?」と聞いたことがあります。
そうしたら夫は、「なんとなく波長が合ったからさ?」と言っていました。
そうか、波長だったのか。。。
私は夫を「信頼出来る人」だと思って結婚しました。
そこには恋とか愛とかいうより、人間性そのものだけを見ていたような気がします。
一生助け合える関係を築けるかどうか、ここが結婚の最大のポイントのように思います。


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