煮物の大切さ



美味しいお料理は数あれど、それが身体に良いかといえば大いに疑問のあるご時世ですが、日本料理の中でも煮物は間違いなく身体に良い食べ物だと私は思います。
愛情と時間をかけて作られた煮物は、いただいた時の心のほどけ具合が違います。
ほこっとして、安心感があって、体中の緊張感を解きほぐしてくれるように感じます。
寒くなってきたこれからは、特に煮物が恋しい季節です。
むそう塾でも、幸せコース上級幸せコースで煮物を伝授していますが、美味しい煮物とはこういう味だったのかと、皆さんがビックリされます。
そして、幸せ感と共に帰られます。
その後ろ姿を見送る時、「どうか正しく身につけて、幸せになってほしい」と心から願います。
大袈裟に聞こえるかも知れませんが、煮物をきちんと出来る人は間違いなく、幸せへの階段を何段も上っています。
それほど煮物の出来不出来が食生活に及ぼす影響は大きいです。
悲しいことに今は煮物を買う人も多いですね。
女性が忙しくしているからだと思いますが、自分で作るより買ったほうが美味しく感じるという人も多いと思います。
しかし、むそう塾生は違います。
買った煮物のほうが不味いのです。
南瓜はこんなふうに切って、こんなふうに炊くと美味しいんだよ。
そんなお料理の秘伝を確実に伝えたいがために、中川さんは日夜奮闘しています。
中川さん格式のある老舗料亭で培った技術だけをお伝えしているのではありません。
その上にさらにマクロビオティックの陰陽を研究されて、より美味しくて、より身体に良いお料理に仕上げてくれました。
この技法を多くの人が学んで、煮物だけでも幸せになれることを実感していただけたら嬉しいなぁと思います。
先日は中川式きんぴらごぼうの記事を書きました。
このきんぴらごぼうは常備菜としてもお弁当のおかずにしても良い、大切なお料理です。
平凡なお料理だけれど非凡な美味しさ。
それがむそう塾でお伝えしているお料理の世界です。


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むそう塾ベイビー♪



こうちゃん、お久しぶり!
大きくなったね?\(^o^)/
さっこちゃん、毎日の育児お疲れさま。
幸せを、夢を、みんなにありがとう。
また遊びに来てね♪


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難しいんだなぁ・・・


南瓜を半分に切るのって、結構むずかしいです。
不安定だし、硬いし・・・。
でも、ポイントは左手に。


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2012年度「幸せコース・上級幸せコース」の中間報告(10月19日現在)

2012年度のコース制講座のクラス編成について、先に予約の形でご希望をお伺いしてみました。
すると次のようになりました。
(10月19日13:30現在)
<幸せコース予約希望者>
・金曜クラス  8名
・土曜クラス 14名
・日曜クラス  8名
(土曜クラスは2クラスになる可能性があります)
<上級幸せコース予約希望者>
・金曜クラス  3名
・土曜クラス  9名
・日曜クラス 10名(うち金曜クラスへの変更可能者1名)
上級幸せコースはこのままですと、皆様のご希望通りに開催できないクラスが出てくるため、どうしても土・日曜日をご希望の方は2013年度にまわっていただかなければなりません。
すでに何名かの方が曜日変更の呼びかけに応じてくださったのですが、まだ偏りのある状態が続いています。
来月の正式な受け付けに先立って、現状のご報告をいたします。


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マクロビオティック仕様の中川式きんぴらごぼう

 
 

きんぴらごぼうはマクロビオティック料理の基本料理なのですが、私はあのフタをして作るきんぴらごぼうの食感が苦手でした。
母はフタをしないできんぴらごぼうを作っていたし、「ごぼう料理は歯ごたえが大事」だと言っていたからです。
でも、マクロビオティック料理を実践するうちに、あの独特の食感にも慣れて来たのですから恐ろしいことです(笑)

しかし、中川さんが作るきんぴらごぼうは、いわゆる食養のきんぴらごぼうではなく、牛蒡の美味しさを存分に引き出す料理方法でした。
この作り方に全員が「革命だ!」とウロコを落としまくりました。
あまりに感動して、思わず涙をこぼす人まで出るありさまです。
試食をすると、誰からともなく拍手が湧き起こりました。
私もそばで見ていて、その気持ちがよ〜く分かりました。

中川さんの作るきんぴらごぼうは、マクロビオティック仕様だけれど料理方法が違うのです。
そこに美味しさの秘密がありました。
私は中川さんのきんぴらごぼうだけで一冊の本が書けると思うくらい、いっぱい頭の中を駆け巡る想いがあります。
とにかく中川さんの煮物料理は凄いです。

そうそう、いつも便秘がちな赤ちゃんが、中川さんに教えられた筑前煮を食べたお母さんの母乳を飲んだらするりと出たそうな。
赤ちゃんは筑前煮を食べていないけれど、お母さんの血液が筑前煮の影響を受けていた証拠ですね。
中川さんの煮物にまつわる物語ができそうな予感がします。

 
 

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