女の美しさは男の責任

恋人が出来た途端に女性は豹変する。
どんどん美しく色っぽくなって、最高の状態で結婚する。
やがて子供を産み、だんだん女を忘れる。

ハッと気がつくと鏡の前にはかつての自分とは別人の自分がいる。
髪を切ってもお化粧を変えても夫は気がつかない。
ふっと思う。
私の人生って・・・。
でも、女は男次第で美しくなれる。
ちょっとした男の気遣いと、ちょっとした男の優しさを感じたら、女は幸せになれる。
その「男」は夫だけではない。
「私を見ている人がいる」と思うだけで女は美しくなれる。
心が踊らない日常。
そんな毎日では美しくなんてなれない。
たった一言、「その色似合うね」でもいい。
女は男の言葉で一喜一憂する。
はかなく、何と可愛い存在であろうか。
男は照れる前に親指ほどの勇気を。
女はためらう前に小指ほどの甘えを。


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花粉症にはマクロビオティックを

先日面白いことがありました。
外でお食事をした時のこと。

むそう塾でいうところのいわゆる「開いていない玄米ご飯」を食べました。
硬いからしっかり噛んで食べなくちゃと思い、モグモグモグモグしたのですが、後でやはり胃がクシューっとして来ました。
それ以前に食べている最中なのに楽しくなく、食べ終わっても身体が暖かくならないのです。
ああ、むそう塾生が玄米投稿でまだパスポートを取れない時のご飯は、こんななんだろうなぁ、可哀想だなぁ、早くパスポート取ってほしいなぁと思ったのでした。
硬い玄米ご飯を食べるのは悲しいですね。
一口ごとに細胞が目覚める感じ。
それが中川式玄米ご飯の特長ではないかと思います。
そしてその後、なんとなく甘いものが食べたくなりました。
喫茶店に入り、滅多に食べない洋菓子を 注文したのですが、その割にはお煎茶の量が少なかったのです。
お店の方針なのでしょうが、お湯のみが小さいのです。
それでその場は終わったのですが、時間が経つにつれて今度は胃がサインを送って来ます。
これはね、甘さの中和が足りていない証拠ですね。
甘さを中和するには塩分か水分を取りますので、必然的にこれらを摂り過ぎる傾向になります。
こんなことを無意識に繰り返している人は要注意です。
今の季節なら花粉症になりますし、腎臓も弱めます。
甘い物・水分・乳製品、これらを摂リすぎたまま花粉症の薬を飲んでも、滑稽なだけです。
スギ花粉が悪いのではなく、スギ花粉に反応する自分の身体と食べ物を改めることが先決です。
食べ過ぎが最も罪多きことなのですが、こんな人は寝過ぎでもあります。
少し食べて少し寝る。
目が開いている間は嬉々として動く。
これがマクロビオティックの暮らし方です。
え?
マクロビオティックをしているのに花粉症になった?
それは単に食べ過ぎ飲み過ぎではないでしょうかね。
つまり、陰陽のバランスが取れていないのです。


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糠漬けとアトピー

ただいま中川式糠床の予約を受付けています。
これは昨年も実施して好評だったので、今年も乳酸菌の濃い糠床をお届けするべく、長い時間をかけて強力な中川菌を育てるための予約です。
生きた良質の乳酸菌を腸に送ることは健康の要ですから、むそう塾では三種の神器と呼んで糠漬けの作り方を大切にお伝えしています。

幸せコースでお渡しした中川式糠床のタネを、上手にキープすることは至難の業です。
キープするには少しずつ増やす工程があるので、そこで多くの人は失敗するのです。
糠床を増やしたり維持するには、一にも二にも菌の特性を知り抜かなければならないからです。
ところが普段私たちは殆どと言ってよいほど、菌のことなんか無頓着で生きています。
しかし、無頓着ではあっても実は菌に囲まれて暮らしているんですけどね。
環境によっては良い菌の多い場所があります。
たとえば造り酒屋さん、お醤油屋さん、お味噌屋さん、麹屋さん、八百屋さんなど。
あ、そうそう、野菜を作っていらっしゃる農家さんも良い菌に囲まれていますね。
そういう場所以外の機密性の高い住まいで、冷蔵庫に頼り切った生活をしていると、菌とのおつき合いがなかなか上手く出来ません。
それから女性が外に出てしまうことが多くなりました。
つまり、旅行も含めてお仕事でも家を留守にすることが多くなった現代では、家の温度管理が一定しないため、菌にとっては最悪の環境になったわけです。
これが糠漬けを衰退させた一番の原因だと思います。
*   *   *
実は多くの日本人が糠漬けが大好きです。
でも、糠漬けの本当の味を知らない人がビックリするほど増えてしまいました。
それは、しっかり発酵した糠漬けは市販されていないからです。
一般的に売られている糠漬けは「糠漬け風の塩漬け」であって、発酵の点で大きな違いがあります。
ちゃんと発酵していないから臭いです。
糠床は正しく発酵すると、とても良い香りがします。
しかし、ほんまもんの糠漬けはなかなか入手できないので、むそう塾では幸せコースで中川式の素晴らしく美味しい方法をお伝えして糠床のタネをお渡しし、それでも上手く出来なかった人には別枠で糠漬け講座を開催してきました。
それでもまだ上手く糠床を維持出来ない人が多くいらっしゃいますので、昨年は増やさないでそのまま漬けるだけの糠床をお渡しして、糠漬けクイック講座も開催しました。
それでもまだそれを越冬させられない人がいます。
それほど糠床の菌の状態を把握するのが難しいのですが、本気で取り組めば必ず美味しい糠床が維持できます。
これも玄米炊飯と同じで、真剣に向き合った者のみが手にできる美味しさです。
失敗のお仲間はたくさんいらっしゃいますから、一度や二度の失敗で諦めることなく、ぜひ今年も糠漬けに挑戦なさってみてください。
あの中川さんですら初めの頃は失敗を何度もされたそうですから。
*   *   *
アトピーを治したいからと言って、幸せコースに通われる前から糠漬け講座を受講されたMさんは、ヨロヨロしながらも何とか糠床をキープして、見事に一切のお薬を使うことなく玄米ご飯と糠漬けを頼りに素晴らしいお肌を取り戻しました。
強い意志に本当に頭が下がりました。
そのMさんは彼氏が出来た途端にさらに糠床の調子がアップしました。
寒い2月の上旬だというのに、それはそれは上手に使った人参を試食させていただいてビックリしました。
まるで中川さんの糠床でつけたのかと思ったほどです。
またHさんはアトピーが酷かったのですが、糠床をかき混ぜているうちに右手が綺麗になって来ました。
糠床のお陰だと思って今度は左手で混ぜてみました。
すると左手も綺麗になってビックリです。
アトピーに塩は良いので頷けます。
糠のもつ油分が保湿に働く作用もあるので、糠床パックをするともっと良くなるかも知れません。
中川式の糠床はあまりにも香りが良いので、つい食べたくなってしまいます。
それでHさんは「糠床どんぶり」のように玄米ご飯にかけて食べたり、つまみ食いをしてかなりの量を食べてしまいました。
そんなこんなで、むそう塾生は手についた糠床はもったいないから食べちゃいます。
私も洗う前に食べます。
あ、そうそう。
中川さんが糠を洗わずに糠和えみたいな感じで糠漬けを出してくださったことがありました。
美味しかったです。
アトピーを改善するには腸を整えることが大事なのですが、これに中川式の玄米ご飯と糠漬けは最強だと思います。
立春から中川さんは本格的に糠床を増やし始めました。
今は3樽まで来ました。
去年は9樽も作りました。
今年も皆さんの健康と美味しさのために、中川さんは漬物屋のおっちゃんになっています。
こんな美味しさをお届けするために、こんな大きな樽で育てています。
先輩たちの瑠璃茄子投稿があります。
私のブログでもいっぱい糠漬けの記事を書いていますから、過去記事を検索してお読みください。
今年は糠漬けからどんなドラマが生まれるのでしょうか。
皆さんのご報告を楽しみにしています♪

 


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冬から春への京都



2月20日の京都。
遠くの山にはまだ雪が。
冬から春への季節の移り変わりをガラス越しで。

(撮影:中川善博 Canon EOS 7D EF-S 18-200 IS


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お箸の持ち方講座の効果

Nさん

Aさん

先日「お箸の持ち方講座」を開催しましたが、これがまた楽しくて充実しているのです。
自分のお箸の持ち方は正しいと思っていても、実は正しくなかったという人がとても多いです。
お箸の持ち方が悪いと親からも言われ、でもそれを直す術も知らず何十年と生きて来た人がゴロゴロ(笑)
そんな人達はお料理を始めるとすぐボロが出ます。
それはお料理には「今だ!」というタイミングがあるのですが、そのタイミングどおりにお料理が出来ず、結局失敗作になってしまうからです。
実は上級幸せコースに通われているNさんは、唐揚げの復習をしている時、お箸がちゃんと持てていないことの弊害を痛感されました。
そして、当日ではありましたが思い切って講座に参加してくれました。
その1時間後にはこんな持ち方(上の写真)が出来ています。
まだ完全ではない時点での写真ですが、正しい持ち方は会得してお帰りになりましたので、あとは自宅で1週間練習を続けていただくだけです。
この練習をしないと、元の悪癖に戻ってしまいますので要注意です。
また、正しく持てていると思っていたAさんは、ちょっと違っていたのでした。
でも、それを克服してしまえば、お料理の腕がさらにアップしますよ?。
頑張ってお子さんと一緒に練習されていらっしゃって、息子さんの方が成績が良さそうでAさんが焦っております(笑)
こんなふうにご家族で正しいお箸の持ち方が出来るようになるって凄いことですよね。
大きな財産としてお子様に残してあげてください。
NさんはAさんに近づけるように頑張ってくださいね。
さらに、Hさんはお箸がちゃんと持てるようになってから、出汁巻き玉子はもちろんですが、頭が冴えて来ました。
そして玄米ごはんがより美味しくなりました。
それは箸先の感触が指先を通して脳みそに伝わったからです。
言い方を変えると、指の延長線上でお箸と指が一体化したということです。
この感触は大きい財産ですよ?。
この感触が本来の日本人の器用さなのです。
スプーンやフォークにはない感覚ですね。
こんなふうにお箸の持ち方は、単にマナーの問題だけではなく、所作の美しさにもつながります。
どんなにお顔が綺麗な人でも、お箸の持ち方が見苦しいとその人は美しく見えません。
反対に綺麗にお箸が持てていると、「お」と思ってその人の心まで綺麗だと思いたくなります。
言いすぎですか?
でも、たかがお箸されどお箸です。
 


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