紙袋の収納


我が家の収納スペースのドアを開けると、デパートの紙袋がギュウギュウ詰まっていました。
私が不在中に家族が入れたのでしょう。
特に息子はお気に入りのブランドの箱や袋を取っておくので困り者です。
さっさと片づけて10枚だけにしました。
これらの紙袋は大きさ別に2枚ずつ残せばOKです。
この時のポイントは袋の厚み(奥行きに該当する部分)が異なる種類にすることです。
決してブランド物の袋だからといって残しておかないこと。
1枚1枚チェックしていて「お!」と思ったのが上の写真の袋です。
ワイズ(Y’s)の袋なのですが、光沢を押さえて文字を目立たなくしてあります。
紐がついている方はお洋服を直接入れてくれた袋で、下の袋は手提げ用です。 
実際はもっと光沢がなくて渋い色です。
紙質も和紙っぽくてこだわりがあります。
私は持ちたいと思いませんが、息子なら持つかもしれないと思い残しておきました。 
でも、これらも1年間使わなければ捨てます。
紙袋は隙間に立てて収納すれば簡単です。
 


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アトピーと糠漬け

私は生まれてまもなくから重度のアトピーでした。
まだアトピーなんて病名もない時代に。
両親は私のアトピーを治すために沢山のお金をかけてくれました。
高い新薬を次から次に使って、私の身体は薬漬けになりました。
でも最後に私の身体を治してくれたのは温泉だったのです。
小学校に入学するときには綺麗になっていました。
しかしお化粧をするようになってから顔にポツポツが出来て塗り薬をつけました。
街の薬局で購入した「フルコート軟膏」です。
そうこうするうちに膝の裏や肘の内側にもアトピーが出てきました。
薬屋さんは何も言わなかったので、ステロイドと知らずにのん気に塗っていました。
でも、たまたま友達のつき合いで行った野口整体で、薬とは無縁の世界があることを知りました。
その日を境に私は薬の世界にサヨナラしたのです。
以後、私の身体に薬は一滴も入っていません。
しかし39歳で初めて出産してみると、息子は生後1ヵ月からひどいアトピーになり、息子より重症のアトピーは見かけなくなりました。
その後は過去の記事にもあるように、息子のアトピーを治すための闘いが始まったのです。
妊娠前から野口整体を知っていた私は、何とか薬に頼らないでアトピーを治そうとしました。
そしてやはり最後は温泉で劇的に治りました。
ところが息子と私の違いは性格です。
息子はストレスに弱いのです。
ストレスの多い日が続くと顔や首筋が怪しくなって来ます。
洗剤を使う仕事をすると手がズルズルになって来ます。
どんなにマクロビオティックの食事をしても追いつきません。
そんなとき私は息子に厳格なマクロビオティックをする気にはなれませんでした。
恩師のアトピーの治し方はしっかりと学びました。
でもわが子にはそれが出来ないのです。
可哀想で。
マクロビオティックを自問自答した日々でした。
*   *   *
アトピーになる人は総じて腸が弱いとマクロビオティックでは言われています。
詳しい説明は長くなるので割愛しますが、皮膚の状態に目を奪われていて、腸の状態に気がまわっていない人がほとんどだと思うのです。
マクロビオティックでは腸を改善するためのお料理がたくさんありますが、それらのお料理が出来ない場合には、腸に乳酸菌を届けることを意識されたら良いと思います。
腸には発酵食品全体が良いので、お味噌やお醤油はもちろん糠漬けも最強の味方になります。
しかしこの糠漬けが問題です。
巷では糠漬けと名前はついていても、糠まぶしの塩漬け状態の物がかなり多いからです。
糠漬けといえるためには糠床がちゃんと発酵していなければなりません。
今の住宅事情では糠床を望ましい環境にするのはなかなか難しいのですが、それでもむそう塾では理想の糠床を維持して、それを上手に越冬させている人もおられます。
沖縄のむそう塾生さんも北海道のむそう塾生さんも上手にキープされております。
ところで、この春から環境が変わってアトピーが頭をもたげて来た息子に、しっかり漬けた古漬け状態の糠漬けを毎日薬代わりに3切れほど食べるように言いました。
私が京都に行って不在なので食生活が乱れがちですが、それでも私が京都から帰宅すると糠漬けの効果が出ていました。
古漬けは乳酸菌がギュッと濃縮して入っているので、効果も出やすいのでしょう。
むそう塾生が糠漬けでアトピーの改善が図られているのは珍しいことではなく、もう日常的に糠漬けの威力を身体で確認されています。
特に何年も越年させた中川さんの糠床には強力な乳酸菌がいて、塾生の間では愛情を込めて「中川菌」なんて呼ばれています。
真冬でも乳酸菌たっぷりの糠漬けを食べて、放射能なんかに負けない体づくりをするため、中川さんは愛情を込めて糠床を育ててくれています。
順調に発酵を続けていて、あとは皆様のところにお届けする日を待つだけになりました。
「アトピーは外から治そうとするのではなく中から改善する。その結果皮膚の表面が変わって行く
。」

皮膚は主に腸ののぞき窓であることをお伝えしたくてこの記事を書きました。
私たち親子のアトピー体験は、きっと皆様のお役に立てると思います。


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鱧落とし


あるお店で「鱧落とし」をいただきました。
むそう塾の関係上、どうしても庖丁仕事が気になります。
 
鱧落としに添えられていた桂剥きはこんな感じでした。
このお店は京都でも名の通った所でお料理教室もしています。
しかし桂剥きのレベルはこのとおり。
むそう塾生の桂剥き投稿に出てくる写真と見比べてください。
むそう塾生は自信を持ってくださいね。

ついでに茗荷と胡瓜も。


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むそう塾のエプロンプレゼントのご連絡

昨日お知らせしましたむそう塾のオリジナルエプロンのプレゼントは、コメントを整理しますと次のようになりました。
なぜかブルーの方が人気のようです。
【丈の長いエプロン】
◆グリーン:みーまさん(残8枚)
◆ブルー:おはるさん・夏目さん・ちる♪さん・ペロリさん・ゆぅゆさん・けみんさん・香華さん(残なし)
【丈の短いエプロン】
◆ブルーのみ:あこさん・きさらぎさん・秋乃さん・kyoroさん・じゅんこさん(残なし)
<お届けについて>
教室での直接受領をご希望の方が多かったのですが、全員宅急便で送らせていただきます。
理由は、エプロンを受け取る人と受け取らない人が混在することは、雰囲気として好ましくないと考えるからです。
どうかご理解いただけますように。
なお、これからグリーンのエプロンをご希望される方は、こちらの記事のコメント欄に書き込んでください。


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修了式を終えて(2)

もう5月になってしまいました。
むそう塾は5月が新学期なのですが、修了式を終えてもまだずっと塾生さんとはつながっているので、こうしてお一人おひとりのお顔や交わした会話の数々を思い返しながら綴りたいと思います。
<第3期幸せコース>
【Aクラス】
・ Oo(37−10)さん
むそう塾でのお料理をご主人に喜んでもらえたお話が嬉しかったです。
あなたにはもっともっと理論のお話をお伝えしたいです。あなたにはその咀嚼力があるから。
・Ha(43−3)さん
未開花だったお料理の世界に目覚めてくださいましたね。子供のように純粋に喜んでくださった笑顔が印象的でした。上級でさらなる開花を!
・Ya(7−5)さん
美しさとマクロビオティックの融合。あなたにはそんなお役目があったのかも知れません。
ご夫婦でむそう塾の味を楽しんでくださる姿が嬉しかったです。
・Fu(35−6)さん
変わってくださいましたね。ご夫婦共に幸せに向かってまっしぐら!
それとともに女ぶりが上がって来ました。もうあなたは過去のあなたではありません。
・Ko(40−7)さん
あなたはどんどん素敵になりました。ご主人と赤ちゃんの影響も大きいですね。
乳児を育てながらの上級コースですが、美味しさをご家族へのお土産に頑張りましょう。
・Sa(42−5)さん
あなたは最強の宝を持っています。どんな時にもその笑顔があれば大丈夫です。
お母様と一緒にさらに上の段階を目指して下さい。あなたなら出来ます。必ず。
・Ta(42−2)さん
妊娠と出産が幸せコースと同時進行でしたね。玄米赤ちゃんの見本のようなしっかりしたお子さんでした。最高の幸せを紡いでください。
・On(44−1)さん
ついに結婚されましたね?。修了式のヘアスタイルもお似合いでした。
時間をかけてご夫婦のスタイルを確立しましょう。個の尊重を忘れずに。
【Bクラス】
・Ka(36−6)さん
陰性だけど陽性。それがあなたの真の姿ですね。その落差は天才的でもあります(笑)
これからも上級でどこまで伸びてくださるのでしょうか? 楽しみです。
・Ko(26−12)さん
ご家族総出で京都へ通ってくださった日もありましたが、最後はお一人で京都入りでした。
そこから新たな出発をされて、「良かったね♪」にたどり着いてください。
・OK(41−5)さん
「環境が人をつくる」。プライベートの環境が整ったら、あなたはもっともっと素敵になります。
来年の上級でさらなる変化を期待していますよ。
・Ta(34−1)さん
忙しいといっているうちにむそう塾の一年は過ぎてしまいましたね。
新しい土地でご一家が健康的なお料理を囲める時間を大切になさってください。
・Ma(36−8)さん
あなたからは目が離せません(笑) 思い込みの世界に深く入り込んでしまうので危険です。
でもその愛くるしい目と笑顔は財産ですね。来年まで暴走せずに待っていてください。
・Iw(23−3)さん
ついに結婚できましたね! 「陰陽ひとり立ち講座」の頃のあなたはもう過去の人です。
自信をもって新婚生活をスタートさせてください。それにしても「お持ち帰り鍋」に乾杯!
・Is(25−2)さん
硬から軟へ。「むそう塾は人間塾」を実感していただけたかと思います。
ギリギリで色気のかけらが顔を出して来ました。これからはその芽を大切に育ててください。
・Ar(28−4)さん
お料理も暮らし方も1年前よりずっと良くなりました。髪型も素敵になりました。
今年はボディラインを隠さないファッションを心がけましょう。悩殺ラインで(^_-)
【Cクラス】
・Hi(43−5)さん
見事な桂剥きが印象的でした。心の波の修正は中川さんのひと言でさっと変化しましたね(笑)
上級では新しいご自身の発見に期待しております。
・Mu(30−3)さん
あなたの芯の強さを確認した1年間でした。ご自分の納得された生き方が出来る人ですね。
これからは上級のお料理を一緒に味わえる人のいる幸せに浸ってください。
・Ta(22−10)さん
ビフォー・アフターの写真を見ていると別人のようですね。
これからは修了式のヘアスタイルで行きましょう。過去に決別をして新しいTaさんになりましょう。
・Ki(21−3)さん
あなたには安定を感じました。バランスが取れていましたね。
これからもあの和服の美しい着こなしと同様に、お料理の世界を楽しんで下さい。
・Ak(35−9)さん
クラス全体のバランスを考慮して下さってありがとうございました。
良いものを持っていらっしゃるのに控え目でしたね。課題のお弁当は雄弁にそれを語ってくれました。
・Fu(35−11)さん
玄米ご飯で愛犬を見違えるように快復させたのが印象的でした。
上級ではすでにお持ちのマクロビオティックの知識を現実に符合させる1年間にしましょう。
・In(42−8)さん
あの素晴らしい庖丁砥ぎが印象的でした。そして可愛いファッションも(^^♪
ご自由に「美味しい!」を楽しんでください。案外それがマクロビオティックなのです。
・Na(35−5)さん
何と言っても「上司さん」の存在が忘れられません。むそう塾にお力をお貸しいただきたいほどです。
あなたの素晴らしさが時間とともに感じられて、教えられることも多かったです。ありがとうね。
修了式を終えて(1)はこちらから>
 


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