食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

海の精「紅玉ねりシソ」

マクロビオティックではお馴染みの海の精株式会社。
私はこの会社の製品を長い間愛用しているのですが、新製品の「紅玉ねりシソ」
昨日届きましたので早速味見をしたところ、私の大好きなお味ですっかり嬉しくなりました。
ゆかりが大好きな私なので、赤シソの香りがお口の中に広がって、どこか落ち着ける懐かしいお味でした。
これはご飯にもパスタにも合いますね。
巻き物にもおすすめです。

 
 

海の精「紅玉ねりシソ」3

 
 

海の精「紅玉ねりシソ」

海の精「紅玉ねりシソ」1

 
 

海の精「紅玉ねりシソ」2

 
 
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吉兆さんの煮物椀

紅葉の季節ですね。
お料理には季節を反映させるのが当たり前なので、この時季には器の楽しみもあります。
先日お食事をした吉兆さんでの煮物椀の模様は、まさしく紅葉でした。

 
 

吉兆 伊勢丹店1

 
 

蓋の裏にも紅葉が。

吉兆 伊勢丹店2

 
 

中身は蟹です。吸い地も蟹のお出汁とのこと。

吉兆 伊勢丹店3

 
 

(吉兆 伊勢丹店にて)

 
 
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車海老の洗い 乱れ紅葉

中川さんのお料理っていつも美しいのですが、これはサササッと作っていて何が何だか分からないうちに出来上がっていました。
あまりにも美しくて食べてしまうのがもったいないくらいです。
料理名もまた美しくて・・・・(*´∀`*)ウットリ

 
 

車海老の洗い 乱れ紅葉

 
 

(車海老の洗い  乱れ紅葉 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「バイ貝とポルチーニのペペロンチーノ」蕪とイカスミのソースかけが絶品!

昨日京都のアルポルトさんでいただいた「バイ貝とポルチーニのペペロンチーノ 蕪とイカスミのソースかけ」が絶品でした。
まだメニューには載っていないのですが、試作も済んでいるというのでこっそり頂いてしまいました(^^)
普通ならお皿に盛るところを、お箸党の私と中川さんのためにシェフが丼に入れてくださいました。
この丼を見ると、あのシャラン産鴨のスープパスタを想い出します。
イカスミのコクがいかにも晩秋も過ぎて立冬の季節感を漂わせてくれます。
蕪を使ってあるところもなかなか心憎いです。
来週からメニューにお目見えするそうなので、ぜひ召し上がってみることをお奨めします。

 
 

「バイ貝とポルチーニのペペロンチーノ」蕪とイカスミのソースかけ アルポルト京都店

 
 

(バイ貝とポルチーニのペペロンチーノ 蕪とイカスミのソースかけ 料理:アルポルトカフェ京都高島屋店

 
 
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中川善博のお弁当とむそう塾のお弁当講座誕生のお話

先に二つの記事をアップしました。
お食事の質と内容は睡眠時間に影響します
外食の良し悪しと家庭料理の大切さ
今回はそのお弁当編です。

今はコンビニをはじめとしていたる所にテイクアウトできる食べ物があって、お勤めをする人でもお弁当を持たないで出かける人が多くなりました。
でも当然のことですが、そのような商品は競争に打ち勝ってなおかつ採算が取れないといけないので、ことごとく原価を抑える傾向にあります。
そうすると質の低下が著しくなってしまいます。

私はマクロビオティックのお食事で大切なことは、一番に質であり、その次が量であると伝え続けて来ました。
その最初の質が問題であるお弁当は、たとえ安くても手を出さないのが健康を守るためのセオリーです。
そして、安いから買うという購入態度は断固として排除すべきことで、良い質の商品を提供してくれるところから購入する姿勢を確立しなければ、本当の健康は遠くなります。

そんなことを踏まえてお弁当を見てみると、一番質が良いのは手づくりであることに気づかれることでしょう。
しかし、手づくりのお弁当が体に良いことを知っていながら持参しないのは、自分で作れないか作れる人がそばにいないかのどちらかです。
お弁当というのはご飯を炊けたらおにぎりが作れますから、まずはご飯を炊けるようになれば良いのです。

その次がおかずです。
おかずで悩んでいる人はとても多いのですが、実はお弁当の特徴をよく把握していない人が多いのです。
お弁当はご家庭でのお食事と違って、時間の経過による変化が頭に入っていないと無残になってしまうことも少なくありません。
これを踏まえていないお母さんが作ったお弁当で、通学カバンを汚したとか、教科書にシミがついたとかいう話を時々聞きます。

むそう塾にはお弁当投稿というのがあって、Twitterで毎朝京料理人中川善博から直伝でお弁当全体のアドバイスを受けられるコーナーがあります。
もちろん、マクロビオティックの陰陽を踏まえたアドバイスです。
しかも無料です!(゚д゚)!
もうこんな信じ難いことをするむそう塾って一体何なんでしょう?
それはひとえに塾生さんとそのご家族の健康を願ってのことなのです。

そもそもこのお弁当投稿は、中川さんがお嬢さんや息子さんに作っていたお弁当があまりにも素敵だったので、それを教えてほしいという声に動かされて始まったものでした。
その記事は「中川善博から娘へのお弁当」としてサイトに転載されています。
かつてExciteブログに書かれていたものですが、とても参考になるのでサイトのリニューアルに伴って移動しました。

中川さんのお弁当で何に驚いたかというと、あのお弁当がいつも一人分だけ作られていたという事実を知ったからです。
そんなことが果たして可能なの?
その真実を知りたくてお弁当講座まで開催されました。

たとえば2005年1月11日のお弁当にはこんなことが書かれています。
今から10年前ですね。
お嬢さんはこの頃ストイックなマクロビオティック料理に関心があったそうです。
【今日から学校が始まり、また毎朝の弁当職人の復活である。 しっかりマクロビ心を根付かせた娘にはいい加減なものは持たせられない。 なかなか楽しい毎日である。 日々是修業也。 雑穀米、梅干し、里芋含め煮、人参グラッセ、堀川牛蒡きんぴら、水菜胡麻和え、おからの焚いたん、畑菜とお揚げさんの焚いたん、焼き椎茸金山寺味噌田楽。】

 
 

中川善博から娘へのお弁当 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川善博から娘へのお弁当 2005.1.11

むそう塾では幸せコースの授業でもお弁当についてお教えしますが、その後にお弁当に挑戦する人も多く、その到達点はおせちに行き着きます。
こんなにお弁当に力を入れているお料理教室はとても珍しいと思います。

お弁当は人の心と心をつなぐものなので、とても重要な位置づけになるはずなのですが、今はそこがないがしろにされていると思います。
それはお母さん自身に伝えるべき母の味がないか、お仕事を持って忙しすぎるお母さんが増えているためでしょうか?
いえ、お弁当の真の価値を分かっていないのだと思います。
お弁当がどれほど健康と心身の安定に貢献してくれるか、ひいては人間関係を良好にしてくれるか、そのことを深いところで理解していないのだと思います。

本当のお弁当の力を知ったなら、作らずにはいられなくなると思います。
でも、まだまだ面倒臭さや義務感で作っている人が多いのでしょう。
それではなかなか美味しいものが出来ません。
そんな人には次の記事をお読みいただきたいです。
過去記事になりますが、大切な言葉があるのです。

お弁当とは自分を持って行ってもらうことである。(2013.4.9)
お弁当とは「自分」を持って行ってもらうもの(2014.8.19)

お弁当についてはまだまだ書きたいことがあります。
ぜひ違う角度からお弁当を掘り下げたいと思います。
きょうはもう時間がないので、また書きますね。

 
 
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