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投稿者「マクロ美風」のアーカイブ
むそう塾生のお弁当はこんなに美しい! 仲間が凄い!

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品100点お弁当の一部 2015.12.10)
Googleで「むそうべんとう 100点」と入力して画像検索をすると、上のような景色になる。
見ただけで塾生の誰のお弁当だとすぐ判るから面白い。
みんなが頑張ってお料理を作って、こうしてお弁当にまとめて指導を仰ぐ仲間たちの存在は励みにもなるし、目標にもなる。
凄いね、むそう塾生って。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
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中川式糠床のやわらかさ(動画付)

(中川式糠床 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2015.12.7)
中川式糠床の今の状態はこんな感じです。
塾生さんのお食事のために、胡瓜や茄子やお大根などを取り出してそのままの状態です。
取り出したあとには少し汁が溜まっていますが、中川さんの糠床には桿菌がいっぱいいるから大丈夫なのです。
よく、汁が溜まると抜くように書いてある本もありますが、糠床の汁は美味しさそのものなのですから、抜いてしまうのはもったいないですよね。
それをうまくキープして旨味に変えているのが中川式の凄いところです。
夜の撮影なので暗くて申し訳ないのですが、混ぜるとこんなにフワフワしています。
色ももっと黄色みがかって綺麗です。
やわらかさを知っていただくための動画です。
中川式糠床をキープされている方はご参考になさって、ぜひ美味しい糠漬けで新年を迎えましょう。
[youtube width=”880″ height=”560″]
この糠床で漬けられた糠漬けがこちらの写真です。
美味しかったのはいうまでもありません。

(中川式糠漬け 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
※関連記事
中川式糠床を激混ぜするスピード(動画付)
むそう塾スタイルが徐々に実現しつつあります
むそう塾では、習ったお料理の復習投稿というのがあります。
これはとても中川さんの手を煩わせ、時間のかかる作業なのですが、教えたお料理が盛り付けも含めてきちんと伝わっているかどうかを確認する手段として、実際には大変ですがあえてその方法を採用しています。
ですから、中川さんのブログはその投稿で次々と記事が更新されていきます。
(カテゴリーは今日の復習)
その写真は投稿した人だけでなく、一般の人を含めて勉強になる内容ばかりです。
むそう塾生なら宝の山になるのがこれらの記事です。
私の方ではこれらの投稿を共有するため、中川さんからメールを転送してもらってそのお料理の背景を把握するようにしています。
そうして初めて塾生さんの心のフォローまで出来るようになるからです。
塾生さんが精神的に落ち込んでいる時も、体調が悪い時も、私はいつも塾生さんのことを思いながらお料理の結果を見ています。
すると、精神面や体調とお料理の出来映えは完全にリンクしていることが判ります。
その人の心のありようが、ちゃーんとお料理に反映するのです。
マクロビオティックでは陰陽で物事を判断しますが、その陰陽をコントロールして、精神面も強くなってくれたら、混沌とした今の時代を生き抜くために頼りになる心のより処となります。
お料理をとおして精神面が強くなる生き方。
そんな生き方を「むそう塾スタイル」として京都から発信しています。
むそう塾スタイルの目指すところ。
それは難しいことではなく、美味しいお料理を作って笑顔になっていただくことです。
笑顔になれた瞬間は、その人の全細胞が活気を増します。
そして、その状態を少しでも多く持続してほしいと願っています。
そのことによって、その人と周りの人に幸せな時間が流れるからです。
自分の周りが幸せであること。
それが自分も幸せであるための条件になります。
マクロビオティックの料理教室ではありますが、驚くほど美味しいお料理の数々で体力もついて、精神面もグングン変化して来る塾生さんが着実に増えて来ました。
自信のなかった人に自信がついて来るようになるのは、人生を左右するほどの出来事です。
いつも心に羅針盤をもって生きられるのは、限りなく安心で穏やかな気持ちになれますね。
お料理は食べるだけでなく、作れるようになると、そんな力も持っているんですよ。
今、自分に自信を持てない人は、騙されたと思ってお料理を始めてみませんか?
知らず知らずのうちに新しい自分を発見して、徐々に前向きな人になって行くことでしょう。
中川善博とマクロ美風がそのお手伝いをします。
※関連記事
自信のない人はお料理をしましょう

(人参の乱切りを教えているところ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
案外と「乱切り」が出来ない人が多いのです。
そんな人にも一から手取り足取り基本を丁寧にお教えしています。
お料理を通じて中心軸が出来ましたね。もう大丈夫!

(中川式あんかけうどん マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品)
塾生さんの復習メールからは、その人の生き方の姿勢がうかがえるものですが、塾生の菜花さんはとても真面目に復習に取り組んでいらっしゃいます。
一つひとつ良く考えながら復習をされ、またブログの記事なども調べて、ご自分で問題解決をしようとする姿勢があります。
お料理の随所で出てくるなぜそうするのかという疑問。
その疑問をご自分の復習を通じて解決につながっているところが偉いなと思いました。
そして、ご家族様の食べ方を観察されていて、「これでいいんだ」と思えるところまでたどり着きました。
良かったです。これを伝えたかったのです。
もう菜花さんは大丈夫ですね。
しっかりとした中心軸が出来ました。
菜花さん、それでいいんですよ。
あなたは最も大切なことに気づきましたね。
>多くを語らなくとも、毎日のお弁当と食事で中川さんに教えて頂いたお料理を完全コピーで作っていれば、お家の中によいエネルギー(氣)が確実にうまれ、その事に家族みんなが気づける日が来ると信じています。
しっかりと確実に私の伝えたいことを受け取ってくださいました。
ありがとうございます。
多くの人の励みになりますので、記事にさせていただきました。
<菜花さんからのメール>
中川さん
こんばんは。
餡かけうどんの復習を致しました。
ご指導を、よろしくお願い致します。
元々、揚げ物があまり得意でなく、特に蓮根饅頭はベチャッとなってしまう傾向がありましたが、その理由を中川さんが教えて下さり、油温が上がってから食材を入れるよう意識したら、小さなお鍋(野田琺瑯の片手鍋に油を半分位)でも、外はカリッ、中はふわっが作る毎に実現してきました。
今日も、カリッ、ふわっで嬉しかったです。
また、蓮根チップスは、最初は焦げ色が強くなったり、予想より小さくなったりしたので、中川さんのデモをよく思い出してイメージしたり、過去のblogを参考にさせて頂き、作る毎に感覚を掴んできました。
今日は、今までで一番綺麗に揚がりました。
そして、小さなもの、薄いものを揚げる練習は、他の揚げ物への苦手意識も小さくしてくれました。先日の車麩カツは、今までより綺麗に揚がったように感じます。
練習は、すべてのお料理の練習に繋がることを、改めて感じました。
また、最初はお教室と違う計量スプーンを使っていましたが、餡の感じが中川さんと少し違うように感じたので、同じものを購入したところ、中川さんの餡に近づいてきたように思います。同じ道具を使うことも大切だと気付きました。
主人と娘の食べっぷりを見て、このお饂飩が大好きだとわかります。二人とも猛烈な勢いで食べ、お出汁を最後まで飲み干し、満足気な顔をしています。
私も、大好きです。三食のどこで食べても美味しく、身体も心もポカポカになります。そして、夕食で頂くと、翌朝は早朝にパチッと目が覚め、シャキッと動けます。
自分の顔より大きなお椀を小さな手で持ち、最後のお出汁まで食べきる娘を見ると、このお饂飩を食べていれば大丈夫!という気持ちになります。(これは、中川さんに教えて頂くお料理すべてに言えます。)
これは、まだ私の中での確信なのですが、多くを語らなくとも、毎日のお弁当と食事で中川さんに教えて頂いたお料理を完全コピーで作っていれば、お家の中によいエネルギー(氣)が確実にうまれ、その事に家族みんなが気づける日が来ると信じています。
頑張ります!
菜花
※菜花さんの関連記事
マクロビオティックの陰陽を実践するとお料理が美味しくなります
カテゴリー: 塾生さんのメールから心に響いたこと, こころ・想い
11件のコメント
中川式糠床を激混ぜするスピード(動画付)

(中川式糠床を激混ぜするスピード マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
中川式糠床をダメにする人は、必ずどこかで勘違いをしています。
最近多いのは、寒くなったのであまり混ぜないというもの。
これはとんでもない勘違いです。
暖かくても寒くても糠床の構造は同じなのですから、糠床の下まで酸素を送り込んであげなければ、嫌気性の菌が増えて底の方に悪臭がするようになってしまいます。
つまり、糠床は暑くても寒くても酸素が必要であるということをすっかり忘れている人が多いです。
じゃあ、お聞きしたい。
あなたは寒くなると呼吸を減らしますかと。
糠床だって同じです。寒くなっても酸素は必要なのです。
それから天地返しばかりしている人も時々います。
これも間違いです。
天地返しは文字どおり糠床の天と地を入れ替えるだけであって、真ん中部分に酸素が行き渡りません。
このことに気づかない人がいるんですよねぇ。
次にエアレーション。
これはいつでも必要ですね。
なぜなら糠床は酸素が少し必要だからです。
寒い時期でも毎日エアレーションしても構わないのです。
この時には糠漬け講座で必ず出るまで練習してもらった「あの音」が必要です。
あの音が酸素が入った音ですからね。
最後に「激混ぜ」について。
激混ぜが必要な時の判断が出来ないという人がほとんどではないでしょうか。
これは目に見えるものではないから難しいのだと思います。
産膜酵母が目に見えるのとは対照的ですね。
中川さんによると、糠床から閉塞感を感じるようになると激混ぜをするとのこと。
この閉塞感を見過ごしてしまうと悪臭の原因になるので要注意です。
閉塞感というのは氣を感じることですから難しいでしょうが、じっと家の中に閉じこもっていたら外に出たくなったり、働いてばかりいたら煮詰まって来て気分転換(発散)したくなるような、分かりやすく例えるとそんな感じです。
そんな時には誰だって「ワァー!」って行動したくなるでしょ?
糠床だって同じですよね。
生き物ですから。
では、この激混ぜですが、ゆっくり過ぎる人がかなり多いはずです。
というのも、教室で激混ぜの真似をしてもらうと、皆さんがのんびりしすぎていますから(笑)
糠床を混ぜるのは、ダラダラ混ぜるのではなく、サッサと短時間で混ぜなければ酸素が多く入りすぎてしまいます。
これもいけないのです。
陰性の人は特に遅いので要注意です。
実際にはどのくらいのスピードで混ぜているのか、動画でその速さを撮りましたので、ご参考になさってください。
混ぜ方のスピードは糠漬け講座で実演しているのですが、もうその光景を忘れてしまっている人も多いことでしょう。
スピードは糠床の生死を分けるほど大事なことなので、これが出来ていない人はぜひ改めてください。
なお、激混ぜの時間って30秒くらいだそうです。
長くても1分以内で終わるようにとのこと。
100メートル走と同じで、全速力ですからそんなに長くは混ぜれないのです。
ちなみに中川さんの樽は60リットルなので、下から持ち上げるときにすごく腕に負荷がかかり、1樽混ぜ終わるとハァハァ〜、ゼィゼィ〜になるほどです。
皆さんにお届けしている樽は9〜10リットルなので、中川さんの大変さが想像できるでしょうか。
[youtube width=”880″ height=”560″]










