一晩水に漬けた金時豆をゆでこぼししてから良い水でじっくり煮る。粗糖、てんさい糖、黒糖を数回にわけて加え、芯まで柔らかくなるまでじっくり煮、仕上がり間近に醤油を少し加えて味を絞める。

海老芋を糠茹でして水にさらし、昆布を敷いた鍋にいれて良い水を張り、酒と粗糖を入れて焚く。生のスルメ烏賊を輪切りにして鍋に入れ醤油を加えてじっくり煮る。

春菊には広葉種と切葉種があるのをご存じですか？ これは切葉種で、一般に菊菜と呼べばこのタイプとなる。もう少し葉が分厚くて葉の縁がスプーンのように丸いものが広葉種で「おかめ」などと呼ばれている。 色良く湯がいて黒胡麻をすり入れた加減出しに浸す。

赤メバルの塩焼き。赤メバルを水洗いし、平釜塩をたっぷり振り掛けて芯までじっくり焼く。我が家の主賓は頭から尻尾まで全部たいらげてくれるから魚も本望である。

雑穀米、梅干し、太刀魚醤油焦がし、人参グラッセ、あらめ豆、キャベツ胡麻和え、南瓜含め煮、山芋甘煮、松葉午房