「出汁巻き玉子講座」が無事終了致しました。
ご参加くださいましたみなさん　お疲れさまでした。
よく来て下さいました。
徹底的にご指導しました。なんたるかが伝わったと信じております。
しっかり復習して会得してください。

Fuさん（24-6）です。


動画も拝見しました。
けれんみなくすーいすーいと剥いていかれる動画は気持ちが良いですね。　素晴らしいです。
刃を怖がっていないし、刃と友達になれかけています。　
テクニカルな話をします。
Fuさんは右手の上げに少し癖があります。面圧を当てながら上に刃をスライドさせていき、もう少しで上限にくるぞという時に掌が開きます。
剥くという行為は大根の表面積を増やすという意味では「陰性」な作業ですよね。これは誰にでも判りますね？
これは視点は大根から見ての視点です。　
では庖丁から見てはどうでしょう。大外から回転運動を保ちながら大根の中心に向かって求心していってるように見えませんか？　これは「陽性」な動きと言えるでしょう。
桂剥きというのは陽性な動きをもって陰性を産むという行為なのです。
プチ講座おわりｗ
で、手の話に戻ります。　両掌を汽車ポッポにして、親指と親指を合わせるような動きを陽性な動きといいます。刃を持っている人間の視点ですから剥くにはこういう動きが自然に伴うのです。
しかしあなたの右手は最後の最後に陰性な方向に開きます。
これが安定した面圧の妨げになっているというわけです。
ただこれだけを直すだけでもっともっと薄く均一に剥けるようになります。
お試しください。

Miさん(29-1)です。


動画も拝見しました。
上げるも送るも動作が小さいですね。　もっとArさんの動画のようにゆったり長く１ストロークを送れるようにイメージしましょう。
Airの時もそういうイメージで自分も動かすのです。
刃を下ろすときには切らないように。　刃を上げる時に一気に大根を送って切るのです。
メリハリをつけて大胆に動かしましょう。

Saさん（15-10)です。





動画も拝見しました。
まだ面圧が理解できていませんね。　刃が浮いて踊っています。
だから同じ厚みで切り続けられないのです。
Air桂剥きで均等な圧力をかけながら刃を上下させるという練習はしていますか？
夢にでるほど動画を見てください。　どんどん現実の剥き方が変わっていきます。
シンプルな上げると送るを手に覚えさせるのです。
あとは諦めない意思ですね。
頑張りましょう。

Seさん（）です。






動画も拝見しました。
肩から腕が外れそうなくらい力んでいますね。
力んでいるというより力いっぱい掴んでいます。　小鳥が死なないように。
Air桂剥きはしていますか？　本当にしていますか？
シュミレーションではリアルとバーチャルの境目をなるべく無くすことが効果を上げるコツなのです。
Air桂剥きをするということは脱力も学ばねばならないのです。　
筋力勝負であればボディビルダーが一番桂剥き名人になってしまいますよね。
桂剥きに力は要らないのです。　どこまで抜けるのかやってみましょう。