「忖度(そんたく)」する人たち

きょう午前11時からジャーナリストの岩上安身氏による鳩山元総理に対するインタビューがあった。
岩上安身氏のIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナルの略称 )は、一般のテレビ放送と違って一切の編集がなされずに、生のままライブで視聴できるので、情報の正確性があって気に入っている。
きょうは鳩山元総理が岩上氏の質問に丁寧に答えておられた。
特に総理時代のことや小沢氏の件についての発言が、内田樹氏の記事と同じだった。
この記事が頭にあって鳩山元総理のお話を聴いていると誠に腑に落ちる。 
<内田樹の研究室>「忖度」する人たち

 


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桂剥き美人を発表します!

今年も熱い桂剥き投稿が終わりました。
投稿して下さった皆様、お疲れさまでした。

中川さんのブログではすでに桂剥き投稿のbefore afterが発表されておりますが、こちらでも記録記事としてそれぞれの方への寸評を加えて、皆さんの頑張りにお応えしたいと思います。
毎年思うのですが、中川さんの「練習は嘘をつかない」という言葉は、苦しいとき、挫折しそうなとき、進歩が感じられないとき、様々なときに心の支えになりますね。
ほんらい台所仕事は孤独な作業です。
ましてや桂剥きはもっと孤独です。
でも、同じ目標を持って一定期間を共有できるこの桂剥き投稿は画期的な練習方法であり、孤独を感じないで進歩することが出来ます。
それを上手に活かして上達してくださった皆さんが今回の桂剥き美人さんたちです。
桂剥き美人に選ばれてもこれで安心することなく、まだまだ上があることを認識し直して、もっと上を目指して頑張ってください。
惜しくもここに該当しなかった方々がたくさんおられますが、本当に僅差ですので、ここでストップしないで通過点と受けとめて練習を続けてください。
必ず「練習は嘘をつかない」を感じられるはずです。

<寸評>  中川善博より

< 2012年2月25日開催の包丁研ぎ講座受講者より>
・Ar(28−4)さん
きれいな指使いでみんなのお手本になってくださってありがとうございました。
桂剥きも包丁砥ぎも力ずくから繊細に変化されました。
ここからさきは一般家庭には不必要なレベルですが、子育てが落ち着いたらチャレンジしてみるのも良いでしょう。
いつでもアドバイスしますのでヤル気が出たらお知らせ下さい。
おめでとうございます。

<2012年3月20日開催の包丁研ぎ講座受講者より>
・Su(8−4)さん
手を切ってスタートが遅れたあなたは、このストリームから離脱されかかっていましたね。
止めそうなあなたのお尻を叩いて叩いて諦めないことを学んで頂きました。
やり続けるには体力が必要です。
それも学んでいただけたと思います。
きっと今でもまだ練習は続けてくださってると信じています。
だってこれからは自分で自分のお尻を叩きます。って約束してくださいましたものね。
おめでとうございます。

・Ki(14−1)さん
いままでの「自分」という殻を破ることになった一ヶ月でしたね。
怖かったでしょうが頑張りました。
途中で私を本当に信頼して「なんでもやってみる」という態度に変化されてからグングン進化されました。
素晴らしかったです。
まだまだ伸びしろがありますから練習を続けて下さい。
おめでとうございます。

・Ka(36−6)さん
多くの練習生のあこがれの的だったKaさんの作品でしたが、私とあなただけにしか判らない「未達点」がありますよね。
それにむけての練習の一ヶ月でした。
私はかなり未達に近づけたのではないかと思っています。
赤ちゃんがはいはいから初めてつかまり立ちするような大幅な見た目の進化はもう無いでしょうが、コンマ何秒かを削りだすような五輪の世界に例える事ができるでしょう。
おめでとうございます。

<2012年3月24日開催の包丁研ぎ講座受講者より>
・Fu(24−6)さん
桂剥きに憧れて、やっと幸せコースに通い始めたあなたは活き活きと剥き始められましたが、思いと現実の差に愕然とされていました。
自分が判ってからの進化が素晴らしかったですね。
自分が思っているほど実は自分はそれほどできないんだ。という事が判ってから本当の進化がはじまります。
これはあなたの財産になるでしょう。
おめでとうございます。

・Ya(3−4)さん
どうしてこんなに力むのでしょう? というくらい力んでおられたあなたからなんとか柔らかさを引き出そうと必死だった一ヶ月でした。
いろいろ試して生卵も使いましたね。
絶対に上達するんだという強い意思でここまで進化されたあなたは立派な桂剥き美人です。
まだまだもっともっと柔らかく剥くことは可能です。
練習を続けてくださいね。
おめでとうございます。

<2012年度 第4期幸せコース受講者より>
【Aクラス】
・Ta(34−9)さん
普段、ほとんど包丁を使ったことがなかったお嬢さんがたった一ヶ月でここまで進化されたのですから驚きです。
高効率というのはこの事でしょう。
素晴らしい進化を見せて頂きました。
ご自分でもすでに分析済みでお気づきの改善点がありますね。
それを一つずつ確実になくしていって下さい。
一ヶ月で覚えた技術は練習をやめると10日間で忘れます。
練習は続けてくださいね。
おめでとうございます。

・Ha(31−7)さん
最初から上手に剥けているようですが、春の単発講座からの進化を見ると眼を見張る進化がありますね。
よく頑張りました。
あなたの中では「もう少しこうしておけば良かった」点があるでしょう。
あったほうが良いのです。
まだまだ伸びしろの塊です。
心身ともにこれからも上達して下さい。
一定を続けるというのはこれほど難しいことなのか。ということが判ったのは財産ですね。
おめでとうございます。

・Ho(3−3)さん
あなたほど動画投稿の恩恵を受けた方はいないでしょう。
iPhone、iPadが無ければ一ヶ月でここまで延びることは難しかったでしょう。
あなたとNaさんのお陰でむそう塾の桂剥き指導スキルも上達できました。
お礼をいわねばなりません。
朝に夕に深夜に、練習を重ねてこられた事は絶対にあなたの財産になります。
逃げないあなたは強くなりました。
素敵ですよ。
おめでとうございます。

【Bクラス】
・Ka(36−3)さん
桂剥きをみんなで切磋琢磨したくて幸せコースに参加してくださったあなたが、現実の厳しさを嫌というほど感じた一ヶ月でしたね。
でも逃げずに良く頑張りぬきました。
ご自分では遅々として進化しない自分に苛立ちさえ感じて居られたでしょうが、全体を見ている私からすれば奇跡の進化です。
むそう塾の指導法にまちがいなしと確信できました。
ありがとうございました。
おめでとうございます。

【Cクラス】
・Mo(7−14)さん
こんなはずじゃ無い、私はもっと出来るはずだ、という思いと現実の差に打ちのめされた初期でしたがその思いを一掃できたあなたは強かったですね。
よく自分で分析してアドバイスを無駄にしないように研究されていました。
私はあなたのケレン味の無い真っ直ぐな芯が好きでした。
もっともっと上手になれますから練習は止めないで下さい。
おめでとうございます。

・Ku(49−1)さん
初日のあなたの剥き方を見ていて、ここまで進化されるのは想像できませんでした。
小さなお子様の子育てもあり、刃物を使う練習時間は限られている中でよく工夫して無駄なく進化されました。
たいしたもんです。
投稿回数は少なかったのに、投稿する度に大きなストライドで前進されてました。
気持ちよかったですね。
これからも工夫と練習を絶やさぬように頑張りましょう。
おめでとうございます。

【Dクラス】
・Na(2−1)さん
難儀しましたねぇ。
はっきり言って本当に手こずりました。
でも私には試練だと思って真剣に「どうしたらこの人を上達させられるか」を考えました。
動画投稿があったからこの短期間で引き出せたのだと思っています。
私の中ではあなたとHoさんを一人前にできたら私がやっと一人前になれるのだと目標に掲げておりました。
あなたの止めない練習が実を結びましたね。
まだまだ脱力できますので頑張りましょう。
おめでとうございます。

<マクロ美風より>
 中川さんの寸評を読んでいると、私は涙がこぼれました。
決して手抜きせず、じっくり真剣に導いてきた愛情を感じるからです。
教える側と教わる側の信頼関係の上に成り立ったこの桂剥き投稿。
そして必死に練習してくださった塾生さん。
教える中川さんは体力的にとてもしんどい指導法ですが、毎年ドラマがあって、私は桂剥き投稿が好きです。
中川さんの「一ヶ月で覚えた技術は練習をやめると10日間で忘れます。」という言葉を肝に銘じて、今のレベルをほんまもんの技術まで高めてくださることを願っております。
なお、桂剥き美人さんには、後日「檜のまな板」を発送させていただきます。
楽しみにお待ちくださいませ。


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杏酒


息子の彼女が江ノ島の帰りに寄ってくれた。
4人で近くの中華料理店に夕食に出かけた。
彼女はイケル口だというので、二人で杏酒を乾杯!
あれこれ話しているうちに息子も仲間入り。

我が家では夫は下戸だけれど、息子は夫よりはほんの少々飲めるかも? 

(季節野菜の甘酢漬け二種)

ということで女二人が楽しくお酒を飲み、息子が彩りを添え、夫は運転手になったのでした(笑)
あはは。
女性陣強し!

ま、たまにはこんな日もいいかもね。
 


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eコントロール ビジョンでの玄米炊飯


新しい圧力鍋「シリット社 eコントロール Vision(ビジョン) 2.5リットル」で何回も玄米ご飯を炊いてみました。
何回炊いても思うのは、本当に炊きやすいお鍋だなぁということです。
これまでは2.5リットルのお鍋だと、圧を保つのに神経質になることがありましたが、このビジョンはかなり気楽に炊いても圧がしっかり残ってくれます。
そして、何といっても小さいから可愛らしくみえて、すぐ玄米ご飯を炊きたくなっちゃいます(笑)
私はいつもeコントロールの4.5リットルで玄米ご飯を炊いているのですが、きょうは2.5リットルで炊いて、また炊いてしまいました。
(楽しいから♪)
塗装が従来のeコントロールに比べて2回多い分、圧の持ちが良いという利点につながるのだと思います。
これは少量を毎日炊きたい人にピッタリのお鍋ですね。
早速Isさん(子象ちゃん)も2.5リットルで炊いてくれました。
さすがに上級パスポート取得者の炊き上がりですね。
500ccでの炊き上がりとは思えないほどです。
ビジョンのお鍋を購入された方で美味しく炊けた人は、ぜひ中川さんに「こんなふうに炊けたよ?」と写真を送ってください。
なお、7月の愛クラスも8月の愛クラスも、ビジョンでの炊飯デモがあります。
お楽しみに♪
購入ご希望の方はこちらの記事をごらんください。


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祇園祭の日に


(お菓子の名前:祇園囃子)葛練りの弾力あり

昨日は京都の祇園祭の宵々山でした。
京都の人は「祇園会(ぎおんえ)」と呼び、お菓子屋さんの店先にも祇園会と書かれていました。
一般的なお祭りとは格が違うというところでしょうか。
この祇園祭は1ヵ月間に亘って行われるもので、2〜3日しか行われない地方のお祭りとは格段に違って、京都の文化だけでなく、京都の財力を誇るものなのでしょう。
私が京都に出入りするようになって知ったことの一つに、祇園会の稚児選抜の話があります。
ちょっと引用してみましょう。

結納を行い養子縁組まで交わされる稚児>より
(引用はじめ)
前年より京の町の年頃の幼子が募集選抜され始まるわけだが、立候補してなれ るものではない。保存会、後援会の役員により選出決定されるもので、最終選考基準は公開されていない。
その基準を推察するに、
土地の人間と呼ばれるのに「 京都十代,東京三代,大阪一代」と言われることや、「男の子が生まれたら祇園祭の稚児に、女の子なら葵祭の斎王代に」と由緒ある家柄の親達が憧れることや、稚児と鉾町との養子縁組の儀を固める迄の大役であることなど、それ相応の難関であり、ともにそれ相当な名誉を得るわけである。候補者そのものが始めから限定されることは容易に想像できる。
(引用終わり)

ここには書かれていませんが、お稚児さんに選ばれてそれにかかる費用は選ばれた家が出すのだそうです。
一説によると2000万円はかかるとか。
でも、名誉のためのお金はこれでは安いのかもしれません。
京都というところは果てしなく気の遠くなるような時間の流れがあり、意識もそのうえで動いており、北海道や関東で生きて来た私にとっては、時としてため息が出るような発想もあります。
京都に何を感じ、これからの自分にどのように反映していけれるのか、未知数であると同時に楽しみでもあります。

 
 

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