暑い夏に「京都ラタトゥイユ」

真夏の太陽を思わせる赤やオレンジ。
緑が加わると生命の躍動を感じますね。
夏には夏のエネルギーを上手に体に取り入れましょう。 
そんな時にはラタトゥイユがお奨めです。 



完成!


一般のラタトゥイユのイメージを大きく覆す「京都ラタトゥイユ」。
マクロビオティックの陰陽を知っている料理人が作るとこんな感じになります。
陽性な人なら、スプーンですくいながら丼一杯食べたい感じ。
陰性な人でも体を冷やさない配慮がされた爽やかなラタトゥイユ。 
ラタトゥイユは食物繊維も豊富なので、とってもヘルシーなお料理です。
水分の摂り方も理想的で体に自然に吸収される料理方法です。
陽性タイプも陰性タイプも仲良く食べられる「中川式ラタトゥイユ」は、きっと夏の定番になることでしょう。
 


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歯磨きのポイント

◆歯磨きのポイントについて◆
原稿提供 : 松見歯科診療所 
NPO日本歯周病学会認定歯科衛生士 今川さえ様


【1】歯ブラシの選び方・持ち方
1)毛がやわらかい物を選ぶ
歯肉は粘膜。デリケートな部分です。

やわらかいものでも、歯は十分磨けます。
2)毛の部分が小さいものを選ぶ
当院で取り扱っている歯ブラシは、次のとおり。

毛の長さ:1cm
毛の幅:5mm
つま先からかかとまで:2cm
3)えんぴつを持つように持つ
力を入れると歯肉も歯も傷が出来ます

4)歯みがき粉はつけない
清涼感で磨けた!と思ってしまうため、何もつけずに磨きます。

口臭の原因の80%以上はお口です。
【2】磨く時間と場所

1)歯科衛生士の私が、全く問題のない自分の歯を磨くのに1回10分はかかります。
ex:もし、3分だけ磨くとすると…60秒×3分=180秒

全部の歯が残っている方は、親知らずを省いて28本ありますから、180秒÷28本=約6秒(1本あたり)
ex):もし、10分磨くとすると…60秒×10分=600秒   600秒÷28本=約21秒(1本あたり)      

小さい指輪やネックレス、大切な小物を磨く時、6秒では終わらないですよね。
歯も一つ一つ大切な物です。
時間をかけて丁寧に磨いて下さい。

2)テレビや本を見ながら、座って磨きましょう。

3)時間が取れるときにゆっくり行いましょう。
磨く時はいつでもいいです。

1日一回はゆっくり歯磨きする時間をとって下さい。
【3】磨き方 赤い文字はマクロ美風が色をつけました)

1)歯と歯肉の境目を磨く
歯の周りには、溝があります。溝の入り口を清潔に保ちましょう。

2)歯の表面に歯ブラシの毛先を直角に当てる
歯肉を痛めずに、きれいに磨けるのがこのあて方です。

3)1本ずつ磨くように、細かく横に動かす
歯1本1本はとても小さい物です。

大切な指輪や貴重な小物を磨く気持ちで磨きましょう。
4)前歯の裏側は歯ブラシのかかとの部分を引っ掛けるようにあてる
かかとは、歯ブラシの植毛部、持ち手側を指します。

5)舌でなめてつるっとしたら磨けています
ざらざら感があるところ、ぬるぬるしているところは磨き残しのところです。

6)唾液を飲む
ためて飲むと気持ち悪いです。

ためずに飲み込む。
普段会話をしている感じと同じです。
以上
 


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統合医療への流れ~自分で感じよう自分の身体~

きのうは四国の高松にある歯医者さんに定期検診に行って来ました。
忙しくてなかなか時間がとれず、久しぶりの検診でした。
私は体の定期検診はまったく受けていないのですが、歯の検診だけは受けています。
マクロビオティックではよく噛んでご飯を食べましょうと言いますが、歯が噛める状態になっていないとお話になりません。
噛めなくなると人間は途端に体調に影響が出ますから、歯の管理だけはきちんとしておきたいものです。
私が通っている歯医者さんは、歯だけでなく体をトータルで診てくださるのですが、行くたびに新しい試みをされていて研究熱心だなぁと思います。
最近の医学界では、新しいお医者さんたちが西洋医学だけでなく統合医療に向けて大きく動き出しています。
私も10年ほど前からそのようなお医者さんたちに接触してきましたが、お医者さんや看護士さんが一緒になって勉強会を続けています。
むしろ遅れているのは患者の方で、自分の体なのに他人任せなのです。
生き物は自分の体は自分で管理できるはずです。
それなのに人間だけがすぐお医者さんに行ってしまいます。
でも、お医者さんに行く前に自分で気づくことができるよ、そして人間はかなりの部分が自分で快復させる力を持っているんだよという考えが一番啓蒙したいことです。
私が通う歯医者さんではその視点に立って治療にあたってくれます。
先生が書かれた文章を下記に掲載させていただきますが、大事なことは「ご自身の体調が心身共に健康か不調かは、お医者様にご裁断頂くことではなくご自身で感じる事が大切です。」の文章に集約されるでしょう。
お口から全身の健康をチェックして、生き生きとした人生を過ごしたいものです。

*   *   *
<統合医療 当院が目指すもの>:歯科医師 松見哲雄

今医療の弊害が大きくなっています。人間を臓器別に切り分けパーツ医療全盛です。年々小さく細分化されています。医者が自分の専門領域以外に無関心なため、たった一人の患者さんの患っている不調(病気)が多くの領域に分けられ、別々に病名が付き、多くの治療や投薬を受けるようになりました。実際、当院でも多剤投与の弊害を多く経験します。また悪い所は簡単に切りとったり、(回復不可能になる)対症療法に終始する為、症状の固定化、薬漬け、長期にわたる緩やかな悪化がおきます。現代医療は急性疾患に対する緊急救命医療は優れていますが慢性病には無力ですし有害です。
また癌死は年間35万人近くになり年々益々増加しています。ところがアメリカの癌死は1992年にピークを打ち年々減少しています。交通事故死を例にとると、以前は年間1万人を超えていたが近頃は4千人程度です。これはエアーバックや種々の対策が効果的だったのです。日本の医療関係者は癌の治療は進歩し効果が出ていると高言していますが、治療器具や検査方法が多くなっただけで結果が全く伴っていません。この事はアメリカの癌死は減少しており日本の癌死は依然増え続けている事実が示しています。
私が信頼する高名な医者・医学者達(新潟大・安保徹教授、森下敬一博士、真弓定夫医師、慶大医・近藤誠医師)癌検診を受けるな、病院に近づくなとまで言います。検診を受けるほど癌になり、癌死が増え、早死にするとチェコリポートが報告しています。医療のアリ地獄です。しかし現実には体調不良を訴える人は増えています。どうしましょう?
松見歯科は虫歯・歯周病の治療・予防を切り口に、患者様やご家族の全身の健康創造を目的にしています。食事改善やお手当、種々の技法で統合的に心と身体を拝見します。当院に通院が始まると患者様ご自身やご家族の様々な病気、心身の不調が改善したとの報告が必ずあります。また当院の古くからの患者様で高齢者は歯を失わない、病気をしない、ボケない、寝たきりにならない方が非常に多いです。
虫歯の予防や歯の周りの歯肉・骨の維持管理、ユニークで害のない検査が病気からの回復、健康維持・増進に必ず役立つと確信しています。当院の持っている情報がうまく届くようにしっかり発信します。患者様も歯科領域という固定概念を取り払い、私達から情報を上手にお受け頂きたいと思います。ご自身の体調が心身共に健康か不調かは、お医者様にご裁断頂くことではなくご自身で感じる事が大切です。小さい不調を放置しないで解決しましょう。当院がお手伝いします。
松見歯科診療所 松見哲雄


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瀬戸内海








きょうは高松に行って来ました。
岡山から四国に向けて瀬戸内海を渡るわけですが、島が点在する海の上を渡るのは気持ちの良いものです。
何回渡っても穏やかな海の表情は、心までも凪の状態にしてくれます。
岡山側からスタートして高松までをiPhoneで写しました。
動いている電車の車内から写しているので鮮明ではありませんがお許しを。 
 


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本来のマクロビオティック


私は酢の物が大好物だった。
小さい時から好きだったらしく、母が作ってくれる酢の物の汁を一滴残らず飲み干していた。
でも、マクロビオティックを知ってからは、お酢は陰性だから、白砂糖が入っているからの理由で食卓から消えた。
結果としては消さなくても良かったのだけれど、当時の私のマクロビオティック知識は、陽性信仰が強かったからそのようになった。
ずっと愛用していた千鳥酢の代わりに梅酢が登場して、不思議な酸味を味わうことになった。
今はこうして外食の際に酢の物を頼めるようになったけれど、ここまでの道のりは長かった。
マクロビオティックに対する私の考え方は、体験をとおして刻々と変化し、マクロビオティックの指導者が伝えたかったこと、桜沢如一先生が言わんとしたことなどが、今はいっぱい私の中で整理されつつある。
もう少ししたら、その一部を皆さんにお伝え出来る日が来ることと思うが、マクロビオティックはやはり進化する必要があると思う。
受け売りの杓子定規のマクロビオティックではなく、あくまでも目の前にいる生きた人間に照準を合わせたマクロビオティック。
その照準を合わせるために陰陽のバランスをとることが本来のマクロビオティックであることを、今までもこれからも強く発信していきたい。
 


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