
私はリマ式の玄米ご飯を食べ始めてから、どうしても圧力のかかった玄米ご飯が食べられない時に、小豆入りの玄米ご飯だったら圧力がかかっていても食べられた時期がありました。
それから1年間ほど、小豆入りの玄米ご飯を食べていました。
こんな食べ方は決して真似しないでくださいね。
実験としての食べ方だったので。
それ以来はあまり小豆入り玄米ご飯は食べていません。
写真の小豆入り玄米ご飯は、中川さんが炊いてくれました。
元々の玄米ご飯の炊き方がリマ式とは大違いなため、小豆を入れると文句なくやさしいお味が口にひろがって来て、食べ進めるとグングン身体がほぐれていくのが判りました。
ああ、これが穀物の陰性の力だなぁと久々に深く実感しました。
おかずがいらない美味しさです。
また食べたいな。
(おねだり)
ところで、なぜ私が小豆入り玄米ご飯なら、さらに1年間圧力のかかった玄米ご飯を食べ続けられたのかというと、小豆の陰性さに助けられたからですね。
それほど主食に何を選ぶかということは、体調の陰陽バランスを調えるときに影響します。
おかずで陰陽バランスを調整するのは勿論ですが、主食でも陰陽バランスを調整できるようにしておきましょう。
ブレ幅が最低限で理想的な陰陽調整ができます。
その結果、玄米ご飯ばかりでなく、麺類を選択することもあります。
マクロビオティックでは陰陽バランスを取ることがとても重要視されます。
食べ物だけでなく、人間関係や暮らし方や働き方までをも陰陽で考えます。
その結果、気持ちがとても緊張していたり、身体がキュッと締まりすぎてこわばりを感じるときには、たまにこんなふうに小豆入りの玄米ご飯を召し上がるのもおすすめです。
腎臓は精を司る臓器でもあるので、小豆の力で時々腎臓を労ってあげるのも良い方法です。
小豆入りの玄米ご飯は、炊きあがりがお赤飯のような感じに見えるので、子供が喜んで食べたがったりします。
ただし、子供は小豆がキライ派と小豆が好き派に別れたりしますので、無理強いすることのないよう、喜ぶかどうかで判断しましょう。
ちなみに、うちの息子は小さい時、お赤飯の小豆だけをつまんで食べていました。
今はそのまま普通に食べますけどね。
なお、小豆の種類や生産者・生産地・生産方法の影響で、比較的陽性な小豆もあります。
その時にはフタを取った時の炊きあがりの景色が異なるのでビックリしないように。
もちろん、身体への影響も少しずつ異なります。