ふと思うことがあります。
昔の女性の方がちょうど良い大きさのおっぱいが多かったなぁということです。
これは明らかに今より主食としてお米を食べている割合が多かったことによると思われます。
しかし今は、パンやパスタとして小麦粉を摂ることも多く、そこに大きな差があるように思います。
今の女性のおっぱいはザックリと二つに分かれて、中間が少ないのです。
極端に大きくて明らかに全身のバランスを崩している巨乳か、成人になっているのに小学生なみの貧乳か。
巨乳に顔をうずめたがる男性がいるかと思えば、ガリガリの方が燃えるという男性もいるので、男性の心理はなかなか分かりません。
しかし、どちらのおっぱいも出産を境に変化して来ます。
ホルモンの働きが変わって来るからですね。
巨乳だったらさぞかし母乳がたくさん出るだろうと思っていても、期待はずれのことがあります。
反対に貧乳なのによく母乳の出る人もいます。
ただ、平均的にみれば、やはりおっぱいの大きさがそこそこある人の方が、母乳が出やすいように感じています。
私自身の経験や周りの人達を見回してもそんな感じです。
では、どうやったら母乳の出るおっぱいになるのか?
そもそも外から見えるおっぱいは9割が脂肪で、母乳を分泌するのは乳腺の役目ですから、構造的に乳房が問題なく完成されていれば、あとは血液の問題でです。
なぜなら、母乳の原料は血液だからです。
赤血球が含まれていないから白く見えるけれど、あれはお母さんの血液そのものなんですね。
ということは、血液を次々と供給できるようにしておかなければなりません。
血液は食べ物から作られるので、良い血液が作られるような食べ方をする必要があります。
出産を境に玄米ご飯を食べるようになる人も多く、助産師さんから勧められたという人も多いです。
助産師さんはお産の現状と向き合い、母乳の質と向き合っていますから、玄米が質の良い血液を作ることを経験的に知っているのです。
ちなみに、玄米で出来た血液のほうがサラサラしているので、乳腺炎になりにくいのです。
ということは、玄米はお母さんの体をとおして血液の実験をしてくれていることになりますね。
これはとても重要なことです。
母乳が命の根源を教えてくれるなんて、なんという素晴らしいことでしょうか。
乳腺炎を起こさないような食べ物は、つまるところ、等しく人間にも良い食べ物だと推測できます。
その証拠に、玄米ご飯を食べてから体調が良くなる人が多いです。
特に女性は生理が楽になって来ます。
血液に直接関係することだからですね。
また細胞は血液から作られますから、臓器や皮膚や体の内外で変化が現れます。
冒頭のおっぱいの大きさも変化してくるのが面白いです。
なお、乳房のほとんどは脂肪で出来ているので、当然のことながら痩せるとおっぱいも小さくなります。
太るとおっぱいも大きくなって来ます。
ただし、太り方が問題です。
甘味や水分(どちらも陰性)で太るのではなく、穀物(中庸〜陽性)をしっかり摂って太る方が良いです。
日本人で穀物というとご飯ですね。
ご飯がしっかり食べられたら、かなり理想的なおっぱいになります。
脂肪で膨らんだだけのおっぱいではなく、弾力のあるおっぱいが実現するからです。
あなたのおっぱいはいかがでしょうか?
女性は子供を一人産んだくらいの時が最高に美しいのです。
それは女性ホルモンが活発に働いているからですね。
妊娠中の時にも女性ホルモンが全開で体を守り、授乳中はまた授乳のためのホルモンが働いて、女性の体はめまぐるしくホルモンが体を大掃除してくれている感じです。
私は出産を境にずいぶん体が変わりました。
もちろんおっぱいも。
ところで、マクロビオティックをしている人にはお痩せさんが多いですね。
それは玄米の排出力で脂肪がどんどん排出されていることも影響します。
つまり、玄米の炊き方が玄米の良さを引き出せないまま、排出力が勝ってしまった場合です。
そうではなくて、玄米の良さを十分に引き出して、それを体に吸収させることが出来る炊き方なら、醜い痩せ方はしません。
体に良いと「思って」食べている玄米ではなく、実際に体に「吸収出来る】玄米を食べなければ、反対に体調を崩すことすらあります。
こういう人のことを私は「頭で玄米を食べている」といいます。
玄米は白米と違って硬い物なので、これを軟らかくするには白米と同じ炊き方では駄目なのです。
炊き方は色々ありますが、私はむそう塾でお勧めしている方法が一番美味しくて喜ばれると確信しています。
その方法は「中川式玄米炊飯法」と呼ばれ、その方法を編み出した中川善博本人が写真とメールを利用してブログで「玄米炊飯投稿」として指導しています。
指導回数はゆうに1万回を超え、その結果嬉しい変化のお知らせが次々と届いています。
その感想の記事はこちらから。
玄米炊飯投稿の記事はこちらから。
炊き方を習いたい方はこちらから。
もし中川式の玄米ご飯を一定期間召し上がっても太れない場合は、女性ホルモンの影響も考えられます。
ホルモンはストレスの影響をまともに受けますから、精神的な面からのアプローチが必要になります。
ここに問題を抱えている人がかなり多いです。
ストレスは太る方にも痩せる方にも影響します。
一日も早くストレスを根本から減らせる考え方を実行しましょう。
そのためにマクロビオティックの陰陽で物事をみる考え方は有効です。
このちらし寿司は玄米ご飯で出来ています。
上級幸せコースを修了した塾生さんが作ったものです。
この塾生さんは当初「中川式稲荷寿司講座」(玄米ご飯で作る)を受講したかったのですが、基本である玄米ご飯を重視して、「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を再受講されました。
その上で上級幸せコースのメニューである「ちらし寿司」を復習されたのです。
それはそれはとても美味しく出来たそうで、嬉しい報告メールが届きました。
むそう塾では「玄米ご飯に始まって玄米ご飯に終わる」という教えています。
それは玄米ご飯を炊く工程には、それほどお料理の基本がビッシリ詰まっていることを表します。
基本を大切に。
それはお料理でも習い事でも生き方でも同じです。
もし今、あなたが体調不良なら、体の基本に忠実な食べ方をして体調を改善してください。
そこから新しい人生がスタートすることでしょう。