自宅にいるとすぐ記事を書きたくなるから危険です(笑)
他にもするべき仕事が目白押しだからです。
でも、ちょっとだけ書かせてください。
年の初めにあたって目標を立てたかたも多いかと思います。
でも私は仕事のスケジュールはビシッと決めますが、それ以外の目標は立てません。
大きな枠内での目標といえば、「健康でいる」ことくらいかな?
何年も前にマクロビオティックの本に、私の紹介がゲラ刷り段階で載っていたことがありました。
1ページ目に登場するようになっていて、それはそれはとても恐縮してしまいました。
ゲラ刷り段階で原稿を見せていただいてビックリしたものです。
もちろん私は原稿を書いていません。
その原稿は「夢を叶えるためにマクロビオティックを始めた」という内容だったので、それではニュアンスが違うからと丁重に辞退させていただきました。
載せてくださった方のご好意がとてもよく理解できるので、心苦しい一場面でした。
もちろん、夢を叶えるためにマクロビオティックをされるのもご自由ですが、私の場合は「先に夢(目標)があってマクロビオティックを始めたわけではなく、愉しいことを続けていたら結果として形が出来ていた」ということなのです。
つまり、気がついたら結果があったみたいな感じです。
では、その「愉しいこと」って何かというと、「解放される」ということでしょうか。
あらゆることからの解放です。
それは常識からの解放だったり、思い込みからの解放だったり、「ねばならない」からの解放だったりします。
しかしそれらのすべてを手放してみると、そこには「安心」しか残らなかったのです。
そうすると人間はかくも愉しくなれるものかと思うくらい自由になれました。
そして気がつくと私はマクロビオティックと生きている人だったのです。
「マクロビオティックとは気づくもの」と私のブログでは繰り返し書いています。
すでにある自然界の理をあるがままに受け入れること。
そして自然界の理に身を委ねて生きること。
その方法を具体的に教えてくれているのがマクロビオティックなのでした。
誤解のないようにつけ加えておきますが、自然界というのは山や川や海という具体的なものより、自然界を成り立たせている秩序そのものという意味です。
自分を何に同期させて生きれば良いのか分からない人は不安が消えないでしょう。
しかし、自分が寄り添っていける対象が明確だと不安はほとんど感じなくなります。
私の場合は後者ですね。
ですから、多くの人に伝えたいです。
まずは愉しめる自分になろうと。
(健康と幸福への御招待:桜沢如一著)