トンテキの火加減(京料理人 中川善博)(動画あり)

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(トンテキ 料理:京料理人 中川善博)

豚テキや牛ステーキ。
あなたはどんな火加減で焼いていますか?
生姜焼きでもそうですが、焼くというくらいですから本当に焼くのです。

では、料理のプロが焼いている手元を見てみましょう。
こんなに強い火加減で焼き始めました。

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さあ、焼き進んできました。
炎の色が変わってきましたね。
ここまでの炎で焼いて初めて出る美味しさがあります。

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この時にはテフロン加工のフライパンは避けた方が良いです。
鉄のフライパンを使いましょう。

 
 

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アトピーに中川式糠漬けがこんなにも効くなんて! 腸内細菌の力はすごい!

アトピーに糠漬けが効果的なことは私の息子でも実証済みなのですが、育てている糠床の質の良し悪しによって、ここまで効果が違うことに「やっぱり!」と納得することがありました。
このブログでも過去記事に登場しているおはるさんは、糠漬けのおかげですごくアトピーが良くなったのに、その後なぜか一進一退を繰り返していました。
その「なぜか」の理由が先日判明したのです。

彼女は中川式糠漬けでアトピーが良くなったので、増えて来た糠床をどんどん小分けしていくつも樽を増やしたり、本家の中川式糠床の状態が悪化しているのに育てていたりしたのですが、糠床の管理の仕方で悩んでいました。
しかし、あまりにもアトピーが悪化してくるので、思い切って糠床を育てることを止めてもらって、中川式糠漬けを直接送り届ける「じゃい安DIRECT」に切り替えてもらいました。
そうしたら、グングンとアトピーが治ってきたのです。
その間1か月にも満たない出来事です。
それはそれははっきりとした変化だったので、糠床の質の違いが影響したのだと思っています。

糠床の質の違いとは、発酵がどこまで本物かどうかだと思います。
測定すれば、おそらく乳酸菌の数も相当違うのでしょう。
中川さんの糠漬けを受け取って皆さんがまず驚かれることは、「香りが違う! フルーティー!」という声が圧倒的多数です。
ということは、お手持ちの糠床の発酵の質が本家レベルではないことを物語っています。
中川式糠漬けの効果をしっかりと享受するには、ぜひともほんまもんの発酵をキープしてくださいね。

間違ってならないのは、糠床を一から全部育てる方法と、すでに完成した糠床のお世話方法です。
昨日もエアレーションと激混ぜの違いが解っていない人がいました。
これでは完成した糠床を受け取っても、糠床は死に向かいます。
このブログでも何度も書いていますが、糠床は生き物です。
それもか弱い微生物の世界です。
どんどん暑さに向かうこの時に、呑気に天地返しだけしてますとか、エアレーションって?なんて言ってる人は、間違いなく糠床をダメにするでしょう。
今は激混ぜの必要な時期です。
しっかりと今するべきことを把握してください。早急に!

おはるさんの過去の手。
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おはるさんの今の手。
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いかがですか?
こんなにも糠漬けの状態が腸に影響するなんて驚きでしょう?
すべては腸内細菌の育て方次第なのです。
あなたの食べたものが腸内細菌を育てているのです。
自分を生かすも殺すもあなたの腸内細菌のごきげん次第ということは、なんと糠床のお世話と似ていることでしょうか。
糠床を育てることは、あなたの腸内細菌を育てることと同じだという意識をもっていれば、ほんまもんの健康は間違いなしですね。

アトピーにも糠漬け効果

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 中川式糠漬け | 6件のコメント

ステロイドからの卒業 ぢゅんさんのリウマチ体験

私の大好きなぢゅんさん。
天使の心をもっているぢゅんさん。
ついにステロイドを卒業できたと昨日知って、彼女との日々を振り返っています。
あんなこともあった、こんなこともあった、でも彼女は強い意志でこの日を迎えました。
彼女はもちろん素晴らしいのですが、その周りのご両親様やご主人様もまた同じく素晴らしいのです。
実際にお会いして思うのは、「氣が良い」ということです。
つまり、彼女は過去に病名をもらいましたが、病人になってしまわなかったんですね。
その辺の強さには本当に頭が下がります。
文中の次の言葉がすべてを物語っていますね。

人生って何が正解か、後でしかわからないことが多く、苦しいですよね。
でも、どうせわからないなら選んだ道を正解にしてしまえばいいんだと最近思います。

ぢゅんさんの新たなスタートを心から祝福します!
おめでとう! ぢゅんさん!
「症状はあっても病人ではない」!
そんなあなたが好きです!

<Facebookよりぢゅんさんの記事を転載します>

私事ですが、今日は病院の日でした。
月に一回の血液検査ですが、ここ一年くらいで問題のあったいろんな値が正常値をマークするようになってきました。

そして今日、ついにステロイド剤の処方が終わりとなりました。
医師が「卒業だね!」って^^。

私は19のときにリウマチの病名が付きました。
それから30過ぎまで普通の病院のリウマチの治療を受けていました。ある日、「ここらでガツンとリウマチをやっつけましょう!」という言葉につられ、新薬を飲み始めたところ三日目に救急車で運ばれました。
新薬によるアナフィラキシーショックでした。

止まりかけた心臓を動かすために大量のステロイドが使用されました。
「こうするしか、、、。後のことは考えられませんでした。」とその時、命を助けてくれた医師は言いました。

ステロイドは一気にやめてしまうとショックを起こすといわれています。それから0.5mgずつ、少しずつ少しずつ減らしてきました。
夫の転勤のたび、病院、主治医が変わり、バトルを繰り返しながらも信念を貫いてきました。

そうするうちに自律神経免疫療法の医師と出会い、福岡の主治医と気持ちが溶け合い、強い味方を得た中で今回、ステロイドからの卒業となりました。
10年かかりました。

今日の血液検査は炎症値も正常、骨破壊マーカーも正常、白血球の元気さに至っては一般の人より良い数値になりました。
リウマチ患者のかけらもない。
ただ車いすの状態なので(大量のステロイドの後遺症と思われます。医師は認めませんが)なんの説得力もありませんが^^;。

新薬さえ飲まなければ、と人生で何度も思いました。
でも新薬を飲まなくても、既存のリウマチ治療をなんの疑いもなく続けていたらきっと別の副作用で今頃苦しんでいたと思います。

人生って何が正解か、後でしかわからないことが多く、苦しいですよね。
でも、どうせわからないなら選んだ道を正解にしてしまえばいいんだと最近思います。

今年は介護保険の認定を受け、今月初めてヘルパーさんを依頼して、療養ではない、“生活”をはじめるためのチャレンジをすることにしました。
なんでもノロノロかめさんのスピードですが、自分の道、進んでいこうと思います。

長文失礼しました。

 
 

ぢゅん さくらんぼ

 
 

さくらんぼを見ると想い出す。一緒にさくらんぼを食べた札幌のことを。
ああ、本当に良かった。

 
 

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カツオの美味しい季節

カツオの角煮 むそう塾

 
 

鰹が美味しい季節ですね。
鰹はお刺身でいただくだけでなく、こんなふうに焼くと陽性さが増します。
ちょっと一切れ玄米ご飯に載せて。
あ〜、美味しい(๑´ڡ`๑)

動物性は敵ではありません。
あくまでも質と量を考えて体調に合わせましょう。
ちゃんと毒消しは忘れずに。
皆さんもマクロビオティック病にならないようにしてね。
旬のものをいただくこともマクロビオティックの大切な基本です。

 
 

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腸内細菌を元気にしてして糖尿病を改善する方法(ためしてガッテンから)

私は常々テレビを観ないのですが、腸内細菌のことで私が読んでいた本の著者が昨夜テレビに出ていたので、久しぶりにテレビを観ました。
腸内細菌のことは私も相当勉強して、私なりの情報を得ていたのですが、昨夜の「ためしてガッテン」は、その情報を裏付ける内容で納得でした。

NHKスペシャルの腸内フローラといい、今回の「食べて糖尿病大改善! 医師も驚がく最新ワザ」といい、最近は腸内細菌の研究が進んでいるようです。
これは一般の人にとってはとても画期的な情報になるのでしょうが、マクロビオティックを知っている者の立場からいうと、「やっと西洋医学の世界がそのことに気づきだしたか」という感じです。

なぜなら、マクロビオティックでは最初から「腸造血説」を採用していたからです。
腸造血説の立場に立てば、造血器官である小腸の絨毛が重要な鍵をにぎりますので、それを前提にして腸内をいかに望ましい状態にするかがいわゆる食養指導のポイントになるわけです。
ですから、腸の状態を最高に維持することは、言い換えると限りなく健康に近づくことでもあるわけです。

ところで、むそう塾では馬鹿の一つ覚えのように乳酸菌乳酸菌と言っています。
それは糠漬けを理想的な発酵食品として、しっかり乳酸菌を腸まで届けて、腸内細菌の働きを応援する狙いがあるからです。
昨日の番組の中でも伊藤先生がおっしゃっていましたが、根菜類や大麦入り玄米ご飯や海藻もすすめられていたので、マクロビオティックと同じだなあと思った次第です。

また、腸内細菌はペットと同じで毎日エサをやらなくちゃいけないから、エサをやるつもりで「水溶性食物繊維」を含む食品を食べるようにとのことでした。
この説明は糠床の管理とまったく同じで、腸内細菌のことを正しく把握できれば、糠床の育て方も上手になるだろうなあと思ったことでした。
これはすでにむそう塾で大切にしてきたことなので、心の中で「そうでしょそうでしょ」と頷いていました。
なんだか、むそう塾がお伝えしていることを追認してもらったような気がして嬉しかったです。

腸と腎臓はほかの臓器にも影響を与えて健康の土台になることを、古来から東洋医学者は看破していたのです。
そしてマクロビオティックはその東洋医学とリンクしながら、陰陽の視点で健康を考えるのですから、昨日の腸内細菌の内容の一歩先を歩んでいたことになります。
なお、食べ方についての順序がありましたが、これも陰陽で考えると納得ですね。

最後に「根菜類の中でジャガイモなどのイモ類には糖質が多く含まれるため、注意が必要です。」という文章は、糖質と向き合う人には本当に要注意です。
お弁当に入れるおかずでも気をつけましょう。

 
 

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(写真は記事から拝借 それにしても量が多すぎでしょ^^; )

なお、番組で理想的な便の移植について触れていました。
この情報も別ルートで得ていたのですが、中川式糠漬けで便の状態が変わり、お肌まで変わる人を日々見ていると、便を侮らずに玄米炊飯の指導段階から「お通じチェック」をしていて正解だったなと思います。

 
 

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