ご結婚おめでとうございます! お寿司でお祝いしました 文銭蛸

昨日は、いつも教室の大掃除を手伝ってくれる塾生さんが結婚をされたので、そのお祝いの席を設けました。
中川さんがお寿司を作ってくれるというので、大掃除メンバーが集まりました。
乾杯時点でお赤飯がテーブルにありますが、中川さんが“おめでとう”の気持ちでお赤飯を作ってくれたのです。
温かいお赤飯に一同もほっこり(^o^)

 
 

今回は生蛸と赤貝も登場して、そのお料理の仕方がとても参考になったり、ビックリしたり、濃厚な時間でした。
中川さんの包丁さばきを目の前で見られるのは、本当に学びになりますし、ラッキーなことです。

まずは生蛸です。

 
 

皮をむいて丸裸にします。

 
 

粽(ちまき)の中に入っているお寿司のような形になります。

 
 

そこに刻みを入れます。

 
 

刻みを入れたら、切り離します。

 
 

熱湯をくぐらせると花が開いたようになります。
鱧と同じですね。

 
 

さあ、今度は蛸の吸盤です。
さっきは皮ごとはがされていたので、1個1個皮から切り離します。

 
 

次々と切り離されました。

 
 

吸盤も湯通しして出来上がったお料理がこちらです。
今回は酢橘に蛸をキュッと押し付けていただきました。
蛸は薄い塩味だけなので、蛸の美味しさが存分に味わえて、蛸好きの私にはたまりません。
吸盤の歯ごたえが楽しくて、子どもの頃を思い出しながら美味しくいただきました。

 
 

この料理方法は「文銭蛸」(ぶんせんたこ)というのだそうです。
私は初めて知ったお料理なのですが、なんと、中川さんのブログの過去記事に出ていたと、“あみ”さんが見つけてくれました。
文銭蛸の酢物」2005.7.2

「文銭」の意味については、こちらの記事をどうぞ。
「文銭蛸」でググったら、中川さんのブログも上がってきました(笑)
きっとdocomoの携帯で撮影していると思われるのですが、美しいなぁ。
暗く写っていないところが流石です。

 
 

蛸のお寿司も出てきました。

 
 

***

次は赤貝です。

 
 

写真はいっぱい撮ったのですが、赤い場面が多いのでこれのみ載せます。
殻から外したところ。
お寿司屋さんで赤貝を注文しても、この場面は見られませんからね。

 
 

赤貝もお寿司になりました。

 
 

赤貝のひもは「ひもきゅう」に。

 
 

赤貝の肝は酢の物になりました。

 
 

こんな感じで次々とお寿司が出てきます。

 
 

お吸い物もあります。

 
 

もうお腹いっぱいですが、デザートもありました。
甘いものは別腹って本当ですね(笑)

 
 

最後にコーヒーをいただいて、おしまい。
“ひかる”ちゃん、改めておめでとうございます。
末永くお倖せにね。

 
 

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第329次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第329次 むそう塾 パスポート取得者>

Yaさん(144-1 (2023.8.21受講)

 
 

<寸評>

◆中川善博より
玄米投稿期間中でありながら さらに玄米炊飯講座を受講されて念押しをされました。
見事に美味しく私の目の前でパスポート品質のご飯を炊いてくださいました。
よく頑張りました。 あとは継続ですね。 まずは100日連続でこのパス品質のご飯を食べ続けてください。
パスポート取得おめでとうございます。

◆マクロ美風より
かつては幸せコースの受講条件だった、むそう塾のパスポート取得ですが、昨年からそれを廃止しました。
しかし、やはり玄米ごはんを美味しく炊ける人は、体調のコントロールだけでなく、精神のコントロールもしやすいので、玄米炊飯をおすすめしています。
悩み事をかかえながらも、よく頑張ってパスポートまでこぎつけました。
これで、新しい自分になるためのスタートラインに立てましたので、一緒に前向きに人生を楽しんでしまいましょう。
パスポートの取得、おめでとうございます。

 
 


(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

 
 

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

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「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」が終わりました

昨日は「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を開催しました。
(講座の様子は中川さんのブログ記事からどうぞ)

ご参加くださったのは、東京2名・石川1名・京都1名・大分1名の5名、初受講者2名、再受講者3名でした。

東京からご参加くださった塾生さんは、台風の影響を考えて前日に京都入りしてくださいました。
九州から来られる塾生さんも、新幹線が動いて、定刻に全員が集まってくださったので、ホッとしました。

玄米と向き合うこの講座は、一日中和やかに時間が流れ、いつも気持ちが原点に還ります。
中川さんが心を込めて作ってくれた「福ZEN」をいただきながら、つくづく中川さんのお料理っていいなと思うのです。

今回は初めて受講してくださるかたのことを考えて、特別に「出汁巻き玉子」が加えられました。
陰陽の判断材料になっていただけたら嬉しいです。

 
 

今回はオークラでの懇親会が、とても深いお話になりました。
お話というのは、どんな人がいるかによって内容が変わりますが、初めて受講してくださったご夫妻の存在があまりにも素敵すぎて、終始穏やかな雰囲気で人間の大事な部分まで触れることができました。
やはり、話すっていいですね。

心地よい時間をありがとうございました。

 
 

(出汁巻き玉子 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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飲食店の経営者を厳選するのは大事なことだった

先日、ある建物に行きました。
京都に毎週出入りするようになった頃から行ってみたかった建物です。
昔の建物が好きな私は、鴨川沿いに建つその建物の中が見たかったのです。

でも、飲食店になっているので、建物の見学だけさせてもらうわけにはいきません。
それで、ディナーコースを予約して3名で行きました。
そのお店のサイトはあるのですが、ネットから予約はできません。
予約は電話のみなので、お電話をすると休業日で留守電対応でした。

それで、留守電に予約である旨と、必要と思われる内容を伝えました。
留守電ですから、予約に対するお返事もなく、本当に予約ができているかどうか不安でした。
翌日の午前10時頃、ぶっきらぼうな話し方の男性から電話がありました。
そのとき、とてもイヤな予感がしました。
電話対応が雑すぎるからです。

さて、時間が来てお店に行きました。
何年も見たかった建物の内部に入れてワクワクして席に着いたのですが、ナプキンがセットされていません。
「あれ? 忘れているのかな?」と思ったのですが、他のテーブルでもナプキンが提供されていなくてビックリしました。

一人1万円程度のお料理を注文しているのですから、通常なら布ナプキンがセットされていて当然です。
さらに、お料理を運んで来るスタッフさんが、ことごとくマナーが悪いのです。
お料理の説明もないし、どの調味料を使えばよいかも教えてくれません。
お料理を運んで来るタイミングも、ちょっとずつ早くてせわしないのです。

テーブルでお会計したときも、「ありがとうございました」の言葉がありません。
このお店に入ってから出るまで、「ありがとうございました」の言葉がないのには、心底ビックリしました。
今まで当たり前になっていた言葉だけに、なんとも奇妙な体験をしました。

 
 

***

ふと思いました。
昔、横浜の中華街の有名店に行ったときのこと。
従業員の言葉や態度が荒っぽくて驚いたのですが、連れて行ってくれた人が、「このあたりのお店ではこういう人が多いんだよ」と言うではありませんか。

お客さん商売では、そんなことがあってはならないと思っていた私は、これだけ有名なお店なのに残念だなと思った記憶があります。
今回の京都のお店は、まさにその50年前の出来事と同じでした。

ということは、この2か所に共通する“あること”が原因なのだと思いました。
“あること”については、あえて書きません。お察しください。

黙っていても集客できる強みのあるお店は、得てしてこういうことになるのかもしれません。
件の京都のお店は、鴨川に面して建っていて、人通りの多い四条通りにも面していますから、立地的には最高です。
それだけで人が集まってきます。

飲食店はお味が一番大事なのは分かっているのですが、つい景観に興味を持った私の判断ミスでした。
それにしても、京都には景観をウリにしたお店がたくさんあるので、こういった残念なお店は結構あるのかもしれません。

やはり、経営者を選ぶのは大事なことだと痛感したことでした。

 
 

(こういう内容の記事なので、あえて写真なしにしました)

 
 

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「一日30食品」の指導は2000年に削除されています

昨日、ある塾生さんとお話をする機会がありました。
彼女はまだむそう塾を知って間もないのですが、話の中で「一日30食品」を摂るのがよいことだと思っておられて、ビックリしたのでこの記事を書いています。

このブログの過去記事に次のようなものがあります。
一日30食品は過去の情報です 2011.6.15

その記事にも書いてあるように、「一日に30食品」摂ろうとする指導は、2000年には削除されています。
30食品摂ろうとしてむしろ食べ過ぎになり、メタボリック・シンドロームなる現象につながったからです。
今は2023年。それでもまだこうして過去の情報をそのまま信じている人がいるのです。

幸いにむそう塾とつながってくれたので、ちゃんとその情報は古いことをお伝えしました。
世の中には、まだまだこの情報を信じている人がいるかもしれませんね。

国が指導する食生活指針は次のように変化しています。
・1985年(昭和60年) 「一日30食品」がスタート
・2000年(平成12年) 「一日30食品を目標に」が削除
・2005年(平成17年) 「食事バランスガイド」がスタート

 
 

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それから、玄米ごはんやお味噌汁の話もしました。
テレビから情報を得ていると、間違った方向に行きかねません。
真実は自分で探すのです。
生きるって、ある意味真実探しの旅かもしれません。

私の好きな写真があります。
むそう塾生のお子さんの写真です。
こんなうちからお料理の楽しさを知ってくれて、本当に嬉しいです。

 
 

(むそう塾のサイトの  陰陽を感じる日々のくらしより)

 
 

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