「家事アドバイス」 家の重心 部屋の重心 インテリアの重心

「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、塾生さんから送られてくる写真を見ていると、「重心」を意識されていない住まい方の写真が100%です。
おそらく「重心」なんて考えたことはなかったのでしょうが、これはとても大事なことなので、記事にしておきます。

重心には次の4つがあります。
①土地の重心
②家の重心
③部屋の重心
④インテリアの重心

もし分かりにくければ、「重心=中心」と考えてもよいです。
土地を購入して家を建てる場合は、まず土地の重心を計算して、次に家の重心も計算するのですが、今回はすでにお住まいの部屋の中だけのアドバイスなので、ここでは「部屋の重心」を考えます。
ちなみに、重心は面積にも高さにも該当します。

 
 

***

【部屋の重心 高さ】
最近の住宅事情では、畳のお部屋があっても1部屋、もしくはゼロという状態です。
日本人の暮らし方は重心が低めですが、洋風の暮らし方は重心が高めです。
その差は40〜50㌢になりますが、これはちょうど椅子の高さと同じくらいです。

先日こういう写真を送って来られた塾生さんがおられました。
パッと見て違和感がありませんか?
その違和感とは重心が低すぎるのです。

 
 

 
 

この家具と使い方は畳のお部屋での使用例ですね。
しかし、床はフローリングで洋室ですから、この場合はぜひソファを使用してほしいです。
そうすれば重心が高くなります。

たとえば、こんな形のソファを。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

***

【部屋の重心 センター】
それから、もう一つ重心があります。
それはお部屋の重心(中心)です。
このお部屋にはダイニングセットもあるので、どちらが中心なのか分かりません。
その場合は、ラグを敷いて、「ここが中心ですよ〜」ということが視覚的に判るようにします。
これが「インテリアの重心」ですね。
おしゃれのセンスを表現するためにも、寒さ防止のためにもラグは最適です。

 
 

【フローリングに和布団】
こんな寝方をしている人も多いことでしょう。
しかし、これも重心が低すぎますので、床がフローリングの場合は必ずベッドを使用しましょう。
健康のためにもベッドは必須です。
和布団でもOKなのは、畳のお部屋のみです。

 
 

***

【波動】
なぜ重心を気にするかというと、それは風水的にもエネルギー的(波動)にも関係があるからです。
設計士さんならそのことを踏まえてお仕事をされているはずですから、悪いとされていることは避けておいた方がよいと私は思っています。

波動というとスピ系の人?と思われがちですが、昔からちゃんと伝えられてきましたし、波動を大事にして暮らしている人も沢山います。
一定の影響も確認されていますし、私の両親も波動を大事にして生きていました。
そのおかげかどうか分かりませんが、穏やかで喧嘩一つしない両親でした。

私が幼いときから父母が口にしていたこと、避けていたことは、この年齢になってみると、「やはり意味があったなぁ」と思うことが多々あります。
そんなことの一部を、家事アドバイスでは織り込んでおきましょう。

 
 

【まとめ】
重心をはずすと何がいけないのか?
それは、波動が乱れてくるので、良くないことが起きる原因を作ってしまうからですね。
重心とは、陰陽でいうなら「中庸」だと思ってください。
シーソーの「支点」と同じですね。

この支点からずれて暮らしていると、上下運動の動きが増えていくので、無駄にエネルギーを消費したり、疲れたりします。
ですから、私たちはなるべく「支点」近くで暮らしていた方が、生きるためのロスが少なくて済むわけですね。
ぜひ意識してみましょう。

 
 
カテゴリー: マクロ美風の家事アドバイス講座 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です