自分で意思決定することの大切さ マクロビオティックの陰陽も考えてみる

人には色んなタイプがありますが、少なくても自分のことは自分で決めたいものですね。
そんなの当たり前じゃないかと言われそうですが、これがなかなかそうではない人が多いのですよ。
自分のことなのに、第三者に丸投げしてしまう人が結構いるんですから。
丸投げした結果の判断に従う人生って、本来の生き方ではないと思うんですよね。

自分の人生だから、自分で悩んで自分で決めて、良くても悪くてもそれを受け入れることが人生だと思うの。
そこには、度胸も勇気も決断力も責任も全部必要です。
そういうのを全部ひっくるめたのが大人ですよね。

人生には順調に行かないことが結構あって、辛抱を強いられる場面もあります。
そんなときでも、自分が決めたことなら我慢ができますが、誰かの意見に従っただけなら、早々と逃げ出したくなるでしょう。
ここぞという時のもうひと踏ん張りのために、自分で物事を決める癖をつけておいたらいいですね。

マクロビオティックでは陰陽で物事を判断しますが、陽性な人には決断の早い人が多いです。
自分で決断するのはするけど、そこにたどり着くまでにかなり時間のかかる人は、陰性さが多いですね。
それから、一度決断したのに後でそれを変更する人は、もう少し陰性さが多いです。
つまり、迷いが抜けないからです。

一方、自分では決められない人はもっと陰性です。
誰かに相談することも多く、後悔も多いです。
そんな後悔をしなくて済むように、自分の責任で決断する癖をつけましょう。
清々しくて気持ちのよい人生になりますよ。

 
 

(アサリのワイン蒸し 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

貝類は陽性さを補うものとして、女性にはぜひ召し上がっていただきたいです。
これからはアサリの美味しい季節ですから、お酒のおつまみやパスタでもいただきましょう。

 
 

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アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの見分け方と「八ツ橋」の由来 

(京都鴨川のほとりにて 撮影:中川善博 2018.1.19)

はて? これはアヤメだろうか? ショウブだろうか? カキツバタだろうか?
間違って覚えていないだろうか?
自信のない人も多いかと思います。
毎年話題になる話ですが、わかりやすい絵がありましたので、こちらのサイトからお借りします。

上の絵によると、鴨川のほとりの写真はハナショウブということになりますね。
下の写真も参考になります。
「箱根町立 箱根湿生花園」の案内板です。
なお、一番右の赤紫色の「ノハナショウブ」は野生であって、これを育成して「ハナショウブ(花菖蒲)」になったということです。
(説明はこちらの記事から)

 
 

生育地についてのイラストも判りやすいものがありました。
「横浜動物の森公園植物公園(里山ガーデン)」での案内板のようです。
こちらからお借りしました。)

 
 

ちなみに、端午の節句に使われる「菖蒲湯」のショウブはハナショウブではなく、花は5センチくらいの棒状でカキツバタと同じくらいの深さの水があるところで生育するとのこと。
混乱してきましたか?
でも、これだけは知っておきましょう。
・【アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ】→ アヤメ科
・【菖蒲湯のショウブ】→ サトイモ科

もっと判りやすいイラストがあったのですが、転載禁止になっていたので遠慮しました。
興味のある方はこちらのサイトを覗かれると勉強になります。
こちらの記事の冒頭に、「花菖蒲は江戸時代に育成されたわが国伝統の園芸植物です。わが国が作り出した花の文化財とも言えるでしょう。」と書かれていますが、日本人の心を癒やしてくれる独特の華麗さがありますね。
何に使っても映える美しさをもっています。

*   *   *

ところで、むそう塾生は盛り付けのときに、「八ツ橋に盛る」という指導を受けることがあります。
お弁当投稿でも「八ツ橋に盛り込みましょう」と指導されているのを時々見かけます。
新人さんは??という感じですが、つまり下のイラストのように筏をずらした盛り方をすることをいいます。
これから幸せコースに来られる方は、覚えておいた方がよいですね。
(画像はこちらのサイトからお借りしました。)

「八ツ橋」という名前は、伊勢物語から来ているそうですが、この「伊勢物語 九段」(三河国八ツ橋)を知っている人は、カキツバタは水の中で咲いていることをご存知だったでしょうね。
伊勢物語からカキツバタやアヤメの生育地を教えてもらったら、すごく素敵だなあと思うと同時に、それをお料理の世界でも使う日本文化って、なんて繊細で美しいことだろうと思いました。

 
 

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自主保育から始まった幼稚園で子育てが楽しくなった例

最近の記事を読んで、むそう塾生のIさんがメールをくださいました。
子育てに関する内容は、多くの人の「今」でもあり、先輩の経験が生きることも多いので、Iさんのメールを記事にさせていただきます。

<Iさんからのメール> 抜粋

ここ数日の子育ての記事、興味深く読ませて頂いてます。

二週間ほど前、息子のアトピーを相談させて頂いた後に、美風さんの過去ブログを改めて読んでいた際、「子どもは笑うときに成長する」と書かれていたのを見て以来、その言葉を呪文のように唱えているのですが、今回の記事はそれを具体的に書いてくださってるようでとても心に響きました。

私も、長男を出産した後は親元からも離れた場所で初めての育児。それまでは働いていたので育休中でしたが、2人きりの生活は社会から切り離されたようで、全く楽しめず、一年ほどで仕事に復帰しました。働くことで少しの達成感や1人の時間を確保できたものの、仕事との両立は精神的にも体力的にもストレスが多く、そのころは家族全員、体調が優れませんでした。今思えば、食事も氣のないものばかり食べていたなと思います。

その後主人の仕事の関係で仕事を退職。今の土地に引っ越しをしてきたのですが、そこで偶然にも自然の中で保育をしてくれるようちえんと出会い、今子どもを通わせています。
こちらのようちえんに体験入園に行った際、子どもよりも私が「楽しい、気持ちいい」と感じ、それまであれこれ悩んでいたようちえん探しは即終了。もともとは自主保育から始まったようちえんなので、お母さんたちの交流も盛んで、エネルギッシュ。みんながみんなの子どもを見てくれるため、京子さんが仰っていたように子育てが楽に、楽しく思えるようになりました。

それでも思うようにいかない毎日の子育てに疲れて思い詰めてしまうことも多いのですが、自分が元気に毎日を楽しんで、子どもが機嫌よくいられるよう心がけます。

またうまく言えないのですが、マクロビオティックを通じて、私が「いいな」と思って行動してきたことが繋がって、頭が整理されていく感覚があります。繰り返しになりますがこれからの授業が待ち遠しいです。

*   *   *

Iさん、メールをありがとうございました。
一連の子育て記事をお読みくださり、こうしてご経験を伝えてくださって、とても嬉しいです。
私も双方の親には一切頼らず、夫婦二人だけの子育てだったうえ、息子は重度のアトピーでしたから、血だらけになった衣類や寝具のお洗濯と、極度の寝不足に疲れ果て、息子を殺して私も死のうと思ったことがありました。
寝不足も極限状態になると、ふっと我を忘れてしまうことがあります。

ですから、今子育て中のかた、そして、アトピーで困っておられるかたのお力になってあげたいと、いつも思っています。
さらには、女性が育児に明け暮れて自分を見失うのではなく、自信や楽しさを感じながら、日々の生活を目的意識を持って暮らせるように、応援したいとも思っています。

その目的のためには、まず健康であること、そして、それを支えられる時間の使い方ができなければなりません。
Iさんも経験されたように、お仕事と育児を両立させようと思うと、現実問題としてお食事の質を高めておかなければなりません。
その質とは、空腹を満たすだけのものではなく、癒される美味しさがあって、なおかつ効率的に作れる内容でなければ、お食事の楽しさが失われてしまいます。

そのためには、マクロビオティックの考え方は健康面にピッタリですし、むそう塾の絶対美味しいお料理もピッタリだと思うのです。
少しでも洗い物を少なくして、忙しい人でもすぐ作れるように工夫された、むそう塾のお料理の数々は、子育て中で忙しい人でも、働いていて時間があまり取れない人でも、要領よく作ることができます。

そういうお料理で健康と暮らしが充実すると、人は自然に笑顔になれます。
本当に気持ちのよい所に行くと、人は無意識のうちにゆるんで来ます。
Iさんが幼稚園さがしで、「楽しい、気持ちいい」と感じられたと同じ状態になれるわけです。
ご家庭がそのような場所になれば最高ですよね。

*   *   *

「子どもは笑うときに成長する」
これを呪文のように唱えていらっしゃるそうですが、私は今も息子に対して同じ気持ちでいます。
大人だって笑える時が一番幸せだし、ストレスがありませんものね。

そういう意味では、アトピーは「笑えない人」を作ってしまいますから、少しでも早く寛解に導いてあげたいと思います。
アトピーに関しては本当に勉強しました。
そのためのお金も外国の高級車が何台か買えるほど投入しました。
でも、今はそれが役立っていますので、どんな時にも真正面から立ち向かって良かったなと思っています。

実際に経験してみると、考えが整理されるし、強くなれるんですよね。
それが一番のメリットだと思います。
Iさんも、5月から幸せコースで、いっぱい経験しましょう。
そして、心身の変化をつぶさに観察して、たくさんの気づきを得てください。
その経験や気づきが将来のIさんにとって、揺るぎない自信となってくれますよ。
そうやって、中心軸を作って、ブレない生き方をしましょう。

5月からお会いできるのを楽しみにしています。

【関連記事】
私が思う子育て 育児疲れのママとパパへ 2018.4.5
マクロビオティックの指導現場から 一日に15分でもいいから一人の女性としての時間を 2018.4.7
子どもがご機嫌でいられる環境が増えるといいですね 2018.4.16
子どもは大人より氣を感じていることを意識して子育てしましょう 2018.4.17
子どもは「氣を食べて生きている」 元気なお母さんでいるために 2018.4.17

 
 

このお写真は、京子さんが送ってくれたものです。
落葉や新緑が混じった環境で、本当の自然が伝わって来ます。

 
 

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子どもは「氣を食べて生きている」 元気なお母さんでいるために

子育ての記事が続きますが、今は子育て受難の時代なので、少しでも子育ての応援になればとの思いで記事を書いています。

むそう塾生の“苑”さんは、2016年11月27日に「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を受講されました。
3人目のお子さんを妊娠中で、お仕事もされていて、その中での玄米投稿でしたが、5回目の投稿でパスポートレベルに達しました。

2017年4月10日には、女の子が産まれました。
そして、5月9日からは幸せコースが始まりました。
赤ちゃんと一緒に東京から京都までいらして、授業を受けてからまた東京へ。
教室のテーブルでは危険になってくると、託児室にお子さんを預けての受講になりますので、その分の時間も取られます。

 
 

(幸せコース初日の苑さんとお子さん 生後29日 2017.5.9)

でも、1回も休まず幸せコースの授業を受け、復習投稿も頑張りました。
単発講座も受けてくれました。
・2017.2.11 「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」
・2017.8.16 「夏のお弁当講座」
・2017.9.16 「陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全」
・2017.11.3 「秋から冬の極上お弁当講座」
・2017.12.15 「お弁当のおかずにもなるあとひき料理講座」

印象的だったのは、8月16日の単発講座の時です。
どうしても上のお子さんたちを見てくれる人がいない、でも、講座は受けたい。
そのときに、同じ日に受講予定の“ぽん”さんが、面識がないにもかかわらず、ぽんさんのご主人様にお子さんの面倒をみてもらうことを申し出てくれたのです。
ぽんさんはお子さんを3人育てていたので、苑さんのお気持ちがよく分かったのでしょう。
ご主人様も太っ腹です。

*   *   *

苑さんが積極的に学ばれていたのは、育休中の今しか時間がないからです。
しかも、美味しいお料理でお子さんのお食事内容も変化して、ご自身も過去2回の育休中より体が疲れないと感じておられるとのこと。
それで、4月から育休が終えて職場復帰をされてから、お弁当投稿も始めました。
お子さんを3人育てながら、お仕事をされながら、その中でのお弁当投稿は相当時間の使い方が上手だと思います。

そのお弁当投稿で、今朝は早くも100点を取りました。
【玄米(198g・塩昆布)、蛸唐揚げ、菜の花辛子浸し、大根お揚げ炊いたん。モバ味噌・糠漬け持参。盛込み2分43秒。】

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当)

6時56分に投稿されているので、お写真が少し朝の弱い光が反映されています。
補正してみました。

*   *   *

私は、出産や子育ては特別なことではなく、日常の一部として、ごく自然体に本人も周りも受け入れてもらえたらいいなと思っています。
今の社会構造はとても子育てには過酷なのですが、本人の気持ち次第で少しでもプラス方向にすることが可能です。

そのためには、まず健康体を確立すること。
そして、可能な限り働くこと。
子育てだけに集中するのではなく、自分が楽しくなる時間を作り出すこと。
ここがちゃんと出来たら、子育てのストレスは大いに軽減されます。

子育ては自分の思い通りにならない世界なのです。
ですから、その思い通りにならないことの繰り返しだったら、誰だって「キーッ!」となります。
キーッ!とならないためには、子育ては片手間でも良いくらいの心のゆとりを持つことです。

「私が思う子育て 育児疲れのママとパパへ」の記事にも書きましたが、子どもは勝手に育つのです。
夢々「育てよう」と力を入れすぎないこと。
たとえば、絵本を読んで寝かせなくてはいけないと思っていませんか?
でも、子どもによっては、それを喜ぶ子と喜ばない子がいます。
絵本の読み聞かせをしなくても、後ろめたい気持ちにならないで、「ご機嫌で、健康なお母さん」を目指しましょう。

お母さんの氣が良いと、お子さんはもちろんのこと、ご家族全員が救われます。
お母さんが働いていて忙しくしていても、笑顔の出るお母さんの方がよっぽど子どもには幸せです。
なぜなら、子どもは「氣を食べて生きている」からです。

冒頭の苑さんは、5月から上級幸せコースを受講されます。
また1年間、東京から京都に通います。
愛クラス前、愛クラス後で、お食事が変化して、体力がついたからこその挑戦です。
お料理を介して、健康が作られ、お仕事をして社会との関わりも持ち、その良い氣をお子さんに還元していくことができて、理想的だなあと思っています。

私がこの記事を書いている頃、苑さんは職場でせっせとお仕事をこなしておられることでしょう。
そして、帰宅されたら、むそう塾仕込みのお料理の数々でご家族の健康を守るのです。
なんと素敵なことでしょうか。

 
 

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子どもは大人より氣を感じていることを意識して子育てしましょう

塾生の“京子”さんからメールをいただきました。
先日の記事を読んでのご感想ですが、子育て中の人には共通の内容が含まれているので、記事にさせていただきます。

*   *   *

<京子さんからのメール> 抜粋

16日にブログで書いてくださった「子どもがご機嫌でいられる環境が増えるといいですね」の記事を読んで感じたことがあったのでメールを致します。

私は気の合うお母さん方と森や山で子どもたちを遊ばせる自主保育の活動をしています。
春になってから活動が活発になり、現在では週3回定期的に集まりがあり外遊びの機会がぐんと増えました。

母子だけでは閉塞感がありしんどかった子育てが自主保育のおかげでとても楽になりました。
自然の中だと子ども達も衝突し合うことがあってもすぐにけろっと仲直りしてのびのびと遊んでいる様子が楽しいです。

会は立ち上がったばかりなので親同士で色々と話し合う機会も多いです。
「子どもがご機嫌でいられる環境」を念頭に置けば話が迷宮入りすることがなさそうです。

最近はむそう塾で学んだことをこの自主保育の場でも活かしていけたらと良いなという気持ちが強くなってきました。

来月からはお料理も座学もしっかり学べる機会があるので、今からとても楽しみです。

 
 

*   *   *

<マクロ美風より>

素敵なお写真とともに、気持ちのよいメールをありがとうございました。
私も経験済みですが、母と子が密室で向き合っての子育ては、とてもつらいものです。
特に働いていた女性が出産を機会に子育てに専念すると、その密室度にやられてしまいます。
あなたはマクロビオティックをご存知なので、これを陰陽でご説明しましょうね。
・狭い空間=陽性
・子ども=陽性
・くっつく=陽性

これが授乳期であれば、もっと陽性度が増すわけです。
そりゃあ、誰だって煮詰まってしまいます。
ですから、子育て中は努めて外に出た方が、親も子も心身が健康になります。

子どもってね、大人より感性が鋭いんです。
だから、大人が当たり前だと思っていることでも、子どもにとってはイヤなことだったりします。
氣で判断しているからですね。

子どもが外に出て喜ぶのは、家の中と空気が違うからです。
天井のない開放的な場所が好きなんです。
まだおしゃべり出来ない赤子でも、この氣の違いは感じていますね。
だから、外でたっぷりその欲求を満たしてあげると、子どもは満足して、夜はコロンと寝ます。
夜になかなか寝ないとか、夜中に起きるという子は、昼間の時間の過ごし方に原因があることが多いです。

子どもはすごく体力があるので、子どもが満足するまで遊ばせようと思うと、親の方が疲れてしまいます。
ですから、こうして親は見守って、子ども同士で遊ばせるのが一番理想的ですね。
子どもは大人に遊んでもらうより、子ども同士の方が好きなのです。

こうして土や木や草花に触れながら、免疫を獲得していくのです。
お写真で一番左のお子さんが、木の葉で遊んでいますね。
こういうのが最高のオモチャです。

5月からは無双原理コースも始まります。
ぜひ子育てに無双原理を活かしてみてください。
中心軸のある子育てが出来ると思いますよ。

 
 

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