マクロビオティックの基本~体を知る・食材を知る~

マクロビオティックを始める人が、実に多くなって来ましたね~。
でも、カンタンな気持ちで始めたものの、体の変化についていけない人も出始めています。
「マクロビ井戸端会議」で、あちこちにお邪魔していると、必ず、「実は・・・」と言って、相談されます。
可哀想です。
本当に、抱きしめてあげたくなるほど、可哀想です。
なぜなら、真面目に一生懸命頑張っている人達ほど、悩みが多いからです。
マクロビオティックは、どんどん普及しているのに、そのフォローとも言うべき面が、旧態以前としたままだからです。
いや、むしろ、以前より情報が多い分、迷うばかりで右往左往しているのが実態のように思えます。
原因はいくつもありますし、理由も分かっています。
こうすれば良い、ということも分かっています。
でも、このブログは、それらを論じることが目的ではないので、「じゃ、とりあえず自分はどうしたらいいのか?」と言うことを書いてみますね。
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自分の体を知ろう!
当たり前のことなのに、忘れているのがコレ。
いつも私達は、自分の体の存在なんて忘れているものです。
それが、「健康」というものですね。
でも、体の存在を意識することがあります。
「頭が重い・胃がむかむか・お腹が痛い」などなど・・・。
「重い・むかむか・痛い」などという症状によって、「頭・胃・お腹」などがあったことを思い出すわけです。
そんな時は、体がきちんと働いていない証拠ですね。
本当は、そうなる原因が必ずあるはずなのに、余り深く考えないで、薬に手を出したり、病院へ行ったりする人が多いですね~。
でも、マクロビオティックでは、「体の声をきく」ことが必要不可欠であり、「これなくしてマクロビオティックは一歩も先に進めない」と言ってもいいくらいです。
ですから、少なくても、食べ物が口から入って排泄されるまでの消化器系や循環器系などの「体のしくみ」ぐらいは、真面目に勉強する必要があると思います。
でも、何らかの理由で、この勉強をしなければ、人に聞くことをしたり、マニュアルを求めたりするわけですね。
しかし、自分の体を一番良く知っているのは、他ならぬこの自分です。
ですから、自分の体は、やはり自分で答えを出すのが一番いいはずです。
マクロビオティックは、その作業をコツコツと丁寧に積み重ねて行く事によって、本当の健康と幸せを手に出来る「羅針盤」を指し示してくれています。
すぐ、誰かに答えを求めないで、まずは、自分の体を知るところから始めましょう。
なお、何らかの病気を抱えていて、それに対処する目的を持ってマクロビオティックを始めた人は、お医者さんになったつもりで、しっかりと勉強しましょう。
マクロビオティックで病気を治す、あるいは症状を改善しようと思ったら、そのくらいの気構えは必要です。
最後に病気を治すのは、「自分自身」なのですから。
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体のお便りを観察しよう!(これがとても大事なことです)


  大きいお便り=便 (状態・回数)
 小さいお便り=尿(状態・回数)
 体の活力=気力・体力
これらが順調に、理想的になるように体調を管理することが、最も大切です。
順調でなければ、その原因を探ります。
原因の多くは、お食事にあることが多いですね~。
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食材を知ろう!
「体のお便りや活力を観察」した結果によって、これから食べる物を決めます。
その時にとっても大事なのは、「食材のもつ力を知る」ことです。
食材の特性を知る」とでもいいましょうか。
自分が望んでいる体調にもって行くために、最も適した食材を選ぶ作業があります。
でも、大切なことは、「頭で選ぶのではなく、本能で選ぶように」癖をつけることです。
最初のころは、知識として本から学ぶことも必要ですが、必ず「体がその食材を求めているか否か」を、細胞に聞いてみるつもりで判断すると良いですね。
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マクロビオティック料理の理論を知ろう!
最後は、料理の方法です。
マクロビオティック料理には、大事な大事な理論があります。
それは、「最も体に合った調理法」に他ならないのですが、これには、パターンがあるので、その基本をきちんとマスターすればいいのです。
理論を押さえれば、楽しいお料理方法です。
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マクロビオティックの醍醐味は、お料理だけでなく、哲学を含むあらゆる分野を包含しているところにありますが、今回は、あえて「食べる」行為に絞って書いてみました。
少しは参考になりましたでしょうか?


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大森英櫻先生の一周忌の集い

11月19日(日)、「大森英櫻先生の一周忌の集い」がありました。
場所は「三鷹産業プラザ」、11時受付開始、会費3,000円。
山形や徳島・広島・愛知などからも駆けつけた、200名近い人達が、大森英櫻先生の想い出に浸りました。
参加者の中には、働き盛りの男性が多くいらっしゃったことが、印象的でした。
まず、会場に入ると、大きなお花に挟まれて、大森先生の大きなお写真が飾ってあります。
にこやかで包み込むような優しさに溢れた、私もとっても好きなお写真です。
並んで記念撮影をしている方もいらっしゃいます。
ロの字に配置されたテーブルの真ん中には、大森先生の想い出のスナップ写真が、ずらりと並んでいました。
思わず、お若い頃の大森先生に吸い込まれました。
ハンサムでダンディーな背広姿、「世界マクロビオティックガン学会創立大会に日本代表として参加、1977年アメリカにて」の文字。
広州中医学院で飲食療法の講義、1986年」の文字も。
ベルギーでのお写真もあって、お若い頃の大森先生のご活躍ぶりが偲ばれます。
◆さて、12時8分から、國清拡史先生がご挨拶。
印象的だったのは、次の点。
・大森先生は我欲がなかった。
・利益を求めていないから、本来なら解り得ないことまで、答えが出てきたのではないか?
・大森先生の指導法は、決して相手に押し付けない。
まず、相手の身体にきく。
◆次に、12時29分から、石田英湾先生の講演。
タイトルは、「通りゃんせの無双原理」。
◆13時30分からはお食事タイム。
大森一慧先生のお料理教室で作られたお料理が配られ、加藤千枝先生からお料理の説明がありました。
この日のために、多くの食材が皆さんから届けられたことを知って、胸が熱くなりました。
お料理とは別に、おみかんも並び、おみかんが大好きだった大森先生を想って、クスッとしてしまいました。
私は幸運にも、大森一慧先生のお隣で、一慧先生とお話しをさせて頂きながらのお食事でした。
一慧先生から、とても良いお話をお聞きすることができて、有難かったです。
◆14時10分から、一慧先生のご挨拶。
・いつも二人三脚で生きて来たので、夫としての想い出があまりない。
・結婚をした頃は、お野菜を買うにも陰陽を教えてもらいながらだった。
・前を歩く人のかかとの減り方を見て、陰か陽かを教えられた。
・毎日勉強で、甘い新婚生活ではなかった。
・いつもいつも無双原理の話ばかりで、普通の会話がなかった。
・病気相談では、食箋を出してからでも、いつもいつも、悩みながらだった。
・「指導者は、常に孤独なんだ」といっていた。
・集団指導をしてから、飛躍的に食箋が変わった。
(少食少飲にすれば、落差が少ないという確信がもてたから)
・いつも重い荷物を持って出かけるので、「重い荷物を置いて行ったら?」と言うと、「バカ」といわれた。
・晩年は、家庭的な日々があった。
お父さん・おじいちゃんとして幸せだった。
◆2時25分から交流会。
10人近くの方々が、マイク片手に大森先生の想い出話をされた。
◆3時45分から、伊藤誠先生が閉会のご挨拶。
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昨年の「大森英櫻先生を偲ぶ会」の時もそうだったけれど、最後まで、とても心が落ち着いて、穏やかで、幸せ感がありました。
玄米を30年も40年も食べ続けて、正食の度合いが高い人達の集まりですもの、それは、穏やかですよね?。
いい「気」が満ち溢れているんですから。
集いが終わって外に出ると、寒?くて、雨が降っていました。
でも、心が満たされていて、とっても幸せな気持ちだったのは勿論です。
大森先生、素晴らしい集いをありがとうございました。


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京都のお蕎麦屋さん「宇一朗」

先日、ある人と京都の夜の街を歩いていた。
にわか雨がザーっと降った後だったので、とても空気が清々しくて気持ちが良かった。
お蕎麦屋さんを探していたのだけれど、1軒目は閉店時間に。
んー、夜の9時も過ぎれば、それはアリかもね。
で、また歩く。
おおっ?
いい感じだけれど、ここもお時間・・・かなぁ?
あ、10時までだって、良かった。
でも、1時間足らずじゃ、ちょっと忙しいかな?
いやいや、お酒を飲まなければ楽勝よね。
でも、な?んだか、お酒に手を出したくなるような創りのお店ね?。
ま、とにかく入ってしまおう。
後は成り行き任せってことで。
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中に入ると、能装束をはじめとする時代物がずらり。
ん?
音楽はジャズ。
いいねぇ、この組合せ。
で、その後どうなったかは、ご想像にお任せ。
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そのお蕎麦屋さんの、ホームページはない。
でも、「平野顕子のパイとケーキのお店『松之助』」が姉妹店で、そちらのホームページに紹介されている。
チョイと拝借。


◆姉妹店、へぎそば・越前そば 「宇一朗



賀茂なす、九条葱、万願寺・・・
旬の京野菜を使ったおばんざいを食しながら、
日本各地から厳選して取り寄せた銘酒を味わう。
そして最後につるりとした喉ごしの、
へぎそば、越前そば、稲庭うどんをどうぞ。


京町屋を改装した粋な雰囲気の店内で
ゆったりと過ごす至福のひとときを、
素材と味へのこだわりとともにご提供したいと願っております。
しっぽり、はんなり、旨い京都に酔いしれてください。



京都市中京区押小路通麩屋町東入ル橘町616番地
Tel  075-211-8138


営業時間・定休日は変更になっているので、お問い合わせを。


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どちらのお店もマクロビオティック仕様ではないので、その辺の判断はご自由に。


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お料理することの幸せ

今日は、仕事の打ち合わせの後、東京で別の打ち合わせ予定があった。
でも、相手の都合で、東京での打ち合わせは来週になった。
そこで、少し時間のかかるお料理を作ることに。
コトコトと煮る小豆。
里芋の皮を剥きながら、頭に浮かぶ色々なこと。
一つ一つの食材にまつわる想い出。
目からウロコだったお話。
このやり方は、あの先生に教わったんだよね?。
ああ、あの先生の声が聞こえてくるような・・・。
蒸し器から立ち上がる湯気。
湯気って、ホッとするなぁ?。
お料理って、ホントに癒しだなぁって思う。
特にマクロビオティック料理には、その力が強いと感じる。
疲れているからこそ、台所に立つと、手先から、目から、鼻から、耳から、お疲れモードを変換してくれる。
やっと出来上がって、それらのお料理を口にすると、「細胞が喜ぶ」のがよく判る。
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私は、小学2年生の時から台所に立った。
最初の頃は、お料理もどきだったと思うけれど、両親が嬉しそうに食べてくれたので、気を良くして作り続けた。
すっかりアテにされて、義務感が伴うとイヤな時もあったけれど、それでも続けられたのは、やはり、お料理に癒されていたからだと思う。
最近、働く女性が多くなって、ゆっくり台所に立てない人も多い。
でも、男性並みに働く女性ほど、お料理する時間が必要な気がする。
それから、男性も日常的に、お料理で癒されたらいいね。
それが許される社会だと最高だね。
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今夜も、家族みんなで「いただきます」と、「ごちそうさま」をした。
ありきたりな光景だけれど、忙しく飛び回っていた日が続いていたので、とてもありがたく思えたひと時だった。
この幸せを、多くの方々と共有できますように。
そして、お料理することの意義が、正当に評価される世の中になりますように。
その上で、マクロビオティック料理の良さも評価されたらいいなぁ。


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「マクロビ井戸端会議@千葉」の申込開始!

「マクロビ井戸端会議@千葉」開催のお知らせ!
          
◆開催日時: 11月27日(月) 11:30?15:30頃
◆開催場所: 「ライステラスカフェ」
         (
ブラウンズフィールドでお馴染みの中島デコさんが、11月5日から始めたカフェ)
          
★ブラウンズフィールドの場所
          千葉県いすみ市岬町桑田1501?1 
                         外房線「長者町駅」から車で10分 
                 ★ライステラスカフェのブログ
           RICE TERRACE CAFE           RRICE TERRACE CAFEICE TERRACE CAFE           
◆参 加 費 :  1,000円(ランチ+スープ+番茶)
          スイーツ、その他の飲み物は別料金
◆申し込み:  ◎ハンドルネーム or お名前
         ◎人数、
         ◎メールアドレス
         を明記の上、マクロ美風の下記アドレスまで、メールをください。
         
macro21@mail.goo.ne.jp
◆締め切り: 11月24日(金)23:00
◆名札・名刺: 
交流を深めるため、各自「名札と名刺」をご用意してください。
            手書きでもかまいませんが、名札は大きな文字が望ましいですね。
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大変遅くなりましたが、先月から予告しておりました「マクロビ井戸端会議@千葉」の開催告知が、やっと出来ました。
開催場所探しから始まってなかなか決まらず、私の忙しさも手伝って、こんなに遅くなってしまいました。
しかし、マクロビオティックは素晴らしいですね?!

あの中島デコさんが、お休みであるはずのカフェを、井戸端会議のために、臨時営業してくださることになりました!
なんと、当日はご本人もご在宅らしいので、もしかしたら?ってことも?
(いえいえ、これ以上は欲張りますまい)
千葉で初めての「マクロビ井戸端会議」を、ブラウンズフィールドさんのオープンしたてのカフェで開催できるなんて、当初は夢にも思いませんでした。
デコさんにいただいたご縁を大事にして、楽しく充実した時間が過ごせたらいいなぁと思います。
なお、参加者は、千葉県以外にお住まいの方でもOKなので、ご都合のつく方は、おしゃべりにいらしてくださいね。
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◆「マクロビという考え方(マクロビオティック情報)」の下記の記事に、井戸端会議の運営方針が書かれていますので、ご参加の前に必ずお読みになって、会の趣旨をご理解くださいね。
関連記事:「マクロビ井戸端会議の運営方針」
関連記事:「マクロビ井戸端会議のコンセプト」


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