【四毒抜き】と【五悪】
最近は「四毒抜き」の情報がSNSでも流れてくるようになりました。
体調に問題のあった人が実践してみて、調子がよくなったと報告されている内容のものが多いです。
その改善例は多岐にわたっていて、いかに食べ物が体調に影響していたかを知ることができるでしょう。
「四毒抜き」というのは、歯科医師の吉野敏明先生が積極的に発信されているもので、「小麦粉・植物性油・乳製品・砂糖」を摂取しないという食事法です。
小麦粉については、すでにグルテンフリーも知られていますから、健康を意識される人にはもうお馴染みのことでしょう。
あとは植物性油について認識を改めなくちゃいけない人が多いかなと言う感じです。
また、吉野先生は「五悪」というのも発信されていて、次のものを摂らないことを推奨しておられます。
・食品添加物
・農薬
・化学肥料
・除草剤
・遺伝子組換え食品
こちらの方がスッと頭に入って来やすいでしょうが、悲しいことに、日本は世界一(桁違いで)添加物が多い国です
でも、この五悪より四悪を優先するように指導されています。
私はマクロビオティックの観点から考えても、乳製品と砂糖を避けるのは当然だと思います。
そして、小麦粉と植物性油はあまりにも摂りすぎの人が多いので、これをセーブするのは人によってはよいと思っています。
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【四悪抜き実践の目安】
さて、ここからが私のお伝えしたいことです。
健康法には流行があって、一定周期で新しい健康法が出現しては消えて行きます。
多くの場合はマイナス面が強調されすぎたり、正しく実行していないために問題が起き、その情報に尾ひれがついて拡散され、最後は下火になっていきます。
これは十人十色、いや百人百色といえるほど、人はみんな違うことを忘れた結果です。
顔だけでも同じ人がいないのと同じように、体の外側や内側の機能面も健康面もまったく同じ人なんていないのです。
男女や年齢、そして職業の違いや生活習慣の違い、さらに考え方の違いが大きく影響してきます。
ですから、健康法はあくまで一人ひとり違うのだと肝に銘じましょう。
私はマクロビオティックを通じて、間違って実行してしまう人の多さを痛感しました。
それがむそう塾を始めるきっかけにもなったので、これから四毒抜きをしたいと思われる方には、次のアドバイスをさせていただきます。
「四毒抜き」と言われると面食らうでしょうし、少なからず混乱してしまう人がいると思います。
しかし、先に述べたように身体は人それぞれなので、実践してみて体調がよければまずは正解としましょう。
その時の目安は、まずお通じが理想的な状態になっていることです。
続いて排尿も、睡眠も、朝の目覚めも含めてスッキリ感があることを確認しましょう。
女性ならお肌の状態も判断材料になります。
身体は正直なので、必ず結果を反映してくれますから、私たちはその信号を読み取りながら進めれば問題ありません。
特に強調しておきたいのは快便です。
快便は快調の要です。
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【内海聡医師と吉野敏明医師】
内海先生も吉野先生も東洋医学をベースにされているお医者さんですから、基本的な考え方は一緒ですが、微妙に温度差があります。
内海先生は薬膳的な切り口で語っておられますし、吉野先生は歯切れのよい説明で多くの人を実践に導いておられます。
今年は両先生とも選挙に出馬されていましたので、急に認知度がアップしてきました。
ですから、健康に関心のある人は、自然に内海先生と吉野先生の主張されている内容に共感して、実行される人が増えて行くものと思われます。
それで、この四毒抜き実践者が疑問に思ったとき、具体的なアドバイスができるようにしたいと考えております。
「四毒」と「五悪」を減らそうと思えば、「自分で料理する」ことが一番です。
そのためには、「むそう塾」を大いに頼ってください。
「むそう塾」はこんな目的でスタートした料理教室なのですから。
自分でお料理すれば、どんどん健康街道を歩めますよ!
(水菜と黒豚のハリハリ煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
寒い季節にピッタリ!
美味しい汁も飲んで体がポカポカ。