甘いものがやめられない・低血糖症で悩んでいる人へ

「甘いものはやめるべきですか?」の記事にいただいたジュンコさんのコメントに対するお返事です。
ジュンコさんと同じ状況の方が、他にも大勢いらっしゃると思いますので、これも記事にさせていただきます。
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典型的なエネルギー不足ですね。
主食の栄養をきちんと吸収できていないようですね。
まず、玄米ごはんをおかわりして、しっかり食べてください。
よく噛むことを忘れずにね。

 

さらに、玄米ごはんを体調に合わせた炊き方にする必要があります。
玄米ごはんの炊き方は工夫されましたか?
分からなければ、まくろび庵さんにお聞きしてくださいね。

 

どうしてもそれが難しいなら、分づき米に雑穀を混ぜて食べてみてください。
それもダメなら、5分づき米のごはんを炊いて、おかわりして、お腹いっぱいに食べてください。
その際、おかずは主食の3分の1?4分の1くらいにしてくださいね。
どんなに譲歩しても、おかずは半分までです。

 

今までのお食事で、主食とおかずのバランスはとれていましたか?
塩分をきちんと摂っていましたか?
油物の摂取はどうでしたか?
精神的な悩み事を抱えていませんか?

 

こんなことを、もう一度チェックしてください。
必ず思い当たることがあるはずです。
そして、まず最初にすること。
それは、先に書いた「ご飯をおかわりして食べる」ことです。
主食を多くすることです。

 

よく、「少食がいいから」といってご飯を減らす人がいますけれど、ジュンコさんの場合はダメです。
お腹いっぱいご飯をたべて、糖分の吸収をご飯から行なってください。
分づき米にする理由は、玄米ごはんより早く糖分の吸収が行なわれるからです。
きちんと穀類が体に入れば、血糖値は変わって来るはずです。
(低血糖症を治す方法は、それだけではありませんが。)
腸が玄米ごはんを受け付けられるようになったら、その段階で玄米ごはんに切り換えて行きます。
玄米の効果はたくさんあるので、ぜひ、それを体に取り込んで、本当の体調を手にしてくださいね。
「少食」を実行するのは、それから先のことです。

 

体調を整えるには、順序があります。
その手順をきちんと踏んでいけば、必ず体調は良くなります。
反対に体調が悪いということは、どこかで順序を間違えていることになります。
もう一度総点検をしてみてください。

 

子育ては大変な大仕事です。
お子さんの味覚を育てる大事な時期でもあります。
お子さんにあたることなく、楽しい気持ちで子育てが出来るようにしたいですね。
その鍵は、食事が握っていますよ。
食事の力を信じて、大切なこの時期を乗り越えてください。
子育ては真剣勝負ですよ。
やり直しがききません。
そのことを意識して、今のこの一瞬一瞬を宝物のように生きてくださいね。

 

生意気なことを申し上げましたが、私の自省の念も込めて書かせていただきました。
どうぞお許しくださいませ。
なお、一つ前の「なお」さんのコメントもぜひお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/macro21/e/21d94f7b70167246f4192854b5a3f44c
すでに実践されて、効果を体験してからコメントをいただきました。
励みになると思いますよ。
参考記事
「甘いものと人生、どちらが大事?」
「甘いものはやめるべきですか?」
マクロビオティックに想う(2)「塩分のとらえ方」
マクロビオティックに想う(3)塩分と甘いものの関係
甘いものがやめられないワケ


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甘いものはやめるべきですか?

「甘いものと人生、どちらが大事?」の記事にいただいたコメントに、お返事を書いておりましたが、長くなってしまいました。
読んでみると、他のかたにも共通する内容なので、記事にさせていただきます。
ジュンコさん、悪しからず。
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ジュンコさん、こんばんは。
コメントをいただきまして、ありがとうございました。

 

さて、ジュンコさんが考える「甘いものからの解放」って、どんな状態のことをいうのでしょう?
もしかして、一切のお菓子を食べないことでしょうか?
それが理想でしょうか?
よく、甘いものを完全に断とうと頑張る人がいます。
でも、それは長続きしません。
病気を治すための一時期なら可能ですが、病気が良くなるとまた食べ始める人がとても多いのです。

 

それは、目標が小さいからです。
病気を治すだけなんて、小さな目標です。
こんなふうに書くと、病気と闘っている方から怒られそうですが、「病気を克服した後、どんな人生を送りたいか」ということの方が重要だと思うのです。
また、マクロビオティックを始めるようになって、「頭」で甘いものをやめようとすると、一個でもお菓子を食べると罪悪感を伴います。
そんな馬鹿馬鹿しい考えは、もう捨てましょう。

 

人間が生きていくためには、甘いものは必要なのです。
必要だからこそ、お野菜でも果物でも穀物でも、ある種の木でも甘い成分が含まれているんですね?。
ですから、それらを上手に使って甘いものを体に取り込めば、それでいいんです。
たったそれだけのこと。

 

それなのに、どうしてお菓子などの甘いものに手が伸びるのでしょう?
理由は主に5つあります。
1つは、習慣です。
2つは、主食の摂り方です。
3つは、塩分(古塩をふくめて)の摂り方です。
4つは、体がホッとしたい(陰性を求める)時です。
5つは、エネルギーの不足です。
この5つをきちんと見直したら、必ずお菓子などの摂取は著しく減ります。
しかし、まったくお菓子をいただかない生活って、味気ないと思いませんか?
何事にも陰陽があります。
お菓子を食べないで体調を整える時、お菓子をいただいてリラックスする時、そんな変化があった方が楽しいのではないでしょうか?
主人公は自分です。
甘いものは演出です。
あくまで、自分が主体である生活を送りましょう。

 

漫然と日々の生活を送っていたら、何も変わりません。
いつまでも甘いものを摂り続けるでしょう。
「自分がどんな人生を送りたいのか」を、よ?く考えてみてください。
ダラダラとした一生でもいいのでしょうか?
それとも、目標をもって、少しでも実現できて、楽しく生きがいを感じる人生を送りたいでしょうか?

 

だから私は、「甘いものと人生、どちらが大事?」という問いかけをしたのです。
甘いものに対する姿勢は、大袈裟にいえば人生に対する姿勢でもあります。
だからといって、甘いものをやめる必要はありません。
上手につきあって、甘いものの奴隷にならないでください。

 

甘いものについては、いっぱいいっぱい書きたいことがあります。
でも、長くなりすぎますので、この辺でやめます。
きつい言葉が並んでしまいましたが、お許しくださいね。
また、お越しくださいませ。
参考記事

マクロビオティックに想う(2)「塩分のとらえ方」
マクロビオティックに想う(3)塩分と甘いものの関係
甘いものがやめられないワケ


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甘いものと人生、どちらが大事?

「甘いもの」。
この影響で苦しんでおられるかたが、日本全国にどれくらいいらっしゃることか・・・。
いや、世界規模でも・・・。
多くの人を体調不良に陥れる可能性のある甘いものは、ホッと一息つける格好の嗜好品でもあります。
でもその食べ物が、体にどのような影響を及ぼすかを知って食べている人はどのくらいいるでしょうか?
ほとんどの人が「気分的」に摂っているのではないかしらね?
そう、それでいいんです。
だって、嗜好品なんですから。
しかし、嗜好品って習慣性があるんですよね?。
あの香り、甘さ、歯ざわり、舌ざわり、のど越し・・・。
このように書くと、ヨダレの出る人も多いのでは?
嗜好品って厄介ものです。
習慣性があるから。。。
アルコール・タバコ・コーヒー・麻薬・・・。
甘いものをこれらと同列に考えたことがありますか?
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甘いものは、摂り方によっては人生を狂わせます。
体をボロボロにします。
麻薬と同じですね。
甘いものと人生、どちらが大事でしょう?
甘いものに対しては、しっかりとした認識が必要なのに、学校では教えてくれません。
スーパーやデパートでは、お野菜より圧倒的にお菓子売り場の方が広い面積を占めます。
こんな光景は異常です。
でも、それを当たり前として育ってしまった今の若者達。
その人達に、私は声を大にして叫びたい。
甘いものについて一緒に考えよう!
子育ては真剣勝負です。
やり直しがききません。
味覚を育てる大事な時期でもあります。
だからこそ、しっかりした情報を手にして、毎日毎日を大切に生きましょう。
そのためにも、甘いものは最初に越えてほしいハードルです。
宣伝のようになってしまいましたが、甘いものに対する熱き想いが、ついついこぼれてしまいました。
2月1日(金)に開催する「親子de美風ゼミ@東京」でも、甘いものについて取り上げます。
ご一緒に考えてみましょうね。


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「紅茶と雑貨のお店 フェアリー」にて

きのうの東京は雪が降るほど寒?い一日でした。
でも、心の中はあったかくて、ホワ?っとしました♪
というのは、「美風ゼミ@東京」にもご参加くださる“ひろ”さんのお店「フェアリー」で、「新年☆マクロ DE ランチパーティー」があったからです。
この企画は、昨年「美風ゼミ@東京」の終了後に、道路を歩いていて何気なく出たお話から実現したものです。
ひろさんの持ち前の行動力から、あれよあれよという間に話がまとまり、ついに開催となりました。
ひろさんは、乳がんを患ったご経験からマクロビオティックを取り入れた生活をなさり、リマ・クッキングスクールの師範科も修了して、お店まで開業されています。


物静かでソフトな語り口ながら、内に秘めたる想いは熱いものがあります。
美しい大きな瞳で見つめられると、ドキンとしてしまうほど魅力的な女性でもあります。
ですから、ひろさんの周りには、素敵な人がいっぱい集まっていらっしゃいました。
みんなで自己紹介をしながら、同郷の人に歓声があがったり、意外なご縁でつながっていたのを確認したり、それはそれは楽しいひとときでした。
あ、そうそう、私が大好きな(^^;)男性も2名いらっしゃって、シアワセでした!(へへ)
それから、お久しぶりに再会できた人もいて、かつての光景も思い出されます。
人と語らうって、本当に楽しいですね!
マクロビオティック料理をいただくのは初めてという方もいらしたのですが、皆さんの体験談を聞きながら、とても関心をもってくださったようで、嬉しいなぁと思います。
このような素敵な時間を演出してくださったひろさんに、心から感謝を申し上げます。
ひろさん、心を込めてご用意してくださったお料理が、とっても美味しくて幸せでしたよ?。
同じリマの出身者同士が、こうして親しく共通の場をもてたことに、深い喜びを感じましたよ?。
そして、お目にかかれた皆様、もっともっとお話しをしたかったですね。
またこんな機会を設けたいですね?!
再会を楽しみにしています♪
◆「紅茶と雑貨のお店 フェアリー」の参考サイト
  
きのまま


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「親子de美風ゼミ@東京(第1回)」のメインテーマ~甘いもの~

すでに告知しておりますが、「親子de美風ゼミ@東京(第1回)」では、メインテーマを決めます。
きっと子育てに関する様々なテーマが浮上すると思いますが、私からどうしてもお伝えしておきたいことがあります。
それは「甘いもの」に対する認識です。
マクロビオティックを実践すると、動物性のものは比較的簡単にやめられるのですが、甘いものだけは最後までやめられません。
それは、体が欲しているからなのか?
ストレスが多いせいなのか?
はたまた、テレビで宣伝しているからなのか?
そんな「甘いものに対するアレコレ」を、しっかりお伝えしておきたいのです。


甘いものは本来嗜好品ですが、その嗜好品によってどれだけ人間が蝕まれているかを知る必要があると思います。
特に子育て中の親子にとっては、最重要課題です!
もし玄米ご飯が食べられなくても、甘いものに対する認識を正しく持ち実行するだけで、どれだけの病気が快方に向かうか計り知れません。
マクロビオティックだから甘いものを「やめる」のではなく、「甘いものとの上手なつき合い方」をきちんと身につけてほしいのです。
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この世の中には、学校で教えてくれない大切なことがいっぱいあります。
むしろ、弊害になる教育もあります。
単一的な見方ではなく、もっと掘り下げて真実は何なのかという視点で考えられるのがマクロビオティックです。
単に「甘いもの」という食べ物にとらわれず、宇宙規模で物事を考えてみれば、自ずと結論の出ることがいっぱいあります。
「美風ゼミ」では、そんな思考の練習もしましょうね。
実りあるゼミになることを、楽しみにしています♪
関連記事
 
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