玄米ご飯の炊き方~エマージェンシーとして~

「中川式玄米ご飯の炊き方」では、朝の忙しい時に炊けない人がいるのではないかということで、エマージェンシーとしての炊き方も「むそう塾」ではお伝えしています。
その時の水加減についてYaさんからご質問があり、中川さんが記事として答えてくださいました。
この内容については「むそう塾」でもお伝えしていたのですが、それを目に見える形で再度教えて下さったのが下記の記事です。
「Yaさんへ」

とても大切な記事ですから、私の方でも取り上げさせていただきました。
どうか、正しい計測の仕方を知っていただき、美味しい玄米ご飯を炊いてくださいね。
ただし、これはあくまでエマージェンシーとしての炊き方です。
いつもこの方法で済ませるのではなく、中川さんから直接教わった炊き方を忘れないように、時間を作って炊き続けてくださいね。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、エマージェンシーとしての炊き方を指すのではありません。
どうぞ、くれぐれも誤解なきように。


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帯津良一著「心の掃除で病気は治る」

帯津良一。
この人は私の住む街のお医者さんです。
有名な方なので、ご存知の方も多いでしょうね。
そして、「粗食シリーズ」で有名なあの幕内秀夫さんは、この病院の食事指導をされています。
お二人とも正面からマクロビオティックを推奨されているわけではありませんが、限りなくマクロビオティックと重なり合います。
そんな帯津先生の最新本「心の掃除で病気は治る」をご紹介します。
この本は中学生や高校生向けに書かれたもので、難しい漢字にはふり仮名がふってあるほど。
ちょうどお正月に読むには最適な薄さです。
一日かからないですね?。
活字も大きいので、立ち読みで読めてしまうほどです。
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「マクロビ井戸端会議」の時も、「美風ゼミ」の時も、そして今「むそう塾」でも、心の問題を抱えている人の多さに、本当にびっくりしました。
30歳を越えても40歳を越えても、幼い時に受けた心の傷は尾を引きます。
本人の力ではどうしようもない面があって、精神科や心療内科に通ったり、止めたり、苦しみながらマクロビオティックにすがって来る人も多いです。
そのような人が玄米ご飯を炊かれると、正直に心の状態を反映したご飯の仕上がりになります。
玄米ご飯は白米と違って、実に多くの情報を具現化してくれます。
ですから、玄米ご飯を炊きながら心の荷物を解きほぐしていくことが可能なのです。
中川さんと私が「むそう塾」を始めて、そのことを日々実感しているのですが、この「心の掃除で病気は治る」を読むと、まさにそのことが裏側から書かれているような気がしました。
お正月の記事で「愛」について書こうと思っているのですが、その地ならしとしても「心」はしっかりと把握したいテーマです。
今は大掃除のシーズンですが、心の大掃除も必要ですね。
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この本の中にこんな言葉がありました。
ホリスティック医学には、「修理工をやめて庭師になろう」というスローガンがあります。
機械を修理するように患者さんに向かうのではなく、木や草花に語りかけるように患者さんに関わっていこうという意味です。
庭師が一本一本の樹木や枝ぶりや葉のつき具合を見ながら手を入れていくように、医療者が患者さん一人ひとりと、心やいのちも含めて、まるごと全人的に対していく。
それがホリスティックな癒しの医学です。
(103?104Pより抜粋)
書  名  心の掃除で病気は治る
出版社    文芸社
定   価    1,200円+税


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玄米ご飯を美味しく炊くための基本~むそう塾で習われた方へ~

「むそう塾」で美味しい玄米ご飯の炊き方をお伝えし始めてから、140名近くの方がご参加くださいました。
その方達の中には、1ヵ月足らずで中川さんから褒められる玄米ご飯を炊き上げられる方もいらっしゃるし、一度も写真投稿をされない方もいらっしゃいます。
そうかと思うと、もう美味しい玄米ご飯を炊かれているのに、炊くたびに投稿される方もいらっしゃいます。
一方で、美味しい玄米ご飯を炊きたいとおっしゃっていながら、なかなか上達されない方もいます。
そのような方には共通点があります。
中川さんは毎晩そのような方にマンツーマンのご指導をされていますが、この辺で私からもお伝えしておきたいことがありますので、記事にさせていただきます。
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まず、誰かに何かを教わるということは、「教わったとおりにやってみる」ということが不可欠です。
この分かり切ったことが案外疎かにされているのです。
具体的な例でいうと、「中川式玄米ご飯の炊き方」では玄米のみで教えているのに、雑穀や発芽玄米を混ぜている人がいます。
あるいは今までの炊き方で炊いたり、中川式で炊いたりしている人がいます。
そうすると、必ず迷いが出て来て、中川式も上手く炊けなくなります。
そうこうしているうちに、中川式の炊き方そのものを忘れてしまいます。
中川さんに炊き方を習ったら、早い段階で回数をこなさないと上達にはほど遠くなります。
忘れないうちに回数を。
これはどんな習い事でも同じですね。
            
反対に、短期間で中川さんからO Kをいただいた方は、中川さんに教わったことを忠実に再現されています。
中川さんの話した内容が、お料理の景色が、感覚として残っているうちに再現できるように頑張っていらっしゃいますね。
それは、中川さんのブログに掲載される玄米投稿の記事を拝見していると良く伝わって来ます。
そのような方は必ず良い結果になっています。
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中川さんは、気の遠くなるような工夫を重ねて到達した技術を、皆さんに惜しげもなくお伝えしているのですが、ちょっとでも条件が違えば、それはもう中川式ではなくなってしまいます。
その辺の微妙な加減を、確実にマスターしていただくために、写真指導をされているのです。
ですから、まずは、中川さんに教わった炊き方で炊いてみてください。
中川さんを信じてください。
何回も炊いて、中川さんに間違いを修正してもらってください。
アレンジはそれからです。
まずは基本をきちんと押さえる。
これは何事にも共通する姿勢です。
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なお、「むそう塾」の玄米投稿は単なる記事ではありません。
中川さんのご指導を通じて「中川式玄米ご飯の炊き方」をマスターされた方には、いよいよお料理を中川さんから学べるパスポートが得られます。
近日中にその企画を発表しますので、楽しみにお待ちくださいませ。
5月からのコース制も、ビックリされる企画だと思います。
「何処にもないことを」「誰もしないことを」これからも実行に移していきます。
「むそう塾」では、一般的なマクロビオティックのスクールやお教室とはまったく違った方法をとっていますので、その方法をご理解いただくには時間がかかるかと思います。
もし、疑問点がおありでしたら、何なりとご質問くださいませ。
出来ましたらこのコメント欄でお願いいたします。
その方が多くのかたと情報を共有できるからです。
「情報の共有」、これも「むそう塾」の特長です。


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「岡部賢二著『月のリズムでダイエット』出版記念&旧暦正月を祝う会」の予約開始!

先日お知らせいたしました、岡部賢二先生のイベントについて、正式に告知させていただきます。
原稿は主催者のGAIAさんからいただきました。


イベント名   岡部賢二著 『月のリズムでダイエット』
                     出版記念&旧暦正月を祝う会
ゲスト       岡部賢二・長島総子(マクロ美風)・吉度日央里(編集者)
◆主  催     GAIA
開催日     2009年1月26日(月)(旧暦の元旦) 13:00?21:00
場  所     「スペースneo」 GAIAお茶の水店裏手すぐ
                       東京都千代田区神田小川町2?10?1        
プログラム  各回入れ替え制(通し参加歓迎!)
          <第一部> 13:00〜15:00(開場12:30)
            ●岡部賢二講演:「新月と満月の夜のプチ断食が、人生を変えます!」
             ・費用:2,000円(GAIAマクロビ弁当付)
             ・定員:30人(要予約)
 
           <第二部> 16:00〜18:00(開場:15:30)
            ●岡部賢二×長島総子(マクロ美風)×吉度日央里(編集者)によるお月様トーク
             「月のリズムのプチ断食体験者たちの生の声は、ホントにすごい!」
             ・費用:1,500円 
             ・定員:30人(要予約)
           <第三部> 19:00〜21:00(開場:18:30)
             ●「岡部賢二の旧暦正月トーク」のあと、短冊に思いを書く
             ●「ムーンライトライブ」 出演:sawa & moya 
             ●「旧暦正月の意乗り(祈り)」(寺田本家蔵人なかじの玄米甘酒付)
              ・費用:1,500円
              ・定員:30人(要予約) 
              ・持ち物:筆ペンやサインペンなど 
ご予約方法   電話またはメール(定員になり次第受付終了)
             
ご予約・お問い合わせ・ご質問   
           
みみをすます書店GAIA お茶の水店 3階)
             (担当:佐々木・大内)
                            千代田区神田駿河台3−3−13
                            Tel:03−3219−4865
                            E-mail:info@gaia-ochanomizu.co.jp
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『ワリテメクル小宇宙〜暮らしに活かす陰陽五行』(ムスビの会刊)で人気の岡部賢二さんが、このほどサンマーク出版より、『月のリズムでダイエット』を出版しました。
「ダイエットというと、やせることばかりが注目されていますが、本来のダイエットとは、太りすぎたりやせすぎたりした体を適正なバランス状態にもどす養生法を言うのです」とこの本の「はじめに」に書かれていますが、ダイエットの直訳は、「健康のための食事」「食事療法」だそう。
この本では、万人が健康で楽しく暮らすための知恵として、満月と新月の夜に玄米甘酒1杯だけのプチ断食と塩を入れての入浴をすすめています。
月に2回でも年間24食抜くことになるのですが、これによって8日間断食したのと同じ効果が得られます。
通常は体内酵素の80%が消化吸収に使われ、あとの20%が解毒・修復に使われるところ、食べ過ぎの人の場合は90%が消化吸収に使われ、解毒や修復が間に合わなくて病気になっていきます。
それが断食をすると、すべての酵素が解毒と修復に使われるので、体のいろいろなところが治っていくのです。
西日本で年間270講演をこなす岡部さんのこんなお話を都内で聞ける機会は、めったにありません。
さらに今回は、出版のきっかけ作りに貢献したマクロ美風こと長島総子さんと、この本の編集者の吉度日央里さんを交えたトークライブで、「月のリズムでプチ断食」体験者たちのリアルな声をご紹介します。
月も出てくるころには、寺田本家蔵人のなかじさん特製の玄米甘酒を堪能しながら、アコースティックなライブを楽しんでいただきます。
この日は、ちょうど旧暦の正月。
1年の始まりの新月です。
新月は強い「意」を宇宙の波に乗せる「意乗り(祈り)」の日で、それに感謝の念をささげると思いが現実化しやすくなります。
そこでこの会では、短冊にみなさんの思いを書いていただきます。


■岡部賢二(おかべ・けんじ)

日本玄米正食研究所所長。フードアンドメディカルコンサルタント。
大学在学中に渡米し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。日本の伝統食が最高のダイエット食と気づいたのち、「正食」と出会い、松岡四郎氏(正食協会元会長。世界にマクロビオティックを広めた桜沢如一氏の直弟子)から指導を受ける。正食協会講師として活躍後、2003年、福岡県の田舎に移り住み、日本玄米正食研究所を開設。農業の勉強のかたわら、マクロビオティックの講演やプチ断食セミナーで全国を回っている。05年、「ムスビの会」を発足。06年、セミナーハウス「四季の舎ながいわ」を開校し、マクロビオティックレストラン「ながいわの郷ムスビ」をオープン。趣味は畑仕事。著書に『マワリテメクル小宇宙〜暮らしに活かす陰陽五行』(ムスビの会刊)、『月のリズムでダイエット』(サンマーク出版刊)がある。
ムスビの会ホームページ http://www.musubinokai.jp


■吉度日央里(よしど・ひをり)

オーガニック系編集者。長男の重症アレルギーを機に主婦と生活社を退社し、玄米菜食に出会う。尾形妃樺怜氏に師事し、大森英櫻氏、大森一慧氏、山村慎一郎氏、岡部賢二氏の講座にも学ぶ。『マクロビオティック望診法 美人のレシピ』(山村慎一郎著・中島デコ料理 洋泉社)、『発酵道』(寺田啓佐著 河出書房新社)、『一慧の穀菜食BOOK・手当て法』(大森一慧著 宇宙法則研究会)、『月のリズムでダイエット』(岡部賢二著)、『Simple Moderne Macrobiotique』(平田優著 日本CI協会)などの編集を手がける。日本に「農」のムーブメントを起こそうという「種まき大作戦」にも参加し、『半農半Xの種を播く』(塩見直紀と種まき大作戦編著 コモンズ)や『土にいのちの花咲かそ』(加藤登紀子著 サンマーク出版)などを制作。編集の仕事のかたわら、イベントの企画・進行や料理教室、トークライブなどを行っている。


■長島総子(ながしま・ふさこ)/マクロ美風

子供のアトピーを治すためにマクロビオティックを始める。リマ・クッキングスクール師範科修了。大森英櫻氏「正食医学講座」の他、大森一慧氏、尾形妃樺怜氏、山村慎一郎氏、岡部賢二氏、細川順讃氏他多数の講座を修了。ブログ(♪マクロビオティックが楽しい♪)でマクロビオティックの普及につとめるかたわら、「マクロビ井戸端会議」で北海道から沖縄までの各地でマクロビオティック実践者と語り合う。その発展形として、マクロビオティックの勉強会「美風ゼミ」を各地で開催しつつ、京都でマクロビオティックの原点を伝える「むそう塾」を主宰している。
ブログ ♪マクロビオティックが楽しい♪ http://blog.goo.ne.jp/macro21


■sawa & moya

「虹色草木染kitta」で、さわのゆうこさんとともにオーガニックな美しい作品を作り、布と音楽とのコラボレーションを追求するギタリストsawaと、オルタナティブロックバンド「ドロバナ」のリードギターで、津軽三味線ビッグバンド「寿BAND」でもギターを担当する吉度模彌(もや)のユニット。


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帰宅しました

12月22日(月)に自宅を出てから、5日ぶりに帰宅しました。
実は夕べ高松から東京に向かう予定だったのですが、諸事情で東京行の最終新幹線に乗れませんでした。
それで、きょう東京に向かったのですが、途中から雪になるほど寒い一日でした。
吹雪いている所もあって、一面が真っ白の景色に。
ここは雪国かと錯覚するほどの積雪でした。
でも、米原を過ぎてから急速に天気は変わって、ふっと気がつくと真っ白に雪をかぶった富士山が目の前に見えるではありませんか!
風がとても強かったので、それはそれはクッキリ!
連日、昼間に用事をこなして夜の移動ばかりだったので、新幹線から外を眺めることはなかったのですが、昨日のハプニングが今日のプレゼントをくれたのでしょう。
キリッとした富士山を眼前にすると、心が洗われて身が引き締まるのを感じます。
やはり日本人にとっての富士山は、永遠に神々しい存在ですね。
一年の締めくくりとして、崇高な富士山を見ることが出来て、何だかとても嬉しいマクロ美風でした。
さ?て、たまりにたまったメールやコメントのお返事をしなくちゃね。
お待ちいただいた皆様、本当にすみませんでした。
お手紙をいただいた方もいらっしゃいます。
皆様のお気持ちに感謝しつつ、今夜も頑張ります!


 


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