「第40回 むそう塾 愛クラス」の受付日は明日です 

8月29日(日)開催の「第40回 むそう塾 愛クラス」の受付日は、7月13日(火)21:00からです。

他の単発講座(7?9月)のご案内は下記からどうぞ。
<7月>  
18) 「第39回 むそう塾 愛クラス」  満席
19) 「第1回
 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」 満席
29日(木) 「第2回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」 満席

<8月>
29
) 「第40回 むそう塾 愛クラス」 7月13日(火)21:00受付開始

<9月>
19
) 「第41回 むそう塾 愛クラス」 8月10日(火)21:00受付開始
25日(土) 「第3回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」 8月11日(水)21:00受付開始
26) 「第8回 炊こう会」 8月12日21:00受付開始
◆「パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」については、こちらの記事もお読みください。
◆10月以降の愛クラス開催日はこちらの記事をご覧ください。
◆お問合わせはこちらから


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする

マクロビオティックって?

ふっとこんなタイトルの記事を書きたくなりました。
私がマクロビオティックを始めた頃は、病気治しの人が主流を占めていて、ちょっと暗い人が多かったのですが、今は様変わりした感がありますね?。
時の流れを感じます。
と同時に、マクロビオティックの受け止め方も大きく変わり始めているのを実感します。
むそう塾にいらしてくださる方々のマクロビオティックとの出会いを知ると、一層その思いを強くします。
肩に力が入って修行のようだった昔のマクロビオティック。
反対に明るく楽しくお洒落に拡がる最近のマクロビオティック。
どちらも時代の要請ですね?。
陰陽を感じさせる伝わり方です。
私が多くの人と出会って、語り合って、魂の叫びを聴いて、そこから感じたマクロビオティックは、やはり心の拠り所としてのマクロビオティックが必要なんだと言うことでした。
果てしなく押し寄せる不安感に対抗できる動じない精神力。
苦境に立たされても切り抜けられる忍耐力。
環境の変化にも柔軟に対応できる安定した体と心の中心軸。
若い世代であればあるほど、この中心軸を得られなくて彷徨っている人が多いです。
では、どうすればその中心軸を自分の中に持つことが出来るのか?
そのことに対する一つの方法がマクロビオティックだと思います。
マクロビオティックでいうところの陰陽を駆使して中心軸を作ると、穏やかで平和な時間が訪れます。
これは私がマクロビオティックを始めて、一番最初に実感したことなのですが、まず不安感がなくなります。
この不安感って、心のありようにとても影響するんですよね。
不安を取り除くと、人は大きく変化できます。
私はこの気持ちに気づいた時、何だかとてつもなく重い荷物を降ろしたような開放感に包まれました。
考え方次第で人はこうも変われるものか!
これがマクロビオティックからのプレゼントでした。
ですから、今マクロビオティックって?と聞かれたら、「肩の力を抜くためのもの」と答えるでしょう。
ですから、マクロビオティックをしてから楽しくなかったり、つらかったりするのは、マクロビオティックを誤解しているんですね。
正しく理解できたら、雲がさーっと消えて晴天の青空のようにスカッとしますよ。
さあ、あなたのマクロビオティックはいかがでしょうか?
どんな出会いのマクロビオティックであってもいい。
この中心軸が出来て、心から楽しいと思える境地まで味わってほしいというのが、私の切なる願いです。
マクロビオティックはそれだけの力(内容)を持ったものなのですから。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

糠床の調子はいかがですか?

暑くなって来ましたね?。
毎回幸せコースの放課後には、持参した糠床を中川さんに味見してもらう光景が恒例となりました。
ところが、お塩が足りないと言われている人の何と多いことか。
中には腐っていることも気づかずにいる人もいます。
そのくらい糠床の正しい状態と異状な状態の判断が出来ない人が多いということですね。
これは無理もないでしょう。
親世代から受け継いだものがない人もいるのですから。
中川さんは糠床を診断して、的確に指示を出しておりますが、よ?く考えれば解ることが解らない人もいます。
乳酸菌はどんな状態が好きで、どんな状態が嫌いなのか。
それをよ?く考えたら、今自分は何をしなければならないのか、自ずと答えが出て来ます。
また、糠床の気持ちになることも大事です。
どんな所に置かれて、どんなふうにされたら糠床は嬉しいのか、そんなことを考えても答えは見つかります。
面白い塾生さんがいました。
幸せコースが始まる時に、お店のドアを開けて入って来るなりNさんは、「美風さ?ん、わたし前科者になっちゃいました?」。。。
????何ごとぞ!
話を聞けば、糠床を腐らせて中川菌を殺してしまったからだそうな。
「あの陽性な中川菌を殺すのは、相当な陰性よ」と言ったら、「そうなんです?、クスン(/_;)
はあ?、また一人糠床をダメにしちゃった。。。。
こんな調子で気温が上がるにつれて、乳酸菌のご機嫌に振り回される人が多くなります。
涼しい置き場所がない人は、クーラーや冷蔵庫を上手に利用して、乳酸菌が暴走しないようにしましょう。
美味しい糠漬けは男性陣にとても好評です。
ちゃんとした糠漬けを食べたことのない男性も多く、初めて食べた糠漬けに感動してくれたとメールが届いています。
この夏に摂った乳酸菌は、あなたのお腹と腸を守り、夏バテ知らずになるはずです。
さあ、頑張って糠床のお手入れをしましょう。
中川菌は強力です。
中川菌の力であなたも腸美人になってください。


カテゴリー: 中川式糠漬け, マクロビオティックが楽しい♪ | 16件のコメント

硬い桃

梅雨時は当然のことながら雨が多くてうっとうしいのですが、この季節は果物が豊富にあって嬉しい季節でもあります。
私は果物が大好きだったのですが、マクロビオティックを始めてから果物が陰性とのことで避けるような食箋を出されて悲しかったです。
でも、サクランボやリンゴは比較的OKな雰囲気だったので、ホッとした思い出があります。
特にサクランボは一時期の旬を楽しむ果物として、私は大好きです。
お中元にもサクランボが届いてご機嫌な日々です^^
ところで、はいじさんのブログで桃がアップされていました。
美味しそうに写った桃の写真を見て、私はあることを思い出すのです。
それは今となっては笑えるお話なのですが、当時の私には血相を変える出来事でした。
それは私が23歳の時、当時は横浜に住んでいたのですが、箱根の某ホテルで開かれるそうめん流しに招かれ、その後は熱海の花火大会に招かれていました。
そうめん流しが終わってから熱海に向かうのですが、主催者側の手違いの結果、熱海に向かう途中のタクシーが何とラブホテルに入って行くではありませんか!
逃げ出す隙を探しましたがなかなかチャンスがありません。
おかしいなあと感じてはいたものの、その男がその筋の人だと判ったのは彼の背中を見た時です。
必死に抵抗した結果、最後の目的を達することが出来なかった男は、観念したらしく妙に優しい顔つきになって、袋からゴソゴソと何やら取り出します。
無造作に取り出したのは、枝も葉っぱもついたまだ若い桃でした。
男 「俺ね、桃が好きなんだ。ここの桃ウマイんだ。お前も食えよ」
私 「あ?、硬い桃って美味しいよね、香りが良くって」
男 「そうなんだ、だけど硬い桃が好きだって女は初めてだな」
私 「だって、子供のころ北海道で食べたことあるよ。」
男 「ふ?ん、お前北海道かあ、オレ山梨。懐かしいだろ」
私 「うん、昔を想い出すわ?」
男私 「ガリッ バリッ」
                *    *    *    *
なんとまあ、少し前に初めて会った男と女が、ラブホテルで交わす言葉でしょうか?
でも、その時にお互いの胸の中にあったのは、郷愁の想いだけだったように思います。
お互いに故郷には長く帰らず、都会の片隅で生きていたのでしょう。
そんな共通の匂いがあったのかも知れません。
手違いも何かの意味があるのだろうから、この際覚悟して手違いスケジュールを遂行しようと腹をくくり、熱海の花火大会も同行しました。
飛び切り美味しいお料理と共に、特等席で観覧する花火大会。
どうやら幹部だったらしく、沢山の人にエスコートされてのひとときとなりました。
深夜、無事横浜に帰りついて、ホッと一息でしたが、何だか不思議な夢を見ているような一日でした。
今のように携帯電話があれば、こんなハプニングは起こるはずもありませんが、現実にこんな人違いで起きたビックリ仰天な出来事があったのです。
ラブホテルの名前も、その時に着ていた私の服も、硬い桃の香りも、妙に覚えています。
知らないのは男の名前だけ。
もうとっくに死んだだろうな。
硬い桃にまつわるほろ苦い想い出でした。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 10件のコメント

中川式玄米ご飯を炊く前の基本的なこと

湿度が高い日、気温が高い日。
こんな日でも玄米ご飯は美味しく炊けていますか?
中川式玄米ご飯は、こんな日でも微妙な加減をしながら、自分好みに炊き上げることが可能です。
むそう塾のパスポートをお持ちの方は、その加減が出来るはずなのですが、最近ちょっと炊き上がりがイマイチの人が多いです。
その一番の原因は、パスポートを取ってからお鍋を買い替えたり、お米の種類を変えたりしたためですね。
そこで、美味しく炊けない原因になりそうなことを、いくつかピックアップしてみます。
1 <お鍋を変えた場合>
シコマチック社のTプラス(通称シラルガン Tプラス)でないお鍋でパスポートを取った人が、Tプラスで従来の炊き方をすると今一つの炊き上がりになってしまいます。
Tプラスはオートマチック車のような簡単な炊き方です。
ポイントは火加減です。
2 <お米の選び方>
あなたはお米の選び方を間違えていませんか?
人気や義理で購入していませんか?
ネット検索をするにしても、多くの情報は白米で食べた場合に美味しいお米としての評判だったりします。
しかし、私達は玄米で食べるわけですから、白米として美味しい情報は対象にならないのです。
ここを見極めましょう。
精米されれば美味しいお米でも、玄米の表皮部分がとても硬いお米の場合は、玄米ご飯として食べるには不向きです。
正確には全く駄目と言うわけではないのですが、炊き方に相当特殊な工夫をしなければなりません。
炊き方が難しいです。
 <生産者さんのこと>
生産者さんのことを意識していますか?
どのようなお人柄の方が作っておられるのか、そこまで判ると最高の選び方です。
お米にも作り手のお人柄が反映されるからです。
4 <新しい種類のお米について>
マクロビオティックの認知度が上がって来たせいでしょうか、それとも健康志向のせいでしょうか、玄米を召し上がる人が増えて来ています。
それに伴って、電気炊飯器で炊けるように加工した玄米や、特殊な液体に漬けて突然変異を起こさせて、軟らかく炊き上がるようにした玄米も出回っています。
しかしこれらは長い年数あるいは世代を経て遺伝的にも問題がないかどうかは不明なものもあります。
なるべく何も加工していないものを買って、炊き方の技術力でカバーするようにしましょう。
その方が安心です。
5 <炊き方の勘違い>
愛クラスを受講されても、勘違いしてメモしたり思い込んでいる人がいます。
パスポート取得までにそのことが判明すると良いのですが、そのままその方法で炊き続けてしまう人がいます。
炊こう会にいらっしゃるとその癖や勘違いが判明して、一気に美味しい玄米ご飯になる人が続出です。
パスポートを取得してからでも、知らず知らずのうちに我流が入って来るものです。
ちょっとした我流であっても、そのちょっとしたことが炊き上がりに影響していることはよくあります。
そんな時には炊こう会や愛クラスを受講なさってください。
なお、今後はパスポート取得者のための愛クラスも開催しますので、ご利用なさることをお勧めします。
6 <交換部品の劣化やお手入れの問題>
シラルガンTプラスは樹脂で出来ている部分があるので、その部分はこまめに部品の劣化状況を把握して交換したり、吹きこぼれを起こした場合のお掃除方法も知っておく必要があります。
これらの一つでも問題があると、絶対に中川式玄米ご飯は炊けません。
いつもきちんと機能してくれるかどうかを、フタを洗う時にも炊く前にもチェックしておきましょう。
時々部品交換のことを全く知らない女性がいます。
女性であってもこのくらいは知っておきましょう。
それから、もし吹きこぼれてしまった場合は、簡単な拭きこぼれの場合は高圧洗浄をして、頑固な拭きこぼれの場合は販売店に掃除の依頼をしましょう。


7 <季節に合わせる>
今は夏です。
当然水温が高いので、浸水時間も短くて済みます。
それなのに1年中同じ浸水時間にしていませんか?
どんなお米でも同じ浸水時間にしていませんか?
炊き頃のお米かどうかの判断は、浸水中のお米をかじってみれば判ります。
これをしていない人が結構多いですよ。
長い時間浸水しなければお水を吸ってくれないお米は、炊き上がりも硬いことが多いです。
お米を変更することも考えましょう。
8 <自分に合ったお米>
自分に合ったお米かどうかは、愛クラスの時に選び方をご説明しています。
その方法に従って選んでください。
必ずあなたに合ったお米があるはずです。
玄米はあなたをつくる土台です。
無神経に購入するのではなく、お米選びをきちんとして、健康の土台を整えてください。
以上、ざっと気のつくことを挙げてみました。
これらを丁寧にチェックしてくだされば、きっと何らかの気づきがあるはずです。
夏仕様のさっぱりとした炊き上がりで、暑い夏も玄米ご飯で乗り切って下さい。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 18件のコメント