暗がりの中で玄米ご飯を・・・

秋田県にお住まいのHさんからメールをいただきました。
嬉しかったです。
お母様の変化も嬉しかったのですが、お嬢様の変化に感動しました。
むそう塾をしていて本当に良かったです。

<Hさんのメールより> 抜粋

 

今日の美風さんのブログ記事を読んで胸が熱くなりました。

地震のあった日に家に帰ると、ろうそくを灯して娘が玄米をシラルガンとカセットコンロをつかって炊いていました。
涙がでました。

四月からは娘は○○市内の大学に行くことになり一人暮らしをするので、卒業式を終えてからは炊飯の練習をしていました。
娘は中学の時には一時、教室にも入ることができなくなり、高校に入学したものの三年間通うことができるのかと誰もが心配する状況でした。

myさんのお料理教室に参加したことを皮切りにぢゅんさん、美風さん、中川さんをはじめいろんな方との出会いがありおかげさまで今に至っております。
地震の日も私の両親と娘の三人が「くよくよしてもはじまらない」と帰宅した私を笑顔で迎えてくれました。

そんな娘のことに思いをはせる一週間でしたが、昨夜父と話していて気づいたことがひとつありました。
去年の母だったらこの災害時に薬を飲まなくても耐えることができただろうか?

母の体力が大幅にアップして喘息の発作をおこさなくなったことに気づきました。

我が家でひとり玄米を食べれなかった母です。

その為に私は愛クラスに参加したのです

一番の弱者(小さいお子さんや胃腸の弱い人)に照準を合わせたご飯であること。

我が家の弱者は母でした。
その母が美味しいと言ってくれる御飯をむそう塾に参加して炊くことができるようになり本当によかったと思います。

地震が何度も起こる中、初めての土地に娘を送りださなければならないことに不安は覚えます。

けれどカセットコンロとシラルガンと玄米、お水、塩があれば娘もやっていけるんじゃないかな?と思ったりします。

この先日本がどの方向に進むのかそれはわからないけれど、自分がブレないことが一番大切だと思っております。

 


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東北関東大震災に想うこと

 

阪神淡路大震災の際、避難所となっていたお寺(西法寺)の上原照子(現副住職)さんが、朝日新聞記者のインタビューに応じた記事が参考になった。
被災者で避難所暮らしを経験した人でなければ分からない気持ちが書かれている。
役割分担、生きる力に 〈伝えたいー阪神から〉より 抜粋

被災者の間で、「炊き出し係」「掃除係」「お風呂係」と、役割分担を決めた。みんな「これからどうしよう」と後ろ向きな気持ちになりがちだった。でも、それぞれ与えられた役割を続ける中で、「私は必要とされている」と生きる力が湧いていった。

 避難所で不可欠なのは、みんなを引っ張っていくリーダーの存在。うちは夫の上原泰行(たいぎょう)・前住職(当時59)=2008年死去=がほとんど寝ないで駆け回って、被災者の話を聞いた。リーダーのいない避難所では、けんかなどのトラブルもあったと聞くが、おかげで何もなく乗り切ることができたと思う。

 

 健康を維持するため、みんなで早寝早起きの規則正しい生活を心掛けた。寒さ対策に、壊れた家の材木をドラム缶に入れてたき火をした。炎を見ると癒やされる効果もあるようだ。夜はドラム缶の周りに集まって、将来の夢を語り合った。冷たいおにぎりもフライパンで焼くなどして、なるべく火を使って温かいものをほおばれるように工夫をした。

 

 あのとき何よりもうれしかったのは、応援メッセージが書かれた全国からの手紙だった。「希望を捨てないで」「つらいだろうけど頑張ってください」と書かれていた。「私たちは見捨てられていない」と感じて涙が出た。
– – 引用おわり – –
*   *   *

この中で、「私は必要とされている」「私たちは見捨てられていない」という言葉が胸に響いた。
この気持ちは被災した人だけではなく、子供もお年寄りもすべての人間に共通のものである。
つまり、人間の生きる力の源である。
だから私たちに出来ることは、お金や物や労働の提供や被災者の受け入れなど沢山あるけれど、「生きる力につながること」をいつも意識して行動したいと改めて思った。
決して自己満足にならないように。
なお、「炎をみると癒される効果もあるようだ」という点も頷ける。
マクロビオティックをしている人は熱源の陰陽ですでにご理解できると思うが、目に見えない熱源に癒しの効果は少ない。
例えばIH。
炎を見ながら料理をすると心が落ち着くのは、炎の持つ陽性さゆえである。
そして炎から出て来る遠赤外線が、強ばった身体の芯をほぐしてくれるのである。
だからこそ、人間は火を炊いて火に癒される時間が必要だとつくづく感じる。
昔、深沢七郎が自分の家の庭で火を燃やせなくなっちゃぁお終いだと言って、さっさと田舎に引っ込んでしまったことを重ね合わせて思った。
本物の生き方がこの頃からすでに出来なくなっていたのだろう。
この震災は私たちに警告を与えるための強烈なメッセージなのだと思う。
それにしては余りにも痛々しい。
しかし人間は愚かだから、このくらいの規模でなければ氣がつかないということなのか。
それにしては過酷だ。
亡くなった方々の無念さを決して無駄にしないためにも、この辺で政治も経済界も私たち個人も目覚めることが急務だと思う。
今。
直ちに。

 

 


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今こそマクロビオティックを!

今回の地震発生以来、マクロビオティックをしている者として気になることがあります。
それはマスコミを通じて流されるニュースやネットの情報に、あまりにも影響を受けすぎていないかと言うことです。
ニュースは大事ですが、それをそのまま受け取るのではなく、自分の目で、頭でもう一度陰陽に置き換えなくてはマクロビオティックをしているとは言えません。
あなたはこんな時に陰陽だなんてと思いますか?
いいえ、こんな時だからこそ陰陽なのです。
どんなに混乱した状態の時にあっても、必ず陰陽で考えることが解決の道を用意してくれます。
東京脱出の話も身近でおきています。
しかし、平常時にはマクロビオティックといっておきながら、異常時にはマクロビオティックを実行出来ないのなら、それは本物ではないと私は思います。
まわりが混乱しても自分は冷静に対処できる。
これでこそマクロビオティックをしている価値があるのだと思います。
今するべきことは、いかに吸収してくれる玄米ご飯を炊くか。
そしてそれは、一番の弱者(小さいお子さんや胃腸の弱い人)に照準を合わせたご飯であること。
食べ物の陰陽を今まで以上によく考えて摂取すること。
このことに尽きます。
今こそマクロビオティックが試されている時です。
非常時には非常時のマクロビオティックがあります。
それはとてもシンプルです。
むそう塾生にはそれを伝えてあります。
どうかいたずらに過敏に反応せず、もっとマクロビオティックの原点を思い出してください。
そして、どんな時にも羅針盤があることを思い出してください。
マクロビオティックを知らない人と一緒になって、ご自分の進むべき方向を見失わないように。
被災地の復興を願いつつ。


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幸せコース補講のお知らせ(緊急)

地震のために幸せコースに来られない方が相次いでいます。
明日も明後日も欠席のメールが届いています。
万難を排して1年間幸せコースに通おうとしてくださった皆さんのお気持ちを思うと、とても胸が張り裂ける想いです。
被災されて携帯の充電を気にしながら送ってくれたメールには泣けました。
そこで、中川さんと相談して、幸せコースの補講をすることにしました。
下記の条件で開催しますので、ぜひ全員の方のご都合が合いますことを祈っております。
◆開催日:4月29日(
◆授業内容:幸せコース3月の内容
◆時間:11:30?17:30
◆受講費:無料
◆該当者(敬称略)この中から1名の振替をお願いします。
・土B Fu(24−6)
・土B Ta(22−11)
・土B Ar(28−4)
・土B It(11−10)
・日B Ok(12−2)
・日B Is(11−8)
・金C Sa(31−1)
・金C Ta(33−5)
・土C Ig(20−3)
<お願い>(追記 12:50)
お料理の授業は包丁とまな板を使うため、8名以上はお受け出来ません。
したがって、上記の中から1名のみ下記の日程で振り替え授業をお願いしたく思います。
何とかして全員が授業を受けていただきたいので、ご都合のつく方がいらっしゃいましたら、コメント欄にその旨をお書き下さい。
・3月18日(金)
・3月19日(土)

以上


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お礼とお詫び

埼玉も何回か揺られながら16日が過ぎました。
昨日はTwitterで何度も出没して失礼いたしました。
ご協力いただいたMoさん、Naさん、Koさん、お手数をおかけしてすみませんでした。
NaさんとKoさんのお荷物はすでに仙台に向けて委託され、Moさんのお荷物は秋田に向けて明日委託してくださることになっています。
報道されているような事情のため、何日にお手元に届くのかは分かりませんが、一刻も早く届いてほしい気持ちで一杯です。
また、多くの塾生さんから在庫の情報をいただき、すべての人にお返事がしきれないままこんな時間になってしまいました。
せっかくお申し出をいただいたのに、その善意をお受けすることが出来ず、大変心苦しく思います。
在庫をお知らせ下さった皆様に、この場で厚く御礼を申し上げるとともに、お一人おひとりにメールを差し上げる時間がとれないことをお許しください。
まだ、いただいたダイレクトメッセージへのお返事が、終了していない状態です。
ご無礼をお許し下さい。
なお、むそう塾として事務局を設置して、被災者のための支援を具体的に起こすことは考えておりません。
理由はこちらの記事に書きました。
お読みいただければ幸いです。
取り急ぎ昨日のお礼とお詫びまで。


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