料理嫌い

今週は自宅で家事が出来たのは1日だけでした。
中川式糠漬けのクイック講座に始まりクイック講座で終わる一週間です。
クイック講座の合間をぬって埼玉まで帰り、バーっと家事をこなして昨夜京都に来ました。
それでも自宅に帰ると家族は安心するので、たった1日でも帰る意味はあります。
なにより糠床のことも心配なのでね。
一番気がかりなのは家族の食事です。
一切お料理をしない夫と息子なので、私が不在中の食事は乱れるしかありません。
それを修正するために、自宅に帰ったら1食でも、ひと口でも手作りの体調修正料理を作ってあげます。
それはもう祈るような気持ちで台所に立ちます。
どうか病気をしないでおくれ。
どうか体調を崩さないでおくれ。
どうか太らないでおくれ。
他人様にお料理の大切さをお伝えしながら、自分の家ではメチャクチャな食事だと本末転倒ですから。
以前から息子にお料理をしてみないかと持ちかけていたのですが、彼は一貫してNOです。
彼曰く、嫌いなものはキライなんだそうな。
さらに、車が嫌いな人は車の運転が下手なように、スポーツが嫌いな人はスポーツに関心がないように、自分にとっての料理はそれと同じなんだと言います。
そんな男にならないように、3歳の時から一緒に台所に立ってお料理したのに・・・。
小学生の時には上手にお料理をしていたのに・・・。
あれは何だったんだろう?
そうは言っても、食べ物は生きて行くために不可欠の問題だから、もう少し関心を持ってほしいなぁと母は思うのでした。
私は小学2年生の時からお料理を作り続けているけれど、それは好きだったから。
息子も好きなことは頼みもしないのに嬉々として寝食を忘れて没頭しているので、まだお料理にそれだけの魅力を見い出せていないんだろうなぁと思います。
いかにして料理嫌いの若い男性に関心をもってもらうか?
なかなか手強いテーマですが、私のこれからの大きな課題でもあります。
おっと、これはお料理嫌いの女性に対しても共通の問題ですね。
がんばろ。


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マクロビオティックベビーの子育て

マクロビオティックベビーが増えるにしたがって、子育てに関する質問も多くなって来ました。
そばにマクロビオティックで子育てをした人(している人)がいないため、不安になるのでしょうが、そんなにビクビクすることはありません。
大抵の場合は子供が自分の力で自然に治って行きます。
人生に中心軸が必要なように、子育てにも中心軸が必要です。
急いで対処する必要のあるものだけ頭の中に入れて、あとは子供の様子をみながら臨機応変に対応するだけです。
私は独身の時に野口整体をしていましたので、将来子供を育てるときには絶対この方法でと野口晴哉・野口昭子両氏の本を全部読破していました。
いざ妊娠と判るとその時から野口整体の考え方どおりに育てていました。
その他の疑問点はすべて毛利子来(もうり たねき)医師の本を参考にしました。
おしるしがあっても事務所で働いていた私は、読み残していた「新エミール」を抱えて病院に行きました。
陣痛の合間にその本を読んでいたのです。
私と夫の二人っきりで、誰にも頼らない子育ては正直大変でした。
そんなとき強い味方になってくれたのは野口整体と毛利先生の本です。
さらに途中から「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(ジャパンマシニスト社)が刊行されたので、それをずっと読んでいました。
この本は実に有益な情報が載せられている雑誌で、どれほど助けられたか分かりません。
特に西洋医学一辺倒だった人には、ぜひこの本でほんまもんの子育てをしてほしいと思います。
毛利先生の視点はマクロビオティックにとらわれてガチガチになっている人を解きほぐし、西洋医学や現在の社会の誤りを正し、本来あるべき方向を示唆してくれます。
決してマクロビオティックの狭い世界に固執するのではなく、すべての世界を眺めてイイトコどりでも良いから、納得するものだけを採用するのが良いと思います。
これまで多くの子育てのご相談に応じて来ましたが、ここではっきりと申し上げておきたいことがあります。
それはお子さんは親の所有物ではないということを肝に命じて欲しいのです。
ですから親の主義でお子さんの命を左右することがあっては断じてなりません。
子どもの命は神様からの授かりものです。
大切にお預かりして、未来にお返ししましょう。
困った時にはこちらの「たぬき先生のお部屋」を覗いてみてください。
きっと学びがあるはずです。


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糠床受領のご連絡をお願いします

20日に糠床を発送して、昨日は受け取りましたメールが続々と届きました。
しかし、まだ17名の方からご連絡がありません。
ずっと常温で育てて一度も寒い思いをさせていない糠床ですから、寒さには敏感に反応します。
受け取ったら早く常温に戻して、ふたを取り替えてご連絡をください。
中川さんは糠床の状態を心配しています。
Twitterでも結構ですから、とにかく「受け取りました」のご一報を中川さん宛にお願いします。


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中川式糠漬けならではの食べ方


これはきゅうりの糠合えではありません。
無農薬の材料しか使っていない中川式糠床だからこそ出来る糠漬けのいただき方です。
糠を洗い落とさないで軽くしごき落とすだけ。
クイック講座ではすでにその感動的な美味しさを体験していただきました。
「糠かけご飯にしたい!」「糠をおかずにしたい!」などの声が飛び交っていました。
DVDでも伝え切れない世界。
やっぱり口伝でしか伝わらない糠床の手触り・味・香り、きゅうりの歯ごたえetc・・。
クイック講座の時に教室全体に広がった糠床ときゅうりの香りを思い出します。
お手元に届いた中川式糠床から幸せな匂いが漂ってくることでしょう。
どうぞフルーティな香りも一緒に楽しんでください。
(写真撮影:中川善博)


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主食たり得る玄米ご飯の炊き方

今さらとお思いでしょうが、今だからこそ玄米ご飯の炊き方をお伝えしたいと思います。
私がマクロビオティックに出会ったのは4月29日。
翌日からリマ・クッキングスクールに行って、玄米ご飯の炊き方を初めて習いました。
教えられたとおりに来る日も来る日も炊いて、3年目の夏に初めて先生が最初の講義でおっしゃった言葉の意味が体で判りました。
それは「夏は玄米ご飯が食べづらくなる」というものでした。
それまで頭では知識として知っていましたが、自分の体がどうしても玄米ご飯を美味しく感じていないことを体で判ったのはこの時が初めてでした。
それからは授業中に教えられたように、麦を混ぜて炊いていました。
しかしそれでも今ひとつ体は喜ばず、自然に分づき米を欲するようになって来ました。
圧力鍋から土鍋になって、土鍋での麦入り玄米ご飯を食べましたがそれでも駄目です。
ストイックにマクロビオティックを実践したこともあって、私の体は相当陽性に傾いていたからです。
次第に玄米ご飯を離れたくなる自分がいました。
身体の変化を知るために思い切って白米を食べてみることもしました。
そうするとやはりおかずの傾向が変わって来ます。
これは見事な反応です。
そんなこんなの繰り返しをしているうちに、中川善博さんという人の炊く玄米ご飯に出会いました。
その炊き方は画期的で、まさに陰陽を忠実に反映したマクロビオティックの王道の炊き方でした。
今桜沢如一先生が生きていらっしゃったら、間違いなく絶賛される炊き方だと思います。
*  *  *
中川さんのおっしゃる言葉で痛快なものがあります。
「365日毎日食べても飽きなくて、一生食べ続けても体調が偏らないご飯。これが主食になり得るご飯です。」
それを実現したのが中川式玄米炊飯です。
そのあまりの美味しさと炊飯方法に感激した私が、中川さんにお願いして開催しているのが「むそう塾 愛クラス」です。
もしかするとこのブログをご覧になっていらっしゃる方の中で、暑くなるとともに玄米ご飯が重く感じるようになっている人がいらっしゃると思います。
そんな方にはこの中川式玄米ご飯の炊き方は救世主です。
夏には圧力をかけた玄米ご飯が入らないものという先入観を捨てさせてくれる中川式玄米ご飯をあなたも味わってみてください。
愛クラスはこちらの記事こちらのフォームからお申し込みが出来ます。
中川式玄米ご飯やむそう塾の体験記はこちらのカテゴリからどうぞ。
消化吸収力抜群の玄米ご飯の炊き方をマスターすることによって、こんなにも嬉しいことが起きています。
腸を整えるということは、体の免疫力を上げるということです。
いま問題の放射線に対抗するためにも、免疫力を高めることは必須の時代となりました。
誰もあなたの体を護ってはくれません。
自分の体は自分で守りましょう。


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