鉄火味噌への唸るアドバイス


(鉄火味噌を作っている途中)
むそう塾ではお料理を教えた後も、徹底的にフォローしています。
その一つが玄米投稿であり、瑠璃茄子投稿であり、桂剥き投稿であり、今日の復習です。
「今日の復習」は最近作ったカテゴリですが、裏では毎日どんどん中川さんへのメールが送られています。
その中で「お!」という作品を記事にして、皆さんの復習の励みにしています。
一方的に教えたままにするのではなく、習った人が教わったお料理のレベルに達しているかどうかまで、細かくアドバイスしているのです。
それらは中川善博さんのブログで随時記事にされ、塾生さんの頑張った成果が並んでいます。
この方法は習った人がお料理の腕を上げるには最高なのですが、アドバイスは誰にでも出来ることではありません。 
写真を見ただけで何が問題かを瞬時に判断できる能力がなければ不可能です。
中川さんの長い料理人生があってこそのアドバイスですが、そのアドバイスは外部から見ていてもとても勉強になります。
昨日もこのような素晴らしいアドバイスがありました。 
先日「腸から陽性になる講座」を受講されたSaさんが、鉄火味噌を復習して送って来られたのですが、それに対するアドバイスが凄い内容でした。
焦げずに綺麗にできましたね。 ここまでになるまでに一度さらさらになった時が有るはずです。 その時にまだ「ダマ」が残っているとさらに炒ってここまで進んでしまいます。 これはずばり、野菜の炒めが足りないのです。 「えー?」と思うでしょうがそうなのです。とくに蓮根です。 刻みは相変わらずキレがありますね。素晴らしいです。 目指せ「砂感」
どうですか?
たった1枚の写真からここまで判ってしまうのです。
これが中川さんの実力の凄いところです。
今回の記事の鉄火味噌はこちらの写真の彼女が作りました。
講座の時には切り方は申し分なかったのですが、火加減が少し弱かったので、それを考慮して復習されたのでしょう。
そうすると今度は炒めている途中の問題が指摘されました。
私はこのアドバイスを読んで「ははん」と思いました。
蓮根のあれが影響しているんだなと思ったのです。 
こんな風にしてむそう塾では、他の人へのアドバイスを参考にしながら、自分のお料理まで上手になる人がいっぱいです。
そうなるためにオープンでアドバイスを掲載しています。 
しかしそのオープンは、一度はきちんと中川さん本人から直接教えてもらい、作る人の性格や家族構成や家庭環境を考えたうえでのアドバイスなので、ここでもマンツーマンが貫かれています。
 
きょうも多くの塾生さんが玄米ご飯を炊き、糠漬けを漬け、お味噌汁の出汁をひき、美味しいお料理とともに笑顔で食卓を囲んでいることと思います。
そんな「ありきたり」の光景が、実は一番幸せであることを知って、人生を充実させる生き方を共に分かち合いたいと、むそう塾では思っています。
 
きょうも心穏やかな一日でありますように。
 
 

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. 子象 より:

    美風さん

    おはようございます。
    まだ受講していない私は、昨日の中川さんのアドバイスやこちらの記事でますます興奮しています。

    この記事を拝見した時に、自分のかつら剥き投稿時代を思い出しました。
    その頃は、動画はなく、写真だけ。
    投稿初期段階で、剥く時の呼吸についてアドバイスいただいき、鳥肌がたちました。

    受講後、もう一度こちらの記事を見た時、
    きっともっとゾクゾクすることと思います。
    講座が楽しみです!

  2. マクロ美風 より:

    子象ちゃん、おはようございます。

    桂剥き投稿と同じですね。
    最初は何がポイントだか分からないで受講されていらっしゃるようですが、その奥深さを後で知ってオタオタしているというところでしょうか(笑)
    ここがポイント!というところを、私が最初に口で言っているのですが、なかなか受け取り方に個人差があるようで‥‥‥(泣)

    子象ちゃんの鉄火味噌を楽しみにしています。
    (プレッシャーにならないように。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です