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「うれしかったこと」カテゴリーアーカイブ
「『肴』 秋」のこと うれしかったこと
昨日急に「『肴』 秋」のご案内をしました。
おかげさまで、賛同してくださる方が急いで申し込んでくださいました。
とっても嬉しかったです。
素早い皆さんの行動に感謝いたします。
お申し込みくださったのは、次の方々です。
1 おはるさん
2 ようこさん
3 こたろうさん
4 さとこさん
5 さとこさんのご主人様
6 PICOさん
7 京子さん
8 京子さんのご主人様
むそう塾で初めての企画ですが、仮にお酒が弱くても、陰陽で考える具体的な勉強になるチャンスなので、この講座はグルメだけではなく、体調管理にも大いに役立つと思っています。
講座のご案内に使った写真は、私が以前、免疫力アップのために、中川さんにお願いして作っていただいたお料理でした。
単に雲丹を載せただけではないところが、いかにも中川さんのお料理です。
とっても美味しかったので、これもお出ししたいと思っています。
コロナ禍の今、絶対目指したいのは「血液の質」を最強にしておくことです。
血液は濃すぎてもいけないし、薄すぎてもいけません。
陰陽での考え方が身についていない人は、酸性・アルカリ性で考えてもよいです。
今、これを食べたら酸性になるかな? アルカリ性になるかな?
体の中でどんな働きをするのかな?
その程度でもいいから、気にするだけで、血液の質は良い方向に行きます。
そして、できれば笑うことですね。
悩んだり心配しても、血液の質は影響を受けます。
だ
か
ら
美味しいものを食べて、笑いましょう♪
(山芋とあおさの酢の物 雲丹載せ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
むそう塾ならではの「鱧の骨切り特訓講座」が驚きの連続だった
【4名だけで鱧の特訓講座】
このブログには「うれしかったこと」というカテゴリーがありますが、「驚いたこと」というカテゴリーがほしいようなことがありました。
8月27日に「鱧の骨切り特訓再受講講座」を開催したのですが、その時に驚くべき光景が次々と展開されたのです。
受講者は4名で、中川さんから1度は骨切りの授業を受けている人たちです。
でも、骨切りに進む前の「鱧をおろす」段階で苦戦されている人たちが3名いましたので、中川さんが一人ずつ、まさにマンツーマンで特訓をしました。
一人が特訓されている間は、3名がガン見しています。
それもまた、とても勉強になるのです。
まず、鱧のぬめり取りから、中川さんが実際にやってみせます。
どの程度までぬめりが取れたらOKなのか、一人ひとり手で触って確認します。
次は鱧をおろすのですが、このときの鱧の状態やぬめりも全員が触って確認します。
さあ、ここからいよいよ包丁が登場するのですが、出刃包丁が完全に砥げていないと話になりませんから、それは最初に中川さんが全員分をチェックして砥ぎ上げています。
中川さんは2分半を切るタイムで鱧をおろすのですが、塾生さんは5分以内が目標です。
この日は、そのためのポイントを完全に身につけてもらうことに時間を割きました。
【動かないことに驚き!】
鱧の骨切りは、鱧をおろしてからの作業なのですが、全員がおろす段階でつまづいています。
ですから、鱧をおろすのに時間がかかってしまって、くたびれてしまうのが現実です。
でも、5分以内でおろせるようになったら、その先が楽しくなりますよね。
何しろ、最終目的は「美味しい鱧料理」なのですから、鱧をおろす段階でへこたれていてはダメなのです。
ということで、徹底的におろし方の極意を伝えて、骨切りがスタートしたのは、もう18時近くになってからです。
すでに鱧の講座を受けている人でも、骨切りのときに鱧が動く人がいるのですが、それを防ぐための極意を、中川さんが熱く指導していました。
まずは、まな板のどこに鱧を置くのか?
その時に何をするべきか?
それを見て、納得することばかりだったのですが、いざ、骨切りが始まると、誰も鱧が動きません。
身震いしましたね。
この光景に。
【鱧の骨切り】
さあ、いよいよ骨切りです。
まずはその人がそれまで切っていたとおりに、中川さんの目の前で切ります。
その癖を踏まえて中川さんが修正を加えていきます。
問題点が一人ひとり異なるのも面白いところです。
身長や体型なども影響するので、まさに一人ひとりの骨切りスタイルを指導していくのですが、これが実にすごい内容でした。
たとえば、骨切りをする時に力が抜けなくて困っていた塾生さんには、驚く切り方を指示したのですが、それでちゃんと脱力できたのですからビックリ!
また、ある塾生さんには、切る方向を変えることによって、結果的にはまっすぐになることを教えていたのも驚きでした。
また、眼鏡をしている塾生さんに、眼鏡を外して勘を頼りにすることを教えたり、本当に驚きの連続でした。
こうして2時間。
骨切り特訓をして、熱い一日は終了しました。
終了時刻は20時。
【栄養たっぷりの鱧で元気に!】
そばで見ていて思ったことは、指導者の力量によって、素人でもこんなに難しいことが出来るようになる現実です。
その現実が目の前で展開されていくのですから、私としても大いに刺激を受けた一日なのでした。
鱧は骨がいっぱいあって、その骨の処理が難しいから一般の人は手を出しませんが、プロであっても下手な人はゴロゴロいます。
でも、上手に骨切りされた鱧は、とても美味しいし、元気をもらえます。
何しろ、骨を一緒に切って、骨ごと食べてしまうのですから、骨の成分をそっくりいただけるわけです。
カルシウムはもちろんですが、ウナギ科なので鰻と同様にビタミンB12や、ビタミンDが豊富に含まれています。
そして、身にはタンパク質がたっぷりですし、皮にはコラーゲンがいっぱい含まれています。
ですから毎年、骨切り練習をしている塾生さんが、だんだん元気になっていくのが面白い変化です。
今年もすでにそのような変化がみられます。
今、満足コースの人でも、来年は秘伝に進んで鱧料理を作ることを楽しみにしているとの話が聞こえて来ました。
いいですねぇ。
鱧料理でぜひ夏バテ知らずの元気人になりましょう!
鱧には2回旬がありますので、産卵を終えた鱧が脂がのってくると、鍋が最高に美味しいです。
鱧でアクアパッツァなんて、手軽で喜ばれること間違いなしですよ。
むそう塾ならではの鱧料理の世界が、今から楽しみですね。
【むそう塾ならでは】
世はまさにテレワーク時代です。
でも、むそう塾では手で触って感じてもらうことが多いし、香りや味を実際に確認してもらう大事な場面が多いので、どうしてもZoomで伝えきれない内容があります。
まわりの人のご理解が得られにくいかもしれませんが、京都まで来ていただいたからこそ学べる内容が、あなたの今後に大いに役立ちます。
薄っぺらな内容は教えない。
他にはないことをやる。
これはむそう塾を始めるときから一貫していることです。
ますます混迷を極めるこの時代にあっても、信じられる確かな手応えを持っている人は強いです。
一緒にそんな手応えを増やして行きましょう。
(骨切りの結果を確認中 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
4年ぶりに生理が復活しました! うれしかったこと
さきほど、嬉しいメールがありました。
<メールより抜粋>
美風さん、ついに、ついに…!
生理が復活しました!
4年ぶりです…!
4月からMy糠床に再チャレンジして良く食べていたことや、お弁当投稿をするようになってお昼もきちんとしたものを食べたり、コースや単発講座で、作れる美味しいおかずが増えてきたからかなぁと思っています。
またここ数ヶ月、年休消化で仕事の日を減らしていたので、身体が緊張している時間が減ったのも良かったのかもしれません。
* * *
塾生のMさんは、2年前にむそう塾にいらしてくれました。
その時に2年前から生理がストップしていることを相談されたのですが、いくつかの要因が考えられたので、着実に一つひとつ改善を試みて行こうと思っていました。
むそう塾では主に食べ物からのアプローチですが、生理には精神面での影響も大きいので、メンタル面でのアドバイスもさせていただきました。
彼女自身が分析されているとおり、やはりお昼ごはんの充実は大きかったと思います。
たかが1食と思われるかもしれませんが、体はその1食の影響が大きいのです。
積み重ねになりますからね。
* * *
今までに多くの方の生理不順に向き合ってきましたが、生理が復活したり、お子さんが出来たり、嬉しいことに接するたびに、むそう塾をしていてよかったと思います。
一緒に頑張ってくださる方がいて、私もその喜びを共有させていただいて、心から感謝しています。
Mさん、おめでとうございます!
(天然鮎の塩焼き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
鮎はマクロビオティックでもおすすめのお魚です。
藻を食べて生きているので、香りもよく「香魚」と呼ばれます。
頭からガブリと骨もいただきます。
まさに「一物全体」なんですよ。
お久しぶりの塾生さん お会いできてうれしかったです
昨日は「サンドイッチ講座 第1弾」の講座がありました。
連日の大雨にもかかわらず、お早く教室に到着されて、覚え書に目を通されている塾生さんがいらっしゃいます。
“康栄”さんと呼ばれるこの塾生さんは、11月で82歳になられます。
でも、絶対そんなふうに見えませんよね。
下の写真は、昨年9月11日の「小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」にいらしてくださったときのものです。
チャーミングでしょう?
そのときの授業の様子はこちらから。
私より年上の塾生さん。
憧れの塾生さんです。
2010年度の「第2期幸せコース」を卒業されてからも、時々こうして単発講座を受けに来てくださって、とっても嬉しいです。
なんというか、人情味があって、律儀で、日本人の良さをしっかりお持ちなのです。
こういう人に接すると、安心感とか、心の穏やかさとか、信頼関係とか、現代人が学ぶべき面をいっぱい感じます。
お目にかかれて、本当にうれしかったです。
康栄さん、お越しいただき、ありがとうございました。
またお会いできますように。
17時ジャストに退出される塾生さんがおられたため、記念撮影が撮れなかったのが残念。
でも、大雨で警報が出ている状態での空路でご帰宅ですから、遅らせてしまうわけにはいかないのでした。
感謝の気持ちを持てると 人はエネルギーをもらえる
ときどき「美風さんはお元気ですね!」と言われることがあります。
その理由を聞かれることがあるので、「陰陽バランスと玄米ご飯かな?」と答えることが多かったです。
ここでいう「陰陽バランス」とは、お食事はもちろんですが、生活全体での陰陽をさします。
そして、一番大きいのは精神面での陰陽バランスだと思っています。
人は誰しも気分の浮き沈みがありますが、私の場合はかなりそれが一定しています。
マクロビオティックを知ってからは、さらに安定しています。
そして、腹を立てるということが若いときからほとんどありません。
さまざまな要因を考えると、怒れないことが多いんですよね。
それより、むしろ感謝の場面が多いから、そのようになるのかもしれません。
「ありがたいな」「うれしいな」と思っていたら、気持ちは明るくなるし、仕事効率も上がります。
先日も大阪からの帰りに、中川さんのところで夕ご飯をご馳走になって、幸せの塊状態で帰宅しました。
中川さんの思いやりが本当にうれしかったのです。
相手が今置かれている状況の、一歩先を考えて行動する中川さん。
そんな中川さんの大きな愛に包まれて、今までむそう塾を続けて来られたのだなと思います。
私が元気でいられるのは、私が感謝の気持ちを持ち続けられるように行動してくれている中川さんのおかげなのだと思っています。
それがありがたいからこそ、そのお気持ちに応えようと、頑張るエネルギーが湧いて来るのです。
誰かによくしてもらったら、誰でもうれしいですよね。
うれしいから、自分でもそのお気持ちに報いたいと思いますよね。
そんな循環の中にいたら、悩みや迷いで時間を浪費することもなく、不安や不満を感じたり、腹を立てて内臓に負担をかけることもなく、いたって健康的に暮らせるのだと思っています。
感謝できる環境、これが元気の秘訣かもしれません。
そういえば、夫は昔、二人の友人からとても助けられたことがあって、その二人の言うことは何でも聞くという姿勢でした。
死ねと言われれば死んでもいいとまで言っていました。
ですから、いつも感謝の気持ちを持って生活していたと思います。
幸い、そのお二人ともご健在で、時々ゴルフにも行く間柄です。
夫がそんなふうに恩義を大切にするタイプであったことも、私の精神面が安定していることの要因かもしれません。
今では留守にしがちで申し訳ない妻なのですが、お互いに感謝の気持ちでつながっている夫婦かもしれません。
ありがとう、二人の男性。
京都 貴船川