続けてきたからこそ育ったお料理の感覚 お弁当投稿とケーキ作り

塾生さんの復習投稿を見て感動したことがありました。
自由人コースの好さんの投稿です。

自由人コース2  12月の復習  Naさん(69-4) 2021.12.12

 
 

この記事の好さんからのコメントに次のような文章がありました。
木目の模様をつける時も緊張しましたが、お弁当でいじりすぎない心がそだったお陰で一気にできました。

中川さんとのコメントのやり取りを読むと理解できるのですが、好さんはお弁当投稿を続けられていて、時々「いじりすぎない指導」をされていました。
好さんには、「もっとよくしたい」心理が働いて、つい手直しをしてしまう癖があったのです。
でも、長きにわたるお弁当投稿のおかげで、意識して「触りすぎないように」頑張っていたのでした。

そもそもお弁当投稿は、3分以内に盛り込むルールがあります。
仮に2分で盛り込みが終了しても、好さんは「もうちょっと」触りたくなっていたのですが、それを我慢して、我慢して、今につながったのです。

「いじりすぎない心」が、ケーキの場面で花開きました。
おめでとう!
素晴らしいケーキが出来上がりましたね。

 
 

面白いものです。
おはるさんのお寿司のお弁当投稿では、ロールケーキを作る時の感覚がお寿司に功を奏し、好さんのケーキではお弁当投稿の盛り込み姿勢が功を奏したわけです。

これらに共通なのは、どんなお料理にも通じる基本があるということですね。
ですから、それらの基本をしっかりできたら、どんなお料理も出来上がりが良くなるけれど、基本がないがしろにされていると、どのお料理も推して知るべしになるのでしょう。

自由人コースの年数(6年)になると、副産物のような嬉しいことがあって、改めて基本って大事だなと思わせてくれます。
そこまで頑張ってくれた塾生さんたちに感謝しています。

 
 

(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室むそう塾 塾生の好さん)

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室むそう塾 塾生の好さん)

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室むそう塾 塾生の好さん)

 
 

*   *   *

では、特別に、中川さんのケーキの反対側の木目も初公開しましょう。
それっ!


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

表はこちら。


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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コメント

  1. より:

    美風さん

    こんばんは。
    中川さんの木目のお写真の公開を、ありがとうございます。勢いがあってかっこいいですね。
    ケーキに木目を書く際、中川さんの手元が迷いないスピードだったことを覚えて、実際自分でやってみる時にハッと思い出しました。
    以前の私なら…何度もかきなおして、クリームが悪い状態になってしまっていたと思います。中川さんの描くスピードには劣りますが出来上がりをイメージして「えいっ」とかきました。
    お弁当投稿での“いじりすぎない”ことがケーキ作りに反映するなんて私も驚きました。
    この嬉しい副産物は、もしかした他の部分にも影響を及ぼしているのでは?と思うと何だか楽しいです。(おはるちゃんのロールケーキのように!)

    基本を大切にすることを記事にして伝えてくださってありがとうございます。
    自分自身、出来ていない部分ありますので、振り返って取り組みます。

    • マクロ美風 より:

      好ちゃん、こんにちは。
      お返事が遅くなって大変失礼しましたm(_ _)m

      クリームの濃度や温度、室温も影響するケーキ作りは、さらにスピードも要求されるので、なかなか難しいですよね。
      でも、毎朝のお弁当投稿で指導されていたことが、ケーキでも役立って嬉しかったですね。
      お料理って本当に奥が深いと感じます。

      木目の反対側の写真がご参考になったら嬉しいです。
      クリスマスにはぜひ、裏側も撮って見せてくださいね。

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