京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

改めて陰陽の素晴らしさに感動したお料理 「甘鯛の潮仕立て」

バタバタと日々が通り過ぎて行き、2月ももう10日。
明日は稲荷寿司講座なので、今日はつかの間の休日、といきたいところですが、私はサイトの講座案内の更新仕事がドバッとあって、これが結構大仕事なのです。
私の仕事はどちらかというと、単調ですが根気のいる内容が多くて、細かく神経をつかいながらコツコツとこなす必要があります。

当然のことながら、パソコンの前にいる時間も長く、健康的にはあまり望ましいとはいえません。
でも、教室での立ち仕事との組み合わせで、結果的に不都合なく毎日を送っています。
自分よりお若い塾生さんたちに囲まれて、あれこれ話していると、自分の歳を忘れてしまうのですから、ありがたいことです。
塾生さんたちに感謝あるのみです。


ところで、昨日は「無双原理&盛付コース」の授業で、お料理は「甘鯛の潮仕立て」と「椎茸ご飯」でした。
もちろん、糠漬けがどっさり付きます。
陰陽バランスを取って、発酵食品も摂る献立は、免疫力を高めるためにも必須です。

甘鯛の陽性→昆布の陽性→根菜の陰性→葉野菜の陰性→柚子の陰性が丼の中に盛り込まれています。

 
 

(甘鯛の潮仕立て 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)


 
 

ふぅ〜ふぅ〜しながらこのお料理をいただくと、体が芯から温まってきて、汗がにじんできます。
京都は朝方から雪が舞う寒い一日でしたが、温かいお料理に身も心もほっこりとしたことはいうまでもありません。
体を温めるには陽性のエネルギーが必要ですが、陽性だけでは強すぎて長期間続かないのです。
陽性に陰性のエネルギーが加わって初めて、バランスの良い状態が保てるのです。

こんなに大きな丼でいただいているのに、美味しくておかわりした人が何人もいました。
でも、その後塩分で喉が渇いた人はいなかったはずです。
そういう優しい味付けが、チリチリした厳密さを追究する京料理人中川善博の世界だなあと感心します。

*   *   *

そういえば、以前に京都の「いづ重」さんで、「ぐじの潮汁」をいただいたことがありました。
京都 いづ重 稲荷寿司 鯖寿司 ぐじの潮汁 2013.3.19

 
 

(ぐじの潮汁 いづ重さんにて)

 
 

このときにはこれでとても美味しかったのですが、後々中川さんの手で作られた「甘鯛の潮仕立て」をいただくと、その差が歴然としていることを知ってしまったのでした。
(昨日の授業を受けられた方は、どこが違うか見抜けますね。)

中川さんは、陰陽を知らないときに「もっと美味しくするためにはどうしたらいいのか?」と考えて編み出したお料理法が数々あるのですが、それらが陰陽の視点からみると、素晴らしく符合しているのです。
ですから、マクロビオティックに出会って陰陽を知ってから、さらに一層お料理が美味しくなったと言います。

先日お伝えした小豆や葛料理にしても、陰陽を知っていると納得することばかりですね。
こうして陰陽は私たちの生活に直接影響しているのです。
ですから、それを知って生活することは、とても強い味方を得たことになりますので、陰陽を現実の場面で活かせる暮らし方が素晴らしいなあと思っています。

ということで、私は陰陽を意識して暮らしています。

 
 

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2020年 京都吉田神社の節分祭

今日(2020年2月3日)は節分です。
本来は二十四節気において、立春・立夏・立秋・立冬の前日を、季節が移り変わる節目として「節分」というのですが、立春は冬から春へ移る節目だけでなく、新しい年を迎える節目としても喜ばれ、「節分」として各地で豆まきなどの行事が行われます。
つまり年越しの日になるわけですね。

今日はお料理の神様をお祀りしてある京都の吉田神社(の中にある山蔭神社)に、中川さんとスタッフの麗可ちゃんと3人でお参りしてきました。
塾生の皆さんがお料理が上達してくれたことへのお礼と、これからも怪我をしませんようにと手を合わせて来ました。

 
 

(京都 山蔭神社にて 2020.2.3)

 
 

樹木との交歓。

 
 

教室に飾る稲穂も買いました。

 
 

帰りに瓢亭さんでお食事をしました。
絵馬のある献立は今日までで、明日からは春のメニューになることでしょう。

 
 

畑菜が美味しかった。

 
 

*   *   *

明日(2020年2月4日)はいよいよ立春です。
糠床を越冬させられて立春を迎えられる塾生さんたち、おめでとうございます!
よく頑張りましたね。
これから美味しさが増してくれますよ。

皆様の新しい年が、佳い一年になりますように。

 
 

<過去記事>
2019年京都吉田神社の節分祭 2019.2.2
京都 吉田神社の節分会と山蔭神社 2018.2.2
節分会 吉田神社 2013.2.3
みんなでお参り 2012.2.3

2013年にクラスの皆さんとお参りしたときの動画です。
懐かしいなあ。
この中から何人も結婚され、出産され、忙しくされています。
皆さん、またお会いしましょうね!

 
 

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もう梅が・・・

お正月の4日から仕事を始めて、次々と講座を開催して、その間に新しい単発講座の募集をして、税理士さんに確定申告の書類を提出して、ハッと気づいたらもう21日。

今朝も税理士さんから、「今月はお給料が一日早いですからね〜」とメールが届いた。
ああ、そうだった。
今月は25日が日曜日だったのだ。

その合間をぬって近くの瓢亭さんへ。
さすがに今頃は静かで、お客さんは一組しかいなかった。

 
 

 
 

帰り道、お寺ではもう梅の花がこんなに咲いていた。

 
 

自宅マンション近くのお寺でもすでに開花している。

 
 

パソコンばかり見ていたから、梅の花を見落としていた。
いけないいけない。

 
 
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京都 瓢亭別館

久しぶりに息子と瓢亭さんへ。
瓢亭玉子の手前は蓮根の天ぷら。
蓮根の左奥には菊花蕪。

京都 瓢亭別館

 
 

今月の煮物椀は蟹真丈。
蕪のすり流し仕立てで湯気もごちそう。
あられ柚子の香りが食欲をそそう。

 
 

帆立と茸ご飯。
いつもより柔らかめだった。

 
 

*   *   *

今月はもうお店の大掃除も済んで、年内のお店の営業は24日迄とのこと。
おせち作りが始まると、板前さんたちは2日間はほぼ徹夜になるそう。(ちょっと仮眠あり)
別館のテーブルを寄せて、女性たちはおせちの発送準備。
東京店の分も京都で作るそうなので、それはそれは大変らしい。
1月1日から営業して、6日からお休みになるそう。

 
 
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京都の紅葉もおしまい

京都の紅葉もいよいよ終わりになって来ました。
ふと思い立って南禅寺まで行ってみると、観光客は大勢いるのですが、もう落ち葉もチリチリになって、一層寒さを感じました。

 
 

(京都 南禅寺)

 
 

(京都 南禅寺)

 
 

今日の朝方からは初の雪マークがついています。
日中の気温も上がらず、寒い一日になりそうです。

 
 
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