マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

「第2期 自由人(びと)コース1」の課外授業日でした

今日は「第2期 自由人コース1」の課外授業でした。
京都は連日のよいお天気で、今日も綺麗に晴れてくれました。

八坂の塔のお庭では、木々が色づき始めています。

 
 

今日お世話になった、IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)さんです。
入り口に飾られたお花に、京都らしさを感じます。

 
 

全員が定刻に揃いました。
ソーシャルディスタンスを守って、4人ずつ着席し、隣の席とは2メートル近く離し、パーテーションも置いています。

(八坂の塔側から奥の庭に向かって撮影)

 
 

外の緑も秋です。

 
 

お料理は色々いただきましたが、これが一番気に入りました。
「トロ鰆 雲丹 広島産ムール貝 枝豆」
トロ鰆の火通しが抜群でした。
ソースも美味しかった。

 
 

お食事を終えて、坂を下りながら歩きます。
8月にこの道を歩いたときには、あんなに閑散としていたのに、今日は結構人出が増えていました。
着物姿の観光客も増えてきました。
このままマスクのない日常が戻ってきますように。

 
 

詳しくは中川さんのブログでアップされていますので、私の方はこのへんで。
IL GHIOTTONEさん、お世話になりました。
皆さん、楽しかったですね♪

 
 
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「満足コース」の「満足ドレッシング」がすごい!

むそう塾が今まで教えて来たお料理の数は、2021年11月1日現在で651種類になりました。
毎月「自由人(びと)コース2」で増えつつあって、いったいどのくらいまで増えるのか誰にもわかりません。

その中にいくつか、絶対これだけは外したくないお料理があります。
それは一つのお料理のみではなく、他のお料理にも使いまわしが出来たり、嬉しい美味しさの発見があったりして、何倍にも助けられる内容です。

上級幸せコースの「うどん屋さんの出汁」は、これを習えただけでも上級幸せコースに来た甲斐があったと言われました。

そして、満足コースの「満足ドレッシング」。
これは古いコースでは教えていなかったので、このドレッシングを習うために満足コースを再受講をしてくださった塾生さんがいらしたほどです。

やっと習えた塾生さんは、「やっぱり再受講してよかったです! 満足です!」と笑顔でおっしゃってくれました。
そして、冷蔵庫に常備されているのだとか(^o^)
野菜嫌いの人でも野菜が食べられるようになる、不思議なドレッシングです。

 
 

この満足ドレッシングは、揚げ物にはもちろんですが、生野菜にかけても、お魚にかけても、パンに塗っても相性がバッチリなのです。
本当に美味しいので、私なんかお皿やスプーンもナメナメするほどです。
そんなお料理はなかなかありません。

それもそのはず、このドレッシングは体によいものばかりで作られているので、毎日摂っても良いのです。
私は冷蔵庫に必ず常備しておいて、大さじ1杯ほど飲みます。

それが体に与える影響は、授業のときにご説明します。
体力に自信のない人は、このドレッシングを習って、あなたの体調に活力を注入しましょう。
このドレッシングにはその力があります。

 
 


(帆立のフライ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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究極の健康法は? 

世の中にはいろいろな健康法が出現します。
それらは時としてブームになり、多くの人が飛びつきますが、場合によっては不健康になってしまうことがあります。
それらの多くは、「ある人には良い」けれど、「ある人には悪い」結果をもたらすことがあるからです。

その答えは簡単で、人はそれぞれお顔が違うように、体質も体調も異なるので、万人に共通の健康法はないからです。
唯一あるのは、「自分が心地よいと感じること」かもしれません。

じゃあ、誰にも共通の健康法は絶対ないかというと、実はあるのです。
しかし、それを信用するかどうかで分かれてしまうんですね。

 
 

私は、「究極の健康法は、血液をきれいにすること」だと思っています。

ですから、血液を汚すようなことをなるべく避けるようにしています。
「なるべく」というのは大事なことで、「絶対排除する」と意気込むと、その考えそのものが血液を汚すからです。

そしてまた、昔からよく言われていることも一度は疑ってみて、納得できたら採用します。
採用したら、自分を使って実験してみたらいいですね。

 
 

たとえば、食べ物はよく噛むように言われますが、よく噛まなかったらどうなるか?

これについては、野口整体の創始者である野口晴哉氏が面白いことを言っていて、丁寧に時間をかけて噛んでいると、胃袋がだんだん怠けて来るというのです。
そして、よく噛まなければ消化しなくなるとも。

私が野口整体を知った20代のとき、このことが不思議でした。
それで、かれこれ50年近く「よく噛む」ことを観察してきました。
途中からマクロビオティックを始めたので、玄米と噛むことも観察してきました。
このことは、いずれ他の記事でも触れたいと思います。

さて、あなたは何を実験し、観察されるでしょうか?

 
 

この本も参考になります。
森下敬一先生はマクロビオティックとも関係が深く、日本CI協会でも講演をされていました。
もちろん、私も拝聴しました。
2019年12月31日に91歳で亡くなりました。

 
 

血液をきれいにして 病気を防ぐ、治す 森下敬一著)

 
 
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南瓜の煮物 切り出し方 上級幸せコースの授業より

昨日は「上級幸せコース」の授業でした。
10月は「煮物三種」なのですが、私が現代人に一番召し上がっていただきたい食べ物でもあります。

そしてまた、むそう塾は「マクロビオティック京料理教室」でもありますので、陰陽のことが煮物を作る工程でよく解ったと思います。

さて、現代は煮物を作るのが苦手というだけでなく、その食材の下処理や切り方が出来ない人も多かったです。
だから教室に習いに来てくれているんですけどね。
特に牛蒡と南瓜を切るときに、それを感じました。

ところで、南瓜の切り方が正しく伝わっていない人がいましたので、写真を載せておきます。
質量が均一になるように意識してみてください。

面取りの仕方にも2種類ありました。
なるほどなぁと思われましたか?
速さというのは、こういうところから生まれるのかということも理解できましたね。

さらに、面取りをするところと、しないところの違いや、皮の残し方も理解できますように。

 
 

(南瓜の切り出し方 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

 
 

なお、南瓜1個の8分の1を切り出すと、次のような形のものが6個できるのが正解です。
ここで質量の一定が求められます。

 
 

出来上がりと盛り付け写真です。

(南瓜の炊いたん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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本来のマクロビオティックとは宇宙の営みと生活をリンクさせること

なんのためにマクロビオティックをするのか?
それは アンテナを磨いておきたいからだった

しかし、かなり一部分しか伝わっていない現実がある
排除食で宗教のような食事がマクロビオティックそのものだと思われてきた
だからマクロビオティックは広がらなかった

だが 本来のマクロビオティックは、決して何かを排除しろとは言っていない
宇宙の法則にしたがって生きようというだけだ

私たちは 太陽や雨や引力やいっぱい宇宙のことを知っている
それは学校で習った宇宙の知識だ

しかし 学校で習っていない力も宇宙にはある
洋の東西でそれを大事にしている民族もいる

この力に気づくと生き方は楽になる
分析の世界から調和の世界へシフトできるから

細かく見ていくと分からなくなることがある
しかし もう少し俯瞰的に見れば答えが出ることもある

マクロビオティックは、この俯瞰的な見方を説いたものだ
「陰」と「陽」の視点から

アンテナを磨くということは
感性を鋭くしておくということだ
「陰」「陽」を使って

このアンテナ磨きが実に楽しい♪
調和への道は心地よい

 
 


(八寸 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

自然界を感じながら盛り付けた八寸が美しい
宇宙の営みと生活をリンクさせること
それが本来のマクロビオティック

 
 
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