中川式麻婆豆腐の続き お豆腐と豆乳の陰陽

来年度コースの募集記事が続きましたので、閑話休題。

 
 

先日中川さんのところで麻婆豆腐をいただいた話の続きです。

お食事後にお皿を洗っていたら、お腹のまわりが「ぽわ〜あ」と暖かいのを感じました。
暖かい麺類を食べて、スープを飲み干すと汗がダラダラ流れますが、そういう激しさとは違って心地よいあたたかさなのです。

遠くに湯たんぽでも抱えているような、そんな「ぽわ〜ん」としたあたたかさに気づきました。
これが麻婆豆腐のとろみの力であり、辛味のおかげでもあるわけです。

お豆腐は冷奴で食べればクールダウンしますが、湯豆腐に代表されるように温かくして食べれば体を温めます。

 
 

【豆腐と私】

ちょっと話が飛びますが、マクロビオティックでは豆腐を陰性ととらえますので、私はマクロビオティックを始めてからかなり長い年月お豆腐を購入しませんでした。
もともと陰性体質だったので、根本的には今でもお豆腐にはあまり手が伸びません。

お豆腐は打撲のときや、やけどのときの応急手当として冷湿布がわりにできるほど熱を奪うのです。
そんなことを考えてしまうので、陰性体質の私は今でも冷奴は食べません。

 
 

【豆乳】

ところで、牛乳の代わりに豆乳を使う人がいますが、色と形状が似ているだけで陰陽や体への作用はまったく異なるので、安易に置き換えない方がいいですね。

そして、お豆腐より豆乳の方がより陰性なのですから、これをお菓子に使えば、甘さの他に陰性が加わってクワバラクワバラです。
牛乳とバターよりヘルシーということなのでしょうが。

過去記事にも豆乳について書いたものがあります。
牛乳のかわりに豆乳を使っていませんか? マクロビオティックの人は要注意! 2015.6.10

 
 


(中川式麻婆豆腐 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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