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ベッド選びに感じる靴選びとの共通点

今日は大阪にある日本ベッドのショールームに行ってきました。
気温も高めで、とても良いお天気だったため、少しウキウキした気分での外出でした。

目的は、ダブルクッションでないベッドの寝心地を確認するためです。
私はずっとこのメーカーのダブルクッションベッドが好きだったのですが、ポケットコイルに自信を持つこのメーカーでは、ダブルクッションを廃盤にしてしまったからです。

マットレスにはボンネルコイルと、ポケットコイルがありますが、これはどちらが良いというわけではありません。
身体の特徴と寝姿勢がベッドと合うか合わないかの問題だからです。
また、和布団の硬さが好きという人もいれば、ベッドの柔らかさが好きという人もいます。

私は、ベッド選びは靴選びと似ているなと思います。
どんなにデザインや材質が気に入っても、足にフイットしない靴は履き心地が最低だし、足の痛みだけでなく、頭まで痛くなったり、腰痛の原因にもなったりしますから。

ベッドも同じで、その人に合っていない場合に一番多いのが腰痛です。
だからこそ私はベッド選びには真剣に取り組みます。
だって、大切な身体を人生の三分の一も預けるのですから。

 
 

というわけで、シングル12本の寝心地を確認してきました。
その違いを言葉にするのは、美味しいという言葉を使わないで美味しさを表現する難しさと似たものがあります。
ところが、ふんわり・もっちりするベッドがあって、惚れました。
今私が買うならこのベッド!という商品がありましたねぇ。

残念ながら、塾生さんが購入されるので、私の好みは押し付けられません。
靴と同じですからね。
そして、男性と女性、大人と子どもでもマットレス選びは異なるので、明後日もう一つのショールームに行く予定です。

 
 

 
 

これは、それぞれのポケットコイルの違いを、座って感じられるようになっています。
ハニカム構造になっているのも、陰陽的に納得。
ハニカム構造の素晴らしさについては、こちらのサイトも参考になります。

こちらのショールームには、ビーズポケットの展示もありました。
これが案外お安くて良いんですよ(^o^)
というわけで、楽しい一日でした。

 
 
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麻婆豆腐で風邪が治る? 本当にあったお話

きょう、塾生さんが「夕飯は中川式スンドゥブ。足首からつま先が暖かくなって、こんな感覚とてもひさびさで、びっくり!」とTweetされていました。
ということは、いつもはその部分が冷たいの?と焦りました。
なぜなら、人は寒いと感じなくても冷えていることがあって、冷えを感じているときはすでに身体に影響を与え始めているからです。

だから私は塾生さんに、絶対に冷やさないように、寒いと感じたら暖房したり、身体が暖かくなるような服装をするようにと、うるさく言っています。
本当に冷えは万病の元なんです。

ところで、先日「麻婆豆腐」をいっぱい食べました。
夕食にドドーンと、中川さんがこんなに作ってくれました。
これを4人で平らげたのです。

 
 

(麻婆豆腐 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

小豆玄米ごはんと糠漬けとお吸い物で、黙々といただきました。
外は雪がちらつく寒〜い夜でしたが、食べ終わる頃にはお腹も足元もポカポカしてきました。うっすらと汗もにじむほど。
すきま風の入る寒い流しで洗い物をしていても、足先まであたたかで幸せな気持ちです。
「あたたかいって幸せだなあ」なんて感じながら洗い物をしていた私です。

ですから、きょうつぶやいておられた塾生さんのお気持ちがすごくよくわかります。
食べ物で身体を温める方法は色々ありますが、唐辛子の力を借りるのも結構効果的です。
香辛料の陰性の力で血管を広げて、血流を促進するんですよね。
そこにとろみの保持力が加わって、体内を熱い食べ物が移動していくわけです。

というわけで、寒い冬には「あんかけ」料理がおすすめなのです。
あんかけには、マクロビオティックでは片栗粉より葛を使うことが多いです。
葛の陽性さが身体にとても良い働きをしてくれるからですね。

あ、そうそう。
だいぶ前にスタッフの麗可ちゃんが風邪をひいて熱が出たとき、中川さんが「何が食べたい?」と聞いたら、「麻婆豆腐」とのご希望があって、中川さんが作ってくれました。
黙々と食べてグッスリ寝たら、翌日には熱も下がっていつもの元気な麗可ちゃんになっていましたよ。

熱いものを食べて汗をかけば、熱が下がるといった理屈ですね。
胃腸がしっかりした人らしい風邪の治し方です。

風邪をひいたら食欲がなくなる人が多いのですが、そういう場合は無理して食べなくてもいいですが、身体を温めることはしてほしいです。
食欲の落ちない人は、麗可式もいいですね。

 
 
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サプリメントよりお腹の調子がよいと大評判のお料理

12月の「自由人コース3」でお教えした「牛蒡のスープ」は、あちこちから凄い!と反響があります。
もともと牛蒡はお腹のために毎日少しずつ召し上がってくださいと、幸せコースのときからお伝えしているのですが、それが最新のお料理で反応しているようです。

今回はスープとしてのお料理でしたから、消化吸収が大いに助けられます。
胃腸が弱い人でも効果てきめんで、次のようにおっしゃる塾生さんのご家族さまがいらっしゃいます。

母が「ビオフェルミンのサプリメントよりもお通じが良くなる、ビオフェルミンの
購入はもうやめる」と申しておりました。

そうでしょそうでしょという感じです。
根菜類の力は腸のために欠かせないのですが、中でも牛蒡は素晴らしい力を発揮します。
動物性の酸性を毒消し(中和)してくれるからです。
また、植物繊維が腸内細菌のエサにもなります。
「自由人コース3」バンザイですね。

 
 

(牛蒡のスープ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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からだの声が聞こえるようにするための食べ物や考え方

人はあんがい強くて、あんがいもろい。
私は今までもろい人も見たけど、強い人の方を多く見た。

私は生まれてすぐ重度のアトピーになっただけで、74歳の今まで病には無縁で生きてきた。
健康のためになにか特別のことをしているわけではないが、自分がイヤだと思うことには極力距離をおくようにして暮らしている。
それは考え方に始まって、衣食住のすべてに及ぶ。

だから、3年前からのコロナ問題に対しても、私にしたらごく当たり前に「イヤだと思うこと」に仕分けされて無縁のままだ。

私の分類は大雑把に思えるだろうが、あんがい人間はこのくらいの方が精神的に穏やかでいられる。
自分の判断にしたがうわけだから、後悔はしないし、誰かを責める必要もない。
一歩ずつ納得しながら人生を生きられる。

ところで、「イヤだと思うこと」には、原理原則を適用する。
この原理原則は、自分の知る限りの情報の中から納得のできるものだけ採用するのだ。
たとえば、すぐ薬を飲まないのもその一つ。
まずは自分の身体の力に任せてみる。
そうしたら、あんがい身体には力があった。

精神的にすごくイヤなことがあると、そのことにフォーカスしないで、感謝できることを探す。
そうしたら恨むことも憎むこともなく、穏やかな気持ちに置き換えられるから不思議だ。

どんなに身体によい物を選りすぐって口にしても、精神的に不満やストレスを抱えていたら、食べ物の力は帳消しになってしまう。
だから私は、「食べ物 < 精神面」と思っている。
食事に少々添加物が入ろうが、どんな気持ちで生きるかの方が重要だ。

なお、ものの見方や考え方は、いつでも、何歳になっても勉強が必要だ。
自分の原理原則になるから。
常々こんなことを思いながら生きていたから、養老孟司さんの次の記事にこっくりとうなづける。
特にこの部分が。
身体の声が聞こえるようにするには、自分が「まっさら」でなければなりません。

 
 

養老孟司「健康診断に一喜一憂する人がはまる罠」

数値だけで判断して身体の声を聞かないのは危険 2023.2.7 養老孟司

 
 

(手打ちそば 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

むそう塾では「自由人コース2」の授業で、手打ちそばもお教えします。
特製の蕎麦つゆの美味しさに二度ビックリ!
「まっさら」な身体であるための食べ物を、800種類近く教えてきました。

 
 
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「近所の病院で聞いておったまげた話(ワクチン)」より

昨日、ある塾生さんから、家のすぐそばに住んでいる人が急死されたと連絡があった。
亡くなったのはその家の奥様(40代前半)で、高校生と小学生の3人の子どもがいるとのこと。
塾生さんの話では、前々日の真夜中に救急車が来ていたとのこと。
もう、それだけで「ワクチンのせい?」と思ってしまう。

 
 

noteに「うんうん」と思える記事があった。

【近所の病院で聞いておったまげた話(ワクチン)】

さくら剛 2023.2.6

 
 

ワクチンを接種した人は、こういうことも現実として起きているのだと知っておいた方がいいかもしれない。
ワクチンはやはり免疫を下げるのだ。
今まで使っていた薬も、従来どおりに使えない医療現場での現実は、とても参考になった。

医師たちは本当は感じているのだろう。
でも、口にできないだけ。
口にできないだけ。

 
 
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