こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

「相原ヘルマン マクロビオティックを語る」より

今日は本の一部を断捨離しました。
理由は新しい本を入れる棚がなくなったからです。
私の本棚は、90センチ幅で40段ほどあるのですが、そのうちの4段を整理しました。
資料として残しておきたい本もあるので、パラパラとめくってから判断しました。

かつて感動した部分が今は「そんなことがあったなあ」と思うだけで、考え方が変わってきた自分を確認することの連続でした。
少しその考え方に距離を置くようになったり、もう古い情報だったりして、自分の中で消化できているものが大半でした。

ということは、本というのはそんなに保存しておかなくてもよいのではないかと思ったりします。
もちろん内容にもよりますが。

 
 

【新しき世界へ No.607】

古い本が登場しました。

 
 

昭和62年の発行です。

 
 

この中に、ヘルマン相原先生の言葉がありました。
記事の中では「相原ヘルマン」さんになっていますが、私にとってはやはり「ヘルマン相原」さんの方がしっくり来ます。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

特に下の線を引いた部分に深く共感します。
私もマクロビオティックを始めた頃は、排他的な食事をしていたので痛感します。
それらを踏まえて今の私があるわけです。

私の恩師の大森英櫻先生は、兄弟の縁を切ってまで穀菜食に突き進みました。
他の先輩たちも似たようなことをされていますが、結果は下の文章のとおりだと思っています。
学べば学ぶほど、偏りを危険だと思うようになったマクロ美風です。

 
 

 
 
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目に映る景色を変えると運気も変わる

「中川さんが「エイブラハム 感情の22段階」を意識?」の記事に、塾生さんからメールをいただきました。
参考になることがあったようで、よかったなと思っています。

感情の22段階は、今自分がいるところを確認して、上の段階に移動していくことがポイントです。
上に行くにしたがって満足感や肯定感が高くなるので、気持ちも穏やかになってきます。

よく、一気に上を目指す人がいるのですが、そうすると失敗する場合が多いので、着実に一段ずつのぼります。

自分ひとりでは難しい人も多いので、そういう場合は1〜7の段階にいる人と会うようにするといいですね。
人はそれぞれオーラを発していますから、プラスのオーラを発している人に接するのです。

 
 

あるいは、プラスの氣を発するものに触れたり、眺めたり、そういう土地に行くのもよいですね。

それがなぜ良いかというと、「目に映る景色が変わるから」です。
景色が変わると、そこから受ける氣も異なりますし、身のまわりに起きることも変わってきます。

よく「波動」という言葉を使って説明することが多いのですが、怪しげな商法で波動という言葉を全面に出すことが多いので、私はあまり使いたくありません。
でも、波動の高い人と低い人はやはりいます。

 
 

昔から「類は友を呼ぶ」といいますが、これなども、人はまわりの波動の影響を受ける様子を言っているわけです。
22段階を意識するのとしないのとでは、人生が大きく変わりますよね。

もちろん、中川さんも私も1〜7を意識しています。

 
 

 
 

多くの人が氣のよいものに惹かれるのは、自然な流れということですね。

 
 
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家具には感情が染み込む 景色は人の心を動かす

現在「マクロ美風の家事アドバイス講座」を受講中のFuさんが、家具を決めかねているので、私が先日新宿と池袋に行きました。
とても難しい寸法なので、ネット検索ではメチャクチャ安かったり、納得できる商品に出合わないからです。

家具というのは長い間生活をともにするものなので、どうしても感情が伝わります。
逆に家具からも氣を受けます。
そこらへんに私のこだわりがあるので、なかなか納得のできるものに出合えません。
最終的にはオーダーが一番早いのですが、予算の関係でそれが許されません。

 
 

人は目にするものから常に刺激を受けるので、部屋の中の景色も当然のことですが精神面に影響します。
ですから、レイアウトが良い悪いだけでなく、物の陰陽も考えます。
物の陰陽には材質も含まれます。

寸法が合えばめでたしめでたしではないのが、私の家事アドバイスの特長です。
陰陽は人にとても影響するからです。
先の記事で引き寄せの法則が登場しましたが、これも陰陽で考えるのと同じです。

 
 

ところで、お住まいもどんな所に住んでいるかがとても重要です。
窓から見える景色も重要です。
それらはすべて氣に影響するからです。

新宿では繁華街を歩き、裏道も通り、その独特の景色に一種の懐かしさや、妙な誘惑を感じました。
若いときにはあのネオンが活力源だったのに、長らく京都でネオンの少ない場所に住んでいると、すっかり変わってしまった自分を感じました。

でも、しばらくすると、「ああ、こんな所で壊れてみるのもいいな」なんて思えるから不思議です(笑)
その場所の景色に心が動くからでしょう。
一瞬でもそんな気持ちがよぎったことに驚きです。

やはり人間は、どんな景色を見ながら暮らすかは重要です。

 
 

テレワークでこの商品が売れているらしい。
あと10センチほしい!

 
 

これは寸法も色合いもピッタリなのですが、お値段がピッタリではありません(泣)
これは材質もよかったし、長く使える良品でした。
私個人の買い物なら、脚の形をオーダーしてしまうところですが・・・。

 
 

 
 

また探します。

 
 
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中川さんが「エイブラハム 感情の22段階」を意識?

先日の朝、中川さんからこんな画像がiMessageで届きました。
「1〜7までで生きていきましょう!」という言葉を添えて。

 
 

(エイブラハム 感情の22段階)

 
 

おお!
エイブラハムだ!
懐かしいなあ。引き寄せの法則だ。

一時期引き寄せがブームになったことがありますが、これは別にブームにするというより、当たり前のことかなと私は思います。
多かれ少なかれ、皆さんはこういうことを意識して生きておられるのではないでしょうか?

問題は、下の方にどっぷり浸かってしまっている人が、いかに上の方に上がって行くか。
ここですよね。

私の友人にチャネラーがいるのですが、彼はとても22という数字が気になるらしく、何かを決めるときによく「22」を使います(^^)

 
 

ところで、これを陰陽の考え方で見てみると、符号することが多いのにお気づきですか?
まあ、引き寄せって宇宙規模で考えることだから、陰陽とリンクするのは当たり前ですが。

名前は違っても、陰陽もそんな世界を意識しているんですよ。
ですから、マクロビオティックの指導者でも、引き寄せの方に傾いている人もいます。
それぞれの指導者や教室で特徴がありますね。

 
 

それにしても、あの中川さんがなぜこの画像を。
忙しくて真意を確認できていないのですが、どういう風のいたずらなのかしら?

 
 
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京料理人中川善博はなぜそんなに熱い想いを持ち続けられるのか?

2008年の7月31日に開いた玄米の炊き方講座に続いて、9月17日からは「むそう塾」がスタートしました。
大勢の人が集まってくれて、お店の中は活気でいっぱいです。
第一回 むそう塾 終了致しました ※画像追加 2008.9.17

9月23日にも玄米ご飯の炊き方講座を開催しました。
今回は特別講座として、焼きそばの作り方付きです。
なぜなら、8月にすごく美味しいお料理があったからです。
ヤキソバーン (ふるっ) 2008.8.20

 
 

マクロビオティックのお店「なかがわ」を営業しながら、時々玄米講座を開催しているうちに、2008年11月18日、中川さんのお母様が亡くなられました。
紅葉とともにさようなら 2008.11.27

長かった介護生活に終止符が打たれました。
子どもとしての務めを果たし、肩の荷が降りた中川さん。
色々な意味で環境の陰陽が変わりました。

 
 

【お店をやめてマクロビオティックの教室を始めよう!】

2009年3月30日、「なかがわ」は閉店して、4月29日から「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」がスタートすることになりました。

1か月間でリニューアル工事です。
内装をチョコチョコいじる工事ではなく、床を何十センチも削(はつ)る工事や、水回りや、壁や天井もすべて作り直す大掛かりな工事です。

1,000万円以上も借り入れして、私が気になっていた建物としての氣をベストの状態にしてくれました。
CSの塾生さんが来られても、安心して授業を受けられるように、炭や珪藻土、天然木だけで教室を作りました。
おかげさまで、教室が心地よいと皆さんがおっしゃってくれます。

 
 

【責任感と愛情はどこから?】

中川さんがなぜ強い責任感と、深い愛情を塾生さんに持ち続けていられるのか?
それは、私が感じるところでは、亡くなった奥さまに対する愛情だと思っています。

乳飲み子を残してスキルス癌で亡くなってしまった奥様のことを、心から愛しておられたのだと思います。
奥様を救いたい一心で食養を勉強し、出来る限りのことをしたけれど奥様は亡くなってしまった。
そのことがトラウマのようになっていたのだと思います。

 
 

ある日中川さんは、私にこう質問しました。
「大森先生だったら家内を助けられましたかね?」
私:「いや、スキルス癌は進行が速いから、食養のスピードでは間に合わなかったと思う」と答えました。
それを聞いて中川さんは吹っ切れたようです。

奥様が亡くなって何十年経ってもなお、他に助ける方法はなかったのか?と引っかかっておられたのでしょう。
そこに中川さんの愛情の深さを感じるのです。

大森先生とは、大森英櫻氏のこと。
食養で病人を沢山治したマクロビオティックの指導者。
私の恩師でもあります。

 
 

【塾生さんのために生きよう!】

ちょうど子育ても終了したので、これからは塾生さんの幸せのために、自分のすべてを捧げようと決意された中川さん。
そのお料理の数々は、「妻が生きていたら食べさせたかったお料理」なのだそうです。
(病気にならないような料理を教えよう。)

そんな背景があるからこそ、あの驚異的な仕込みができたり、強い責任感があったり、塾生さんを守ってやりたい愛情がたっぷりあったりするのです。

それに、持ち前の男気質が強いので、頼られたらなんとしても応えようとするところがあります。
そうでなければ男じゃないみたいな(笑)
そこが中川さんの素敵なところでもありますが。

塾生さんのために生きよう!
こうして中川さんは、まさに水を得た魚になりました。
もう、「京都の片隅で…」とは言いません(笑)

 
 

とまあ、こんなふうにして、あの熱血指導が続くわけです。
まだまだ書き足りないことはいっぱいありますが、あまり長くなってもいけないので、このへんで中川さんの「熱さ」の源泉探しを終わりたいと思います。

 
 

むそう塾ができるまで こちらにも詳しく書かれています。

(2008.4.29 リニューアル記念の日)

 
 
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