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子育てのために塾生さんが書いてくれた記事は新型コロナウイルスにも共通です
こちらの記事でご紹介したkyoroさんの記事ですが、kyoroさんは他にもとても勉強になる記事を書いてくれています。
むそう塾生のために。
なるべく薬を使わないで子育てをされようとしている人は必見です。
でも、時には薬の力を借りることも必要なときがあります。
特に「食欲・睡眠・機嫌を損ねる=自己免疫力低下=治癒の遅延」という流れを頭に叩き込んでおきましょう。
ここで大事な「自己免疫力低下」は、新型コロナウイルスについてもいえることで、大人も子どもも免疫力を低下させないように、日々の暮らし方をもう一度しっかり見直しましょう。
・薬(西洋医学)との付き合い方 2016.6.19
・子供が食欲・睡眠・機嫌を損ねているとき(小児科医の見解) 2016.6.22
先日ご紹介した本とともに、本間先生の子育ての本もご紹介しておきましょう。
【自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全】
(自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全 本間真二郎著)

大人たちはぜひこちらの本で勉強しましょう。
自己免疫力を低下させないために。
【感染を恐れない暮らし方】


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【ご案内】
・これから開催予定の講座案内 最新版
・中川式糠床宅配のご注文方法
・中川式糠漬け(じゃい安Direct)のご注文方法
・中川式鉄火味噌のご注文方法
・シリットecontrol 鍋のご注文方法
・むそう塾が教えている陰陽料理名一覧
【サイト内の記事】
・マクロビオティックの盲点
・塾生のきょうの100点お弁当
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材
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むそう塾 9月の単発講座は新型コロナを意識した内容です
異常な暑さが続く毎日ですが、8月23日には「処暑」ですから、もう少しの辛抱です。
今年は新型コロナのために海水浴場が開かれない所も多いのですが、お盆前とお盆後では海の景色も変わりますね。
吹く風も変わってきます。
むそう塾の9月の予定を確認すると、超重要な講座が並んでいます。
9月7日(月)「第6回小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座(特別愛クラス)」
9月22日(火)「第7回小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座(特別愛クラス)」
9月26日(土)「陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全講座」
【おみそさん】
どれも新型コロナを意識して、免疫システムがしっかり働いてくれるように応援するための講座です。
「小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」は、追加開催のご希望を受けて7回まで増やしましたが、9月22日を最後にしたいと思いますので、この機会をお見逃しなく。
なお、この講座では「おみそさん」の作り方をお教えしています。
すでに受講された方からも大絶賛の「元気になれるお味噌」です。
ごはんのお供に最高で、すでにOBENTERSの皆さんが毎日のように使われていますね。
体力のない人や疲れやすい人にイチオシのお料理です。
【本当に美味しいお味噌汁】
9月26日の「陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全講座」は、先輩たちが絶対これは逃せない講座として受講してくれた、「むそう塾三種の神器」にあたる大事な講座です。
お味噌汁は日本人にはお馴染みすぎてピンと来ないかもしれませんが、今の時代は「美味しいお味噌汁」を作れない人がとても多いのです。
マクロビオティックの教室らしく、陰性バージョンと陽性バージョンのお出汁の取り方を伝授し、さらにどのお味噌汁がご自分の体調に合うのか、目の前で作って召し上がってもらって判断していただきます。
それから、この講座のもう一つの狙いは、職場でもご自宅のお味噌汁と同じように飲めるために開発された「モバイル味噌汁」の作り方を実習してマスターしていただくことです。
今はテレワークでご自宅におられる方も多いでしょうから、今まであまりお味噌汁を飲まなかった人でも、この機会にお味噌汁に挑戦されて、これからは是非「美味しいから飲む!」というようになっていただけたらいいなぁと思っています。
今まではお子さんがお味噌汁を飲んでくれなかったけど、この講座で習ってからは喜んで飲んでくれるようになったという嬉しいご報告も毎年あります。
(おみそさん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
【先輩と玄米ご飯・お味噌汁・糠漬け】
こちらのコーナーに原稿を寄せてくださった恭子さん(現 kyoroさん)の記事からは、学ぶことがいっぱいあります。
今もOBENTERS™の投稿が朝一番で上がって来るほどで、その体力の基本はやはりお食事にあると思っています。
玄米とお味噌汁が変えた私の生活 そして息子へ (恭子 29-4) 2016.6.18
(この光景が私の目に焼き付いて離れません 尊い姿です)
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京都 「梅園 三条寺町店」のかき氷
今日はむそう塾生の舞ちゃんと、放課後にかき氷を食べに行きました。
舞ちゃんのお子さんがかき氷が大好きなんだとか。
ママがお料理を習っている間、教室近くの託児施設で待っていてくれたので、お子さんへのご褒美です。
京都にお住まいの塾生さんが、他の甘味処を教えてくださったのですが、時間が間に合わなかったので、中川さんが教えてくれたお店に行ってみました。
そのお店は、「梅園 三条寺町店」です。

かに道楽の隣にあります。

入り口には「かき氷 テイクアウト」なんて文字がありました。

ママのかき氷が来ました!
黒糖味だそうです。

ようちゃんのかき氷も来ました!
目つきが変わりました(笑)

私のかき氷も来ました!
抹茶ミルク味。
白玉はオプションです。

入り口でみたらし団子を焼いていたので、注文してみました。
形が俵のようで面白いです。
小さいところが京都らしいなあと思いました。
一口で2個くらいいけちゃいます。
あんまり甘くなくていい感じでした。

すごくいい場所にあるので、次々とお客さんが入ってきて、どんどん入れ替わって行きます。
繁盛しているなあという感じです。
入り口の引き戸が常に開けてあるので、外からの空気が入って冷房が強すぎることなく心地よかったです。
お客さんの流れが自然でとても気持ちいいなあと思っていたら、なんと!、このお店には消毒用スプレーが置いていませんでした。
それから検温もしていませんでした。
だから清々しい氣が流れていたんですね。
ちょっとレトロ感覚の窓ガラスが、ちょうどいい目隠しになって、落ち着いた雰囲気がとても気に入りました。
お一人なら2階のお席がよいかもしれません。
綺麗なお写真のInstagramもありました。
通販サイトもありました。
「みたらしバターサンド」なんて食べてみたいな。
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2件のコメント
父の背中
本当はきのう、「きょうは特別な日 父の涙」の記事に書きたかったことなのですが、やはり父の涙は別格のものだから、別記事にしようと思ったことをこれから書きます。
私には二人の姉と一人の兄がいるのですが、その三人は昭和10年代の生まれです。
姉や兄たちは、父が何年かおきにちょっとだけ帰って来た時に妊娠した子どもです。
お腹が大きくなってきた頃、父は招集されて行くのでした。
兄は父が満州にいる時に生まれたそうで、父が帰国した時にはもう5歳になっていたのだとか。
私だけが妊娠から出産まで、そして、ずーっと父がいる中で育ててもらいました。
父はとても子煩悩だったので、小さい時はいつも私を膝の中に抱えてご飯を食べさせてくれました。
おんぶされていたのも、母ではなく父の背中でした。
父の背中で見た夕焼けの美しさを、なぜか覚えています。
母は私を産む前から体調が悪かったのですが、「うちには男の子が一人しかいないから、もしまた戦争が始まったら跡取りがいないことになってしまう。」と言って、お医者さんが反対するのに、頑張って私を産んだのだそうです。
それなのに産んでみたら女の子だったわけで、人生って思うようにならないものです。
でも、その後戦争もなく、父も母も95歳まで生きてくれたので、安心して逝ってくれたと思います。
母は父のいない中で出産をして、子どもたちを育てている間に肋膜を患っていたそうで、床に伏せながらの子育ては本当につらかっただろうと思います。
終戦になったといっても父は帰ってこないし、死んだ知らせも来ない生活は、私には想像の出来ないつらさだったことでしょう。
昭和23年、やっと父がシベリアから帰って来ました。
しかし、駅に迎えに行ってくれた父の兄は、自分の弟がどこにいるのか分かりません。
父の方がお兄さんを見つけて、「兄さん、俺だよ」と言ったそうです。
父は、極度の栄養失調から歯はすべて抜け落ち、ガリガリに痩せて、実のお兄さんでも弟だと思えないくらい別人になっていたのだとか。
文字どおり、命だけ持って帰ってきた父なのでした。
父も母も戦争当時のことは、あまり多くを語りませんでした。
きっとつらすぎて、思い出すのもいやなのでしょう。
いや、もしかしたら、そんなことを語る暇もなかったのかもしれません。
とにかく働き者の夫婦でした。
正直を絵に描いたような夫婦なので、要領よく生きることも出来ず、ただひたすら汗を流して働いていました。
今のように、家族旅行が当たり前の時代ではありませんから、夏休みであっても旅行どころか、むしろ子どもたちは家業を手伝う重要な人手だったのです。
こうして私は、幼いときから働くのが当然と思って生きて来ました。
二足のわらじを履きながら働くのが当たり前の私でした。
そのまま今も働き続けています。
きっとこれからも、健康が許す限り働き続けることでしょう。
仕事ばかりしている両親をみても、私は寂しくありませんでした。
ちゃんと愛情は感じていたし、着るものも食べるものも母が手作りで用意してくれました。
その姿を見ながら、四人の兄弟は家事全般が得意になりましたし、兄は器用さも手伝って、素晴らしいアイデアで唸るような仕事をしてくれました。
とにかく、よく手仕事をする家族でした。
母も器用ですが、父の器用さは職人肌で、キチッと綺麗な仕事をするので、子ども心にうっとりと見惚れていたのを想い出します。
よく鋸の目立てをしていたり、大工道具を綺麗に手入れしていた姿が今も目に浮かびます。
まだ私が独身の頃、食事に誘われて兄が泊まっていた東京のホテルに行ったときのことです。
兄が父の想い出話をするのですが、私より6歳年上で男の視点から見た父の想い出は、私の知らない父の姿であって新鮮でした。
そして、兄もまた両親に満足をして、特に父親の背中を追いながら生きて来たというのです。
兄は他にやりたいこともあったでしょうが、父の生き様を見て「親父の気持ちの方が大事だ」と、22歳にして家業を継ぎました。
親父の気持ちと言っても、父は兄に何も言ったわけではありません。
とにかく寡黙で、働くのみの父でしたから。
きっと父は、戦争でいっぱい死んだ仲間たちのことを想うと、命があるだけで十分だと思っていたのでしょう。
だから、子どもたちにも何もいうことなく、背中だけ見せていたのだと思います。
父や母のお葬式で兄弟全員が集まった時にも、両親に感謝があるのみで、兄弟たちの仲が悪いわけでもなく、これだけで私はとんでもなく有り難いことだと思いました。
父の背中を中心に、母や兄弟が笑顔で生きてこられたこと。
そして、その子孫がまだ誰一人として亡くなっていないこと。
これも素晴らしいことだと思いました。
人間にとって、一番大事なものを両親からもらえて、私はなんて幸せなんでしょう。
あなたたちの子どもに生まれてよかった。
大変な中、産んでくれてありがとう。
育ててくれてありがとう。
心からそんな気持ちになれます。
なんだか、涙がブワーッと溢れて来ました。
お盆だから。
そう思うことにしておきます(笑)
きょうは特別な日 父の涙
【8月15日】
この国にとって8月15日は特別な日ですが、私にとっても特別な日なのです。
それは大好きな父が、黙祷を捧げながら必ず涙するからです。
父は満州からシベリアに連れて行かれ、昭和23年に帰国するまで、通算13年間の軍隊および捕虜生活を経験しています。
しかし、その経験を子どもたちの前で話すことは一切ありませんでした。
その父が、8月15日の正午になると、堪えていたものに絶えきれなくなるように涙を流すのです。
きっと死んでいった戦友たちのことを想っているのでしょう。
いや、もっと複雑な想いだったのかもしれませんが、本当の気持ちはわかりません。
【もう一つの涙】
そんな父の涙が、8月15日以外に1回だけありました。
それは私が成人になった日のこと。
成人式から帰宅して、着物を脱ごうとしたら、母から「待って!」と言われました。
父に着物姿を見せたいと言うのです。
外にでかけていた父は、母からの連絡で大急ぎで帰宅しました。
玄関の引き戸を開ける父の気配がしたかと思うと、急ぎ足で部屋に来てくれました。
そして、私の着物姿を見て涙をこぼしたのです。
それは8月15日の涙とはちがって、優しい愛に満ち溢れた涙でした。
「やっとおまえも成人になったか」。
寡黙な父はその一言しか口にしませんでしたが、その一言に私も泣き、母も泣きました。
「男のくせに泣くなんて」と母は言いながら、人生でたった一度だけ、3人で泣きました。
今も泣きながらこの記事を書いています。
一生忘れられない父の涙です。










