「運動不足より感動不足」 日野原重明医師の言葉より

2017年に105歳で亡くなられた日野原重明医師は、「今の社会は運動不足より感動不足の方が深刻」ととらえて、「心の運動」を大切にされていたそうですが、先日、感動上手な場面を体験しました。

それは、京都のチェンチさんで、自由人コースの課外授業があったときのこと。
全部で4つのテーブルに分かれてお食事をするので、私は3名が座っておられた席に同席させてもらいました。

その席でのこと。
お料理や飲み物が運ばれてくると、みんなであれこれ言いながらワクワクしていただくのですが、“ともちん”さんがとても感動上手なのです。

ただ「美味しい!」と口にするだけでも、その場の雰囲気が明るくなるものですが、ともちんさんは体中でその美味しさを感じて、喜んでいて、「あ〜、しあわせ〜」を連発されます。
本当に、心から幸せそうな感じが隣の私にも伝わってきて、自然にこちらも幸せになります。

初めていただいたお味には、「こんなのはじめて〜」とか、「うわ〜、嬉しい!」とか、とにかく言葉と表情で感動を表現してくれます。
いいですねぇ、こういう人。
こういう人にはまたお食事をご馳走したくなります。

ともちんさんには独特の癒やしムードがあって、私はそのキャラが大好きなのですが、それはまさに人間関係をスムーズにするだけでなく、ご自分の生き方そのものを幸せな方向にできる特技のようなものだと感じました。

100か0かではなく、ファジーな部分がたっぷりあって、そこにゆとりを感じて安心できる空気をかもし出しているのです。
もちろん、人生ではきっちり決めなければいけないこともありますが、周りの人との関係では、ファジーというのは案外良好な関係を生み出します。

感動上手は生き方上手とも言える場面を久々に体験して、嬉しい一日でした。

*   *   *

あ、そうそう。
先日、チェンチさんから外に出ると、シェフがお見送りしてくださったのですが、その時シェフが仰ってくださったご感想をここに書いておきます。

「大勢なのに、一斉にお食事が進むので、とても作りやすかったです。」

それはきっと、日頃のむそう塾での教えにあるかもしれません。
お料理が出来上がったらすぐいただくこと。
お味のピークを大事にすること。
それが作り手に対するマナーでもあり、感謝の気持ちでもあるから。

ということで、感謝と感動を忘れずに日々を過ごしたいと改めて思ったのでした。

 
 


(京都 チェンチ

 
 

多くのスタッフさんがいらして、全員がテキパキと気持ちよく動いていて、気持ちの良い空間でした。
お世話になりました。
お店のますますのご繁盛をお祈りしております。

 
 


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