妹の弁当。むかごご飯、胡麻塩、鰺開きあぶり焼き、人参グラッセ、牡蠣時雨煮、おからの焚いたん、蓮根酢漬け、里芋と干し椎茸の焚いたん、蓬蓮草京人参水菜の胡麻和え

前夜から水戻ししておいた干し椎茸を戻し汁ごと昆布を入れて焚く。糠ゆがきした里芋を加え、醤油で薄い目に味付けてじっくり焚く。

今日１３日は事始めです。　事始めとは芸事や匠仕事の師匠にご挨拶に伺い、新たな一年の初めを誓う習わしです。　御鏡さんをお届けしてお師匠様にお扇子やお年玉を戴きます。　料理の世界ではこの日から「梅型」を使っても良いことになっています。　梅麩、梅人参、梅のもっそう型など、盛り付けの花になる形ですね。
ちなみに立春までは木の芽「山椒の若芽」は使用してはいけません。　　最近はこんな基本の基本も知らずに京料理や会席料理を出してお金を貰っているお店もたくさんあります。　そんな店は「ヤスモン」ですから行く価値はありません。

ミノニシキを前夜から水加減し、生からむかごを入れて炊飯。自家製胡麻塩で食べる。滋味。

ピクレが大活躍。利尻昆布、鷹の爪、柚子、満月の塩。 塩加減は白菜の重さの５％が目安。