大根とお揚げの炊いたん(京都のお揚げだからこその美味しさ!)

大根とお揚げの炊いたん むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(大根とお揚げの炊いたん 料理:京料理人  中川善博)

ある日のお食事。
こんな組み合わせがホッとしますね。
寒い時には体の芯から温まるものが嬉しいです。
関東ではなかなか入手できない「上田のお揚げさん」だからこそのお料理だと思いました。
これを関東で出回っている薄揚げで作ると悲しいことになるので要注意です。

なお、むそう塾では、関東の塾生さんが復習に使えるように、上田さんに交渉して発送をしてくださるようにしています。
まだ知らない新人塾生さんがいらっしゃるといけないので、HPの「おすすめ器具と食材」の欄をリンクしておきますね。

余談ですが、このお大根はとても太いのです。
その分、凄く水分が多くて陰性です。
関東なら三浦大根も太いのですが、水分量がちょっと違うなと感じました。
身土不二でお大根を使い分けたお料理があって、なかなか面白いものです。

 
 

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氣の停滞とマクロビオティックをMacBook Proから感じる

最近パソコンを買い替えました。
今まで使っていたパソコンのハードディスクがお疲れなのか、急に真っ暗になって作業中のデータが消えたり、熱くなってウィーン!って音がするようになったりして、突然データが全部飛ぶ危険性を感じたからです。
今回もMacBook Proなのですが、今まで使っていたものより薄くなって、私が初めてMacを使い始めた時のMacBook Airみたいです。
あの薄さと曲線と手触りに感動して、まるで美術品だと一目惚れしてMacに移行したのでした。

データの移行にあたって、なかなか思うように行かないトラブルが発生して、すっかり中川さんのお世話になってしまいました。
中川さんがいらっしゃらないと私のパソコン使いは不可能になるほど??なことばかりでした。
でも、無事移行することが出来てやれやれです。

車でもコンピュータでもうまく繋がっているときにはとても便利で良いものなのですが、ひとたびご機嫌斜めになるとすべてがお手上げになってしまいます。
アナログな時代には、まだ騙し騙し使うことも可能だったのですが、デジタル製品はそれが出来ない物が多いので、ちょっと寂しいなって感じます。
私は一つの物を大事に長く使いたい性格なので、デジタル向きではないのかも知れません。
でも、可能性を求めるとそんな情緒的な発想より優る部分にも惚れてしまうのでした。

というわけで、この記事は新しいMacBook Proから書いています。
右が古いMacBook Pro、左が新しいMacBook Pro。

MacBook Pro

 
 

移行が完了するまでの間、「停滞」ということに改めて想いを馳せました。
物事がスムーズに流れている時には色々な処理能力がはかどりますが、ちょっと不都合が発生すると、たちまち停滞が起こります。
その間の時間はとてつもなく長く感じ、非生産的になって精神衛生上もよろしくありません。
こんなことがしょっちゅう起こると、穏やかで平和な日常はあり得ないなと感じます。

ところで、私がマクロビオティックを知って何が良かったかというと、物事がスムーズに流れるコツを知ったことです。
人間関係やお金のことや、仕事や生き方についても、マクロビオティックの陰陽で考えていくと納得の行く生き方が出来るように感じました。
無理に我慢するのでもなく、誰かに媚びるのでもなく、あるがままの自分を陰陽で分析してみて、その運転方法を陰陽で考えてみると、自然体の自分を生きられます。

そんなことが可能になるのがマクロビオティックの良さだったので、あまり目くじら立ててマクロビオティック料理云々というつもりはありません。
しかし、陰陽バランスを取るのに必要な食べ分けは重要です。
そんな食べ分け方は知っていて損はないと思いますし、それで氣や体調の停滞が少なくなればもっと嬉しいですよね。
これからもそんな停滞を減らすあれこれをお伝えできたらいいなと思います。

 
 

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中川式出汁巻き玉子の授業風景(動画付き)

今年も幸せコースで出汁巻き玉子の授業を行ないました。
私はあっちこっちアドバイスにまわっていたので、皆さんが焼いているところの写真がありません。
でも、中川さんが焼いているところを動画で撮っておきましたので、ご参考になさってください。
特に一番下の動画では、出汁巻き玉子になぜ強火が必要なのかを力説しています。
じっくりコースの方も、満足コースの方もご覧になると参考になるかと思います。

むそう塾 出汁巻き玉子2014.12 1

(中川式出汁巻き玉子をボーの最大火力で焼いているところ)

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子2014.12 2

(これから巻かれる玉子の表面は乾いていないことがポイント)

 
 

(日曜クラス)
[youtube width=”800″ height=”344″]

前の日(土曜クラス)にはこんな場面もありました。
[youtube width=”800″ height=”344″]


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自分の体を治すのは誰なのか?(三浦直樹医師の言葉も引用)

食べ物をコントロールして健康な身体に近づこうとする場合、場合によっては一時期制限した方が良い食べ物もあります。
しかしそれは我慢ではなく、自分の意志で「健康になろう!」とどれだけ真剣に思えているかで結果が異なります。
なぜならそこにはストレスが介在するからです。
ストレスほど厄介なものはありません。でもこのストレスはとても個人差があります。
不健康の原因をしっかり突き止め、それを改善すべく前進するときは、ストレスは軽減されることが多いはずです。
気持ちが前向きになれるかどうかが大きな鍵を握ります。

自分のことは自分でする。
これは日常生活では当たり前ですが、体調不良や病気になった場合でも同じで、誰かに頼るのではなく自分で改善するように動くのは当たり前です。
病気になったことを不幸だと思うのではなく、自己改革のチャンスだととらえられたら良いのですが、なかなかそんなふうには行きません。
病気になった者にしか分からないつらさも痛みもあるし、複雑な心理状態もあるので、軽率なことを口にすることは出来ませんが、人間はどんな場面であっても前向きに考えられる方が強いことは確かです。

知人の三浦直樹医師がFacebookで次のような記事を書かれていました。
患者さんが医師に匙加減を求めるお気持ちはよく分かりますが、自分のことを一番よく知っているのは自分なんですよね。
そんな当たり前のことを三浦医師は書いていらっしゃるのですが、それでも具体的に目安を教えてほしいと思う人は後を絶たないでしょう。
そのくらい自分の身体を他人任せにしてしまう人は多いのです。
でもね、私は声を大にして訴えたいです。
たった一度の人生なんだから、自分の身体は自分が責任をもって管理しようよと。

三浦先生の次の言葉をしっかり咀嚼してほしいなあと思います。
医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

 
 

<三浦直樹医師の記事より>

【それを聞く相手は、誰でしょうか?】

食事療法のお話をしているとよく聞かれるのが、甘いもの、アルコール、動物性食品などをどれぐらいの頻度で、どれくらいの量なら摂っていいですか?という、ご質問。

全く知識のない方には、もちろん基本的なお話しさせていただくのですが、当院に来られる患者さんの多くは、そういう食べ物の過食は良くないと知っておられます。

知った上で、『どれくらいまでなら大丈夫でしょうか?』と、私の顔色をうかがうようにお尋ねされる患者さんに対するお答えは、

『自分の体に聞いてみてください。私の中には答えはありません。答えはあなたの体の中にのみあるので、ご自身のお身体と対話して、自分がどういう人生を送りたいかをよく考えて、自分で決めてください』とお答えさせていただいています。

体調や検査データでもある程度分かると思いますし、ストレスの度合いなども個人によって違います。

かなりストイックな生活に他人からは見えても、ご本人の健康になりたいという意思がしっかりしている上なら、そんなにストレスになっていないことも多いようです。

逆にストレスまみれで頑張り過ぎても、これはどうかと。

ですので、本当に個人の判断だと思っています。

(もちろん、摂り過ぎは注意しますが、リスクを知った上で摂りたいと言われたら、それは個人の自由ですよね)

さらに

『私(三浦)がこれくらいまでなら大丈夫ですよ、とか言って、それで症状が悪くなったり、再発したりすれば、あなたは三浦の指導が悪かったせいだと思うでしょ。それで私のせいにしたり、別の医者や治療家の所へ行ったところで、いつまでたっても自分の身体と向き合えないし、自己責任・自己選択で自分の命を全うすることができませんよ。

これは他の治療法の選択に関しても同じですが・・・』

というお話をさせていただきます。

参考データのご紹介や、治療法のアドバイスはさせていただきますが、まずはきちんと自分自身のお体に聞いてみてください。

ある程度、答えは出るはずなんですが・・・

私のお仕事は、『これくらいまでなら、大丈夫ですよ』という免罪符を発行することではありません。

自分の体に、一番責任を持たないといけないのは誰ですか?

一番意見を聞いてあげないといけないのは、誰ですか?

医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

私も時々、飲みすぎる事もありますが、その後は自分なりに調節しているつもりです(>_<)

自分とうまく付き合って、程々に上機嫌で過ごすことが大切だと思いますね(^O^)

 
 

ふろふき大根 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(ふろふき大根 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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30年来の便秘だったのに中川式鉄火味噌と中川式糠漬けで薬が手放せました!

嬉しいご報告がありました。
むそう塾生のお母様が長い間便秘で体重も38kgだったのに、中川式鉄火味噌と中川式糠漬けで30年来飲んでいたお薬が手放せたそうです。
毎日自然にお通じがあるそうで、とっても嬉しくて涙がにじんできました。
そのうえ、体重が2キロ増えて40キロになったそうで、お薬を手放してから胃腸が自力で吸収を始めたのだと知って、お嬢さんが驚かれています。
せっせとお母様のためにお料理を作ったり、糠漬けを運んだりしたことが実ってこの日を迎えられました。
本当に良かったと思っています。
これからはもっと体重が増えて、お母様にパワーがついて来るようなお食事を教えてあげたり、作ってあげられたりするといいですね。
中川式の鉄火味噌は知らず知らずのうちに体力をつけてくれますので、毎日少しずつ摂っておくと効果的です。

中川式鉄火味噌 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:子象さん)

 
 

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