ここ2,3日、立て続けに講座のご案内をしておりましたので大忙しでした。
ご案内した講座は次のとおりです。
・5月4日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(1回目)
・5月5日 玄米の炊き方秘伝(第88回愛クラス)
・5月24日 マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座
・5月29日 2015年度糠漬け講座(1回目)
・5月30日 2015年度糠漬け講座(2回目)
・5月31日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(2回目)
このうち「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」は、初めての講座なので若干ご説明が必要かと思います。
すでに何名かの方からお問い合わせのメールをいただいていますが、この講座は東京開催のみになります。
日程の関係上、京都や関西での開催予定はありませんので、ご足労でも東京までおいでくださいませ。
すでに関西からお申込みくださっている方もおられます。
当日は参加された方々からのご質問にマクロ美風がお答えしていく内容になりますが、お答えするときにマクロビオティックの陰陽を使って解説しますので、とても生きた陰陽のお勉強になります。
2013年、2014年と開催した「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」の実例版になりますので、数多くの実例に接することによって、よりマクロビオティックの実態や陰陽が理解できます。
過去に美風ゼミの時にも参加者の皆さんがおっしゃっていたのですが、「他の人の質問が自分にも当てはまって凄く勉強になった」という面があります。
特に孤独にマクロビオティックをしている人は、大抵の人が本やネットが頼りですので、根本的な間違いをしていても気づくことがありません。
マクロビオティックの教室に通っていても体調不良になる人がいるのですから、独りぽっちならなおのこと大きな勘違いをしていることも多いのです。
そのような人のために、たった1日で自分の勘違いに気づいていただく場を提供するのがこの講座の目的でもあります。
今現在特別に体調不良はないけれど、マクロビオティックの勉強がしたいから参加するという方もおられます。
私は本も出さないし、ブログでもある程度のところまでしか書きません。
それは本やブログを読んだ人が勝手に真似をして、そのために体調不良になることを恐れるからです。
でも、教室や今回の講座では、ブログに書いていない内緒の話もいっぱいします。
それは相手を見られるし、後々のフォローも出来るからです。
人はそれぞれ体調や体質、お仕事や暮らし方、性格や家族構成やお住まいの地域も異なります。
それらを忘れて一部の情報だけ取り込むことは、マクロビオティックからかけ離れたことになるため慎重にアドバイスをしています。
それは責任ある伝え方として当然だと思うからです。
よく、一度もお目にかかったことのない人からご質問のメールをいただきますが、ある程度のことまでは言えても肝心なその人にピッタリのところはお返事できません。
それほどその人の体調を重視するのがマクロビオティック(食養)だからです。
今も私のところに寄せられているメールには、陰性で体調不良になっている人が何人もおられます。
しかし、陰性と一口に言っても、内面に強い陽性を秘めた陰性の人と、もうぜ〜んぶ陰性という人ではまったく異なった扱いをしなければなりません。
その辺の微妙なところは、やはり望診しなければ判らないのです。
お医者さまは診察をしないとお薬を出しませんが、マクロビオティックのストイックな食べ方はそれと同じくらい慎重にしないと、大きく体調を崩すこともあるので要注意なのです。
その人の「今まで」と「これから」の両方を判断するために、やはり望診は欠かせません。
そのような背景があってのこの講座なのですが、ちょっと講座名が硬すぎたかなと思っています。
「生き方」を入れたところが硬すぎる印象を与えているかも知れません。
でもね、食べ方は生き方そのものなのです。
逆に言うと、生き方が食べ方に表れているとも言えます。
その辺のところを含めてのネーミングでした。
では、当日会場で活発なご質問をお待ちしております!
<参照記事>
マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」
この記事中の写真はオーバーですが、これに近い人は結構います。
勘違いをなくしましょう。陰陽バランスをとりましょう。
(加賀屋 京都店にて)